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削除依頼
2020/03/06 20:49:11 (y8OqRQ/7)
不謹慎なのは承知しているが、どうしても書きたくなったので、今日に至る経緯を書いてみる。
俺の出生まで遡る。
俺は母親の美鈴と母親の義父との間にできた子である。
この義父というのが、どうしようもない男で祖母の連れ子だった美鈴(母親)に手を出して孕ませた。
ギャンブル、酒、DV、義理の娘に性的虐待ときたわけだ。
気付いた時には堕胎させるには遅すぎた。
で、俺が生まれた。望まれない子。
祖母の美咲もどうしようもないといえば、どうしようもない女で男をとっかえひっかえするような女だったそうだ。
娘の美鈴が旦那にヤラれてたとも知らずに、他の男とよろしくヤッてたわけだ。
とはいえ、娘が孕まされたとなれば、さすがに別れるぐらいの正気さは残ってたようで。
離婚後は、俺と美鈴と3人で暮らすようになった。
娘の美鈴にはそれなりの罪悪感があったようだけど、俺には悪意のようなものがあった。
美鈴も憎き義父との間に産まされた子供に対して、嫌悪感があった。
祖母にも母親にも愛されなかった幼少期が始まる。
最近、話題になっている例の虐待の裁判をニュースで聞くと、無性に幼少期を思い出す。
あの子のような悲惨さはないが、俺もそれなりに苦しかった。
その反動?いや復讐というのだろうか。今は祖母と母親を玩具のように扱っている。
二人も諦めたように俺の言いなりになっている。

ちょっと分かりづらい家族なので説明しておく。


俺:京介(きょうすけ)22歳。二浪の末、大学進学を諦めてFXと株に走った。
  そこそこ贅沢できるだけ稼げてる。心の闇は深しw

妹:琴音(ことね)17歳、高2。橋○環奈似の158cmぐらい。Dカップ。
  すごく可愛らしい良識のある乙女。ただしスイッチが入ると家族で一番の変態。
  「オチンチンいいのぉー、もっとぉおお!」と大音量で叫ぶ困ったチャン・・・。

叔母:美樹(みき)19歳、大学1年。橋○環奈と香○奈のパーツを合わせた感じ。170cmぐらい。Bカップ。
   ツンツンしてる。セックスもサバサバしてる。時折ニャンニャンしてくる典型的なツンデレ。
   フェラが絶品。気分のいい時はいい仕事するので、テクニシャンであることは間違いない。
   家族構成上、年下だけど叔母なので、どうしても偉そうにしてくるけど、力でねじ伏せてますw

母:美鈴(みすず)38歳。高校中退。橋○環奈を1ランク落とした感じ。決してブスの類ではない。
  まぁ・・・そういうことなんで、親子関係はギクシャクしてたけど、今は普通の友達というかセフレ感覚。
  俺の出生が出生なんで、親子として接するとどうしても過去が付きまとって憎悪と罪悪感が発生してしまう。
  なので、セフレとしての関係性がお互いにとって、異常だけれども適切な距離感で苦しくない。
  身体はすごくいい。165cmぐらいのFカップ。パイパン。
  淫乱度はTPOに合わせて調節できるところが大人としての魅力を感じる。

祖母:美咲(みさき)52歳。小卒。バツニ。香○奈よりの香○奈?うちの家系は祖母の血が強いのか祖母似が多い感じがする。
   俺がヤリチンなら、間違いなく祖母はヤリマン。
   ヤリまくってると女性ホルモンが分泌されて若さを維持できるのか?どう見ても母親の美鈴と姉妹といっても過言ではないくらい若い。
   中学もろくに行かずに最初の旦那の子美鈴を妊娠。さらに19年後に美樹を妊娠。(60になっても妊娠するんじゃないか・・・この人)
   若干、お肉が付いている程度で身体は30代と表現しても偽装にはならない。Eカップ、パイパン。
   完璧に思えるが弱点がある。金だ。金運には恵まれないらしく、そこそこ稼いでは失うを無限ループしてる。
   幼少期は鬼のように怖かったが、今はまあまあ分かりあえてきた。
   俺の融資で東京の西で場末で小さい飲み屋をやってる。


