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2020/09/16 19:11:46 (iaG1kHWB)
受験生がいるからと、俺が単身赴任をしていた時のことだ。
月に2階しか帰れなくて悶々としていたが、愛する妻を裏切ることはできないので、自分で処理をしていた。
しかし、最初に妻に不審を抱いたのは、中2の一人娘だった。
それは、妻の両手首にあった痣だった。
それが何だかわからなかったが、首筋にも痣があったそうだ。
その痣は、俺が帰ってくる頃には無かったから、一過性のものなのだ。
その話を何気に聞いたのは、娘が中2が終わった春休みだった。
色々考えていたが、首筋の痣ってキスマークではないかとか、両手首の痣は緊縛痕ではないかとか、疑い出した。

俺は、妻の潔白を証明するために興信所を訪ねた。
興信所からは、またとない家庭内不倫を誘導してみてはどうかと提案された。
それは、中3になってすぐにある娘の修学旅行で、俺も帰れず妻が一人きりになる状況を作れと言うのだ。
俺は、娘が修学旅行に行く前、休暇を取って家に戻り、ホテルを取って、娘が学校へ、妻が買い物へ出かけたすきを狙って、興信所から渡された小型カメラをリビングと寝室に仕掛けた。
結果、真っ黒だった・・・

3歳年下の40歳の妻は、55歳の昔の上司と不倫していた。
娘が中学に入った時、妻がパートタイムで昔の職場に戻って、今は他の部署に移って出世した元上司と再会し、不倫が始まったらしい。
画面には、夫婦の寝室で妻がかつての上司とセックスする痴態が映っていた。
不倫のセックスは、夫婦のセックスよりとてつもなく卑猥なセックスだった。
しかも50代のエロオヤジのドスケベなセックスは、変態的だった。
案の定、妻は手足を縛られて、屈辱のM字開脚で陰部露出を強いられていた。
陰部を猥褻な玩具で嬲られて、恥じらいに顔を赤らめていた。
そして、元上司の生の陰茎で膣奥深くまで汚辱され、本気で感じて喘いでいた。
妻の身体は淫虐に染め上げられ、
「今日は大丈夫な日だから・・・中に・・・」
「そうか、中に欲しいのか、そうか、そうか・・・」
何と元上司は妻の膣内に射精した。
妻は、不貞の禁忌精液の熱い快感に潮噴きで応え、ヨガり乱れた。

俺だけのものだと思っていた妻の乳房、太股、お尻、子宮・・・それが、他の男によって穢されていた。
敗北感・・・愛しさの分激しい怒りと嫉妬に見舞われた。

「この大バカ者!」
義父が妻にけりを一発、吹き飛んだ妻・・・
その後、俺に土下座した義父、震えて泣く義母・・・
その様子を見て、固まった娘。
裏切られた俺と同姓の義母の怒り、裏切った妻と同棲の母の悲しみ、娘の母親を見た蔑みの目は、おぞましかった。
このままでは母子関係は維持できず、暫く、妻は実家へ戻り、義母が娘と暮らした。

俺は、間男の妻の元上司の奥様に例の動画を見せた。
その時知ったが、元上司の長女は縁談が進行中で、元上司の家庭に激震が走った。
帰宅して、俺がいたから狼狽えた元上司は、テーブルの上のモバイルPCを見て全てを悟った。
妻のパート先にも報告、元上司は昔の部下に手を出したことで、懲戒会議で事情聴取された。
元上司は離婚、娘さんの縁談は破談にはならなかったが、元上司はかなり遠方の田舎に飛ばされて街から消えた。
退職金の前借で俺と奥さんに500万円ずつの慰謝料を支払った上、夫婦の財産は放棄させられた。

その後俺の娘は、俺が赴任先でプロジェクトチームを組んだので、数年は転勤しないことが分かったから、俺が暮らす街の高校を受験した。
それは、娘が母親との決別する意思表示を意味した。
俺も、まだ妻を愛していたが、あの映像を見てはとてもじゃないが再構築は不可能だった。
義父母も俺の両親も、離婚を受け入れた。

俺は、娘と俺の部屋が確保できるマンションに移り、娘の荷物の運搬と、離婚のために戻った。
娘は一緒に来なかった。
「あなた、ごめんなさい。言い訳はしません。あの子にも、ごめんなさいと伝えてください。母親失格・・・娘に合わせてとは、言わない・・・」
「俺とは他人だが、娘とは母子、娘次第だな・・・それから、お義父さんとお義母さんは、娘は孫ですから、会いたい時には連絡ください。」
「今回は、済まなかった・・・無念だ・・・」
「では、慰謝料も養育費も求めない代わりに、夫婦の財産放棄でいいな。離婚届は、俺が出しておく。じゃあな。お別れだ。」
「あなた・・・今までありがとう。さようなら・・・」
4年前、こうして妻が、元妻になった。

俺は、娘の高校卒業と同時に赴任先から元の家に戻っている。
娘は、元の家がある短大に通っている。
長年暮らしたこの家に、元妻がいない事が不思議な風景に映った。
俺が戻ったことを知ったとき、元義父母が訪ねてきた。
短大生になった孫を見て、目を細めていた。
そして、元妻はこの街を離れ、東京で暮らしていることを聞いた。
その話を聞いて、少し、元妻に残る愛情と未練が軽くなった。

今、戻った勤務先で知り合った女性と交際している。
年齢は5歳年下の42歳、整った顔立ちなのだが、仕事に熱中するあまり婚期を逃したそうだ。
「35歳くらいから、結婚は諦めたんです。」
と言う彼女は、半年前、初めて男女の関係になった時、恥かしそうに、
「私、大学時代の彼氏以来、20年ぶりなんです・・・」
と言うウブな42歳だった。
再婚するかどうかは今は分からない。
ただ、少なくても、彼女に対する愛情が、元妻へのそれを上回ってきたことは感じている。
それは、この家に残っている元妻の気配が薄れて来ている事だと気付いた。
「あなた・・・今までありがとう。さようなら・・・」
元妻の別れの言葉を思い出していた。
「戻ってきた時、お前の気配が残ってたな。もしかして、留守番してくれてたのかな。今までありがとう・・・」
そう言ったら、元妻の気配が消えて、元妻が過去の人になってゆく寂しさを感じた・・・
 
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14
投稿者:**** 2020/09/20 21:24:54(****)
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投稿者:**** 2020/09/20 21:23:18(****)
投稿削除済み
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投稿者:**** 2020/09/19 06:21:32(****)
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投稿者:**** 2020/09/17 23:26:22(****)
投稿削除済み
10
投稿者:(無名)
2020/09/17 20:18:22    (brerPKKw)
不倫現場で生活するのって気持ち悪くないですか?
愛してた人が違う男との現場って。
知らんけど
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投稿者:(無名)
2020/09/17 12:59:11    (HoPKRVhE)
秋は切ない系のエピソードが似合いそうですね。
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投稿者:アム
2020/09/17 11:32:34    (3.eh1Bo6)
ナンネットに出入りしてる時点であなたも下心アリアリじゃないの
7
2020/09/17 11:27:55    (RkmwdkNh)
スレ主さんは立派です
過不足無くすべき事を成し遂げられました
パート先の男と浮気されてウジウジ泣き寝入りした私とは大違いです
しかも未来もチャント築けてます
自分のすべき事がいま分かりました

6
投稿者:(無名)
2020/09/17 07:19:00    (EKh0jqRL)
お涙だ頂戴
妄想ストーリー

5
投稿者:**** 2020/09/16 23:32:02(****)
投稿削除済み
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