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2020/08/24 09:47:14 (4LxZiYEz)
僕が高校生の頃、満員電車で体験したことを綴りたいと思います。恥ずかしいし、ずっと自分の秘密だったので体験を投稿しようとは思わなかったのですが、当時書いたテキストがPCから出てきて色々思い出してしまい…彼女はどんな気持ちで行為に及んだのか聞いてみたいな、なんて思ったり。もちろんこのサイトにはいないと思うのですが。

女性は世間で言われるように恥らしく従順で、男の欲望を受け入れるだけ存在…なのではなく、時としてその思いを爆発させるのだいということを、彼女は何も知らない少年だった僕の体に刻み込んでいきました。そして僕はこれをキッカケに僕は電車でのあれこれを調べ、ナンネに来るようになりました…
(昔はヤ〇ーから公式リンクされていたので、DEEPな掲示板なのに一般人がすんなり来れてしまうようなサイトでしたね。)

長文の体験談の投稿は初めてなので乱筆お許しください。

*********

それはまだ僕が高校生の頃。通学に使っていた中距離電車は、まだ古い車両を使っていた。15両編成を10 5両で構成していたので、ホームの中頃に運転台のある車両がきて、運転室の真ん中を貫通路にして細い渡り廊下のようにし、隣の車両と行き来できるようにしていた。ここはレールからのがうるさいし、ドアからも遠いので普段は人があまり密集しておらず、落ち着いて参考書を読みたい僕のお気に入りの場所だった。この日乗った列車は、貫通路の先がグリーン車になっているユニークなもので、しかもラッシュ時間帯にはグリーン車への扉が締め切られるので、連結部までがちょうど袋小路のようになっていた。

その日は、他線で事故が発生したとかで電車は普段よりも混雑していた。奥の通路まで人が入ってきて、Sb駅を過ぎるころにはその袋小路も人でぎっしりとなり、僕は連結部の寸前まで追い込まれた。その時僕の前に立っていたのが彼女だった。早い話、他の乗客から死角になるゾーンだったので、彼女も大胆になったのだと思うが、それは後から気が付いた話だ。

背の高いスラっとした体系で170cmくらいだろうか。冷房対策に羽織った長いカーディガンが膝上くらいまでのびており、ハイウエストでふわっと長いAラインのスカートをはいている。巻きスカートというのだろうか、サイドに深く入った切れ目から時折白い足が見える。スリットは大胆にも腰近くまで切れているようだったが、上端はカーディガンによって巧妙に隠されている。

男が分かりやすく興奮するミニスカートと比べれば、夏なのに足腰のほどんどを露出せず衣の中にしまい込んだその姿はとても上品で、高校生の自分にはとても大人の女性に見えた。たまに見え隠れする細い足だけが、控えめに色気を主張しており、長い髪を後ろでまとめた雰囲気も大人っぽい。歳はたぶん30前後くらいで綺麗な人だなというのが第一印象で、でも綺麗だけど、自分の恋愛対象にはならないだろう、なんて生意気なことを思ったりもした。

一番大きなターミナルのS駅を過ぎると、もう普段のラッシュ時間帯以上の混雑となり、隣の人や壁と密着せざるを得ない状況になった。彼女も出口サイドからの圧力を受け、僕に背中を預ける形で接触した。僕の後ろはもう連結部なのでなんとか押し返し踏みとどまる。僕も彼女も手すりを掴んでなんとか距離を取ろうとしている。

「すいません」「大丈夫です」

お互いそれが不可抗力であることはわかっていた。僕の太ももが彼女の腰からお尻のあたりにに時折触れるが、不自然な態勢でない。今日は電車が遅れて混んでいるのだ。仕方ない。そうお互いに言い聞かせている息遣いでもあった。

