今日はご主人様に会いませんでした。
けれど、友達からのメールが何通も届きます。
もう完全に私が露出狂のマゾ奴隷と知れ渡りました。

一番仲が良かった同性の友達からは直接電話があって、
絶交すると罵られました。
彼女は私が学生時代に密かに夫と付き合っていたことを親身になって
応援してくれました。
だから私が当時ご主人様にしつこく付きまとわれて悩んでいた時、
ご主人様をきっぱりと拒絶してくれたんです。
なのに今、夫を裏切りご主人様の奴隷になった私に怒るのは当たり前です。

男の子からも電話ありました。
「本当にＹなんかと付き合ってるの？」
ご主人様のことです。
否定出来ません。
話しているうちに相手も私を見下したような話し方に変わります。
ごめんなさい…私、大学の頃はカマトトぶってて…
本当は淫乱で露出狂のマゾなんです…
意外でした。
そう言葉にしてご主人様以外の人に伝えることで、
頭の中が真っ白になりました。

あそこを弄っていました…
大学時代の同級生の男の子と話しながら、
オナニーをしてしまったんです。

本当に私は淫乱な発情期の雌犬になってしまったんです。
恥知らずな女に…

文化祭以来届いた友達からのメールに全員返事を出しました。
ご主人様の命令でした。

彩香が露出に目覚めたこと、マゾなこと、そしてご主人様に私の方から
お願いして奴隷にしてもらったこと。

書いたんです。

「清純なお嬢様だったお前が露出狂の淫乱マゾだって知られちまったな。
根暗でキモオタの俺がお前のご主人様なんだから二度ビックリだ」
ご主人様は愉快そうに笑い、私を犯します。
ご近所にも友達にも変態女と知られてもうまともな生活は出来ないなぁ。

夫には絶対秘密にしてください。
ご主人様にお願いしてこの一言を加えましたが、後でご主人様から
この一言は弱味を握らせたことになると言われました。
「旦那には黙っててやるからやらせろと言って来るぜ。
そうなったら、素直に相手してやれよ」

お昼に出前を取りました。
裸にエプロンだけ…いつもその姿で応対させられます。
中華の出前の人は私と同年代だと思います。
初めの頃はオドオドしていたのに今は不躾な視線を浴びせます。
後ろを向くことを義務付けられているので、そうするまで帰らないんです。
背中、お尻…丸見えです。

「奥さん、露出狂なんでしょ？評判だよ…前も見てみたいね」
そんなこと言われたことありました。
「今日も友達と一緒ですか？お楽しみ…」
そう含み笑いをして立ち去るまで、私はドキドキしてしまうんです。

夫とのセックスもご主人様に筒抜けです。
昨夜もそうでした。
ベッドサイドに置いたケータイを通話中にしておくのです。
どんな体位かとかをその都度報告しろと言われていますが、
夫を前に不自然なことは言えません。
でも夫の囁きや睦声、恥ずかしい音も聞かれていると思うと
あたかもご主人様がすぐ近くに立っている錯覚に捉われます。
淫らになってしまうんです。

大輔様、昨日と一昨日はご主人様に呼び出されることもなく平穏な日でした。
でもご主人様がいなくても露出狂らしく振舞うことを命じられているので、
パンツ丸出しの超ミニとノーブラは続けなければなりません。
もし勝手にまともな服を着ているのを見つかれば厳しいお仕置きが待っているんです。

以前その命令を破ったときには近所の公園のトイレに全裸で置き去りにされました。
男子トイレの個室で両手を縛られ、股を開いた格好で固定され、鍵も掛けてくれません。
深夜のことでしたが、何人かの人がトイレを利用するんです。
壁一枚隔てて全裸で恥ずかしいところ丸出しの心細さはもう味わいたくありません。
もし私のいる個室の扉を開いたら…

昨日一昨日は平穏と言いましたが、ご主人様が一緒でない時はお店の人などが無遠慮に
いやらしい言葉を掛けてきます。
「いい乳してるね」「パンツ丸見え」…
どさくさにまぎれてタッチする人もいます。
それでもご主人様と一緒でいるよりは気が楽です。
従兄だとごまかしてもそんな嘘信じる人はいません。

ここ数日、友達からのメールが何通も届きます。
先日、大学の文化祭に行ったのです。
ご主人様と一緒に…
実は私も夫もご主人様も同じサークルにいました。
特に私とご主人様はＯＢとして初めての文化祭です。
後輩たちは私たちを歓迎してくれました。
でもご主人様に言われて着ていたコートを脱いだ瞬間から、後輩たちの目は
蔑みと好奇心の色に変わりました。
股下ゼロのタイトミニと透け透けのキャミソールです。

私は学生時代は本当におとなしく、恥ずかしがりでした。
友達も後輩もそれを知っているので露出狂の姿に唖然としていました。
しかも私が先輩と結婚したことも、学生時代ははっきり言ってご主人様を
嫌っていたことも、皆知っているので、私がご主人様につき従い恋人同士の
ように振舞うのも興味津々でした。

「彩香は俺を袖にして＊＊先輩と結婚したけど、本当は後悔してるんだ。」
「学生のときは清純ぶってたけど本当はひどい露出狂でさ…」
そんなことを親しい人に話しているんです。
私の服やご主人様がねちねちと身体を触ってきてもされるままの私の態度が
何よりもそれを物語ります。

ここのところ届くメールは、彩香を見損なったとか、＊＊さんが可哀想といった
内容や、是非僕ともデートしましょうといった内容ばかりなんです。