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2020/02/07 16:41:55 (EDD3hfmV)
その日は台風の接近で、雨が降ってるにも関わらず気温が高い、ムシムシした天候だった。

正午過ぎ、バイト先のゲーセンに出勤した僕。裏口は、客の無断侵入防止のため締めきってあったため、店の中を通って従業員専用の部屋に向かう。

すると、景品ゲームコーナーに、店の制服を着た見慣れない男女がいて、景品補充などの作業をしているのが見えた。二人とも若く見える。

(本部からの応援かな?)

このゲーセンの本社は、県外にも系列店を持つそこそこの規模の会社で、本社から応援が駆け付けることは前にもあった。なので、それほど珍しい光景ではなかった。その時はさほど気に止めず、通り過ぎた。

休憩室に到着し、男子更衣室のロッカーに荷物をしまう。すると、壁にスーツが一式、ハンガーで吊されているのを見つけた。さっきの応援の男性のか。

(ん?ここにスーツがあるってことは…?)

ひとまず、いつでもフロアに出られるように準備を済ませると、更衣室を出た。休憩室には誰も居ない。事務室にも人の気配はない。

誰かが入ってくる気配に注意しながら、女子更衣室の扉を開ける(中からしか鍵が掛からないので、出入りは自由だ)。すると、狭い更衣室の奥の壁に…ハンガーで吊られた女性もののスーツが一式。その真下の揃えられたパンプスに、茶色っぽい塊が乗せられていた。

(ビンゴ!)

人気に警戒しつつ、女子更衣室の中へ。パンプスに乗せられていた物は、ナチュラルストッキングだった!

遠巻きに見た応援の女性の顔を思い出す。飛び抜けて目立つ顔立ちではなかったが、そこそこ可愛い顔をしていた気がする。

くしゃくしゃになったストッキングを手に取り、広げる。そして、少し濡れている爪先を嗅いだ。

(おっ、結構クサイぞ!)

雨に濡れてパンプスに閉じ込められていたストッキングは、生臭いというか、獣のような匂いがした!

正直、好みの匂いではなかったが、あの女性の顔立ちとのギャップに、大いに興奮した!ついでに股間も嗅いでみたが、それほど長く着用してなかったのだろう、流石に匂いはなかった。

始業点呼を終えてフロアに出た僕は、景品ゲームコーナーに向かい、再び女性の顔をこっそり確認した。

さっきより近くで見てみると、清楚系の可愛らしい顔立ちを確認できた。

(ご苦労様です。貴女のパンスト、嗅がせて頂きましたよ。見かけによらずクサイんですね、貴女の爪先)

内心でそう呟きながら、業務に取りかかった。

応援の二人は、午後三時頃に作業を終え、店を後にした(多分朝から居たのだろう)。あの女性が、雨でジトッとした、しかも臭いパンストとパンプスを履いて帰ったと思うと、また興奮したのだった。
 
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