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襖の隙間

投稿者:ハク ◆5yvNnxzyQY
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2016/01/10 19:17:33 (MNjV8TNE)
親の性交と言うより、母の不倫相手との話しになります。

もう随分昔の事です、同時は私がたぶん中学3年ぐらいだったと思うので、母は30代後半の女盛りだったと思う。
母の不倫相手は私もよく知ってる叔父、母の実の妹の旦那でした、だから今も私は叔父の事は嫌いだ。
恐らくは母にそんな事をするのに嫉妬していたのかもしれない。

父はと言うと農家の我が家は、雪の多いこの地域が大体そうだが冬になると関東方面へ出稼ぎに出かける。
冬支度を終えて11月から田んぼが始まる4月まで、正月に1度帰ってくるぐらいで、農村集落の父親達はほとんどが仕事を求め遠くまで冬場の稼ぎに出る。

叔父は確か、重機車両の技術が上手く地元での働き口があり出稼ぎには行ってなかったと思う。

多い日は一晩に30㎝から60㎝は雪の降る山村地域、そんな中で一家の中心となる男手がいないのは心細いもの、それにかこつけては叔父は、様子を見に来たと嫁の実家にあたる我が家へ堂々と顔をだしていた。
そして私達家族の目を盗んでは母へ如何わしい行為を求め、又、母も父の居ない女盛りの身体の寂しさから、そんな叔父の行為にいつしか身体を許し、寂しさを慰めていたのだろうと思う。
母と叔父、いつからそんな関係があったのかわからないが、今思えばもっと前からだと思う、私が覗き見たのはその時が初めてだった。
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投稿者:ハク ◆5yvNnxzyQY
2016/01/10 19:36:52    (MNjV8TNE)

その日はまだ雪も降る寒い3月、家族は他に祖母と私の姉がいるが、祖母は風邪を引きそうそうに寝床へ、姉は冬は自宅を離れ職場に近いアパート住まいだった。
私と母は夕食を終えて、私は豆たんの堀こたつに肩まで入りテレビを見ていた、母は隣の薪ストーブの部屋でくつろいでいた、2つのの部屋は襖で仕切られていたが、襖を端に寄せ半分は開放しており、それぞれが簡単に互いの部屋の半分が見渡せる状態だった。
向こう側の母も顔を上げればこちらのテレビが見え、私もこたつから顔を出せば薪ストーブとその後ろに座る母の上半身が見えていた、ただ私は寝転んでテレビの見やすい位置として、閉ざした襖の方に身を置いていた、その為、薪ストーブの部屋も襖で閉ざした半分は見えなかった。

暫くして車の音がしたかと思うといつものように叔父がやってきた。
「今日も寒い、寒い」そんな事を言いながら、自分の家にでも入るように勝手に上がりこんでくる。

仮に私の事をKとします。
「K、面白いテレビきてんのか?」
「うん」
いつもの事なので私も一言返事で、特に改まった挨拶もすることは無かった。
叔父は私に話しかけた後はすぐに薪ストーブにいるお袋を見つけそちらへ移動した。
実際には見ていないから想像になるが、叔父は恐らくはお袋の隣に座ったのだと思う。

「ばあさんは寝たのか?」
「風邪引いたみたいでもう寝たの、お茶でいい?」
「そうか寝たのか、ああ、お茶もらおうか」
いつものように二人の会話は自然に、声も普通のトーンでテレビを見ている私の耳にもはっきり聞こえていた。
テレビに夢中になっていた私だが、いつの間にか二人の会話が聞こえない事に気付いた、あれ?と思いこたつの布団から軽く顔を出し隣の部屋を覗くが、先程まで薪ストーブの後ろにいた母の姿は見えなくなっていた。
お茶受けに漬け物でも取りに行ったのだろうかと、流し台の方に耳を傾けたが人の気配を感じる事は無かった。

3分、4分、隣の部屋の無言が続く…一体二人は何をしてるのだろう…。
何とも言えない緊張を感じ、胸騒ぎを覚えた。

「…んんっ、駄目だって…」
聞こえた、微かだが耳を澄ましたおかげで隣の部屋の声を拾う事ができた、そしてそれは間違いなくお袋の声だった、だが、その口調は私が今まで1度も聞いた事のない甘ったるい、鼻にかかったような悩ましい声だった。


私自身オナニーはしていたと思う、朝起ちの気持ち良さに雄の本能か手でしごいては射精の快感を覚えたのだと思う。
山村の田舎、今と違い性描写の情報も少なかった、それでも男友達がどこからか持ってきたアダルト雑誌の女性の裸を見ては興奮を感じ、直接はどんな行為か解らなかったがセックスやフェラチオが凄く厭らしい行為だと覚え、その言葉だけで興奮し勃起したりしていた。

母と叔父はセックスをしてるかもしれない…。

途端に私の胸騒ぎと緊張は一気に高まり、心臓までもバクバクと高鳴りだしてきた。

こたつから抜け出し「何してんだ」そう言って隣の部屋へ行けば簡単に済む事だが、できるわけが無かった、逆に私が物音1つ立ててはいけないように感じ、ピクリとも身体を動かす事ができなかった。
聞いてはいけない、見てはいけない、そう感じとった。

物音を立てずにゆっくりと体勢を元に戻し、隣の部屋の音に耳を集中させた、ガサゴソとした音や、「ンチュッ…チュル…」と唇で何かを吸う音、叔父の低くぼそぼそした声が聞こえるが何を言ってるか聞き取れなかった、そうかと思うと突然お袋がはっきりと私に声をかけてきた。
「Kこたつ暖かいかい、薪ストーブも暖かいからこっちに来たら」
明らかに上ずった声だったが、私を薪ストーブの部屋へと呼んできた。
私は思いもかけない事に慌て、布団の中に潜り考えた、何か返事を返さないといけない、それとも薪ストーブの部屋へ行くべきなのか、いけない事してるはずなのになぜ母は私を呼ぶのか(これについては母は2つの思いがあったかと、後で捕捉でも)…。

返事を返せないままでいると、又、母の声がした。
「K、起きてる、もしかして寝てるのかな」
「K,K寝てるの」
「…んん~こたつ温かくて気持ちいいから、寝てたよ」
「じゃ~風邪引くから部屋で寝なさい

「も少しここで寝たら、部屋に行くから、静かに寝かせてくれよ」
「そう、わかったわ」
私はとっさに取り繕うと母にそう答えた。
いつもの母の口調だった、物静かで優しい母の声。
母は私の返事を確認するとスーっと開けていた襖を閉め、叔父の待つ蒔きストーブの部屋へ身体を戻した。

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