密着してみると彼女からは香水の香りがする。爽やかな柑橘類の香りが鼻をかすめたかと思うと、バラのような華やかでスッとした刺激が鼻の奥を突き刺し、至近距離にオンナがいることを主張する。距離を取らなければと思っていると、最後にバニラのような甘みがやってきて、心地よい安心感を誘う。香水のフレーバーが一周すると、なぜかそこから離れ難く、ずっと香りをかいでいたい気分がしてくるから不思議だ。オトナの女性はこうやって男を落とすのかな…そんなことをぼんやり考えていた。

それでも現実の僕のは変な動きをして痴漢に間違われないよう、体をこわばらせて際どい動きを避けていた。上半身は接触していたが、下半身はどうにか数センチの隙間を確保していた。しかし、その状態が1・2分続いたあと、僕は異変に気付く。電車が揺れる度に彼女のお尻がだんだんこちらの股間にぶつかる回数が増えてきているような気がするのだ。ここから、僕と彼女の駆け引きが始まった。

僕は、意図的に動いているように思われないように、でも少しずつ少しずつ、体の軸の中心が外側にずれていくよう、亀のようにゆっくりと体を動かした。彼女のお尻が当たらない位置に腰を落ち着けるためだ。しかし、彼女はウサギだった。電車の揺れをアリバイにして体を圧し込んでくる。僕が亀の動きで稼いだキョリは、彼女のラッシュ1回で帳消しになった。揺れが収まると、彼女と僕の下半身は元の距離感に復帰したが、靴を踏みかけて足の向きを直したりしているうちに、肩幅までぴったり重なる立ち位置になってしまった。僕の突起部分は彼女のお尻の先端に意味もなく引っかかっていた。

この人、嫌じゃないのかな?体がぶつかってると思ってないとか?
ともかく彼女はそれを避けるそぶりもなく、それ以上接近するでもなく、静止したままだ。触れるか触れないかのほんの微妙なタッチで接触している状態が続く。中途半端に触れていているせいで衣服が擦れる感触がしてこそばゆい。きっと彼女もそう感じているはずなのだが…何がしたいのだろう。

突起部分の現在地は彼女の左尻の中腹、五合目くらいだった。僕は迷った。右に行けば体の中心と中心が重なってしまう。でも左に行けば彼女のお尻の輪郭をなぞるように股間より強くお尻に当たることになる。それは避けたい。それにまだ彼女が意図的に接触してきているという確証はない。こちらが動けば誤解される恐れもある。しかし、彼女も不自然なふくらみが当たっていることは気が付いているはずだ。うーんどうすれば…そのまましばらく考えて、僕は腰を後ろに引いてみることにした。上半身で彼女を押しながら、密着していた下半身に隙間を作ってみた。とても自然な行為だ。でもこれが間違いだった。

普通、超満員の電車で不可抗力的に誰かと接している場合、自分が無理に体を動かしても相手からは離れられない。周囲からの圧力で密着しているからだ。しかし今回、時間にして10秒ほど、数センチの隙間ができた。10秒というのがポイントで、つまり実は隙間を維持できるほどの圧力しか彼女にはかかっていなかったのだろう。僕が腰を引くと、彼女は少し戸惑ったようだった。僕が触れ合うことを拒否したのが意外だったのだろうか。上半身で僕に体重を預けたまま、より所をなくした下半身が所在なく居場所を探してフラフラしていた。その隙間を維持することもできたはずだが、しかし彼女は態勢を整えると、ゆっくりと、おそるおそる距離を詰めて重なってきた。先ほどまでは背中をこちらに預けることで下半身を自由に動かせるような態勢だったのに、今回は少し腰を突き出したような姿勢で、お尻から彼女の体重が感じられた。押し返しても離れず、彼女がコントロールした重さが返ってくるので、彼女の意思で密着しているらしかったし、私はあなたと触れ合っても嫌ではないですよ、というメッセージのようにも思われた。

そうこうしているとI駅に着いた。僕は降りなかった。降りてもよかったが、今はまだ不可抗力で密着している状態が続いているだけとも言える。ドアまでは遠かったし、誰にも見られていない。ぼんやり考えていたら降りるタイミングを逃してしまい、電車はI駅から更に乗客を詰め込んで発車した。
 
