帰りのタクシーの中で改めてモニターしてみました。
まだ嫁は起きていました。　ただテレビを観ているだけの
嫁が映っているだけでした。　そうこうしていると家に着きました。
風呂に入りながら、ところで嫁はカメラの存在を忘れているのか？
実際、私は忘れていましたから。　その日から様子を伺いました。
嫁もカメラの事は忘れていると思われました。　共働きで私が戻る時間より
30分ほど前に嫁も帰宅する生活でしたから、その後もモニターを見る
タイミングと機会もありませんでした。　数ヶ月が経ち久しぶりの出張でした。
日程は、向こうで2泊。　出張当日は、相手方と食事をしました。
軽くお酒も飲んで宿泊先のホテルに戻りました。　シャワーを済ませ
ベットに腰を降ろし一息入れました。　カバンから携帯を取り出すと、
嫁からラインが来ていました。「お疲れ様。　少し早いけど、お休み～」的な
内容でした。　時間を見ると、22時頃でした。　まだ起きているだろうと思い
返事を送ろうとした時に、また忘れそうになっていたカメラの事を思い出しました。
直ぐにモニターしてみました。　嫁は起きていました。
ベットに座り缶ビールを飲みながら観察をしました。
何も変化の無い光景が映るだけでした。　それでも少しドキドキでした。
ただただ携帯に映る画面をみていました。　嫁が席を立ち部屋から出ると
タオル類、着替えを持って戻って来ました。　そしてまた画面から消えました。
私は、風呂に行ったのだと思い一旦モニターを切りました。
そして、その間に嫁に「お休み」の返事を送信しました。