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2015/09/21 08:39:36 (t2tZ07oJ)
今から10数年前、僕は中学校の教師をしていた。
本当は公立の教師になりたかったのだが、採用試験で失敗してしまい、やむを得ず私立の口を探した。
その内の1校が、受け入れてくれたのだが、そこは… 女子校だった。

小学校から短大まで続く、お嬢様学校。
大学時代から、自分にロリの傾向があることを自覚していた僕は、正直、少し不安だった。
折角就職しても、女子生徒と問題を起こして、あっという間に解雇になるのでは?
しかし、いくら周りが女子だらけでも、子供の頃から女にモテたことがない僕なら、そもそも相手にされないだろう。自分さえ劣情に負けて、手を出したりしなければ、大丈夫だろう、と思っていた。

ところが…
女子校というところは、僕の想像を越えた特殊な世界だった。
何しろ、若い男がいない。すると自然と、恋愛したい盛りの女子の視線は、比較的年齢の近い、新卒の男子教諭に向かう。
よほどの醜男か、キモデブでもない限り、噂の的になり、気に入られると、授業中に熱い眼で見つめられたり、手紙をもらったりする。

要するに、誘惑が盛りだくさんなのだ。

この年齢の少女に興味がない男にとってはどうということない事でも、僕のような者にとっては試練の毎日だった。

新卒の僕は、担任を持たせてもらえず、1学年の副担任という立場で、1年の各クラスの国語の授業と、学年行事の際のサポートが主な仕事だった。

僕が受け持ったクラスのひとつに、彼女はいた。
初めて見た瞬間僕は
『これは…反則だろぉ…』
と心のなかで呟いた。

栗色の、綺麗にカールした髪、大きな眼、小さな、形のよい唇…
プリキュアにでも出てきそうな、絵に描いたような美少女だった。

しかし、いかに可愛い子でも、僕ほただの教科担任。こちらから接触しない限り、彼女との間に何かが起こるはずもなかった。

ところが…

少女の名は里桜。《りお》と読む。
りおは、大変な読書家で、図書館の常連だった。
それも、ジュニア小説などではなく、大人が読むような物を読みたがった。
すると当然、本の中に知らない言葉や言い回しが出てくる。
そういう所にぶつかると、彼女はその本を持って職員室の僕のところに質問に来た。
それも、週に何回も。

中学に来てほどなく、彼女は職員室でも常連になった。

彼女は僕の机に来ると、開いている椅子を借りて、僕の横に座った。
あのふわふわの髪、細い肩、きれいに膨らみ始めた胸…
それらを間近で見せられる度、僕はクラクラした。
また、初夏の頃など、彼女が何かの拍子に首を振ると、髪からいっせいに、少女の甘い香りが匂い立ち、僕を襲った。
たまに周りに他の教師がいない時などは、質問が終わった後、彼女は自分の家族やペット、読書以外の趣味の話などしてくれた。
僕も自分のことを、問われるままに話した。

そんな風に僕たちは、次第に打ち解けて行き…

僕は、りおに恋をした。

初めの頃は、まさかと思った。
そんな想いは、表に出る前に打ち消してしまわなくては、とも思った。
しかし、どうにもならなかった。

軽い恋患いのようになり、彼女のクラスの授業や、放課後彼女が職員室に来る日を心待にするようになり、
彼女が来ない日は、妙に苛立ち、落ち込んだ。

でも、いくら教師の僕が、そんな想いを抱いたところで、告白などできる訳もなく、同じような日々が淡々と過ぎて行った。

そのまま、りおが卒業する日まで、そんな平穏で変わり映えのしない日々が続くはずだった。
あの日のことがなければ。

秋口、僕らの学年には、高原学校という行事があった。
山奥の、学園所有の山荘に一泊し、キャンプファイアなどを体験する、というものだ。
僕は副担任ということで引率に加わった。勿論、りおも参加した。

初日は湖でボート遊び、夜はキャンプファイアとフォークダンスなど。
りおも友達たちと元気にはしゃぎ回り、楽しそうに見えた。

山荘では、生徒は大部屋に布団を敷いて寝ることになっていたが、教師には各自個室が与えられた。
僕の部屋の隣に空き部屋が一つ。
そこは、夜熱を出したり、咳が出たりする生徒がいた場合、他の生徒と離して休ませるための部屋だった。