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11
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A   tokyu-lines Mail
2020/09/05 14:24:22    (BDuXlps7)
4つ目です

***********

A駅へのブレーキが始まると、彼女が僕の腰骨あたりを叩く。体を離してというサインだ。指示するのはあくまでも私なのだ、というメッセージにも感じられた。彼女は僕に預けていた体重を解除すると軽く腰を浮かし、深く刺さっていたそれを深奥から離す。

数分ぶりに“外の世界”に出た不自然なズボンの膨らみはズボンの有り余る布地の一切を使って大きなテントを張っていた。彼女の攻めから解放され脳に久しぶりの酸素が届く頃、電車が停車しドアが開いた。

冷静になれ。彼女は何者なんだ。こんなことありえない、降りるなら今だ、と自分に言い聞かせる。腰を立て直し、ドアに向かおうとした。すると間髪いれず、彼女が手を回してきた。イレギュラーな動きはすべて彼女に筒抜けだ。僕が抑えるよりも早く、彼女の右手は僕の股間に到達した。

「降りますか?」

彼女は小声で、しかしあくまで一般的な、奥にいる人を外に出すための声掛けのような雰囲気で聞いてきた。表向きは降りる権利を行使するのか、中立的に聞いている。しかし壁側から後ろに回った手は僕の股間に覆いかぶさり、後ろ髪を引くように…というか手綱を握るように全体を覆っている。僕は自分の手で股間を奪い返し、覆い隠して防衛する。

「…」「降りるの?」

今度はささやくような小さな声で、親しい人に問いかけるように聞いてきた。聞きながら、僕の指をそっと握る。きつく掴むのではなく、触れているくらいで、手を払って逃げることも許可しているかのような緩さが、彼女の優しさのように感じられてズルい。

一方で、すべすべした肌と指先から伝わる体温が、先ほどまで繋がっていた彼女の記憶を強く呼び起こしてくる。彼女は手を重ねたまま放すことはせず、結局のところ逃がさないと言っているようなものだけれど、あくまでも僕に言わせるつもりのようだ。ここで初めて彼女は後ろを振り返り僕を見た。

派手さのない清楚な顔立ちに面を食らう。あんな大胆なことをするのだから、目鼻立ちがくっきりしているか、あるいはギャルっぽいとか、いずれにしても自信をみなぎらせたグイグイくるような女性をイメージしていた。ところが、彼女の雰囲気は落ち着いた真面目な社会人そのものといった風で、どこにでもいそうな普通の人だった。あえて例えるなら、地方のテレビ局やBSでニュースを読んでいそうな、大人しめな中堅の女性アナウンサーといった感じで、華やかさよりも真面目さが顔からにじみでている。表情は少しこわばって緊張しているようで、恐る恐るこちらの反応をうかがっている。自分のしていることに驚きつつも、この上なく破廉恥なこの行為を、人知れず上手く運びたいという意思が感じられる。

「降りる?」「大丈夫です。次の駅です」

ドアが閉まり電車が動き出す。ここから次のO駅まではかなり長い。本当は降りるべきだったのに、この場にとどまることを自分で選んだ形になってしまった。こうなると、もう彼女にとって先ほどまでのように偶然を装う必要はない。自分の手と僕の手をを重ねると、優しく撫で始めた。手というのは足やお尻と違い雄弁で、手の動きには常に意志がある。すべてが能動的で、見まがうことなく自発的で、つまりこうしたいと訴えかけてくる。

目下、彼女の目標は僕の手の中にある突起を奪還することだった。人差し指からゆっくりと1本ずつ優しくなでるので、堅牢なカードは着実に攻略されていった。握力が緩んだ一瞬のスキをついて彼女の指が僕の指の間に入ってくる。手を重ね指を絡ませたまま、僕の手の下にあるペニスの根元を粘っこくなぞり始めると、あとはなし崩し的に他の指も侵入してくる。程なくしてペニスのすべては彼女の手に落ちた。

