妻との会話で悶々としていました
パートを終え妻が帰宅しました

私は思い切ってあの話を
なあ～朝の話なんだけど　本当は　お前の想像通リなんだ

えっやっぱりそうなんだ
私も内心そうだと思ってたよ山口さん頻繁に来るんだもん
でもさ　なぜあの人なの？

アイツのデカいだんよ
私のその言葉に妻は
えっと顔をしながら　目がうつろに
どうだ一度　アイツと遊んでみないか？

妻はしばらくは無言でした
なあ～三人で遊ぶと思えば良いんだよ
これからは楽しまないと　歳とればさ
あ～すればよかった　こ～すればよかったと後悔しない為にさ

なあ～考えてくれないか俺は本気なんだ
今　返事しなければダメ？
いや　いいよ　明日でも明後日でも
その夜はそこまででしたが　私は興奮で寝付けませんでした。

山口とわかれ　さて　どう言って妻を承諾させるか
困ってしまいました
自分の気持ちが先走り　妻の気持ちを考えなかったのです

家に帰り妻をまともに見れませんでした
先に妻が
ねえ～最近　山口さんよく来るよね
そうか～
そうよ今月３回よ

私はとぼけて　お前に気があるんじゃないか
ええ～そうなら嬉しいけどね
おい　お前　山口　どう思う
いい人よね　気さくだし　あんまり気を使わなくていいし

ふ～ん　なあ　男としては　
まあ　中の上かな
ちょっと聞くけどさ　抱かれてもいいタイプかな
ええ～ちょっと何　言い出すのよ
冗談で聞いたんだよ　本気じゃないよ

もう　びっくりした
本当ね　あんた変な事　考えてるんじゃないかと思ったの
変な事？
うん　この前　何かで読んだんだけどね
奥さんを他の男性にね　目の前で　するんだって

お前　そんな事　考えてたのか
だって最近　山口さん　よく来るからさ～
内心　冷や汗でした　図星でしたから
話を続けたかったのですが　妻がパートへ行く時間でした。

酔いに任せ友人を我が家へ
連絡も入れずそのまま家のチャイムを
しばらくすると　ガチャリと鍵が
眠そうな妻が　お帰り～遅かったねと

私が　オイほらと言うと
えっお客さんなのと少し驚き顔をしながら
ええ～山口さん？
はい山口です　お久しぶりです　こんな遅くすみません

まあ～何年振りかしらね　さあ　どうぞと中へ
妻はパジャマなど着ずいつもジャージでした
化粧っ気のない素顔で　どことなく恥ずかしそうでした

しばらくは三人で昔話でしたが　妻は途中で退席し友人の寝床の用意を
その夜は楽しく飲み知らぬ間に　彼とごろ寝していました
朝食を三人で済ませ　彼を散歩がてら駅まで送って行きます
話ながら　俺んとこ　とんとご無沙汰なんだ
アレか？
ああ～倦怠期だな

お前さ～内の奴　女と見れないよな
そんな事ないさ　奥さんまだまだだよ
うそこけ～あんなババあ
嘘じゃないさ
じゃ抱けるか

お前さえいいなら　抱いてくれないか
ええ～お前　何　言ってるのか分かってるのか
ああ～分かって言ってるんだ
それにさ　お前のナニ　デカいだろ　それに比べ俺のは平均値以下だ

お前のナニで由美子をさ
まあ　しばらく頭冷やせ　それでも　その気なら奥さん承諾させろ
それなら俺はＯＫだ
そう言って駅で別れました