就寝時間前、教師たちが食堂でミーティングをしていると、青い顔をしたりおが友達に付き添われて、食堂に降りてきた。
熱が出たらしい。

担任の教師の話では、彼女は生まれつき身体が弱く、昼間はしゃぎ過ぎたり激しい運動をすると、夜具合が悪くなることがあるのだそうだ。

ほとんどの場合、一晩寝れば良くなる、という話だったので、とりあえず個室に寝かせて様子を見るということになった。

りおを部屋につれて行き、薬を飲ませて寝かせると、教師たちも解散となり、それぞれの部屋に戻って行った。

…夜中。
僕は、壁一枚向こうで眠っているりおのことが気になり、眠れなかった。
僕の場合、彼女への恋愛感情とその身体に対する性的関心は、同時に盛り上がって行ったのだと思う。
夢の中に、何度となく裸の彼女が現れ、ベッドで抱き合った。
朝、一人の部屋で目覚め、横に彼女がいない現実に引き戻され、落ち込んだことも数知れない。

…もし今夜、彼女の部屋に忍んで行ったらどうなるだろうか?
…いや、そんなことは許されない。第一、誰かに見られたら、何と言い訳する?
…しかし今、彼女はどうしてる?独りぼっちで淋しがってるんじゃないか?ならば僕が…
…バカな!もう1時だ。眠っているに決まっている。もし忍んで行って、目を覚まされたら…
…でも、熱を出してぐったりしてた。近くまで行っても起きないかも…

そんな下劣な堂々巡りを1時間近くも続けている内に、僕は堪えられなくなり、ふらふらと立ち上がって部屋を出た。
彼女の部屋の前に立ち、ドアノブに触れる。
もし彼女が、内側から鍵を掛けてくれていたら、僕は諦めて部屋に戻ることができただろう。
しかしそれは、呆気ないほど簡単に開いた。

部屋に入ると…
そこには、むせかえるほどの少女の匂い、いや、りおの匂いが立ち込めていた。
部屋が狭い上に、熱で大量に汗をかいたせいもあったのだろう。
今思えば、僕はその香りを嗅いだ時から、完全に理性を失っていたのだと思う。

りおは…
部屋の奥の布団の上で、横向きになり、お尻をこちらに向けて、眠っていた。
夏物の薄い肌掛けを掛けていたが、寝返りを打った時にでもめくれたのか、お尻と太ももあたりまでが、肌掛けから出ていた。

僕はほぼ無意識に彼女の布団の横に座り、汗をかいた首筋にまとわりつく細い巻き毛と、柔らかそうなお尻を凝視した。

女の子の身体というのは、本当に不思議なつくりをしている。
今彼女は、僕に背を向けて、身体の大切な部分… 唇、胸、おへそ、陰部を、僕から守り遠ざけるような姿勢をしている。
なのに、最も大切な部分…膣穴の入口だけは、こちらに向けて突き出している尻たぶの谷間、すぐにでも手が届く所にあるのだ。
勿論そこも性感帯だ。

右手の指が、勝手にりおのお尻に伸びる…

 
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33
投稿者:よばい屋   yobaiya
2015/10/22 12:50:30    (GSky8rsE)
次の休みの日、僕はわずかな荷物とともに、社長宅、つまりはりおの家に引っ越しをした。

考えてみれば、僕とりおのデートの場所は、ずっと僕の部屋だった。
そこで僕たちは何度も、身体を重ねあったのだ。
さすがにそこまではっきりとは、社長に告げてないが、世慣れした彼のこと、僕たちがそういう付き合いをしていたことは察していただろう。

付き合いを認めるからには、いまさらそれを止める訳にもいかない。ならば責めて、自分のテリトリーの中でやってほしい。そう考えたのだろう。
僕にとっても、多少の息苦しさはあるかもしれないが、何しろ好きな彼女と一つ屋根の下で暮らせるのだ。異論があろう筈もなかった。

引っ越しの夜、社長の奥さんが、豪勢な手料理でもてなしてくれた。
社長も上機嫌。酒を進められたので、少しだけ付き合った。
でも僕にはそのあと、重要な予定があったので、何とか深酒しない程度に断り、自分の部屋に戻った。