僕はだんだん怖くなってきた。大人の女性が自分の股間に手をかけている。さっきまでの抵抗はむなしく、すべて無力化された。これから何をされるのだろうという恐怖。男だって、圧倒的な性欲の塊を前にすると恐怖を感じるのだと知る。僕は童貞、相手はおそらく手慣れた痴女…その差は歴然としており、冷や汗をかいているのに、あそこは勃起したままなのが悔しい。

僕がもはや抵抗の意思を示さないのを見ると、彼女は器用にファスナーを開け、制服の窓からパンツにつつまれたそれを取り出した。収縮性のある化学繊維はペニスが増長することをどこまでも許容している。彼女はズボンの中より一層解像度の上がった輪郭をなぞり、細部の形状を確認しているようだった。先ほど腰で感じていた物体と手の中の感触の答え合わせを一通り楽しむと、彼女は次の行動に出た。

僕にカーディガンの裾を持たせると、自らの手でスカートのサイドスリットの部分を持って、大胆に横にめくった。右から左へと舞台の幕が開かれるように、彼女の脚が姿を現す。巻きスカートのスリットの上端まで片足を露出させると、裾を少しだけたくし上げて腰近くの高さまで持っていき、一瞬ショーツと美尻が現れたかと思うと、間髪入れず僕の股間に向かって沈めてきた。

彼女の服装はなかなか理にかなっていた。カーディガンもスカートも、サイドのスリット部分から内部へ通じることで、スカートを”めくって”いるようには見えない。もしこれがミニスカートだったら、内側から外側へめくり上がっていることは周囲から見れば明らかだろう。

この長いスカートなら、よもやそれをめくろうなどという想像は起きにくく、周囲の関心も集めないので、欺きやすい。しかも彼女がひとたび腰の密着を解けば、横にスライドさせたスカートは自重で元の位置に戻って瞬時にアリバイを完成するだろう。スリットがあるのが壁側というのも、偶然だが完璧で、仮に隣にいる乗客が振り返ったとしても、ずらされたスカートのサイドは見えないだろう。

彼女がスカートをめくったことで彼女と僕を隔てる布はに4枚から2枚となっていた。お互いを感じ取るバリアとしては無きに等しい。先ほどまで堂々と張り出してスカート越しにペニスの輪郭を安定的に保持していた尻肉も、今はゼリーのように柔らかな通路となって、パンツ越しのペニスを奥へと導く。先端が、今度は真空ではなく、つるっと滑らかなシルクの感触に触れる。

彼女の背の高さは、僕が圧倒されている感覚を増幅した。ヒールで底上げされた腰の高さは僕とほぼ同じで、ペニスは上に向いてはじめて彼女の秘部に接触することができるほどの高さだった。張り出したお尻も肉厚で奥が深く、腰の幅も見た目以上に広い。スカートの下で密着すると文字通り上から覆いつくされたようで、中心でくさびを打つペニスは彼女が好きなようにできる。

服装も素早さも、僕を飲み込む体格も、すべてが計算されたように完璧で、僕は狙われるべくして狙われているように思われてくる。彼女はやはりプロなのではないかという疑念が湧いてくるが、もちろん彼女はそんなことはお構いなしに、奥に入ってきたものを楽しみ始めた。

「あっ」

彼女は初めて小さな吐息を漏らした。大きな声ではなかったが確かに息を漏らした。周囲を見て気取られていないのを確認すると、彼女は腰を少し落としてショーツ越しに僕をなぞりを始めた。

衣服の枚数が減ったことで結合部よりもたらされる感覚は先ほどよりずっと生々しく、生身の男女が触れ合っているんだと意識させられる。服どうしの摩擦がなくなって接点は肌身が触れ合ったようにスムーズに滑りあい、衣服の突っ張り感がなくなったことで、肌と肌はその凹凸の通りに重なった。先ほどまで突き出した尻肉と棒の果し合いだったのに、いまはもう太ももから腰までがぴったりと一体となって密着し、その結実として股間部に強い圧力を生じていた。

