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2012/02/22 13:23:09 (LXGWBvAb)
長閑過ぎる程の田舎…。

田んぼや畑の中に家が点在する、昼は大概の村人は働きに出ていた。

そんな中で母親は和裁の内職が有り自宅で働いていた。

当時、小学生だった私は学校が終わり畑の中を抜け家に帰ろうとしていた、農閑期で畑には人影も無く、畑を抜け大きな屋敷の横に出た。

垣根の隙間から屋敷の庭が見える…その縁側に人が見え私は、そこの住人だと思いチラチラと横目で見ながら通り過ぎようとした。

でも何となく様子がおかしく、立ち止まってしまう…男の人が女性の腕を掴み何かを話してる様子…女性は俯いたまま頭を激しく左右に振っている。

突然に男の人が女性を抱きしめて行く。

その様な光景を見るのが初めての私は、つい見とれてしまい足が完全に止まってしまい…それでも覗くと言う行為に罪悪感を覚え、無意識に辺りを見回し垣根の間に隠れるように身を屈めた。

抱きしめられた女性は苦しげに身体を反らし男の人から逃れようとしている。

男の人の顔が女性の顔を隠していたが、反対に顔が動き女性の顔が私の方を向いた。

何と…その女性は私の母親だった。

男の人の肩に顎を預ける様に母親は密着していた。

二人を真横から見る私…。

男の人の手が母親の背中から尻の方まで、忙しなく動いている。

突然…顔が重なり合い、母親は男の人の肩や背中を拳で叩く。

しかし…それも次第に無くなり、母親の手は男の人の肩に置かれて行く。

おとなしく成った母親の尻に伸びた、男の人の手が少しずつスカートをたくし上げ始める。
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投稿者:ああん ◆4cSIZRDFmM
2012/02/25 02:23:16    (lrdJ6kWI)
老婆の息が粗く成っている・・思わせぶりだな

続きがあるんだろ?
7
投稿者:留吉
2012/02/24 16:51:46    (tBgg/ALM)
連れ出されると同時に、母親の悶絶する声が聞こえる。

老婆は私の耳を塞ぎ

「聴くんじゃ無いよ」

と言って来る。

広い板の間が有り、台所の横に小さな和室が有る。

そこに入れられた私。

「もう暫く、ここで静かにしてるんだよ」

老婆が言う意味が直ぐに分かった。

足音が聞こえた。

障子の中辺りに狭いガラスが填められた障子戸、そのガラス越しに、裸のまま手で前を隠すようにしながら母親が急ぎ足で通り過ぎる姿が見えた。

「身体を洗いに行ったんだよ」

老婆が小声で言う。

直ぐ後に床を軋ませ、男の人も部屋の前を通り過ぎる。

老婆と私は息を潜め部屋に籠る。

やがて裸のまま母親は男の人に肩を抱かれるように風呂場から、私がいる部屋の前を過ぎて行く。

母親は、まさか私が居る事など知る筈もなく、再び座敷へと入って行く。

あまりの衝撃に顔を上気させ、ボーッとする私に向かい。

何で、こんな状況なのかを話し始めた。

男の人は老婆の息子であった。

母親と息子の関係が始まった原因は、母親が老婆に借金を申し出た事が始まりらしい。

借金の理由は、父親の稼ぎと内職の稼ぎだけでは生活が苦しく、私に辛い思いをさせたくない…との事で借金も父親には黙ってらしかった。

何時まで経っても、その借金を返せる状況にもなく老婆も息子も返せる時が来れば、その時にと母親には言っていたらしが、借金を返せない代わりに私を…と母親が自分から申し出たらしい。

息子には奥さんが居たのだが、結婚をして間もなく重い病気にかかり、何年かの闘病の甲斐もなく亡くなったとの事。

母親の申し出に息子も躊躇ったらしいが、結局、息子も未だ若く欲望を抑えられなく成ったらしい。

最初は一度だけの筈が、二回…三回と成り何時しか今に至ってると話す。

今では息子が休みの日には必ずに成ったみたいで、息子の休みは平日で、誰にも気づかれる事なく暫くの時間、老婆さへ耳を塞いで居れば良かった。

老婆の話を聴きながら、幼心に母親に対する怒りと、逆に哀れさも覚えていた。

打ち拉がれながら帰ろうと部屋を出ようとする私に、老婆は念を押すように、誰にも言うんじゃ無いよ…と言う。

うな垂れるように頷き部屋を出て勝手口に行こうとした時に、再び座敷の方から母親の悶える声が漏れて来た。

その声を聴いた瞬間に、また私の足が固まったように動かなく成る。

怒りと嫉妬心…それと初めて覚えた興奮の感覚が身体中に湧き上がってしまう。

その様子が老婆に伝わったのか

「もう一度…?」

私に言う。

老婆に連れられ再び襖の陰から母親の様子を眺めた。

息子の股間に顔を埋め頭を動かす母親…顔が浮き上がる度に息子の隆々とした物が姿を現す。

気が付くと老婆の息が粗く成っている。
6
投稿者:留吉
2012/02/24 13:28:18    (V8/JImQj)
老婆は口を指で塞ぎ、もう一方の手を回す仕草で、こっちに来いと言う。