…夜中。社長夫妻が寝静まった頃、りおがバジャマ姿で、枕を抱えて来てくれた。
彼女が部屋に入るなり、僕は彼女をきつく抱き締め、何度もキスをした。
りおの身体に触れるのは、実に半年ぶりだった…。

りおは、持ってきた枕を僕のベッドに据えると、横になった。
お互いの顔を見て話すのも半年ぶりだったので、話したいこともたくさんあったのだが、それよりまずは…

パジャマの前を開けて、肌着を捲り上げると、半年見ない間に一回り大きくなったおっぱいが現れた。
りおが心配そうに
「先生、このおっぱい、好き?」
と聞いてきたので、答えの代わりに彼女の手を取って、ムスコへと導いた。
「固い…」
彼女はホッとしたように微笑んだ。

そっと先端を口に含んで見る。3年前とは違い、もうすっかり『乳首』の形になったそれを、唇でくわえて、舌先で転がすと
「ひあっ!? んっ… あっあっ…」
最初驚いた声をあげたが、すぐに可愛い声であえぎ始めた。
当然だが、彼女にとってもそこを嘗められるのは、半年ぶりのことだったのだ。

僕はもう抑えが効かなくなり、乳首から乳房、脇腹へと夢中で嘗めた。
ところが、いよいよ僕の唇が、りおのそこへ近づいて行くと、
「あ、先生待って!」
と言って身体を起こした。

すると彼女はなんと、僕のパジャマとトランクスを脱がしにかかった。
『もう挿れてほしいのかな?』
僕が彼女のするがままに任せていると、彼女はトランクスから飛び出したムスコの根本を握り、しばらくそれを睨んでいたが、やがて意を決したようにそれを
『パクっ』
と口に含んだ。
「り、りおちゃん!どこでそんなこと… だ、だめだよ、君はそんなことしちゃ…」
僕のイメージでは、りおは自分からフェラチオをするような子ではないはずだった。
しかし、ムスコの先端を柔らかくて暖かな物体が這いまわる強烈な快感に、僕はとても彼女を制止できる状態ではなくなった。
それどころか、ムスコは更に奮い立ち、早くも射精の準備を始めている。
『こ、このままじゃ、りおの口の中に出してしまう。それだけは…』

ふと横を見ると、りおの可愛いお尻がある。まだパジャマのズボンを履いたままだった。
僕は無意識にズボンとショーツを一緒に下ろした。
「あ、先生、だめぇ…」
僕は構わず、彼女のショーツとアソコの間に頭を突っ込み、そこを嘗め始めた。
僕たちは、シックスナインと呼ばれる体制になって、ひたすらお互いを貪り合った。

『どっちが先にイクかな?』
嘗めながらぼんやり考えていたが、やはり僕にとって、りおの柔らかい舌でなぶられながら、女子高生に鳴っても全く清楚さを失わないりおのそこを嘗めるのは刺激が強すぎで、あっという間に登り詰め、彼女の口の中に大量に発射してしまった。

あまりの快感に目の前が白くなり、そのため彼女がそのあと口の中の精液をどうしたか、よく覚えていない。


ベッドに大の字になり、肩で息をしている僕の横に、りおは横たわり
「気持ちよかった?」
と聞いてきた。僕が
「こら!清純な女子高生が、こんなことしちゃダメですよ。」
とわざと教師風に言うと
「は~い、わたし全然清純じゃありませ~ん」
と返したので、二人で顔を見合わせて笑ってしまった。

休憩時間。僕は彼女を抱きよせ、背中越しにお尻に手を伸ばし、たぶを開いて膣穴の辺りを弄った。
クチュクチュ
という淫靡な音が響き、
「あっ… あんっ…」
と、りおが切なそうな声を出す。
そういえば彼女はまだイッてないのだった。

たちまちムスコが復活したので、挿入の体制になる。
正常位で、久しぶりの膣内の暖かさを味わいながら、ゆっくりと挿れて行く。
僕が動き出すと、りおは背中に手をまわしてしがみつき、腰を前後させて僕の動きに合わせてくれる。
僕が、一度射精した余裕で緩やかに、淡々と動き続ける。
するとやがてりおが
「あ… せ、先生… なんか変… なんか… 今までと違う… あっ…」
と、少し戸惑ったような声をあげ始めた。
僕が少しピッチを上げると
「あ… なんか来る… なに?… あっ!あっ! んーっ!」
と叫んで両脚をピンと突っ張った。
それに促されるように僕も、夢中で何度も腰を打ち付けたあと、りおの膣内に、2回目とは思えないほど大量に発射した。

