「私は教師をしているマゾの変態女です。
全裸オナニーしています。
見つけてください。
オチンポください。
オマンコもアナルも犯してください。
」

個室の壁に書いたことです。

あぁ…本心です。
公衆トイレのオナニーでも冷静な自分がいます。

限界効用逓減の法則という言葉を思います。

オマンコ弄っています。
クリトリスと乳首にも糸を結びました。
縄を咥えています。
自分を縛るつもりです。

T先生が好き！
私、間違っていました。
レイプのトラウマなんかじゃありません。
先生みたいな人が理想の男性だったんです。
今まで私の周りの人はみんな優しすぎたからそれに気がつかなかった。
高３の時の土木作業員…その人が私の全て…そしてＴ先生が重なります。

「解剖してやろうか？」（解剖してください。）
「女は男を喜ばすために存在する。」（恵理子も男性を喜ばせます。）
「どんな女もドＭに決まってる。」（恵理子は救いようのないマゾです。）
「おい、犬っころ！」（ハイ、わん、わん…）

もうためらいません。

先週はＴ先生と性交してもおかしくなかった。
昨日もお酒に誘われました。
誘われたと言うより命令そのものでした。
「おい、犬っころ、今日は飲みに行くからな。」
私の都合などおかまいなしです。
それでもいそいそとＴ先生について行く私です。

男女の仲とてつ様は仰いました。
傍目にはもう充分にそう見えたと思います。
居酒屋の席でキスをしました。
舌を絡め、唾液を交換するような熱いキスです。
お店の奥の柱の陰の席でしたが、人に見られる恐れは
充分にあります。
「学校で生徒に見られるのと、ここで知らない奴に見られるのと
どちらがいい？」
そう先生に言われて抗うことも出来ません。

セーターを脱ぎ、薄着になりました。
Ｔ先生がベタベタと身体中を触ります。
「いい女だな。先生にしておくのがもったいないよ。」
そんな言葉にも嬉しくなります。

あぁ…でも私は意気地なしです。
年の差、相手はバツイチ…厚顔無恥な教師。
脂ぎったオヤジ…
そんなＴ先生と男女の仲になるのを躊躇しているんです。
世間体も気になります。