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あの場所へ

投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
削除依頼
2015/05/06 13:47:11 (7hUGRbPH)
久しぶりに帰省してきました。
帰る前から、気持ちはすっかりあの場所に向いています。
いまや帰省するたびにどうしても行きたくなってしまうあの山の渓流・・・
そして、いろいろな記憶がつまった野天風呂・・・
ふだんは東京で生活しながらも、過去の体験はいつも私の心にありました。

長くなりますので、続きは中に入れます。
 
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9
投稿者:たしろ
2015/05/06 21:54:18    (hy8ghTma)
十分ご存じでしょうけど、初回投稿時からの
ファンです(^-^)
いつもながらの用意周到さに感心させられます。

恭子さんの投稿はいつもながら情景が浮かぶ
ほど詳細な表現に満ち溢れていて、他の投稿
者の方とは一味も二味も違うんですよね。

ナンネプロフに書いてあったように、
無断転載されることがあるんですね。

もちろん許されることではありませんけど、
恭子さんの文章がそれだけ素晴らしいという
ことだと思いますよ(^0^)
8
投稿者:たろ ◆QkRJTXcpFI   taro_tan
2015/05/06 17:00:54    (mLmNLopR)
こんにちは
いつも素敵な投稿ありがとうございます。
帰省する前から準備している恭子さんを
想像してしまいました。
作り上げられたシナリオ通り
実行できた時の喜びというのでしょうか
興奮しますねぇ。
ドキドキして読ませていただきました。

気になさっていることが多いと思いますが
どうかお続けくださいますように
切に願っております。

非力なファンより

7
投稿者:KAZ43   kazu196943
2015/05/06 16:10:29    (vwL48Sga)
恭子さん、はじめまして。
読んでて、すごく興奮しました。
続きを楽しみにしてます
6
2015/05/06 15:44:48    (TBytcJuH)
初めまして、恭子ちゃん。
脳内がパンクしちゃう程の興奮感覚が伝わります。
淫靡で知的で素晴らしいですね。続き楽しみです。

5
2015/05/06 15:36:11    (7aXUEOFq)
恭子さん

お久しぶりですね。
前回の書き込みを懐かしく思い出しました。
今回も、また大胆な事をしましたね。
読みながら、こちらがその場所に居合わせたようなそんな感じがしましたよ。
まるで、自分が美大くんになったかのように、覗きながらきれいなお姉さんの裸体を目の前でじっくり観察しているような…そんな光景を妄想してしまいました^^;
何より、恭子さんの心境が手に取るように表現されているので、めっちゃ興奮しました!

その後、例の野天風呂はどうだったのでしょうか?
続きを楽しみにしています。
恭子さんの体験談は、一味も二味も興奮度が違うので、これからも続けて欲しいかな(^^)


4
投稿者:ないと   darkknight.v
2015/05/06 14:52:08    (7WB2cZB0)
すごいですね

見られるほうもドキドキですが
ありえないシチュエーションで見る方も
ドキドキですよ

できれば画像も拝見したいです
3
投稿者:   031825
2015/05/06 14:28:40    (Z/qSlNeU)
恭子さん おかえりなさい
今回も最高です。続きを楽しみにしております。
2
投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2015/05/06 13:49:21    (7hUGRbPH)
久しぶりに帰省してきました。
帰る前から、気持ちはすっかりあの場所に向いています。
いまや帰省するたびにどうしても行きたくなってしまうあの山の渓流・・・
そして、いろいろな記憶がつまった野天風呂・・・
ふだんは東京で生活しながらも、過去の体験はいつも私の心にありました。

私が実家に顔を出せば、両親はいつも手放しに喜んでくれます。
それを帰省の口実にしてしまっているという、後ろめたさはありました。
実家に行くのが目的なのか、あそこを訪れたくて田舎に帰るのか・・・
最近は、自分でもよくわからなくなってきています。

荷物を整えて、まだ早朝のうちから実家を出発しました。
自分で車を運転して、目的地に向かいます。
隣県の山奥を目指しますので、それなりの長時間ドライブでした。
でも、まったく苦ではありません。
私にとっては、もう慣れ親しんだとも言えるルートです。

国道を走らせて県境を越えました。
それでも、まだ目的地ははるか先です。
休憩を兼ねて、途中でコンビニに寄りました。

コーヒーを口にして、駐車場で全身『伸び』をします。
抜けるような空の青さに、清々しい思いがしました。
(よーし)
私は、ただの会社員です。
せわしなく仕事に追われるばかりの、きゅうきゅうとする日々・・・
でも、今日だけは違いました。
(あそこに行けば、きっと私は大胆になれる)
(真面目なだけの毎日から、自分自身を解放できる)
他人の視線を感じながら、密かに恥じらうあの興奮・・・
日常では味わえない刺激が、きっと私を待っています。