あまりの快感に、僕は彼女の身体の上から、しばらく動けなかった。

りおが僕のアパートに来てくれていた頃、僕たちは何度も交わり、彼女はそのたびにエクスタシーを迎えた。
でも思えば、クンニなどではなく挿入によって迎えたのは、この時が初めてだった。
女の子にとって、そこを嘗めたり触られたりでイカされるのと、挿入によるのとでは、『しあわせ感』がまるで別物なんだ、と、後で彼女に教わった。

ようやく僕が上からどくと、彼女は深いため息をついたあと
「…今ので、受精しちゃったかも…」
と呟いた。
「…今日、危ない日だったの?」
「ん~… ビッタリって訳じゃないけど… でももう一緒に住むんだから、そうなってもいいよね?」
僕はなんと返事していいか分からず、曖昧に微笑んだ。

その時僕は、何となくこの家に婿入りしたような錯覚に襲われた。
しかしそれは、決して不愉快な感覚ではなかった。


結局その日、りおは受精しなかったので、その後も学園に通い続け、短大まで卒業した。
そのタイミングで僕たちは入籍し、僕は本当にりおの家の婿になった。

今ではすっかり『婿殿』として定着し、毎日社長夫妻と、りおの4人で食卓を囲み、旅行に行ったりもする。
最初あれほど交際に反対していた社長も、今では折に触れて
「跡取りはまだか?」
と、孫の催促をする始末だ。

教師になる、というのは、僕の子供の頃からの夢だった。
それなりに努力して夢を叶えたのだったが、一人の少女との愛を守るため、僕はそれをかなぐり捨ててしまった。
思えば子供の頃思い描いたのとは、ずいぶん違う人生を歩んでいるのだが、これはこれで悪くはないのではないかと、今はそう思っている。

32
投稿者:(無名)
2015/10/21 14:11:51    (uOVjZfuU)
かなぁ・・・ここに書いている時点で何か悲劇があるそうな気がするのですが
31
投稿者:(無名)
2015/10/20 09:24:59    (lJchDAIs)
そう来ましたか・・・。
目が離せません。
着地点まであとわずかのようですが、ハッピーエンドを迎えられそうですね。
次回も楽しみにしています。
30
投稿者:よばい屋   yobaiya
2015/10/18 18:54:37    (5BhcClbY)
終わったあと、僕はりおからムスコを抜き取り、ティッシュで彼女のそこを拭いてあげたあと、隣に寝そべった。

りおはすぐに僕の胸に顔を埋め、手を背中に回した。
泣いてはいないようだが、かなり長い間、肩を震わせていた。
僕は彼女の背中をそっと撫でてあげることしかできなかった。

やがて彼女は、眼を真っ赤にしたまま顔を上げた。

「ねぇ先生?」
「ん?」
「先生は、自分が先に、あたしのこと好きになったと思ってるでしょう?」
「…違うのか?」
「違うよ。あたしの方が先だもん」

これには相当驚かされた。
「……いつから?」
「1学期、初めて先生の授業を受けて、優しそうな人だなぁって… だから、思い切って職員室に質問に行ったの」

りおの言うことが本当なら、僕はこの13歳の少女に『落とされた』ということになるのだろうか?

しかしもう、そんなことはどうでも良かった。
僕はこの天使と両想いになり、ついに今日結ばれた。
もうこれ以上望むものなどない。
その時そう思った。


その後、りおは毎週のように、僕の部屋に来てくれた。
両親には、僕の町の図書館に行くと偽り、 部屋の掃除や洗濯、時には夕食を作ってくれたりした。
そのようにして僕たちの2年半が過ぎた。

りおが3年生になり、卒業の時期が近づいて来た頃。
僕は、彼女が高校生になっても、このままの関係が続くと、単純に信じていた。
だがりおの方は、その時が近づくにつれ、どんどん不安定になって行った。

