数年前の同窓会での話です。
隔年の同窓会をしていましたが、ほとんど顔出ししなかった女性が今回は珍しく来ていたのです。
久しぶりの再会に皆に挨拶を、そして僕の前に来た時でした。
この後どうしますか？二次会行くの。
いやまだ決めてないけど、そういうと彼女、よおしければ私に少し付き合ってと言われ、散会後彼女と喫茶店へ。
彼女の名はさえ子、結婚はなんと高校時代の恩師でした。
結婚の話を聞いた皆は驚きだったことを思い出します。
高校卒業後二十歳で３５歳の先生と結婚したのです。
あれから２５年、同窓生は５５歳にさえ子のご主人は６０歳還暦です。
さえ子の話は夫婦の事でした、詳しい話は自分で言えないので自宅へ来て欲しいと頼まれました。
さえ子の自宅は隣県で車で１時間くらいです。
休日僕はさえ子の自宅へ、見覚えのある男性に、思わず、先生と呼び掛けていました。
すっかり老人になられた恩師でした。
車だからと断りましたが覚めてから帰ればと言われお酒を飲んでしまいました。
かれこれ一時間が過ぎた頃でした、さえ子とご主人が真顔でまさかの言葉を僕に。
恩師が重い口を開きました。
お願いがあるんだ、さえ子を抱いてくれないか。
一瞬時が止まりました。
詳しい話は省きますが、自分が老人でまだまだ女盛りの妻を満足させられない、このままでは不憫だから君にお願い出来ないかでした。
どうして僕なんですかと聞くと、さえ子に選ばせたんだ、相手が君ならと言ったんだ。
さえ子、そうだねと聞くと、さえ子さんも小さな声で、ハイと答えました。
僕はさえ子さんならと思いながらも、ハイそうですかと言えず困惑してると恩師が、僕は出掛けるからと言って出て行ったのです。
するとさえ子さんが、これは私達で打ち合わせ通リなのと言いながら僕の横に。
そしてもうお風呂も沸いてますからと言うのです。
彼女にせかされ風呂へ入りました身体を洗ってると、なんと彼女が全裸でお背中流しますと言って入って来たのです。

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