彼女は僕の手を取って何かを伝えようとしてくる。最初は恐る恐る掴んでいたが、握りられれば握り返すほかなく、正のフィードバックとなって次第にその握力が強まっていく。どうやら彼女が右腕を通じて高さや当て方を指示しているらしく、意図を理解した僕は素直に従った。

限られたスペースで不自然な動きをしないよう、彼女は僕をコントロールしながら接触のバリエーションを増やすことで、このつながりを最大限に愛おしんだ。熱の伝わる速度は圧倒的に早く、溶け合うような一体感に達するまで時間はかからなかった。この誰も知らない二人だけの秘密の世界で、僕たちは奇妙な体の波長を重畳しながら、ゆっくりとした微動を下半身全体で共有していた。

改めて下に目を落とすと、制服ズボンのチャックは社会ではなく彼女にだけ窓を開き、その中身たる僕の化身は、彼女のカーディガンやスリットスカートの巧妙に連続したトンネルをくぐって、まだ見ぬ暗闇の奥に続き、その奥で神秘と欺瞞に満ちた女体と結節している。表面に見えている幾重かの布は現実世界そのものなのに、布のトンネルの下に隠れている彼女と僕の熱く湿った暗闇は、この世界から奇妙に遊離している。

彼女の求めるままに動くと、彼女はますます僕を飲み込み、手で、腰で、触れ合う角度と圧とその温かさで情熱を伝えてくる。彼女の欲求は底なしで、僕はすでに抵抗する気力もなく、彼女の提供する快楽に溺れてただただ飲み込まれていく。彼女が時折動きを止めてじっとペニスを挟み込むと、根元までうずもれたそれに彼女の体温が流れ込んできて、僕の突起した部位は僕本体からすっぱりと別れて全て彼女の所有物になっているようにさえ感じられる。満員電車の中の、世界から切り離されたこの二人の異様な空間は彼女が圧倒的に支配しており、彼女の底知れぬ闇が僕を飲み込んでいる。僕は犯されているのだと初めて感じた。

デリケートゾーンに何がどう配置されているのか僕はよく知らなかったが、彼女が同じ箇所を重点的に刺激しはじめたので、そこが膣の入り口やクリトリスのなのだと流石に理解できた。彼女は意識させるように、僕に何度もそこを往復させた。

布を2枚隔てた先に求めているものがある。この2枚は理性の二枚、超えてはいけないけれど、それを超えることを希求しているのが彼女の動きから伝わってくる。あなたもこの先へ行ってみたいでしょ?そう言っているように思えた。ハイ、行ってみたいです。もう好きにしてください。僕たちどうなるんですか?どうやってこの先――

この先どうなるのだろう?と先の事を意識した途端、急に恐怖の念が沸き上がってきた。
どう見てもこの場ではセックスはできない。それは高校生でもわかる。もし周りに見つかったら、客観的に見れば、どう見ても言い逃れできない状況である。そんなところに僕は連れ込まれそうになっていた。興奮に覆われた脳のほんの一部で恐怖の感情が芽生え始め、考えを深めるほどに広がる。一方で、この快楽からも逃れられない。逃れられないと思うほどに、自分がますます危険な立場にいると思えてきて、興奮と恐怖で足が震えだした。

10
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A   tokyu-lines Mail
2020/09/05 14:17:57    (BDuXlps7)
Litaさん、コメントありがとうございます。
思い出して当時のメモから書き足しているうちにどんどん長くなり…でも楽しんでもらえているようで良かったです。

あと2、3個だと思いますので、続きもお付き合いいただければと思います。
9
投稿者:Lita
2020/08/29 11:19:07    (zwui.hhH)
長いからちょっとだけ読んで終わろうかなと思っていましたが、結局全文読んでしまいました。
所々ふと出てくる表現から文才を感じる文章で惹き込まれました。続き応援しています。
8
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A   tokyu-lines Mail
2020/08/27 00:48:47    (Qp2uBvy8)
3つめです。