再び車に乗り込みました。
このあたりからは、目に見えて通行量も減ってきます。
見覚えのある山の景色に変わってきていました。

露出狂?・・・自分で自分をそんなふうに思ったことはありません。
(どきどきしたいだけ)
(本当の私はまじめなんだから)
準備は万端でした。
(あそこに行ったら、ああやってこうやって・・・)
頭の中でのシミュレーションも、もう何度繰り返したかわかりません。

運転しながら窓を少し開けると、新鮮な空気が流れ込んできます。
目印となるキャンプ場を通過しました。
ここの風景を目にするのは、昨年のGW以来です。
もうすぐでした。
目的地が近づくにつれ、気持ちが澄んでピュアな自分になっていくような気がします。

わき道になる林道へと車を乗り入れました。
のろのろと進んでいくうちに、何度目かの分岐点が見えてきます。
ここを左折して進めば、森のあの渓流へ・・・
直進すれば、野天温泉を目指す道路へとぶつかることになります。

予定どおり、渓流方面にハンドルを切りました。
うっそうとした森の中を進んでいきます。
(あ。。。)
行き止まりのひらけたスペースのところに、すでにスクーターが1台停めてありました。
(誰か来てる)
ちょっとだけ緊張しながら、私も駐車します。

車から降りました。
トランクの中から、ボストンバッグと三脚を出します。
サンダルに、はきかえました。

スクーターが1台だけ・・・
(ということは、誰かが『ひとり』で来ている)
ナンバーは、このあたりの地元のもの・・・
(釣りの人かな?)
いずれにしろ、たぶん男性の可能性が大です。

(チャンスあるかも)

もちろん、誰でもいいというわけではありません。
すべては相手のことを見極めてからです。

荷物を持って出発しました。
森の中の、自然の細道を歩いていきます。
まだ10時前でした。
(でも、ついてる)
本来なら、なかなか人に巡り合えなくたっておかしくない場所なのです。
(どんな人?)
ひとりで『釣り』に来ている人だとすれば・・・
(年配の人かな)
できれば害のなさそうな人で・・・
気の弱そうな男の人・・・
(可能性はある)
期待が膨らみます。

それでも、気持ちはかなり慎重でした。
私にとって、ここの渓流だけが目的地のすべてではありません。
リスクの高そうな相手なら、回れ右してそのまま帰る・・・
最初からそういう心づもりをしてきています。
(いて)
自分の運を信じるしかありませんでした。

数分で渓流の音が聞こえてきました。
視界が開けて、目の前に川の景色が広がってきます。

すべてに神経を研ぎ澄ませました。
(どこかに人がいるはず)
その姿を探します。

(・・・いた)

向こうのほうで、絵を描いている人がいます。
岩場になっているあたりでした。
スケッチブック(?)を台に立てて、風景に向き合っている男性が見えます。
(けっこう若い)
遠目ながらにも、それがわかりました。
いるとすれば、たぶん釣りのおじさんぐらいだろうと予想していたところでしたが、
(いいぞ)
正直、期待していた以上の展開かもしれません。
(やっぱり、今日の私はついてる)
辺りに、他の人の気配はありませんでした。

「ふうー」

自然に深呼吸していました。
(いま着いたところなのに)
来てみたら、いきなり舞台が整っています。
(場所もいい)
私が狙っていた場所からの位置関係も申し分ありません。

(冷静に)

意識的に、自分の気持ちを落ち着かせていました。
五感のアンテナを張り巡らせて、状況を再確認します。

(だいじょうぶ)
(とりあえず行ってみよう)

相手は、まだ私の存在に気づいていません。
心の奥底から湧きあがってくる高揚感を、抑えきれませんでした。
経験上、私は知っています。
こういうことは、運とタイミングこそがすべてなのです。
気持ちが、演技モード(?)に切り替わるのを自分で感じていました。
日頃の積もり積もった嫌なことが、うそのように頭の中から消えていきます。
同時に・・・この瞬間からが、緊張感との戦いでした。
決して、警戒心はゆるめません。

砂利だらけの川べりを、上流側へと歩いていきます。

だんだんと岩場に変わってくるあたりでした。
ようやく私のことに気づいたようです。
ん?・・・という顔で、その男の子がこっちを振り返っていました。
(若い)
たぶん大学生ぐらいです。

