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2012/11/13 22:01:08 (2budDRnm)
バカ往復(給水所)

 僕は『隠れる』と聞いて、てっきり遠くに逃げるのかと思ったら、『あいこ』はコンビニからほんのちょっと離れた、『ここでいいの?』と思う場所で止まり、そこの陰に僕と隠れました。

 「ちょっと、面白くなるかもな。」

 『あいこ』は意味ありげにそう言うと、またおにぎりのパッケージを僕に剥かせました。僕の手から『昆布』を直パクしていたら、ホントに『ドゥンズ!、ドゥンズ!』が、また帰ってきました。

 「くくっ…、なっ? 来ちゃうのよね~。バカだからぁ~。」

 ヤバい空気が充満してきた中で、余裕かましてクスクス笑ってる『あいこ』を見て、僕は不安で不安でたまらなくなりました。でも、『あいこ』は全然気にせず、今度はレタスサンドをシャキシャキ食べ始めました。

 「おいっ!」

 「なっ、何ですかっ?」

 「何人来たか、当ててみろっ!」

 「えっ、え~~~っ!?」

 「早く言えっ!」

 「ううっ、5人?」

 「はい、残念。6人だな。」

 「うえ~~~っ!? あ、当たってたら大変ですよォ!!」

 僕は『まさか…』と思いました。車がコンビニの前に停まりました。『ドゥンズ!、ドゥンズ!』がデカい雑音と騒音に変わると、中からワラワラっとチャラ男が降りてしました。

 「2、4、5…、うわっ! ホントに6人いますよっ!?」

 「『ともスケ』、一万円貸しな!」

 「うっ…、それより、どうするんですかっ? アレっ!」

 「別に~、どうもしないよ~。あたしはね。」

 僕が『えっ?』と思ったのと同時に突然『ウワォ~~~ン!』と、けたたましくサイレンが一回鳴り響きました。僕が気付かない内にパトカーがすぐ側まで来ていました。

 またまた僕と姉が大好きな『柳沢慎吾の「警察・密着24時」劇場』の元ネタが、目の前で始まりました。チャラ男たちの結末は、カーステの騒音と定員オーバーで『アウト』だと、『あいこ』が教えてくれました。

 「分かってたんですか? パトカーが来るの。」

 「あったり前じゃん! フルチンの変態、ず~っと、探してんだぜ~。」

 僕は『ま・さ・か・?』と思って、自分で自分の顔を指差してみました。『白い悪魔』が最悪の笑顔を作りながら、僕の鼻をツンツンしました。

 「大・正・解っ!!」

 「ど~~~すっ…、うぐっ!」

 僕が『どうすんですかっ!?』と詰め寄りたかったところで、『あいこ』がパッと僕の口を押さえました。

 「騒ぐなっ! プロは勘が鋭いんだよっ! この距離でも簡単にバレるんだぞ!?」

 「………、ほご(はい)。」

と、僕がしょうがなく納得したら、ここから『あいこ』の『裏・警〇マニュアル講座』が始まりました。これからの僕の人生で役立てたくもない、余計な知識を『これでもかっ!?』と教えてくれました。詳しく書けませんがチャラ男たちのお陰で、僕の警戒レベルがちょっと下がったそうです。

 「『ともスケ』、お前、アイツらにお礼しなきゃな~?」

 「絶対に、イヤです。」

 「うふふっ、じゃあ、行こ!」

 すっかり深まってしまった夜の闇を利用して、『お尋ね者』になってしまった僕たちは、町中へ消え去りました。異常にはしゃぎ始めた『あいこ』は、ずっとクスクス笑っていました。

 変な所をあっちこっち引っ張り回され、僕はヘトヘトになりました。僕のテンションが下がると、『あいこ』がエロい『チュー』をしてくれました。舌を『キュキュ~ッ』と吸われたら、テンションがチンポといっしょに上向きになりました。

 夜もトップリ暮れて、足元まで暗闇がおっこって来ました。あんまり詳しく書けない場所に、僕たちは潜り込みました。モロに違法行為です。でも、『若者の、若さ故の過ち』と言うヤツです。認めて下さい。