**************


「すみません」

なぜ僕が謝らなければならないのか。しかし僕は彼女の耳もとで、彼女にしか届かないようなかすかな声で謝罪の言葉を告げた。こんなに硬くなってしまって恥ずかしかった。トンネルの轟音が僕らの会話をかき消す手助けをする。

「…うん、いいよ、大丈夫」

彼女は周りに悟られることのないよう、少し振り向いて静かにうなづいた。僕の謝罪の言葉を聞いて安心したのか、彼女はどちらともとれるあいまいな態度を捨てる決心がついたようだった。右手を後ろに回すと、カーディガンを引っ張ってめくりあげてくる。意志が感じられた。

カーディガンを取り去ったことで、布が収縮する抵抗がなくなる。ふわっとしたひだのついたAラインのスカートは、押しても押しても突っ張ることなく、連続的に供給される繊維が僕の突起部分を包み込む。そして、それを飲み込むように、お尻の割れ目からその奥へと僕を導いた。

彼女は膨らみを確認するようにゆっくりと、しかし今度はハッキリと腰を動かし始めた。彼女が腰を左右に振れば、僕のペニスはお尻の山頂と谷底を往復した。彼女はズボンの中の膨らみを山の部分で押しつぶし、その形状を事細かに調べる。それが終わると圧迫から開放してシルクのように柔らかな山肌に滑らせて麓で受け止め、今しがた調べ上げたオブジェクトが確かにその形状の通りであることを、谷間の奥に格納して確認した。

圧迫と解放のサイクルを繰り返すたび、張り裂けそうな心臓から下半身に向かって血液が駆け巡り、股間部に供給されていくのが自分でもわかる。血液を得てより大きく硬くなったソレがお尻の谷底まで落ちてくると、テントの張り出しはますます大きくなって尻肉の内側をかき分け、彼女の奥へと自身を穿ち込んだ。

「すごいね」

口パクのような小さな声で嬉しさを表明すると、自身のデリケートゾーンでみるみる成長するテントを愛おしむように、彼女の動きは立体的になった。さっきまでお尻の隅でちょんちょんと突いていただけのペニスは急速に大きくなり、飲み込んだ彼女の奥の空間を充填する。こちらが大きくなるほどに、それを受け入れる彼女の接触面積も大きくなるので、質の違う柔らかさが僕を襲う。

さっきまで剛体と軟体という異物として点で接していた僕と彼女は、その数を増して面で接するようになると善き隣人として会話を始める。ひとつの細胞が柔らかさの信号を発すれば、器官全体が呼応した刺激の束となって脳に押し寄せ、情報の洪水を引き起こした。

スカート越しに伝わる彼女の柔らかさは想像を絶するもので、これまでの人生で体感したどんなものよりも柔らかかった。布を介しているとは言え、もうそれはほとんどお尻の柔らかさそのものと言ってよく、童貞の僕にとっては膣の内壁=セックスさえも想起させるもので、かすかに残っていた抵抗の意思は、彼女が面をこすり合わせるごとに奪い去られていった。

彼女は僕が十分大きくなったのを確認すると、腰でゆっくりスカートをよじりながら布を引き込んでお尻の奥に僕を受け入れ、大きく動かさずに、ただじっと当てがって愛で始めた。すると今度は生地越しに彼女の体温が伝わってくる。冷房で冷えていたはずの生地の表面が熱を帯びて、先端から彼女の温かさが滲んでくる。

反対にお尻が接している腰骨や下腹部のあたりには柔らかな脂身の冷たさがあり、彼女が当て方を少し変えるだけで、新たに圧を受けたエリアに冷たい感触が発生しては、じわりと熱が奪われてなじんでいくので、自分も熱を帯びた存在として彼女を温めていたことに気付かされる。