皆よく混乱するんだけど、琴音は美鈴の娘で、俺の妹。美樹は美咲の娘で美鈴の妹、俺の叔母にあたる。
美樹と琴音は叔母と姪の間柄になるので、頭の中を整理しておいてください。
分かる人は分かるんですが、初めての人は毎回混乱します。
美咲が若すぎるので美鈴と姉妹と勘違いしたり、琴音が美咲の娘だとか、美樹が美鈴の娘とか、勝手なこと言いますが違います。
混乱するのは分かりますが、よくよく覚えていただければ幸いです。
これから家族全員に中出しした思い出を綴っていきます。
誰が誰の娘で、誰が誰の妹なのかを整理しながら聞いてもらえると助かります。



幼少期の頃に戻る。
俺が物心付いた頃、祖母の腹が大きくなっていた。
うっすらとしか覚えていないが、まあまあいいマンションに住んでいた。
チラっと聞いた話では誰かの愛人だったらしく、マンションを買い与えられていて、
そこに住んでいたんだけど、祖母がその男の子供(美樹)を妊娠して、
認知するしない堕胎するしないで揉めて、男が養育費を払うことで解決したらしい。
ただ、美鈴と俺はその男の子供でもないから対象から外れたとのこと。
まぁ・・・そりゃそうだ。俺でもそう言うわw
で、あてがわれたマンションを出ていくことになったのか?
祖母に譲渡されて、祖母が売ったのかは分らないけど、
狭いアパートに引っ越してそこで暮らした記憶がある。
祖母は美樹の面倒を看ることで精一杯で俺達のことが邪魔だったらしい。
もの凄く機嫌が悪くて騒がしかったと記憶してる。
昼は祖母が俺と美樹、といっても俺はほったらかしで美樹だけの面倒を看て、夜はネオン街で働く。
母は昼バイトで稼いで、夜になると俺と美樹の面倒を看る。やはり自分の妹の方が可愛いのだろう、負の遺産の俺は除け者だった。
母も祖母も辛かったのは分るが、俺には迫害と差別にしか感じられなかった。
わがままを言えば二人からビンタと蹴りが待っていた。耐えるしかなかった。
俺に出来ることはアパート駐車場の脇にあったアリの巣を見てることだけだった。
長い行列を作り、せっせとカマキリの死骸を運ぶアリを見てる時が一番楽しかった。

気付くと幼稚園に入っていた。
といっても対して記憶もないが、先生のことは覚えている。
周りの子馴染めずぼっちだった。
アリの行列を眺めるだけが楽しみの子供に友達なんかできない。
どうやって友達の輪に入ればいいのか分からない。
園の庭にあるアリの巣を眺めていた。
そんな俺に先生が優しく声を掛けてくれた。
一緒に座ってアリの行列を見ながら話しかけてくれた。
訳も分からず涙が出てきた。
シクシクと泣き続けたら、そっと頭を撫でてくれて抱きしめてくれた。
先生は察してくれてたみたいだった。
幼稚園といか学校の先生には、見ただけでその子供がどういう家庭の子供かわかったりするらしい。
祖母や母と只ならぬ面談をしていたのも、今となっては察しがつく。
確かに俺が年長だった頃に琴音が生まれて、美樹が入園してきた。
美樹はすんなりと周りの子に打ち解けていった。
すぐに友達ができて、楽しそうにしていた。
くやしくて、悲しくて、憤怒の駆られ、幼稚園内で美樹を叩いた。
美樹が泣いて担任が俺を叱る。「お兄ちゃんなんだから優しくしないとダメだよ」と。
うちの家庭環境を知ってて『お兄ちゃん』と言っているのか、兄妹と勘違いして『お兄ちゃん』と言っているのか・・・
まあ、当時の俺は美樹を妹だと思っていたけど、そんなことはどうでもいい。
美樹だけが"お姫様"みたいに扱われてるのが嫌だった。
俺の僻み根性と妬み癖はこの頃から始まった。
自分から「ねえ、一緒に遊ぼよ」と言えばよかった。
それだけだった。それを祖母と母のせいにしていただけだった。
"義父に強要されて出来た望まない子"、それは俺と母と祖母の間の問題で、俺と友達との間では関係ない。
それに気づくのに、まあまあの時間を要したのが、不幸というか不運というか。