 「何で、帰らないんですか?」

 「何が?」

 「僕は閉め出されたけど、『あいこ』さんは家に帰れるじゃないですか…」

 「いっしょに居たくないの?」

 「いえ、そんなコトないですけど。…いいんですか?」

 「いいんだよ。あたしも、たまには親孝行だよ。」

 「帰らないコトが?」

 「今日、ママが帰って来ただろ? いつもは、あんなに早く来ないんだよ。」

 『あいこ』の家は、お父さんが働けなくなってから、お母さんが別にお店を開いて家計を支えています。色々と残業が残って、いつも帰りは遅いらしいです。

 「親だって夫婦だろ? たまにはふたりっきりにして上げたいんだよ。」

 「そうなんですか?」

 「お前んトコの、『タマじぃ』と『リッちゃん』はどうなの?」

 「うっ、ええ~~~っ?」

 僕は内心、『想像したくね~』と思いました。両親が仲睦まじくしてるところなんて見たこともなかったし、何と無く見たくもありませんでした。

 「分かりませんっ!」

 「そっかぁ~。『ともスケ』にバレね~よ~に、ヤッてんだなぁ~。」

 「止めて下さいっ!」

 「何だ? お前、親のセックス見たらグレるタイプかぁ~? 姉ちゃんとヤッてるクセにィ~?」

 「か、関係ないでしょ…。」

 「親だって、『男』と『女』だろ? ヤッてんのが当たり前だよ。」

 「でも…、」

 「ヤレなくてもさ…、『男』と『女』でいたいだろ~な。そうしておいてやりたいよ。」

 そう聞いて、僕は『あいこ』の『帰らない理由』が何と無く分かりました。『あいこ』のお父さんとお母さんが、ナニをするかはどうでもいいとして、なるべくふたりだけの時間を作って上げたいという気持ちは、立派だなと思いました。

 「手を握ってもいいですか?」

 「ふふっ、何だよ? 良いけど。」

 夜になってもコンクリートの壁や床からは、篭ったままの昼間の熱気が伝わってきました。ホントは僕たちの体温が、そんな風に錯覚させているのかもしれません。あったかな『違法空間』の中で、僕はほんわかと『幸せ』を味合わせてもらいました。

 僕が『ぽわん』とした気分で、チラチラ瞬く星たちを眺めていたら、『ずずっ』と握ってた右手を引っ張られました。

 『ん?』と何気に手元を見ると、めくれたスカートの中からヒモパンのヒモと、お尻の脇がのぞいていました。『えっ?』と『ドキッ!』が同時に僕の身体を震わせました。

 「解きたくない?」

 『あいこ』がダイレクトに、中2男子の『夢の実現』を『成し遂げたいか~?』と聞いてきました。一瞬、僕のチンポが掘削ドリルのように、コンクリートの床に穴を開けてしまいそうになりました。

 「おっ、お願いします!」

 デニムのハーフパンツの中で、ドリルと削岩機が『ギュイン!、ギュイン!』暴れ回るのを、へっぴり腰になりながらなだめすかして、僕は憧れのヒモを摘みました。

 柔らかな反発力で『女の子のSP』が、僕の欲望から『中2のパラダイス』をガードしてました。もったいないので、ゆっくりと引っ張りましたが、それでも呆気なく解けてしまいましたい。

 「楽し~い?」

 『幸せの溜め息』をついて、滅多に味わえない幸福感に浸っている僕に、この『喜び』がちっとも理解出来ない女子代表が、『やれやれ』と言う感じでインタビューしてきました。

