和さんの言いたかったことは、お金で身体は売っても心（プライド）までは売って
いないって事でしょうか。お金の事と割り切ってやっているのだから、プライドを
捨てたわけではないって事ですかね。
でも、心は身体に宿るものです。切り離しては考えられません。
「過去は過去として何時でもやり直せる」そんな風に考えがちですが、過去は過去
として残り、消す事の出来ない後悔もあります。彼女たちに忠告を与える者はそれ
を悟り、優しさから語りかけます。
人間は後悔して成長するものだと思います。自分で経験し過ちを悔いてこそ真の成
長があるのでしょう。後悔し、やり直せる事はそれで構いません。しかし、やり直
せない事は見てみぬ振りをしたくありません。
彼女たちは、いつか本当に愛する者に出会ったとき、己の穢れ傷ついた身体を心か
ら悔いるでしょう。愛する人に一生引け目を感じて生きていくでしょう。子供が産
めなくなっていれば、自分のして来た事の重大さを知るでしょう。でも、やり直し
は出来ません。
「心と身体は別」本当に言い切ることが出来ますか？