ささいな事で泣いたり、逆に妙にはしゃいだり、塞ぎこんだり…

ある日僕は思い余って、彼女を問い詰めた。
「だって…あたしが高校生になったら、先生とお別れになっちゃう…」
「なんでそんな風に思うの?たしかに学校では会えなくなるけど、メールだってあるし、いつでも僕の部屋で会えるじゃない?」
「でも…あたしのおっぱい、こんなに大きくなっちゃって… もう先生の好きなのじゃないし…」

僕は絶句した。
この2年半、彼女は口にこそ出さなかったが、ずっと、自分が成長してロリータでなくなることを恐れていたのだった。

りおが僕の部屋に来るたび、僕は彼女を抱いた。
確かに、初めての時以来、あの自分でも驚くほどの激しい勃起はすっかり影を潜め、回を重ねることに穏やかになって行った。
彼女もそれを感じていたのだろう。

でもだからといって、僕が彼女の身体に興味がなくなったなどということは全くなく、むしろりおの身体が少しずつ女性としての魅力を増して行くのを、自分が育てているような気分で楽しんでいたのだ。

僕は言葉を尽くして彼女に、そんなことはありえない。今もこれからも、りおも、りおの身体も大好きだ、と言って説得したが、彼女は首を横に振って泣くばかり。

僕はまた、真心を行動で示す必要に迫られた。

「ねぇりおちゃん、君か僕の部屋に来てくれるとき、お家の人には図書館って言ってるんだよね?」
「…うん…」
「つらくない?」
「…そりゃ、少しは罪悪感っていうか… でも、悪いことしてないもん。

「けど、嘘は嘘だよね。…嘘、つかなくていいようにしよう。」
「……どういうこと?」
「君のご両親にあいさつに行く。そして、交際を認めてもらうんだ。」

りおの顔が一瞬だけ輝いた。
しかしすぐにまた眼を伏せて
「ありがとう。うれしい… でもそれはダメ。」
「なんで?」
「うちのお父さん、凄く厳しくて、怖いの。先生が挨拶になんか来たら、きっと殺されちゃう…」

僕は正直、ビビった。
りおの父親は、市内ではそこそこの規模の、不動産会社の社長だった。
そういう業界で長年やって来た人なら、確かに気弱で温厚、ということはないだろう。
だからといって、いくらなんでも初対面の相手に暴力をふるったりするだろうか?

僕が、絶対に大丈夫だから、とにかく会わせてほしいと言うと、彼女は渋々だが、「お父さんに話してみる」と言った。

数日後、僕は彼女の父親の事務所に呼ばれた。
僕が挨拶をするなり、父親は
「どういうつもりなんだ?教師の癖にこんな子供に… 恥ずかしくないのか?」
と、激しく怒鳴り付けてきた。
僕は土下座をして、謝るしかなかった。
彼は椅子から立ち上がり、僕に迫ってきたが、同席していたりおが
「お父さん…」
と、怖い顔をすると、拳をワナワナと握りしめ、椅子に座り直した。
どうやら強面の彼も、娘にだけは弱いようだった。

「帰れ!娘には二度と会うな!それだけだ」
「帰りません。お嬢さんとの交際を認めてください!」
それからはずっと押し問答だった。
僕も腹を据えて、粘りに粘った。

3時間ほど過ぎた頃だった。
父親が
「お前が娘に惚れているというのが本気なら、教師を辞めて来られるか?」
と聞いてきた。僕は
「それで認めていただけるのなら…」
と答えた。
「辞めて、俺の会社へ来い。ウチは厳しいぞ!ウチで半年持ったら、認めてやる。その間娘と会うことは許さん。どうだ?」

りおと半年も会えないことは、身を切られるような辛さだったが、これがこの社長の最大限の譲歩だと分かったし、これを断ったところで、二人の未来に明るい展開はないことは明らかだった。
僕は
「わかりました」
と答えた…

その年の年度末で僕は学園を退職し、りおの父親の会社に入った。
それから半年、僕は寝食も忘れてがむしゃらに働いた。
りおに会うことはできなかったが、彼女は毎晩電話をくれて、僕を励ましてくれた。