 「はいっ! ありがとうございますっ!」

 「バカだな~。じゃあ、こっちも解くか?」

 「いえっ! そこまで僕は、バカじゃありません!」

 「意味、分かんね~よ!」

 僕は、『幸せ』の意味を分かってもらえるように、『富士山』状態のハーフパンツのファスナーを下げてもらいました。ドリルが貫通寸前でした。

 「…どうですか?」

 先端部分がアクアラインを掘り抜き通す勢いで、『ゴリンゴリン』に固くなった削岩機を、僕は出しました。『あいこ』が優しく先端部分を『クリクリ』と撫で回しました。

 「…ちょっと、楽しいかな?」

 『あいこ』はニコッと笑って、ゆっくりと咥えてくれました。チンポが『海ほたる』からトンネルへ入って行きました。


 
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11
投稿者:ともゆき
2012/11/18 01:51:46    (tnkM3fLF)
コメントをお寄せいただきまして、みなさん、ありがとうございます。

中立マンさん、はじめまして。コメントありがとうございます。エロい興奮が冷める比喩が多過ぎとのご指摘、反省すべき所です。
ご指摘を肝に銘じまして、今後はチンポにダイレクトに伝わるような文章を心掛けたいと思います。


10
投稿者:(無名)
2012/11/17 00:28:59    (FtHBjZ/w)
ゆい 暇なの?
9
投稿者:ゆい
2012/11/16 11:30:01    (PptBlJ0J)
オッサン! 暇なの?

8
投稿者:sisterlove
2012/11/14 11:50:06    (Se/vtbuQ)
楽しく拝読しています。sisterloveのわたしとしては、そろそろお姉さんとのsexを期待しています。よろしくお願いしますね!
7
投稿者:読者 ◆pR2NxewZcs
2012/11/14 11:43:29    (AXR5C5YB)
【ともゆき】さん、大丈夫ですか?
…というのも、ここ数回のサブタイトルが【長距離走】を想起させるもので…
しかも、ここ数回のアップがハイペースに思えまして…
前回(39)で【バカ姉】さんのお名前が【まさみ】さんとなっておられて…
「え…そういうお名前だったのですか?」
と、通常の感想レスとは別にレスをする前に、念のため確認をかねて初回から読み返えしていたところ…
はい、基本的に購入している書籍はアマゾンで出版日が判ると数巻前に遡って…
作品によっては第一巻から読み返してストーリーの連続性を楽しみたいタイプですので…
あ、わたしのことはどうでもよくてですね…
第2回で【まさみ】さんのお名前を発見し、読み進めていたさなかのアップ…
少し寝不足です!
あっ…これも、どうでもよいことですね。

今回、【あいこ】さんが帰らない理由…
そこに出て来た【お父さま】と【お母さま】の関係…
もしかしたら【あいこ】さんの理想の【夫婦像】なのでしょうか?
あと…【まさみ】さんとご家族の方はどうされたのでしょうか?
わたし、とても…
気になります!
6
投稿者:中立マン
2012/11/14 00:16:40    (X7R8OOQM)
毎回読ませて頂いてます、正直前半の方が、3倍面白かったです。
最近は、比喩表現が多すぎて物凄く考えながらじゃないと読みにくいです。
もう少し15話位までの雰囲気にしてほしいです。
姉ちゃんとの交わりを期待しています
5
投稿者:(無名)
2012/11/13 23:46:32    (aQRMjCgs)
話がエロに戻ったバンザーイ丶(;Д;)ノ
いつもここに「スレ違い」とか「つまらん」とか書くやつ、今頃これを読みながら一生懸命チンコしごいて、それからおもむろに文句書くんだろうなー。今度はどんな罵詈雑言かな。それはそれで楽しみなんだよなー。
4
投稿者:愛読書1号 ◆0jh5kQhfUA
2012/11/13 23:35:45    (aCdaerYt)
表現が面白いので楽しくて仕方ありませんね。
ある意味、嫉妬します!頑張れ
3
投稿者:バカ姉ファン
2012/11/13 23:06:25    (qiygWxky)
追伸
祝の文字の後にクラッカーの絵文字入れたら化けてしまいました。ごめんなさいf^_^;)
2
投稿者:バカ姉ファン
2012/11/13 23:03:29    (qiygWxky)
祝轎40話!
バカ姉と出会ってから、振り返ればあっという間に40話でしたよ!
今回もあいこちゃんのキャラが良く表現されていて楽しかったです!
100話に向けて頑張って下さい!
応援しています!
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