彼がいるほうへと近づきながら、私は観察していました。
ひとまず外見の印象から、できるだけ相手のことを見極めます。
(いいかも)
こう言っては失礼ですが、『野暮ったい雰囲気』というのが最初の印象でした。
あの戸惑い顔といい・・・
何度か合いかけた目線を外されてしまう感じといい・・・
人見知りするタイプなのが手に取るようにわかります。

そう・・・わかるのです。
私だって本当は、臆病で人見知りする性格だから・・・。

小さな岩をよけて歩きながら、考えていました。
(どんな女を演技する?)
みるみるうちに、彼との距離が近づいてきます。
様子を見るためにも、
(ここはちょっと、クールな感じのほうがいい?)

自分から挨拶をしました。
「こんにちは」
そのまま、無表情で男の子の後ろを通り過ぎようとします。

「こ・・こんにちは」

彼が振り向いて返事をしてくれました。

その彼に、
「どうも」
私は、素っ気ない視線を合わせます。
そして・・・
それとなく目線を動かしました。
スケッチブックに目が留まったふりをします。

行きかけていた足を、その場で止めました。
「おじょうずですね」
私は初めて、ちょっと『にこっ』としてみせます。

鉛筆描きの風景画でした。
上手なのかどうなのかは、本当は私にはわかりません。
でも、
「は・・・はあ」
彼は、照れた顔をしていました。
イス代わりの小岩に腰かけたまま、私を見上げて固まっています。

私は、はっきり感じていました。
これでも・・・外見の容姿にだけは、多少の自信がある私です。
自分でこんなことを書くのは、おこがましいのですが・・・
この男の子が、私の顔に『みとれて』くれているのがわかります。
心の中で『きれいな人だな』・・・
彼がそう思ってくれていることを、その視線から見抜いていました。

そんなことはおくびにも出さずに、
「趣味で描かれているんですか?」
私は、さらっと尋ねます。

「あ、あの・・・サークルの課題で」

やはり大学生のようでした。
(だいじょうぶ)
この受け答えの雰囲気・・・
明らかに、内向的なタイプの子です。
もう、確信していました。
(この子なら、だいじょうぶ)

「サークル?」

「あ、はい・・・本当は○大生なんですけど」
「サークルだけ、○○美大のに入ってます」

「美大のサークルなんだ・・・すごいなあ」

尊敬の眼差しを向けてあげると、
「・・・・」
恥ずかしそうに目を逸らされてしまいます。

(問題ない)
(この子なら、危なくない)

私は、彼の反応を試そうとしていました。

「こういう絵、わたし好きです」

足もとに荷物を置いて、近づきます。
腰かけていた美大くんが、場所を開けるように立ち上がってくれました。

「近くで見ると、けっこう繊細なんですね」

台に立てられたスケッチブックに顔を近づけます。
自然に前かがみになっていました。
ネックラインの広いチュニックが、首元で大きく口を開けてしまいます。

「ふーん、鉛筆だけなのに・・・」
「こんなに、明暗がつくんですね」

さすがは男の子です。
さりげなく、覗きこんできていました。
『偶然』にも、目の前でぽっかり開いたお姉さんの首もと・・・
視線を落とせば、胸にまとったブラのカップがまる見えです。

私は、何も気づいていないふりをしていました。
あくまでも、自然体を装います。

「これから色をつけるんですか?」

姿勢をもとに戻しました。

「あ、いえ・・これは○△×なんで」

私の顔をみつめてくる美大くん・・・
ようやく、まともに目を合わせてくれています。
服の中の胸もとが見えた・・・
(たったそれだけのことなのに)
よっぽど嬉しかったのでしょうか。
彼の表情に『ラッキー感』がにじみ出ていました。

(すごくいい)

相手として、申し分ありません。
私は、もとの『クール』な顔に戻ります。

自分の荷物を手に取りました。
「ごめんね、お邪魔しました」
口もとだけで、軽く微笑んでみせます。

行こうとする私のバッグを見ながら、美大くんが不思議そうな目をしていました。
こんなところに来るには、いかにも場違いな『ボストンバッグ』です。
その視線に気づいたかのように、
「・・・ああ、これ?」
「ちょっと仕事用に・・・ね」
曖昧に、ほのめかしました。

「わたし、向こうで写真を撮ってますけど」
「気にしないでくださいね」

あえて余計なことは言わずに、その場をあとにします。

目的の『大岩』は、もうあそこに見えていました。
川岸の狭くなった岩場を、歩いていきます。
(イメージどおりにやれば)
(きっとできる)
私は、ここの岩場をよく知っていました。
もう5年ぐらい前でしょうか。
あの大岩の裏で、小学生に恥ずかしい姿を覗かれたことがあるからです。