慣れない不動産の営業は、戸惑うことも多かったが、意外なことに顧客と話す、相手の考えを読み取る、といった作業は国語教師のキャリアが役に立ったし、顧客の中には政治・経済や歴史、文学の話を好む人が結構いて、そういう話に付き合うのは僕の得意分野だった。

おかげで、いくつかの大きな契約をまとめることができたし、次第にこの仕事が面白くなってきた。

始め僕のことを白い目で見ていた先輩社員も、僕が真面目に打ち込む姿を見て、徐々に打ち解けてくれた。

そして半年後…
僕は社長室に呼ばれた。
社長は、思い切り苦虫を噛み潰したような顔で、僕を待っていた。
「…頑張ってるようだな?」
「はい。お陰さまで、続いてます」
「うん、約束だから娘との交際は許そう。ただし、条件というか、頼みがある」
「…何でしょうか?」
「付き合うなら、せめて俺の目が届く範囲でやってくれないか?」

彼の目の届く範囲というのがどういうことか、よく分からなかったが、少なくともりおと会えるようになることは間違いないようだったので、僕は
「わかりました」
と答えた。

翌日出勤するとすぐに、事務の女性から
「引っ越しはいつにしますか?」
と訪ねられた。
「なんのこと?」
「え?あの… アパートを引き上げて、社長のご自宅に移られるって…」
僕は度胆を抜かれた。

29
投稿者:(無名)
2015/10/15 20:58:29    (xYtlm.Ps)
見事な文章です。
気長に待っていますので、お手すきになった折にでもご投稿下さい。
28
投稿者:(無名)
2015/10/15 19:11:28    (U80nH57m)
待ってまーす
27
投稿者:よばい屋   yobaiya
2015/10/15 12:47:00    (M7pvWMI9)
長文にお付き合いくださりありがとうございます。
あと少し、その後のりおとの事など書きたいのですが、仕事が忙しくなってしまい中断しています。
週明けに投稿しますので良かったらお付き合いください。
26
投稿者:(無名)
2015/10/09 21:17:09    (s9YrmSb0)
引き込まれます。
里桜ちゃんとは一線を越えることに集約されていますが、
そこに至るまでのキスなんかはなかったんですか??
25
投稿者:(無名)
2015/10/09 18:57:59    (cwp.DOVW)
描写が映像を見ているように感じられます。
24
投稿者:よばい屋   yobaiya
2015/10/09 06:11:26    (yHkN8oTw)
りおの機嫌が直ったようなので、僕は安心して、ブラのホックを外そうとした。すると
「あ!いやっ! 」
彼女が手で胸を隠すようなしぐさをした。
「なんで?」
「だって… 小さすぎて、恥ずかしい… 」
僕はとっさに再び、小さい方が好き、と言いそうになったが、なんとか止めて
「でも、外さないと嘗められないよ」
と、彼女の眼を見て真顔で言った。
「な、嘗めなくていいの!もう!先生嘗めてばっか…」
彼女はそう言って怒ったが、それは怒ると言うより拗ねる、といった言い方だったので、僕は笑いながら、不器用な手つきでホックを外した。
彼女も
「やーっ…」
と言いながらも、抵抗はしなかった。

二つの膨らみを隠していた布を、たくしあげると、そこには…

透き通るような白い肌。
仰向けになっているのに、一切崩れず、きれいな低い円錐形を作っていた。
先端は、ピンクと肌色の中間色、乳輪はほとんどない。
乳首は、緊張のためか、少し勃起を始めていたが、乳房同様、とても柔らかそうに見えた。

僕はその美しさに圧倒され、我を忘れて凝視してしまった。
「あんまり見ないで… 恥ずかしいよぉ…」
りおは真っ赤になっていた。

膨らみ始めの先端は、肌着で擦られても痛い、と聞いていた。
おそらく、男の指で乱暴にこね回されたりしたら、悲鳴をあげるくらいなのだろう。
僕は舌を出し、中頃の柔らかい所が触れるように、そっと乳首に着地させた。
そして、嘗め転がすのではなく、揺らすようにして少しずつ乳首を愛撫した。
「んっ!」
「痛かった?」
僕が聞くと、彼女は赤い顔のまま、軽く首を横に振った。
気持ちよかったみたいだった。