琴音が生まれたのと美樹が入園したのが、ごちゃ混ぜになって記憶が混濁している。
年齢的に琴音が生まれてから、美樹が入園なんだけど、よく思い出せない。
家では母と祖母が喧嘩していたのは薄ら覚えている。
母と祖母曰く、この頃が一番大変だったらしい。
母は母で、奪われた青春を取り戻そうと、バイトと育児の合間をみて彼氏を作って恋愛を謳歌して妊娠。
俺と美樹がいるのに、妊娠するなんてどういう神経してるのかという主張もあるが、事情が事情だけに・・・。
母は母だし、祖母も祖母で人のこと言えないし。ただただ増える子供の面倒でノイローゼ気味になる二人。

俺が小学校に進学する頃に祖母に救いがあった。
ホステスをしていたクラブの客で成金の男と再婚出来たこと。
3年ぐらい祖母と美樹はその男と暮らした。
ただ、母と俺と琴音の存在は隠匿されていたらしい。
俺たちは祖母名義のアパートに残り祖母の仕送りと母のバイト代等で生活していた。
愛人時代の男からの美樹への養育費を俺達に回してやり繰りしたらしい。
祖母はだいぶ楽になった。美樹の面倒だけ看ればいい。
逆に母は相当苦労した。琴音は惚れた男との間の娘だからいい、でも俺は違う。
俺が邪魔で仕方なかった。小学2年ぐらいだったか、10キロ以上離れたイオンモールに置き去りにされた。
村山のイオンモールから立川まで自力で帰って家に着いたら、母が激情した。
何時間も掛けて、道に迷いながら、一人で歩き続け、待っていたのは母親の殺意のような怒りだった。
「なんで帰ってくんだよ!」
俺が壊れた瞬間だった。

小学校ではイジメられていた。
みんなが持ってるゲームを持っていない。いつも同じ服。友達と馴染めない。
イジメられる要素はいくらでもあった。むしろイジメられるために生きているような存在。
でも、何も感じなかった。感じてたかも知れないけど、脳が感じない脳になっていた。
母と祖母の方がよっぽどきつかった。
家に帰りたくなかった。だから放課後の学校に潜んでいた。
学校で時間を潰している方が精神的に楽だった。
如何に誰にもばれずに遅くまで学校に潜んでいられるか、そんなマイルールを作って一人で遊んでいた。
帰りが遅いと母に怒られたが、続くとそのうちに何も言わなくなる。
そんなのが2,3年続いたある日の放課後。
いつもの通り放課後、潜んでいた。
すると全然絡んだことのない先生に見つかり呼び止められた。
「京介君だよね?○○琴音さんのお兄ちゃんの」
琴音の担任だった。
この先生との出会いも俺にとっては大きなターニングポイントだった。
この世の人間は全て敵だと思っていた。家族すら敵だと思っていた。
でも、妹の琴音は幼いながら気にかけていてくれたみたいだ。
琴音は、俺の帰りが遅いこと、俺が母から嫌われていることを担任の先生に相談したみたいだ。
どういう経緯かは分らないけど、授業の作文か何かで俺のことが心配って書いたらしい。
それを見て、この先生が動いてくれた。俺の担任でもないのに。相当な人格者だ。
しどろもどろになりながら先生に打ち明けた。
先生は何も言わず、俺の肩に手を置いて頷いた。
その翌日から放課後は先生と過ごすようになった。
将棋を教わった。無性にハマった。
その先生に勝つために毎日考えた。母の存在も自然と軽く思えた。
王手飛車取り・・・勝った。
先生は躊躇なく飛車を捨てたが、いつの間にか負ける。
飛車角なく抜きでも勝てない。
これが悔しくてならない。
将棋のことで頭が一杯になった。
タイミングよく?俺の頭が将棋のことで一杯の時に祖母が離婚した。バツニ。
図々しくも祖母は母のアパートに転がり込んできた。
といっても元々は祖母名義だからもんだいないけど・・・。
祖母は美樹を、母は琴音を、それぞれに愛情を注いで育てた。
相変わらず俺は除け者だったけど、先生という目標があったから苦じゃなかった。
むしろ、誰からも干渉されない環境だったから将棋を考えるにはちょうど良かった。
それでよかったのだが、人格者の先生は裏で母や祖母と面談を重ねてくれていた。
なるほど、確かに教師という職は割に合わない。
薄給で業務後も生徒のために動いているのだから。
全財産を誰かに贈与しなければならないなら、迷うことなく幼稚園の先生と、この先生に贈与する。
好々爺みたいな先生だったけど、将棋と我慢比べは強い。
祖母と母相手に何度も話し合いを続けた。
祖母はあの性格なので変わらなかったけど、母は少し柔らかくなった。
そして、先生は琴音が俺のことを心配してくれてることを教えてくれた。
琴音というかけがえないのない妹がいることを教えてくれた。