「はあ・・はあ・・・」

息を切らしながら岩場を歩いて、ちょっと開けた場所に出ました。
大岩の手前の、平坦なスペースです。
(よし、ここでいい)
荷物を置きました。
美大くんとの距離は・・・
たぶん70~80mぐらいでしょうか。

彼からも見える位置に、三脚をセットしました。
(悪くない)
演技するのにも、いい距離感です。
私は、さりげなく確認していました。
はるか向こうから、美大くんがこっちの様子を眺めているのが見えます。

ボストンバッグからデジカメを出しました。
カメラも三脚も、この前のボーナスで買ったものです。

セッティングをはじめました。
カメラを三脚に取り付けます。
雰囲気を出すために、すべてフラッシュが焚かれるようにしておきました。
そもそも、いい写真を撮るのが目的ではありません。
ピントも光量も適当でかまいませんでした。

カメラに向けて、リモコンのボタンを押してみます。
・・・『バシャ』・・・
フラッシュが光りました。
手のひらの中に納まる、小さなリモコンです。
押してから5秒後に撮影されるように設定してありました。

カメラの前に立って、軽くポーズをとってみます。
・・・『バシャ』・・・・
・・・・・・『バシャ』・・・
・・『バシャ』・・・・
何枚か、試し撮りをするふりをしました。
ちゃんと、撮った画像を確かめるふりも忘れません。

(よし)

カメラと三脚はそのままに、ボストンバッグだけを持ちました。
『大岩』の裏側へまわります。

そこは、ちょっとしたスペースになっています。
カタカナの『コ』の字のように、三方を岩に囲まれている場所でした。
下流側に対しての目隠しになってくれている、いちばんの『大岩』・・・
背後の森側をふさいでいる『青岩』・・・
上流側を守ってくれる、平べったい『低岩』・・・
それぞれの岩は、お互いにくっついているわけではありません。
あいだの部分は隙間だらけです。
よく憶えていました。
なんだか、妙になつかしさがこみあげてきます。

地べたにボストンバッグを置きました。

着ていたチュニックとジーンズを脱いで、下着姿になります。
バッグの中身は、ほとんどが服でした。
白のワンピースを取り出します。
頭の中で、最後のシミュレートをしていました。
岩の隙間の位置を確認しながら、ワンピを身につけます。

(できる)
気持ちを昂ぶらせました。
(私は悪くない)
べつに、後ろめたいことをしてるわけじゃない・・・

『コ』の字のスペースから、外に出ます。
さっきの服装とは違う、ワンピ姿で川べりに現れてみせました。
(よし、見てる)
美大くんがこっちに注目しているのがわかります。
はるか遠くにいる彼の存在・・・
私は、まったく気にしていないふりをしました。

カメラの前に立って、ポーズをとります。
リモコンを使って、
・・・『バシャ』・・・・
セルフポートレイトの撮影をはじめました。

ファッションモデルのように気取ったポーズで、
・・・『バシャ』・・・・
・・『バシャ』・・・・
1枚、1枚、丁寧に写真を撮っていきます。

10分ぐらいかけて撮影したでしょうか。
いろいろなポーズをつけて、けっこうな枚数の写真を撮りました。
(そろそろ、次かな)
たんたんと『仕事』をこなしている演技をします。
まったく意識していないふりをして・・・
あっちにいる美大くんの様子に、神経を集中していました。
彼は、ずっとこっちを眺めています。
遠すぎて、表情までは読み取れませんでした。
(動かない)
さすがに、まだ変化のきざしは見えません。

焦りはありませんでした。
(まだ、始めたばかり)
あの子が、私に興味を持ってくれているのはわかっています。

小岩にリモコンを置きました。
いちどカメラの電源を切って、また大岩の裏へ戻ります。

裏に入ったとたん、
(どきどきどきどき)
心臓の鼓動が、胸を打ちはじめました。
無意識に、ものすごく緊張していた自分に気づかされます。
白ワンピを脱ぎました。
(だいじょうぶ)
ここまでは、すべてうまくいっています。

バッグから、ブラウスとスカートを出しました。
手早く着替えます。

岩のあいだから、彼がいる下流のほうを覗いてみました。
美大くんは、『じっ』とこっちを見ています。
(やっぱり気にしてる)
『仕事』と言って、自分の『ポートレイト』を撮影しているお姉さん・・・
私の容姿も、さっきあれだけアピール済みです。
なんのモデル?・・・雑誌?・・・それとも、なにかのブログ用?・・・
そんなふうに、きっと興味津々になっているはずでした。