大きく動けないことがかえって局部への集中力を高める。彼女は自分の細部を余すことなく愛するように、丁寧に、均等に、一つずつ僕を当てがって温めていく。1分、2分と経つうちに陰部全体に熱が拡がって、彼女と僕の境界は混じりあって曖昧になっていき、そのうち僕たちは同じ温度になった。

根元から先端まで彼女に飲み込まれている一体感は、僕が僕自身であることを忘れるのに十分で、下腹部から頭に流れ込んできた温かさで頭がボーっとなる。この何か特別なもので包まれた結合部は、柔らかいのに、固く結びついており、もう彼女の一部として機能しているとさえ思えてくる。

彼女の奥に吸い込まれてからというもの、ちょっとやそっと腰を左右に動かしたところで、深く突き刺さったこの結合が外れることはない。電車が揺れて彼女が右によろめけば僕も一体となって右に動くし、電車の揺れは狭い車内で角度を変えるきっかけを与え、むしろ僕らの結びつきを強くした。

もはや彼女の密着具合は乗車率の言い訳では説明できないほどに高まっていたが、気が付くと彼女の求めに応じるように、腰を踏ん張り彼女を支えながら、奥に強くペニスを押し返している自分がいた。共犯関係が成り立っているのが分かると、彼女はますますその圧を高めて尻を圧縮し、前へ後ろへと僕を貫かせては、自分の望む場所へと僕を押し当て続けた。

最後の抵抗として、試しに一度だけ少し離れるように体を引いてみたけれど、彼女の熱に包まれていない喪失感に襲われて、すぐに彼女へと引き寄せられてしまう。彼女も同じことを感じたのか、密着して繋がっているのが定常なのだと言わんばかりに、ますます隙間を許さなくなり、それ以降、二度と僕を放さなかった。

A駅に着くころにはもう言い訳できないくらい大きくなっていた。彼女から逃れることはついにできなかった。
7
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A   tokyu-lines Mail
2020/08/26 08:14:30    (R2ZLxpf3)
感想頂きありがとうございます。
書いてみたら予想以上に恥ずかしいのですが、
読んでくださる方がいる限り続けたいと思います。
(スマホで見ると改行少なくて読みにくかったですね)

質問で、どんな服装か良くわからないというメール頂いたので、
そのものズバリではないんですが、似た服の拾い絵をプロフの写真欄に貼り付けました。

もう何個か続くと思うので、更新お待ち下さい。
6
投稿者:無名
2020/08/25 18:59:27    (hDEwy2p1)
お疲れ様です。
いやーなぜか定期的に現れる文才の神様がまた出ましたねぇ。
ちなみに自分はここには「OH,NEW!?」から来ました。
昔すぎて多分知ってる人はいないと思いますがw
5
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A   tokyu-lines Mail
2020/08/25 17:14:53    (iREwnvSf)
長いのに読んで頂いてありがとうございます。
まだ何本か続きます。読みにくいところなどあったらコメント下さい

思い出すまま、感情のままに書いてもなかなか人様にお見せできる文にならないので、
手元のテキストを見直して推敲しています。(学生時代の自分が書いた文章たるや…)

なぜかPCからだとIDつきで投稿できないのでスマホからテスト
4
投稿者:(無名)
2020/08/25 12:57:08    (B3gtzYSG)
ホントに良い感じですね。
是非、続きを・・・。
3
投稿者:雄一 ◆b4KLsfQ23A
2020/08/24 18:20:42    (4LxZiYEz)
追加の乗客で強まった圧力のせいで、僕と彼女の密着具合はさらに高まった。僕の下腹部は、彼女の左右のお尻と尾てい骨あたりで完全に三点留めされていた。僕の後ろは連結部でもう動けるスペースがないので、何とか手すりをつかみ上体を維持している状態だ。彼女を半分抱え込むような形で、腕に力を入れ、彼女をより強い力で押し返す。