私は怒られると思いながらも、静かに後ずさり庭に出て家伝いに表に廻る。

勝手口の戸が開いていて、老婆が手招きをする。

私は恐る恐る近づくと、老婆は小声で

「◯◯さんの家の坊だね?」

と言って来る。

私は恐る恐る頷く。

「さっきから見ていたの?」

どう答えて良いのか分からず黙って俯く。

「この事は、父ちゃんは勿論、誰にも喋っちゃ駄目な事だよ」

「悪いのは家の息子なんだけど…でも母ちゃんの為にも、誰にも知られちゃいけない事なんだよ!分かるね坊…」

老婆に諭されながら、少し気持ちに余裕が生まれた私は、老婆に中で何をしてるのか?思わず聞いてみた。

「坊は未だ知らなくて良い事だから」

と言葉を濁す。

それでも、余りに私の表情や態度が心配そうに見えたのか?老婆は

「見た事も聴いた事も全部、秘密に出来るか…?」

と言う。

コクリと頷く私。

「何を見ても驚くんじゃ無いよ…それに絶対に声を出すんじゃ無いよ」

私に言いながら、私を部屋に連れて行く。

大きな座敷の部屋が四つも有り中の襖の一部が開いていた。

老婆は後ろから手で私の口を塞ぎ

「あまり長く見るんじゃ無いよ」

私の耳元で言うと私の身体を襖の横から、ゆっくりと傾けさせる。

私の視界に飛び込んだ光景に、私は一瞬、恐怖に変わった。

敷布団だけ敷かれた上に全裸で仰向けにされ…全裸の男の人が重なり下半身を密着させている。

母親の両脚は大きく開き宙に浮き上がっている。

両手で上半身を支え男の人が激しく下半身を揺らしている。

表情を歪め何かに堪えるように髪を振り乱す母親。

ウォ~ォ…ウウゥ…男の人は呻きながら激しく下半身を揺らす。

布団の端を握りしめていた母親の両手が男の人の首に巻きついて行く。

男の人は上半身も母親に密着させる、母親の両脚が男の人の脚に絡み付いて行く。

「あっ!あっ!もう駄目~ぇ逝く…逝く~ぅ」

母親が絞るような声を挙げる。

突然、老婆は私の目を塞ぎ、押し戻すように座敷から出された。
5
投稿者:留吉
2012/02/24 12:42:51    (V8/JImQj)
障子の向こうに消えた母親と男の人…今、見えていた光景より更に、いけない事が障子の向こうで行なわれるんだ…幼心にも、えも云えない興奮を覚えてしまった私は、垣根の間を抜け庭に入る。

他人の庭とは言え無断で忍び込む事じたいが、悪い事だと感じ、少し怯えながらも少しずつ縁側に忍び寄った。

ピタリと閉じられた障子の向こうが見える由もなく、ただ部屋の中が気に成った。

縁側の床板に、這いつくばるように中の気配を探ろうとする私…。

その時程、全神経を障子の向こうに集中させた事が無いくらいに耳を、そば立てた。

やがて周りの音は無くなり部屋の中の音に集中出来るようになる。

当時は知らなかったが、犬や猫が水を飲む時のような音…時折に母親の声だろうか?途切れ途切れに吐き出すような、くぐもった粗い息が聴こえる。

やがて粗い息から、小声ながらも何とも妖艶な声が漏れ聴こえて来る。

私の幼い股間に例えようの無い、むず痒さを覚え、その感覚が頭の先まで走り抜けて行った。

声が低く、何を話すのか聞き取れないが、男の人が言葉を発している…母親の声は高く、嫌…とか、もうこれ以上は駄目…とかの声は聞き取れた。

何をされてるんだろう…?

二人は、どうしてるんだろう…?

更に、這いつくばり床に上がろうとした時に、廊下の向こうに人の気配を感じ、ビクッとして私が振り向くと、そこには老婆がいた。

驚いた私は這ったまま外に後ずさる。

老婆は私を見ながら、静かに…と言う仕草で自分の口を指で塞ぐ。


4
投稿者:読者
2012/02/23 20:49:17    (71GgC3bN)
あの~ティンポを握ったまま待ってるんですけど・・・
3
投稿者:光彦
2012/02/23 19:54:36    (PNufmJ8j)
とても素晴らしい書き出しです。
これからの展開期待しています。
2
投稿者:留吉
2012/02/22 16:39:32    (yiibADAp)
腿の裏が露わに成り始め…やがて臀部を隠す下着が、男の人の手で露わにされて行く。

高級な下着を身に付けられる筈もない身分の生活の中、綿生地の下着の上から、男の人の手は荒々しく臀部を撫で回していた。

背後から下着の中に手が差し込まれると母親は顔を離し、相手を押し戻そうと抗う。

垣根の外は道でも無く、誰も通る事は無いと母親も男の人も油断が有ったのだろうか…?

抗いつつも男の人の手が母親の股間の前に廻ると、顔を歪め口を開き、駄目…と言う仕草で顔を振る。

スカートが膝下まで下がり、男の人の手の動きは見えないが、行為自体は当時は未だ幼かった私にも何となく理解は出来た。

何かを話し掛ける男の人は、その都度に母親の耳元に顔を近づけ、内容は聴こえて来ない。

いつしか母親は、
がに股気味に脚を開き下半身を妖しく蠢かさせている。

その時の母親の表情は、決して普段では見た事の無い表情で、何故だか、その時に母親が綺麗に見えてしまった。

スカートの中に手を差し込んだまま、男の人が耳元で何か話し掛ける。

その後に差し込んだ手を抜くと、男の人は母親の背中を支えるようにしながら縁側に上がって行く。

中の障子戸を開けると、母親は男の人に促されるように座敷の中に入って行く。

障子戸が、ゆっくりと閉められ二人の姿が消えた。
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