(よし、行こう)

大岩をまわりこんで、表に出ます。
また違う服装で現れたお姉さん・・・
それは、このお姉さんがこっちの岩陰を『着替え場所』にしているということを意味しています。
さっきと同じ要領でした。
カメラの電源を入れてから、定位置についてみせます。

・・『バシャ』・・・

ひとりで撮影をはじめました。
何枚かごとに、少しポーズを変えます。

・・・『バシャ』・・・・

(あ・・・)
(動いた)
美大くんがスケッチ道具を片づけはじめているのが見えました。
(急いで片づけてる)
胸が躍るとは、こういう気持ちのことを言うのでしょうか。
・・・『バシャ』・・・
たんたんと撮影を続けながら、
(よし・・・よしっ・・)
心の中でガッツポーズ(?)が止まりませんでした。

荷物をまとめた美大くんが、あの細道から帰っていきます。
私は、まったく目に入っていないふりをしていました。
さっき、あの子と別れたあの瞬間から・・・
彼の存在は、もうこのお姉さんの眼中にはないのです。

(帰るわけない)
(絶対に来る)

あんなに慌てて片づけていた時点で、すべてお見通しでした。
おそらく、彼は衝き動かされたのです。
あのキレイなお姉さんが『この大岩の裏を着替え場にしている』ことを知ったから。

(絶対来る)
(覗きに来る)

私は変わらずに、
・・『バシャ』・・・
・・・・・『バシャ』・・・
撮影を続けました。

(きっと、目立たないように)
(森の側からまわりこんでくるはず)

それも最初から計算済みでした。
(どきどきどき)
大回りして近づいてくるとしても・・・
5分も待てば、じゅうぶんのはずです。

・・・『バシャ』・・・
・・『バシャ』・・・

次々にポーズを変えて、気取った写真を撮っていました。

川のせせらぎや、そよ風にざわつく木々・・・
そんな森の音があふれる中でも・・・
まったく気配を出さずに、岩場に近づいて来るなんて絶対に不可能です。

・・・(あ)・・・かすかな違和感・・・・
・・・・気配が・・(聞こえた?)・・・

・・・『バシャ』・・・
・・『バシャ』・・・

ひと息つくように、
「ふーっ」
カメラに近づいて、画像をチェックしているふりをします。
(いる・・・来てる・・・)

(どきどきどき)
私が望んでいたシチュエーションが、もう手の届くところまで来ています。
(どきどきどき)
完璧に演技しなければなりませんでした。
最初から最後まで、何も知らないお姉さんになりきるのです。

画像の確認のふりを終えました。
カメラをその場に残して、大岩の裏へとまわりこみます。

わざと焦点をぼかすような視線で・・・
彼の存在を確かめます。

すぐに気づきました。
(いた)
大岩と青岩のあいだの隙間です。
(覗いてる)
間違いなく、そこに誰かの顔がありました。

(どきどきどき)

もちろん、何も気づかないふりをします。

(どきどきどき)

私は、かっこいいお姉さんを演じていました。
クールにお澄まししたまま、ブラウスのボタンに指をかけます。
本当は、ひざが震えそうでした。
ついさっき言葉を交わした男の子・・・
チュニックの首もとから中を覗きこんできた男の子・・・
その彼の前で、ボタンをひとつひとつ外していきます。

ブラウスを脱ぎました。
私は、痩せています。
そのぶん、胸もそれほど大きくありません。
ブラをまとっただけの上半身・・・
その『胸の小ささ』が、彼にまるわかりです。

(どきどきどき)

何食わぬ顔で、脱いだブラウスを軽くたたみます。
低岩の上に置きました。
川側を遮ってくれる岩はありません。
そっちを振り向いて、周りに人がいないことを確かめるふりをしました。
スカートのファスナーに指をかけます。
無表情でおろしました。

(どきどきどきどき)

身につけているのは、パンツとブラだけです。
(覗いているのは、大のおとな)
そう思うと、いまにもひざがガクガクしそうでした。
プライバシーを覗かれる・・・
この緊張感は、言葉ではとうてい表現できません。
(美大くん。。。)
どきどきしてくれているでしょうか。
わざわざ覗きに来た彼が、期待していたはずのこの姿・・・
パンツとブラだけになった私を、目の当たりに眺めさせてあげます。