中学に進学する。
相変わらず頭の中は将棋で一杯だ。
しかし、うれしいことに将棋の副産物として記憶力と思考力が格段と上がった。
棋譜を暗記する記憶力、数十手先を考える思考力。これらは学業に寄与した。
小学校の頃に世話になった将棋の師匠である先生は木村先生というのだが、
木村先生は放課後に将棋だけではなく、勉強も教えてくれた。
教え方が上手いから、どんどん興味が湧いて吸い込まれていった。
普通の授業より集中出来た。
何が上手いかというと、最初勉強の匂いを感じさせず世間話から入る。
気付いたら教科書に載っていることを聞かされていた。
中学に入ったら『あれ?これ木村先生から聞いたことあるぞ?』ってなる。
当然、中間期末はクラスでトップ、学年で5位の常連になった。
全財産を木村先生に贈与したくなる気持が分ってもらえただろうか。
環境的に勉強以外すること無かったと言われれば、どうかもしれないが、多分に木村先生の存在は大きかった。
運動と美術、音楽などは壊滅的にダメだったけど、手を抜かなければ、温情で「3」は付けてくれるw
部活は帰宅部。といっても素直に帰宅するわけではない。
木村先生に会いに小学校に行き、将棋を指す。
運命なのか、今度は美樹の担任だった。
木村先生と我が一族は浅からぬ因縁があるようだ。

友達関係は・・・ある意味俺の人生を変えた悪友が中3の頃転校してきた。
面白くて気さくな奴で、すぐ人気者になった。
俺とは180度違う性格をしていたが、奴は良く俺に絡んできた。
いい意味で人を弄るのが上手い奴だった。
「すっげーなー!全部97点以上じゃん!」
ドでかい声で人のテスト結果をアナウンスする。
知ってる人間は知ってるけど、俺のことをあまり知らない人間は覗きにくる。
「うわっ!マジで97以上じゃん」
「すっげー」
インテリ、ガリ勉が学校で唯一注目を浴びる瞬間だ。
悪い気はしないのが正直なところ。
テスト以外でも奴・・・佐々木は絡んできた。
「京介先生、第一打目・・・うーん残念空振り」
体育のソフトボールでこんな感じで絡んでくる。
俺は"先生"と呼ばれていた。
体育際の時、校庭のグランドに土を水で粘土状にしてチンポのオブジェを作って、女子がドン引きさせたり。
自習時間にエロ本を見始めたり。
佐々木はそっち方面にも明るい男だった。というより、そっち系の感情を表に出す度胸があった。
昼休みに躊躇いもなく女子の目の前でチンポを見せることもあった。
俺が影響を受けたのは、そっち方面だった。
奴のセクハラはインテリ将棋少年の方向性を変えた。
もしかしたらプロ棋士になれたかも知れない。某最年少プロ棋士は俺だったかも知れない。
佐々木・・・佐々木よ、人の人生を安易に変えるな。
青少年に簡単にエロ動画やエロ本を見せるな。
佐々木の洗脳は高校卒業まで付きまとった。