僕は安心して愛撫を続けた。
最初はプリンほどの柔らかさだった乳首は、次第に弾力を増し、唇の間にくわえられるほどとなり、《乳首》の形になって行った。
彼女はかわいくあえぎながら、時々ビクッビクッと跳ねるように反応した。

りおは僕のことを、『嘗めてばっか』と言ったが、このどこまでも華奢な、幼い身体を喜ばせるには、不器用な男の指などより、柔らかい舌の方が適している気がしていた。

胸を堪能したあとは、当然あそこを…と思っていたのだが、その時僕は自分の身体の異変に気づいた。

『固い… それに熱い… なんだこれは?』

好きな女の子の胸を愛撫しているのだから、勃起するのは当然だが、僕のそこは、まるで自分の物ではないかのように、それまで経験したことがない状態になっていた。

今思えば、その時まで自分がMAXだと思っていた状態より、さらに上があっただけのことなのだか。

『僕のがこんなになるなんて…知らなかった』
そう認識した途端、強烈な性欲が襲ってきた。
そして、一刻も早く、りおの膣内に入りたくて堪らなくなった。

僕は彼女のスカートをたくしあげ、ショーツに触れた。
毎日見慣れた、学園の生徒がみんな履いている、プリーツスカート。
まさかその中に手を入れる日が来るなんて、思ってもいなかった。

りおのそこは、胸への愛撫ですっかり濡れそぼち、柔らかな肉は、もういつでも僕を受け入れてくれそうに感じられた。

「りおちゃん… 入れてもいい?」
僕が聞くと、りおは意外なほどはっきりと、強く頷いてくれた。

僕は逸る気持ちを押さえつけながら、ズボンとトランクスを脱ぎ捨て、彼女のスカートも脱がせると、ショーツの縁に指を掛けた。
りおは軽くお尻を浮かせて、協力してくれた。

彼女の股間に身体を入れ、ムスコの先端を膣の入り口に当てた。
すると、ほとんど押し込まない内に、まるで取り込まれるように、りおの襞の中にぬるっと亀頭が埋まった。
「ぐっ…」
途端に、りおの綺麗な顔が苦痛で歪んだ。
「痛い?」
と聞くと、りおは激しく首を横に振った。
しかし、更に少し押し込んでみると、声は圧し殺していたが、苦痛のためのけ反り、僕に白い喉を見せた。

思えば高原学校の夜、指1本入れようとしただけで、彼女は悲鳴をあげたのだ。
なのにいきなり、指より太いムスコを受け入れさせるのは…

「りおちゃん、もう止めよう。やっぱり君の身体は小さすぎて、まだ…」
するとりおが
「やめちゃだめ!」
と叫んだ。
僕が呆気に取られていると、
「今日は絶対先生とひとつになるって決めてきたんだから!お願い、やめないで!」

僕は彼女の、悲しいほど健気な決意に胸が熱くなった。
そして、欲情に囚われて自分のことしか考えていなかった、自分を恥じた。

「…じゃあ、ゆっくり行くからね。我慢できなくなったら、言うんだよ。」
りおは強く頷いた。

腰を前後させて打ち付けるような動作をすると、更に痛むようなので、僕は先端を狭い所に埋めたまま、身体を揺するようにして少しずつ進めた。
りおにとっても辛い時間だったろうが、僕にとっては、彼女の苦悶の表情を見る辛さと焦りで、かなりしんどい状況だった。

随分と長く感じたが、それは唐突に終わりがやってきた。
ふいに、ムスコを阻む壁が無くなったようになり、あとはスルっと、先端が奥に当たるまで入って行った。
「りお、全部入ったよ!」
「ほんと?うれしい…」
りおは涙声だった。

ここから、ピストン運動をして、更にムスコに刺激を与えて射精をさせるのだが、そうすることで彼女を更に苦しめることは避けたかった。
かといって、このまま射精せずに抜き取ってしまっても、りおは納得しないだろう。
最後までちゃんとしてほしいと言うに決まっている。

いつもなかなか僕の思い通りになってくれないムスコだったが、この時僕は真剣に、
『出すんだ!もう動かないぞ。そのままそこで射精してしまえ!』
と命じた。

すると、それに答えるように、彼女の膣内で2、3回大きく跳ねたあと、それは大量の精液を吐き出した。

生涯最高の、めくるめく快感が僕を襲った。

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