このどきどき・・・
この恥ずかしさ・・・
(気持ちいい)
こんなに、はしたなく・・・
ひと前なのに、下着しか身につけていません。
(ああん、恥ずかしい)
背徳感に包まれて、なんだか夢見心地でした。
私は、この興奮を味わいに来たのです。
(見ないでぇ)
脳が、快感に満たされます。

私は、何も気づいていないふりを続けました。
(自然体で)
(ふつうな感じで)
バッグの中に、手を伸ばします。
今度は、オリーブ色のワンピースでした。
ごくあたりまえの顔で、頭からかぶります。

ワンピ姿になった私は、バッグから折りたたみの鏡を出しました。
メイクをチェックするふりをします。
(自然体・・・自然体に・・・)
鏡を戻しながら、クールな自分を演じます。

『コ』の字スペースから出ました。
さっきと同じように、カメラの前に行って撮影をはじめます。

・・『バシャ』・・・・
・・・・『バシャ』・・・・・

私は、気づいていました。
こちら側で撮影する私の姿も、しっかり覗かれていることに。
(あの出っ張りのところ)
でこぼこした岩場の陰から、彼がこっちの様子を窺っているのがわかりました。
もう間違いありません。
あの美大くんです。

でも・・・
私にとっては誤算でした。
あたりまえですが、本当の私はモデルでもなんでもありません。
実際に撮影の演技をやってみて、その恥ずかしさを思い知らされたのです。

お澄まし顔で、カメラのレンズをにらみつけます。
・・・『バシャ』・・・
ファッション誌の表紙のようなポーズで、
・・・・・『バシャ』・・・
何度も、フラッシュの光を浴びていました。
(恥ずかしい)
こんな『なりきった』自分を間近で見られるのが・・・
恥ずかしくて、恥ずかしくてなりません。

(無理。。。)
(演技なんてできない)

必死でした。
何枚かごとにポーズを変えて、
・・『バシャ』・・・
・・・『バシャ』・・・・
そのたびに表情もくるくる変えてみせます。

にこっと口角を上げる私・・・
お澄ましして、みつめる私・・・
アンニュイな顔の私・・・

いま着ているこのワンピを自慢するかのような表情で、
(見ないで)
にっこり笑って、レンズをみつめます。
・・『バシャ』・・・・
(恥ずかしいよ)

私は、頑張りました。
あまりの恥ずかしさに、本当は顔を熱くしながら・・・
それでも『モデル』になりきります。

(もういい)
(もう、じゅうぶん)

下着姿を見られるよりも・・・
着替えを覗かれるよりも・・・

このなりきりぶりを『近くで見られる』のは・・・

(もうだめ)
(もう、やめたい)

ポージングをやめて、カメラに近づきました。
電源を切ります。

大岩の裏の、『コ』の字スペースに戻りました。
(これ以上できない)
相手は子どもじゃありません。
大学生の男の子の前で・・・
あんなかっこつけたポーズや、カメラを意識した表情・・・
(耐えられない)
それこそ、羞恥以外のなにものでもありません。

実は、まだ『次』の着替えも用意してきてありました。
でも、もうじゅうぶんです。
快感に震えるほどの恥ずかしさに、心の中で悶えていました。
いまの私に、これ以上など考えられません。
(やめよう)
無理は禁物でした。
次の目的地もあります。
予定よりは早いですが・・・
これでもう満足でした。
心の中で、
(もう無理)
ひとり身悶えている私をよそに・・・
青岩と低岩のあいだの隙間に、『影』が動くのが見えます。

(来てる)

とにかく、最後まで自然体を装わなければなりません。
内心、平静を装うのに必死でした。
クールな顔で、ワンピのすそをつかみます。

捲り上げるようにして、一気に脱ぎました。
再び、ブラとパンツだけの下着姿になってしまいます。

(ああん、恥ずかしいよう)

やっぱり、いまの私にはこれが限界でした。
下着しかつけていない自分を晒していることに、
(見ないでぇ)
自尊心が悲鳴をあげています。

(はやく)
(ここから逃げたい)

ブラとパンツだけの姿で、脱いだワンピースをたたみました。
バッグの中にしまいます。

(はやく)
(帰りたい)

でも・・・でも・・・

すぐそこから私を覗いている男の子・・・
みつかるかもしれないリスクに怯えながら、きっとハラハラしていることでしょう。
まだ撮影が続くのか、もう終わりなのか・・・
彼は、まだ知りません。
(もし・・・)
もし・・・バッグの中の『次』の着替えを、彼が見たら・・・

(だめ)
(もうだめだってば)

でも・・・
(この子のために)
どうせ、二度と会うこともない相手です。
人見知りな『彼』のために・・・

(喜ばせてあげたい)

バッグの中に手を伸ばしました。
用意してあった『次』の着替えを取り出します。

(美大くん。。。)
(これが何だかわかるよね?)

