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2017/04/30 10:32:29 (uf0dnmS5)
小学校五年から、成績があまりに悪い俺を親は塾に無理やり通わせた。
その塾に、中学受験を目指す智恵という女子がいた。
中学受験目指すだけあって、成績は俺なんかより遥かに良く、俺はいつも馬鹿にされていた。
一年も馬鹿にされ続けていると、さすがにちょっと黙っていられなくなった俺。
この強気で生意気で、いつも人を見下したような態度の智恵を、ギャフンと言わせてやりたい、そう思った。
塾で出来た友達も、智恵のその態度にムカムカしている奴らが多かった。
その塾友連中にけしかけられ、俺は智恵に挑戦状を叩きつけた。
次のテストで勝負しろ。
智恵は智恵は俺が負けたら、夏休み中アイスご馳走しろと要求してきやがった。
じゃあ俺も何か要求出さなきゃ。
とっさに思ったのが智恵のシャツの膨らみ。
俺が出した要求は、そのおっぱい触らせろ、見せろと出した。
智恵を囲む女子連中は、変態とか馬鹿とか、俺を散々なじった。
俺の仲間は、今までそうゆう態度してきたんだから当然だとやり返す。
智恵からしたら、俺ごときに負けるわけないと思ったのだろう。
いいよ、触るなり見るなり好きにしていいからと、またも見下したような態度。
勝負は夏休み前の塾のテスト。
奇跡が起きた。
この辺が出そうかなってヤマが、かなり当たっていた。
それでも元が頭悪い俺、智恵に勝てる要素としては乏しい。
返ってきたテストの答案用紙を出す。
点数を合計してみる。
女子連中、俺の仲間連中が計算、なんと確か二点かそこら、俺が上回っていたのだ。
おっぱい見せろ触らせろと騒ぐ俺や仲間達。
智恵含む女子連中は、ほんとに見せる触らせると思うのか、この変態馬鹿と徹底抗戦。
ギャーギャーピーピー、結局うやむや。
俺もとっさに出た要求上、半分は本気にしてなかった。
夏休みに入った。
夏休み中は昼間塾だったその帰り。
智恵が帰ろうとしたとき、俺は智恵にささやいた。
約束果たせよな。
ギラッと俺を睨みつけた智恵。
うるさい、馬鹿。
そう言うと、スタスタと教室から出て行った。
少し大人しくなった智恵に、俺はそれだけで満足することに決めた。
でも智恵は違ったようだ。
プライドを傷つけられたままでいたくなかったのか。
次の塾の時、席につくと智恵からの紙切れが机の中に。
終わったら××公園に来て。あとこのことは他の人に言わないで、一人で来て。
 
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4
投稿者:(無名)
2017/05/16 16:04:34    (jEef3zdY)
ちょっとだけ切なさを感じました。
素敵な少年時代の思い出ですね。
3
投稿者:鈴木君
2017/04/30 11:45:39    (uf0dnmS5)
次の塾の日、智恵と顔合わせるのが嫌で嫌で仕方なかった。
サボろうかと思っていたら、家族旅行から帰ってきた塾の友達から誘われて、行かなきゃならないはめに。
智恵が約束果たしたことなど、当然言えない。
智恵があとから塾に来た。
女子連中と普通に話して笑っていたが、俺を見るなり眼光鋭く俺を見た。
絶対しゃべるなよ、と俺に目で訴えたと思った。
塾が終わり、帰ろうとしたら、また紙切れが入っていた。
智恵が休憩時間、俺が席を立ってる間に入れたと思われる。
好きにしていいって言ったのに、逃げた根性なし、バ~カ。
やっぱり俺は智恵に勝てない、そう思った。
女は強い、そう感じた。
そして智恵は、私立の中学受験に成功した。
ただ成績改善のための塾通いの俺は、家の近くの公立校。
智恵との接点はなくなった。
あれは中学二年、部活の大会の会場だった。
そこに智恵がいた。
根性なしの鈴木君じゃないですか~と、にやけた顔で近寄ってきた。
ジャージの胸のとこは、もう立派に膨らんでいた。
試合頑張ってね~と、肩をポンと叩いて走り去っていった。
挨拶すら返せない俺は、やっぱり智恵に勝てないな~と思った。
高校に進学した俺、偶然にも塾の智恵の仲間と同じ学校、クラスになった。
そいつから聞かされた。
智恵、絶対鈴木君好きだったと思うよ?
