やがて年末になり、中国に単身赴任中の父も正月休みで帰国しました。正月
は初詣や親戚へのあいさつ回り、来客と結構忙しいものですが、それでも久
しぶりに親子３人での時間をもつことができました。数ヶ月ぶりに帰国した
父と母の夜の営みはあるのかと心配していました。僕の部屋のちょうど真下
が両親の寝室、僕は両親が寝室に入った気配を感じると時々、部屋の床に耳
をあて、下の部屋の様子を窺いました。父が帰国した翌日、夜１２時を過ぎ
た頃、両親が寝室に入った気配を感じ床に耳をあてました。最初のうちは２
人の会話こもったような音で聞こえていましたが、やがて電気を消す音がし
て会話は聞こえなくなりました。その後、何も聞こえなくなり“寝てしまっ
たのか？”とあきらめかけた時、“あっ～”という微かな声が聞こえまし
た。“やってる”と確信しました。そのまま息を堪えて聞いていると“う～
ん　う～ん　あ～ん”と言う母の声が微かに聞こえてきました。
その後も、父が帰国していた１０日間の間に少なくとも３回は二人きりの時
間を楽しんでいたようでした。（父と母がやっているのを確認できて少し安
心しました。それと同時に塗装屋との今後の関係が少し不安になりまし
た。）
それと、父が帰って来た直後に気づいたことがありました。それは、母の下
着が派手になったことです。母は洗濯物をいつも二階のベランダに干してい
ました。そして、パンティーやブラジャーなどの下着は外から見えないよう
にベランダの一番手前に干していたのです。ちょうど僕の部屋の窓の真前に
いつも母の下着が干されていたので、どんな下着を着用しているのかすぐに
わかるのです。
それが、父が帰ってきて以来、明らかに派手になりました。黒や紺のもので
すが今まで母が持ってたものと明らかに違うものでした。・・・たぶん父が
中国で買ってきたものだったのしょう。
両親が外出していたときに、部屋に入って母の洋服ダンスを調べてみまし
た。やはり新品のセクシーな下着がたくさんありましした。その他、シルク
のネグリジェも白や黒なども結構スケスケのものがありました。
やがて、父の休暇も終わり、再び中国へ戻る日が来ました。“今度はいつ戻
れるの”と聞くと“ゴールデンウィークかお盆の頃かなー” そう言って父は
赴任先の中国へ戻っていきました。
ちなみに父が中国に戻った後、母の下着はノーマルなものに戻りました。

続く

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