私は、ビキニの『水着』を空中で広げていました。
彼にもよく見えるように、いちど低岩の上にのせます。

(これに着替えるってことは?)
(お姉さん、どうなると思う?)

ものすごく、周りを気にするふりをしてみせました。
ブラのホックに手をやります。

(美大くん。。。)

彼との距離は、せいぜい3mぐらいでした。
その彼の目の前で・・・

(見たい?)

ブラを外しました。

胸が、露わになります。
(ひいぃぃ)
男の子の前で・・・おっぱいをまる出しにしていました。
(イヤああ)
ビキニのブラを手に取ります。
無表情でゆっくり頭からかぶりながら、
(ああん、見ないで)
お姉さんの乳首が、まる見えです。
腕を通して、肩ひもを直して・・・
ようやく胸が水着に隠れます。

(どきどきどき)

サンダルを脱ぎました。

(美大くん)
(お姉さんが、かわいそう)

パンツの両サイドをつかみます。

(だめ、かわいそう)
(見ないであげて)

一気に、おろしました。
(ああああん)
アンダーヘアが、まる見えです。
(だめぇ)
足首からパンツを抜きました。
血圧が『かーっ』と上がっていく感覚に襲われます。
下半身をまる出しにして、美大くんに向き合っていました。
(見ちゃだめぇ)
低岩の上のビキニパンツを手に取ります。

(イヤぁあ)

表情ひとつ変えずに、両足を通します。
落ち着いた素振りでビキニパンツをはきました。

(どきどきどき)

顔が熱くて、火を噴きそうです。
(美大くん。。。)
(見てたでしょ?)
お姉さん、あなたの前でパンツまではきかえたんだよ・・・
(どんな気持ち?)
私は、さらに演技を続けようとしていました。
頭の中でさんざんシミュレートした・・・
あの恥ずかしい仕草をするのです。

(どきどきどき)

神経質そうに、何度も股の食い込みを気にするふりをしました。
そして・・・思い直したように、バッグに手を伸ばします。

(どきどきどき)

ポケットティッシュの包みを取り出しました。
1枚だけ取って、残りは低岩の上に置きます。

お姉さんの表情に、変わったところはありません。
まさか見ている人がいるなんて、夢にも思わない顔です。
わずか3m先の、その彼を正面にして・・・
はいていたビキニパンツを、ふくらはぎまでおろしました。

胃が、きゅうっとなります。
(こんなの)
(特別なんだから)
また下半身がまる出しでした。

立ったまま、ガニ股に脚を開きます。
股のあいだにティッシュを当てて、手のひらで押さえました。

湿り気を吸い取らせたティッシュを、丸めて下に落とします。
(どきどきどき)
もう1枚、取りました。
ふくらはぎに引っかかったビキニパンツ・・・
わずらわしそうに、いちど脱いでしまいます。
(どきどきどき)
軽い感じで、股を開いて・・・
低岩の側面、70~80cmぐらいの高さの出っ張りに・・・
ひょいと、片足を置きました。

美大くんに、私のあそこがまる見えになる角度で・・・
(見て。。。)
大胆に脚を開いています。
左の手のひらで、アンダーヘア全体を鷲づかみました。
そのまま、上にたくしあげて・・・
(ああああん)
さっきより念入りに、ティッシュを当てます。
(恥ずかしい)
すべて彼にまる見えでした。
ぷっくらした『縦の割れ目』に沿って・・・
下から上へと、丁寧にティッシュをすくいあげます。
(死んじゃう)
脳がとろけそうでした。
立ったまま、こんなにも大胆な格好です。
男の子に、自分の割れ目を見せてあげながら・・・
真顔のまま、5回、6回とあそこを拭きました。

自分でやっていて、
(うっ・・う・う・)
(もうイヤ)
屈辱感に耐えられなってきます

足をおろして、平然とビキニパンツをはきました。
いまにも泣きそうになってくる自分の感情を押し殺します。
何も気づいていないクールな顔で、落としたティッシュを片づけました。

(泣いちゃう)
どきどきどき・・・
(泣いちゃう)

大岩をまわりこんで、カメラのところに行きました。
電源を入れて、定位置に立ちます。
手の中にリモコンを持って、ポーズを決めました。
・・・『バシャ』・・・『バシャ』・・・・
美大くんが、すぐに岩場の陰から覗いてきます。

恥ずかしいなんて言っていられませんでした。
とにかく演技を続けないと、この場で泣き崩れてしまいそうです。
ひと前で、あんな姿を披露して・・・
それでも、
・・『バシャ』・・・
・・・『バシャ』・・・・・
レンズに向かってポーズを決めます。
必死に笑顔をつくりました。
(美大くん)
(どんな気持ち?)
・・・『バシャ』・・・
・・・・・『バシャ』・・・
(あなたが覗いたお姉さん・・・)
(ちゃんと、キレイな顔してる?)

