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2004/07/22 03:30:42
こんにちは。こんなサイトがあるという事は今日始めて知りました。
私の話を聞いて下さい。
私は身長が高く、自分で言うのもなんですが胸とおしりが大きく、外国人みたいな体格です。
20代の後半、ある雨の夜。今思えば本当に命の危機、自尊心の危機をのりきりました。レイプされそうになったのです。

ずっと長い期間仕事が忙しく、ストレスがたまっていた私は深夜にもかかわらず近所のファミリーレストランに食事をしにいきました。雨が降っていて、傘をさしていました。時間は夜中の1時です。そのとき、その男はつけてきたのでしょう。いつもなら、音に敏感な私は気がついたに違いありません。アパートの部屋の前につくと、私は部屋のカギを探しはじめました。なかなか、みつかりません。1分ほどのあいだ、(長い!でもこれがラッキーだった)ずっとカギを探していました。そこに忍び寄る黒い影...ゆっくりと階段を上がってくる影の正体が私にそろりそろりと近付いてきました。私はのんきに、『同じ階の人がちょうど帰ってきたんだな』と思いました。その男は...私に30センチほどの距離まで近付いてくると...『ひとり暮らし?ひとり暮らし?』と話し掛けて...『騒いだら殴るよ』....こぶしを振り上げるかっこうをしました。目の前が真っ暗になりました。『乱暴されるんだ!』と思いました。
今思えば、その男はひょろりとしていて私と身長もそれほど変わらなく、抵抗すれば逃げられたかもしれませんが、まだ戸があいていないドアの前で私は口を口でふさがれ、体をまさぐられ、スカートの中の下着の中まで手が入ってきました。『こういう時って声が出ないんだ!』と思いました。悔しくて、悲しくて、『ううううう~~』という声と涙が出てきました。男は私のからだをまさぐるのに夢中になっています。
でもまだ夜中の1時です。近所にはアパートや民家。いくつかの部屋には電気がついている。冷静に計算しました。『今ここで、自分に出せる一番おおきな声を出せば』『人が気がつく』『この男に私をぶんなぐる暇はないはずだ』答えはでました。
私はひゅううと、腹式呼吸で、おなかいっぱいに息をすいこむと、

『だあああああれかあ!たあすううけえてええええええ!!』

と、いきなり大声を出しました。となりのアパートの住民もびっくりしたでしょう....男は、私の思ったとおり、逃げていきました。人に見つかっては元も子もない。何とか、危機を脱しました...ナイフなんか持ってなかったんだろうな。すごく恐かったです...
ただ、私はここでいかに自分がラッキーだったかを言いたいんじゃなく、その後のことが言いたかったんです。

わたしがありったけの声を出したのに、人はひとりも来なかったんです。それと、次の日、仕事の帰りが遅かったので、近所の交番の警官に、『昨日襲われそうになったんです。犯人が家を知っているはずだから、恐いから送ってもらえませんか』と言ったら露骨に嫌な顔をされました!
日本の警察には失望したよ!
一応、防犯指導というかたちでその日は送ってもらいましたが、いちおう、警察から受けた指導は、『家に入る前に家のまわりをぐるっと見渡して、あやしい人物がいないか確認してから家に入るように』
という事を言われました。結局、こういうことは彼氏や旦那さまに守ってもらうか、自分でなんとかするしかないのね、と思いました....。

それから、帰りがおそくなった日はそのように気をつけています。それからあぶない目にはあっていません。
女性の皆様、気をつけましょうね...。
あの日、ドアを開けていたらどうなっていたかと思うと、身の毛がよだちます。こうやって書いててもすごく恐い思いでです。

 
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