2012/02/19 15:19:09
(20w9ABX7)
「敏感な場所に触れそうで触れないこの感覚はもどかしいだろグヘヘ」とか思っていたけど、この時俺は既に主導権が俺から便璃に移り始めていたことに気が付いていなかった。
相変わらず、赤面で俺と会話を続ける便璃。そんな状況をしばらく楽しんでいる途中、突然便璃が身体を前にスライドさせてきた。
(えっ?あ、ええぇっ!)
つま先に、ゴツンと硬い部分(とはいっても、足の指がしなやかに曲がる程度の硬さ)がぶつかる。こ、これはまさか……!
(うおぉぉっきたああ!!)
大ブレイク。
他人の家で、他人の子とこんなことをしているこの状況に興奮した俺は、お礼の意味も込めて、足の指を使って便璃のアソコを入念にマッサージしてあげることにした。
「……」
途中までは普通に会話できていたが、段々とそれが困難になっていく便璃。ほどなくして彼女は、会話のキリが良くなったところで、再び読書を始めてしまった。前髪を手で梳いて目を隠して、鼻から「フーッ、フーッ」と息をしている。
俺好みの少女が俺の目の前で完全にオナっている。しかも、俺の足で。
俺の悪戯心が、次第に緊張に変わっていく。
「……」
便璃に釣られて、俺も黙る。正直なところ、この時の俺は嬉しさや興奮もあったけど、向こうの3人に変に思われないか一番心配していた。
とは言っても、これは一生に一度あるかないかの状況(その時はそう思っていた)だと考えた俺は、「便璃が本に集中し始めちゃったから寝る」風を装って、背もたれにしていたソファに頭を置いて、便璃に興味がなくなったフリをしつつ、マッサージを続行した。
やったことある人には分かると思うけど(やってたら変態だけど)、女の子のアソコって稼働領域が広いせいで、足の指をコネコネ動かし続けるのはすごくしんどい。ましてや俺はあの時身体を捻るような姿勢だったし、なおさら疲れるのも早かった。
いい感じにダレてきたせいで、なんだか便璃の股間のことがどうでもよくなってきて、気が付いたら俺は、ソファの上に頭を置いたまま眠ってしまっていた。
そのことに気が付いたのは、夕方兄貴に起こされた頃。すぐに便璃のことを思い出して慌てて足を引っ込めたけど、便璃はいつの間にか向こうのテーブルで兄貴達と一緒に楽しそうにお菓子食ってた。ほっとしたと同時に、惜しい事をしたという悔いが残った。
長々とすみませんでした。
もし続きを書く場合は、新スレ立てると思います。