だからあんなに意地悪みたいな態度したんじゃない?
智恵は当時、そいつにこう話したそうだ。
約束守らなきゃダメかな?
そいつは守らなくていいと言ったそうだが、智恵は気まずい感じだったと言う。
その様子から智恵は、鈴木君ならと思っていたようだと言われた。
俺は約束は守られてないよと、嘘を言った。
当たり前じゃん、六年生だよ?とそいつは笑ったが、実際は守られていた。
智恵のプライドと言うか、根性と言うか、強いものをやはり感じた。
俺は、智恵が行った私立中学、エスカレーターで入った高校の学園祭に行った。
智恵に会うことが出来た。
智恵との会話で、彼氏が学校にいることがわかった。
それ以降智恵とは会ってない。
2
投稿者:鈴木君
2017/04/30 11:10:53    (uf0dnmS5)
俺の帰りと逆方向、面倒くさいな。
まさか智恵が約束果たすなどと思ってないから、行かないでいいやと思っていた。
帰ろうとしたとき、智恵が寄ってきて、待ってるからねとだけ言って、走っていった。
俺はそれを無視し、チャリで帰る途中、待ってると言ってたからな~と思い直し、引き返して××公園に向かう。
ちょうどお昼時間とあってか、誰もいない公園。
誰もいないと思ったら、智恵のチャリを発見した。
そこからちょっと離れた木陰のベンチに智恵は座っていた。
来たけどなんか用か?
俺に声かけられて、びっくりした様子の智恵。
でもすぐ毅然とした態度に直った。
約束、果たしてやるから、ちょっとついてきて。
公園の片隅にあったトイレ、その中の障害者用トイレ、辺りを見渡しながら、智恵はそこに入れと言った。
智恵は、あれは鈴木君と私の勝負、他の人にまで見せるわけにいかないからこうしてもらったと言った。
俺はまさか智恵が、約束果たすなど考えてないから、かなりびびった。
いい?絶対他の人に言わないって約束して。
智恵の鬼気迫る感に押され、俺はうんと答えた。
そして智恵は、着ていたシャツのボタンを、上から一つずつ外していく。
中の白い肌着が見える。
俺はその時、あれはとっさに出た要求だから、そんなことしなくていいと、智恵を止めようした。
そのくらいびひっていた。
智恵はまたギラッと俺を見た。
約束果たせって言ったのは誰よ。
止められないと思った。
智恵はシャツを脱ぐ。
赤ちゃんのおむつ替えの台を開き、シャツを置いた。
白いTシャツ肌着も一気に脱いだ。
綿の白いスポーツブラが膨らんでいた。
智恵はそれにも手をかけた。
俺のびびりは頂点になり、智恵にいいからもう止めろと、智恵の手を掴んだ。
智恵は、バッと掴まれた手を振り払い、スポーツブラも一気に脱いだ。
プルンとおっぱいがかすかに揺れて出た。
お椀を伏せたようなおっぱい二個、突き出ていた。
結構きつめのブラしてたのか、締め付けられた跡がくっきり、脇にあった。
だからそんなに膨らんでいたとは思わなかった。
ただ見ていた。
ほら、触るなりなんなり好きにしていいから。
智恵の眼光は鋭いものだった。
すっかりびひっていた俺は、尻尾を巻いて、逃げ出すしか出来なかった。
ダッシュでチャリまで戻り、猛スピードで逃げていた。
智恵を置き去りにして。

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