50枚ぐらい撮ったでしょうか。
『終わった』という感じで、全身から力を抜きます。
カメラに近づいて、電源を切りました。
覗いていた美大くんが、岩陰の向こうへと引っ込んでいきます。

(最高)

最高に興奮していました。
(持ちこたえた)
あふれそうな感情が、脳の中を駆けめぐります。
(最高。。。)
後悔などありません。
(この興奮・・・最高・・・・)

もちろん、まだ気を抜くことはできません。
(よし、最後だ)
美大くんが、また向こうで待っています・・・
着替えのために、また水着を脱ぐはずのお姉さんのことを。

ゆっくりと、大岩の裏側へと戻りました。

美大くんは・・・
(・・・いた)
今度は、青岩と低岩のあいだの隙間のところでした。
もちろん、気づいていないふりをしてあげます。

私は立ち止まって、両手を真上に伸ばしました。
「んーーんんん」
全身で大きく『伸び』をします。
「ふうー」
大きくため息をついて、腕をおろしました。
ぼそっと、
「終わった、終わった」
小声でつぶやきます。

表情に、充実感を漂わせました。
微笑みを浮かべながら、何度も伸びをしてみせます。

川のほうを振り返って、警戒するふりをしました。
誰もいないことを確かめたうえで・・・
ビキニブラを外します。
おっぱいをまる出しにして、サンダルを脱ぎました。
下着のブラをつける前に・・・
そのままビキニパンツもおろしてしまいます。

正真正銘の全裸姿でした。
このときの自分の気持ちを、どう説明すればいいのか・・・
最後に、オールヌードの『私』を見せてあげようと思ったという感じでしょうか。

もういちど、両手を上に伸ばしました。
空に向かって背伸びするように、
「うーーーくくく」
一糸まとわぬ『真っ裸』で、伸びをしてみせます。
(恥ずかしい・・・)
「ふうう」
腕をおろして、力を抜きました。

(少しでも)
彼が見ている岩の隙間に背を向けて、
(このお姉さんの恥ずかしい姿を)
地べたに置いたボストンバッグに手を突っ込みました。

(お尻の穴まで見えるように)
中身を整理するふりをして、
(ああん見て)
腰を突き出してしまいます。

姿勢を戻して、低岩の前に行きました。
パンツとブラを身につけます。
チュニックを着て、ジーンズをはきました。
決して怪しまれることのないように・・・
てきぱきと行動します。

荷物をすべてバッグに詰め込んで、『コ』の字の外に出ました。
三脚からカメラを取り外します。

「・・・・・・・・」
気配を感じていました。
「・・・・・」
その気配が、遠ざかっていくのがわかります。
(さようなら)
人見知りな、美大くん・・・
もう二度と会うこともないはずです。

荷物をぜんぶ持って、川べり沿いに岩場を下っていきました。
(よかった)
こんなにも上手くいくとは・・・
(自分でも思ってなかった)
興奮の余韻に、まだ脳みそがふわふわしています。
(ああ。。。)
(やっぱり最高だ)
なんだかんだ自分に言い訳をしたところで・・・
私は、この興奮の味を忘れられないのです。
美大くん・・・
(ありがとう)
私の罠にかかってくれて・・・

朝よりも、だいぶん気温が上がってきていました。
(まだ、お昼前。。。)
(時間はじゅうぶんある)
予定どおり、次の『○○湯』に行こうと思いました。
このすぐ近くにある、なにかと思い出のある野天温泉です。

森の細道を戻って・・・車が見えてきました。
(スクーターは?)
・・・なくなっています。
やはり、あの子のものだったのでしょう。

トランクに、荷物を詰め込みました。
運転席に乗り込んで、エンジンをかけます。
ゆっくりと、車をスタートさせました。

(PS)
思うところはいろいろあります。
ここに投稿することが私にとってプラスなのかどうか・・・
自分でもよくわかりません。
でも、久々に興奮を味わうことができたので体験談にしてみました。

長いばかりですみません。
時間ができたら続きを書くつもりでいます。

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