胸と腰に均等に力を入れ、なるべく胸から圧力で押し返したが、彼女は腰の位置をキープし三点留めを解除しなかった。電車が揺れるたびに、僕と彼女は一緒に揺れた。結合部を通じた剛体として右に左に動くので嫌でも彼女の存在が意識される。すると、自分の意図とは裏腹に、彼女の真ん中で僕の膨張が始まった。

一度意識してしまうと、逆戻りはできない。夏服の制服は薄く、突起のついた輪郭をごまかすような曖昧さは持ち合わせていなかった。対する彼女のカーディガンも柔軟で伸びがよく、膨張していくそれをだんだんと柔らかく包み込んでいく。僕らを隔てる数枚の布は、幸か不幸かその輪郭を生々しく伝えるような素材で構成されていた。

薄くタイトでないAラインのスカート、カーディガン、制服の夏服、そして僕の下着。衣越しに彼女の柔らかい肉感が伝わってくる。彼女も、微妙に体重のかけ方を変えることで腰を動かし、尾てい骨のあたりで僕の膨らみを確認しているようだった。とても恥ずかしかった。

さきほど停車中に足の踏み場を直したことで、一つ厄介なことが起こっていた。僕は足を半歩後ろに下げたのだが、そこがちょうど連結部の渡り板の上にかかってしまっていたのだ。ここはものすごく揺れる。ガタンゴトンの揺れに合わせて足が上下し、その振動は彼女にも伝わった。彼女はこの避けられない僕の動きを見逃さなかった。

何度かの揺れが続いた後、彼女は少しだけ背伸びをしたかと思うと、三点留めの1点、つまり尾てい骨の部分を解除した。すると、これまで彼女の腰付近で壁のように前方から面で圧迫されていた僕のモノは、壁の割れ目という突破点を得ることで一時の自由を得て、前方にゆっくりとせり出し、彼女のお尻の奥に吸い込まれていった。

左右のお尻からの圧迫は依然として僕を自由にしないが、先端は柔らかい肉の海を進むと、やがて何もない空間に到達した。お尻の下、太ももの間の空間だと思われる。宙に浮いているような、真空の中にいるような不思議な空間。僕の根本は彼女の堂々と張った尻に固定されていたが、最も卑猥な先端部は彼女の繊細なエリアから抜け出したようだった。僕と彼女の決定的な接触はまだ避けられていた。

そこからしばらく彼女も僕も動かなかった。僕はこの不思議な真空に安心していた。ひとまずはここから動かなければ、彼女をこれ以上刺激せず、これ以上事は進まないという安心。一方、彼女はと言えば、まだ自分の起こした背伸びのアクションが偶然の産物だと言い訳するように、僕の根元を挟み込んだままそこにじっとしていた。

僕が先ほど密着するのを拒否していたので、自分の行為が受け入れられたのか、こちらの出方をうかがっているのかもしれない。ここで絶対に動いてはいけない。動いたら、動いたほうが意図的に始めたことになる。にらみ合いの沈黙が続いた。

しかし事が動き出すのは時間の問題だった。というか彼女はその瞬間を待っていたのかもしれない。電車がポイントを通りレールの継ぎ目を超えると、その振動が僕の体を伝わった。連結部の渡り板から足を伝って股間まで、突き上げるような衝撃が伝わる。すると、真空ゾーンにいた僕の先端はあっけなく、彼女の密壺あたりを押し上げた。彼女は、足の間にいた僕のソレが腰の高さまで戻ってきたと感知した途端、免罪符を得たかのようにスイッチが入った。

ちょうど、電車がブレーキをして暗いトンネルに入る頃、2点留めは解除された。彼女は少し足を開いてゆっくりと重心を落とし、密壺のあたりに先端が当たるようにポジションを取り直した。ゆっくりとカーディガンの表面がこすれる感触が伝わってくる。もう、彼女が意図的に動いているのは明白だった。
2
投稿者:(無名)
2020/08/24 11:09:57    (6a6Yxlgc)
いいですね、続きを楽しみにしていますね。
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