高校入学。
まあまあいい都立に進学した。
東京の西にある某国立大学がある近くの高校・・・はダメっぽかったから隣の・・・です。
佐々木・・・お前は・・・いつそんなに猛勉強したの?
お前が受かるとは思わなかったぞw
毎日、下校時俺を寄り道させて、お前のコレクションを鑑賞させて、俺をダークサイドに誘うことに勤しんでいたお前が・・・
高校ぐらいになると祖母も母も穏やかになっていた。
わだかまりが無いと言ったらウソになる。
だが、表面上の安寧を享受し、日々を平穏に暮らすことが、精神的にも安定すると悟った結果。
仮初の家族関係が成立した。
妹の琴音だけは純粋な優しさを俺に傾けてくれた。
優しさと奥ゆかしさと気遣いが出来る子になっていた。
美樹は美樹で糞生意気だけど外面はいい要領のいい中学生になっていた。
高校時代は大学受験のみを視野に入れて生きてきた。
東京大学文科Ⅰ類、安牌でⅡ類、最低でも一橋経済は死守がスローガンだった。
『佐々木が・・・』などという言い訳が通用する世界ではない。
現役以外はクズ、国立以外は大学じゃない、東京大学以外は国立じゃない。
その一心で学業に取り組んでいた。
が、努力と意気込みが結果に反映されるとは限らない。
才能と意思が無い者に祝福は無い。
佐々木の洗脳に屈した俺は性に目覚める。いや性に狂った。

初めは小学校の頃、俺をイジメてたリーダー格の女子レナだった。
カーストの頂点だったが、中学、高校になると落ちぶれていったらしい。
気にも留めなかったけど、俺はチョットだけイケメンらしいw
中学時代も女子には、ちょっとだけ人気があったみたいだ。
女子の世界は複雑怪奇でよく分らんけど、
中学時代のカースト上位の女子が俺を好いてくれていたらしく、
小学校時代の俺を知ってるレナが「あんなのがいいの?wだっさー」とかなんとか言ったのが原因でハブられたとのこと。
それで今までクラスの中心だったレナがぼっちになりの、レナの取り巻きがカースト上位に流れので、
散々叩かれてレナは心を入れ替えたらしい。
確かにカースト上位からバレンタインを貰った記憶はあるけど、図に乗った女の温情の義理程度にしか思わなかった。
まさかガチだったとは露知らず・・・
でだ、卒業して高校が別々になって会う機会もなくなった筈なんだが、
ある日下校時にばったり駅前でレナに出くわした。ガッツリ目が合った。
東京大学と乱交モノの動画で頭の中を支配された俺は過去には関わってはいられない。
レナの横を通り過ぎようとしたときに呼び止められた。
「○○待って」
「何?」
「久しぶりじゃん」
「あん、久しぶり、それじゃ」
「だから待っててばw早い早い」
「何?いそがしいだけど」
「久しぶりに会ったんじゃん、少し話そうよ」
「いそがしい、それじゃ」
「だーかーらー」
俺の腕を掴んで立ち止まらせる。
「何?」
「だから少し話そ」
しかたなくエクセシオールに入った。
あまりいい気はしない。
小学校時代にイジメられた女子の呪縛が高校生になっても解けない気がした。
気取られたくなかったので、強気に出た。
こっちは成績優秀、東京大学を視野に入れている。
底辺校のカスと同じ空気を吸うのも嘆かわしい。
身分と階級を自覚しろ。
そういう態度で接した。
「で、何?忙しいんだけど」
「・・・そういえばさぁ~」
延々と昔話をされた。
昔話だけど、俺をイジメていた事やその辺の話には及ばない。
人差指でテーブルを叩く。
『その話いつ終わるんですか?』という無言のメッセージを送る。
そのメッセージに気付いたレナが徐々に涙目になる。
「・・・あ・・・あのときはゴメンね・・・」
ボロボロ泣き始めた。
"コイツなんだ?なんなの?"
苛立ちが頂点に達した。
「で、『ご用件』というのは、そのようなことでしょうか?」
丁寧に礼節を持って侮蔑の意を叩きつける。
「・・・ゴメンなさい・・・本当にゴメンなさい・・・」
6年間俺をイジメ続けた奴が、何もしていないのに詫びを入れてきてる。
ドッキリか?血迷ったか?
どのヴァージョンにも対応できる選択肢は?
謝罪の拒絶と狡猾かつ冷静な応接をとった。
「今更、落涙させながら陳腐な謝罪をされたところで、何ら変わることはなく~」
"今更謝るぐらいなら最初っからイジメんじゃねーよ"
簡単に言うとこの程度のことを延々と回りくどく厭らしく言ってみせた。
『どうせ、お前には俺の言っていることは分んねーだろ?底辺校のお前が聞いたこと無い言葉で言ってんだよ、バーカw』
という意味を込めたあたりが、自惚れと器の小ささを表している。
ただただ謝りつ続けるレナに無理な要求を叩きつけた。

