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1
2013/10/07 16:40:23 (hZNHgrle)
浴室から出てきた彼は腰にバスタオルを巻き付けただ
けの裸姿でした。
 台所で洗い物をしていた私が振り返ると、赤黒く日焼
けした逞しく若々しい裸身がすぐ近くに見え、正直少し
の戸惑いと驚きに、思わず視線をそらすように床に伏せ
たほどでした。
 それまで彼といる時にはただの一度も感じたことのな
かった、おそらく初めての微妙な空気が二人のいるダイ
ニングに流れました。
 「な、何か冷たいものでも用意するわね」
 無駄肉のないぴんと張り詰めた若過ぎる孝之の裸身に
、私の心は何故かかすかに動揺し、視線を狼狽させたの
ですが、それを押し隠すように明るい声で彼に声をかけ
ました。
 「すみません…」
 孝之は濡れた頭を小さなタオルで拭きながら言葉を返
してきました。
 私の最初の声も上ずっていましたが、孝之の返答も妙
に緊張しているような固い声でした。
 楽しく屈託なく笑顔で食事していたついさっきまでの
空気はどこかに消え、これまで二人の間では一度もなか
った澱んだ空気が室内に充満しかけているようでした。
 「ますみさん…」
 気まずい沈黙の時間が少し流れた後、孝之が私を呼び
ました。
 「なに…?」
 彼に背中を向けていた私が気を取り直すようにつとめ
て明るく笑顔で振り返ると、いつの間にか孝之は私の背
中のすぐ真後ろに突っ立っていました。
 「あっ……!」
 私は思わず目を大きく見開いて驚愕の表情を露わにし
ていました。
 孝之がすぐ近くまで来ていることも驚きでしたが、彼
の下半身からバスタオルが床に落ちてしまっていること
が私の視線に予期せず飛び込んできたからでした。
 私はあまりの驚きに次の声も出すこともできず、その
場で金縛りに合ったように身動きできなくなっていまし
た。
 剥き出しになった孝之の下腹部の漆黒の中から薄黒く
くすんだ大きな突起物が、天井に向かって固く屹立して
反り返っていたのでした。
 それはこれまでに見たことのない太さと大きさと長さ
をしていました。
 私の全身は完全な硬直状態に陥ってしまっていました。
 孝之がさらに歩を進めて私を抱きしめにきました。
 首筋の辺りにいきなり彼の舌が這ってきました。
 硬直状態は私の身体だけではなく、思考まで停止状態
にしていて、流し台の前で抱きしめられたまま彼の手で
Tシャツを剥ぎ取られ、ブラジャーのホックを外される
までされるがままの状態に陥ってしまっていたのでした。
 「だ…だめっ…た、孝之君…だめよ!」
 自意識を取り戻して慌てて抵抗しようとした私の唇に
彼の唇が強引に重なってきました。
 「ううっ……むむっ…うう」
 彼の舌が荒々しく私の歯と歯の間を割って押し入って
きていました。
 こんな…こんなことって!
 全く予期も想像もしていなかった事態に陥ってしまっ
ているのが、口の中で舌を舌で捉えられ、剥き出しにさ
れた乳房を激しく揉まれている状況でも、まだ私には信
じられない出来事のように思えていました。
 親子以上に年もはるかに違い、到底男女の思慕とか身
体と身体の結び付きとかいうものとはかけ離れた間柄と
思い込んでいたのが、今少年は確実に私を女と看做して
襲いかかっているのが本当に信じられないことでした。
 彼の太くて力の強い腕の中で、私はそれでも必死に抵
したつもりでしたが、獣を襲う狼に変じた孝之の前では
、結果的には何の抗いにもならず、いつの間にかスカー
トのホックも外されショーツ一枚だけの裸身に剥かれ、
床の上に押し倒されていたのです。
 「ああっ…だ、だめっ」
 仰向けにされショーツの上から孝之の手が私の秘部を
強く押さえ込んできていました。
 忘れかけていた何かが、私の心の奥の闇で赤く光りを
放ったような感じが少ししました…。
 


屹立が
 
 
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3
投稿者:待ち人
2013/11/09 21:20:15    (RfThzQ8p)
もう筆を折ったのですか?名作になると思っていましたが
2
投稿者:熟女好き
2013/10/07 23:17:28    (416tWB3h)
続き期待してます
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