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2009/04/30 17:21:37 (YfIoSsP.)
数年前、私はデリヘルを経営していた。

様々な若い女性たちを雇い、客をとり、店にお金を落としてもらい、彼女たちを稼がせていた。


私の経営方針は「健全経営」。
デリヘル風情でなにが健全だ、と思いの方もおられようが、
客との本番や従業員同士の恋愛はご法度とした。

全てはお店のため、ひいては働くみんなのためだと思い、厳しく目を光らせ、
また自分自身にも過ちなどないよう言い聞かせていた。

だがある日、己の心の弱さを知ることとなる・・・


とある営業中の夜、一本の面接希望の電話がかかってきた。

27歳、未婚。現在塾講師を雇われでやっているという。
顔もわりと可愛く、おっぱいはGカップ。黒ストッキングが良く似合う、スラリとした美脚。

はきはきとした受け答え、自分で自分はエロイと躊躇なく言える性格。

容姿、スタイル、サービス(推定)、肩書き全て申し分なし。
オマケにフェロモンムンムンときた。


この娘は売れるぞ。店を背負ってたつ逸材かもしれない。
そう直感した。


果たしてその娘の初出勤日。私の予感は見事的中した。

ホームページで新人入店情報を見たお客が、次から次へと予約の電話をかけてくる。

その娘の名はM美。

サービスも予想以上に評判がよく、客からの感謝メールや再予約の電話が後をたたない。

アッというまにナンバーワン嬢となった。


だが。

私は彼女が時折見せる、ほんの一瞬だけ見せるM美の物悲しげな表情がいつも気になっていた。

ある日、いつも看板娘として頑張ってくれている彼女にお礼の意味も含めて食事に誘った。

もちろん下心などなく、何かしら悩み事とかあれば聞いてあげよう、ぐらいの気持ちだけだった。


最初は普通に楽しく食事していたM美だったが、風俗業界入りのきっかけを話はじめた辺りから様子が一変した。

詳しくは省略するが、かなり複雑な環境で、にっちもさっちもいかなくなり風俗への道を選んだのだという。

ぼろぼろと泣きながらM美は話をしてくれた。


なんという憐れな話だ、という思いが沸き上がったが、それと同時にもうひとつの危機感も押し寄せてきた。

この娘はウチの店で、そう長くは続かないな、と。


人気自体はうなぎ登りで、陰りすら見えない。出勤さえすれば金は稼げるだろう。

だが、この娘ならどこへ行っても稼げる。
お金をたくさん必要とする事情がある以上、もっと稼げる店へ移店するのは明白だ。

何より彼女は賢い女性だ。
自分自身の商品価値が分かっているだろうし、
もっと稼げる店を自力で見つけてしまうだろう。


しかしそれではウチが困る。


仕方ない。この娘の情に訴えて店に長くいて働いてもらうしかない。

具体的にどうすれば良いか?

自分の女にして、私の店のためにも、と献身的に働いてもらうしかないだろう。

腹は決まった。今夜この娘の心と身体を落とす。それが店のためだ。


いささか自分勝手な解釈だという事は百も承知だ。
だが経営状態が芳しくない時期でもあり、背に腹は代えられなかった。


それに・・・・・・

付いた客のそのほとんどが絶賛する、彼女のGカップのおっぱいとスラリとした美脚、
さらには超ねっとり濃厚フェラやサービスを堪能してみたいという性的欲求も少なからずあった。


私の前で泣きじゃくっていた彼女は、今夜はボクの家に泊まりなよという言葉に軽く頷いた。


そして車で私の家へ。

 
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