2025/03/23 14:17:55
(prTnyTO/)
「今日は、ちょっと足を伸ばして温泉でも行ってみるか」
義父のその一言に、私は何の迷いもなく頷いた。
「日帰りで行ける、静かなとこがあるんだ。昔、妻とよく行った場所なんだが…」
「……私で、よかったんですか?」
そう問いかけた私に、義父は静かに微笑んだ。
「今はもう……お前と行く方が、ずっと心が落ち着くよ」
助手席でシートベルトを締めながら、私はスカートの奥がじんわりと湿っていくのを感じていた。
このまま、車の中で襲われてもいい。そんな危うさが、逆に私を熱くさせた。
昼前に着いた温泉は、山の中腹にひっそりと佇んでいた。
木造の静かな宿。平日の昼間、人影も少ない。
貸切風呂付きの休憩室――そこまでの段取りを義父はすでに済ませていた。
「じゃあ、先に入ってこい。タオルはここにあるからな」
「……一緒に入りませんか?」
私がそう言うと、義父の目が一瞬揺れた。
でも、すぐにその手が私の肩を掴んだ。
「そんなつもりで来たんじゃないんだが……お前が誘うなら、断れないな」
湯けむりが立ち込める石風呂。
岩肌に沿って流れる温泉が、ゆっくりと私たちの肌を包み込む。
「……ここで、妻と何度も話したよ。あいつが元気だった頃は、よく笑ってくれてた」
「そうなんですね……奥さん、きっと素敵な方だったんでしょうね」
「今でも、夢に出てくるよ。こんなこと、怒られて当然だな……」
義父の声が、少しだけ震えていた。
私はそっと近づいて、その手を握った。
「私も……夫に怒られることばかりしてます。でも……後悔はしてません」
「……真理奈」
「今、この湯の中で……義父さんのものになりたいんです」
私のその一言で、空気が変わった。
岩風呂の縁に背を預け、私は身体を差し出すように脚を広げる。
水面に揺れる乳房の先を、義父の舌が包んだ瞬間、私は堪えきれずに声を漏らした。
「あ……ぁっ、こんなとこで……っ」
「声、出すな……外に聞こえる……」
「だって……義父さんの舌、熱くて……おかしくなりそう……っ」
指が湯の中でゆっくりと、でも確実に私の奥へと入っていく。
柔らかい水音に混じって、互いの呼吸が荒れていく。
「湯の中で……中まで、欲しい……です……っ」
「……ほんとに、お前は淫らになったな。そんな身体にしたのは……俺か」
「ええ……あなたです……義父さん……全部、あなたのせい……」
そのまま岩の縁に押し倒され、私は後ろから貫かれた。
水しぶきと熱が身体中に絡みつく。
温泉の中で、誰かが来ないかというスリルが、さらに私を濡らしていく。
「もっと……奥まで……っ!苦しいのに……もっと……!」
「真理奈……真理奈……俺の……っ!」
お湯の音にかき消される絶頂の叫び。
体内に注がれる熱が、冷めた心までも染めていくようだった。
告白の終わりに:
帰りの車内、私は膝を閉じて、身体の奥を意識しながら微笑んだ。
「……湯けむりって、えっちですね」
「まったく……誰に似たんだか」
「今度は泊まりで、行きたいです。夜の湯は……もっと淫らになれそう」
もう私は、完全に義父のものだった。
心も、身体も、妻としても――そして、女としても。