妹は4時前に帰ってきました。
「ただいま～」明るい声が聞こえたので玄関に迎えに行くと、妹は靴を脱いで上がってくるところでした。
「お帰り〜、お腹空いてない?シュークリーム買っといたで。食べる?」と僕が言うと、
「えー、メッチャ嬉しい、ありがとう〜。お昼うどんしか食べてないからお腹空いてたの。食べる食べる」と言うので、冷蔵庫からシュークリームを出して紅茶を淹れました。
妹は部活の打合せの後に行った初詣で、お御籤をひいたら大吉が出たと嬉しそうに話してくれました。
僕はけっこうドキドキしていたのに妹は普通なので忘れてるのかなと思い、だいたい食べ終わった段階で、「クリスマスの続きする?」と聞いてみました。
妹は「うん、しよっ」とやはり明るい感じで返事しました。

僕はヤバいと思い、妹に気付かれないよう身体を離しました。「ごめんな、お兄ちゃんトイレ行ってくるわ」妹は「お兄ちゃん大好き、ありがとう」と言うので「僕も大好きだよ」と返しました。
その後、自分の部屋に戻って、アソコを拭いたりパンツを着替え後、居間に戻って話をしました。
妹は子供の頃からずっと僕のことが好きで結婚したいと思っていたこと、結婚できないと分かってからもずっと好きだったことを告白しました。僕は夏休みに妹に女を感じて好きになってしまったこと、妹のことをすごく愛おしく感じていることを告白しました。その後、もう一度抱き合ってキスをしましたが、階下に母がいるので、二人だけになる1月3日、4日にこの続きをするやくそくをしました。

妹は僕に聞いてきました。
「お兄ちゃんは彼女いないの?」「こんな男子高生にいるわけないでしょ」「えー、かっこいいと思うけどな、A先輩も前は玲ちゃん(妹:仮名）のお兄さんかっこいいね、紹介してって言ってたよ」「えーそんなん初めて聞いたよ」
A先輩というのは彼氏ができたと告白した子です。
「紹介してくれたら、よかったのに」「ダメ〜、お兄ちゃんは玲のお兄ちゃんだもん、他の子と付き合っちゃやだもん」「お兄ちゃん彼女できるチャンスやったのに」その後、何分か会話が途切れましたが妹は意を決したように「じゃあね、玲が彼女になってあげるよ、それならいいでしょ」「兄妹で恋人になれるわけないやん」「なんで?」「近親相姦になっちゃうでしょ」「キンシンソウカンて何?」僕は少し言葉に詰まりましたが、「あのな親子や兄弟でそういうことしたらダメだってこと」「そういうことって?」「キスとかエチとか」「えー、玲お兄ちゃんとしたいよ、キスとか…お兄ちゃんしか好きになれないもん」びっくりしたけど、僕にとっては嬉しい妹の告白でした。