「悪いと思ってんならヤラせろよ」

初体験がコレだから救いがない。真っ当な人間とは思えない。
駅の近くに大きな鬼の顔の形をした滑り台?がある。
その陰に隠れて生まれて初めてのフェラを経験した。
泣きながら怯えた同級生にフェラをさせてまで、欲求を満たしたいと思うあたりが、
所詮は"チョイモテ程度の童貞"といったところ。
初めてのフェラは全然気持ち良くなかった。
贖罪のフェラなんて気持ちよくないのは当然だ。
涙と鼻水でグチョグチョになり、やり方が分らないことをさせられている。
とりあえずもういい。早く本題に入ろう。
スカートを捲りあげパンツを脱がせて無理やり入れる。
「い・・・痛っ・・・う・・待って」
童貞に立ちバックは難易度高かった。狙いが定まらないし、そもそも濡れてないのに無理やりは厳しい。
「そこのラブホでしよ」
童貞の不器用さ付き合いきれなくなったレナが妥協案を提示してきた。
覚悟を決めた時、女は男より堂々として強いと思った。
"もうヤる"
そう覚悟を決めたら、後は淡々と目標に向かって行動あるのみ。
もう俺が童貞であることはレナにはバレている。
ラブホの部屋選びから受け付け、部屋に入るところまではレナ主導に進められる。
俺はよく覚えてないけど、多分・・・いや確かレナが部屋代を払ったと思う。
気付いたら照明が薄い部屋でレナが全裸になっていた。
「服脱いで・・・続きしよ」
緊張しながら服を脱いだ。
レナの高校は制服だが、俺の高校は私服だった。
よく考えたらダサい私服を着てるダサ男とめっちゃ可愛いJKがラブホに入るとかどういう状況か。。。
どうしていいのか分らなくなってテンパった俺はレナ主導で初体験を済ませた。
事が終わってベッドで一緒に部屋の天井を眺める時間が流れる。
恐ろしく恥ずかしくなった。
あんなに高圧的で偉そうな態度を取っていたのに、全部女の子にやってもらった。
立場と学業の成績が無ければ、この程度。
レナは心の中でどう思ってるんだ?
当然初体験じゃないよな。
変わらない。小学校から何も変わらない。成績が良くても何も変わらない。
どう挽回する。
このまま座して死を待つか?
このまま死の闇に消えるか?
もっと優位に立たなければ・・・
「ずっと・・・ずっとイジメてきたんだから、これからもヤラせろよ」
最悪な一手だった。
数十手先を読んできた俺が指した一手がコレ。
こんな悪手、歴史に残るぐらいの悪手だ。
「それで許してくれるなら・・・」
完全に主導権はレナに渡った。
レナに不当な要求をした段階で詰みが決まっていた。
後は悪あがきして投了を先延ばしにするか、「参りました」と投了するかのどちらかしかなかった。
俺は前者を選んだわけだ。

毎週木曜日がレナと会う日になった。
部屋代はレナが持つことになっていた。
家の事情を汲んでくれて、バイトをしてたレナの方が金を持っていたから、自然とそうなった。
贖罪から始まったセックスだったが、そのうち連絡を取るようになり、お互いのことを話すようになり、
気付いたら全てレナ主導で動いていた。
タバコは没収され、スマホはチェックされ、与えられた服を着て、行動は管理され・・・
俺に与えられた自由は受験勉強のスケジュールを組むだけだった。

高2の夏休みのある日、尋ねた。
「俺ら、付き合ってんの?」
「どうなの?」
打診で打った一手が藪蛇になった。逆に王手をかけられた。
飛車を捨てて、この成銀を食うしかない。
「付き合いたい・・・って思ってる」
「・・・もう付き合ってるっしょ」
「俺のこと好き?」
「私のこと好きなの?」
馬を捨てて、この香車を食うしかない。
「嫌いだったけど・・・」
「だったけど?」
「今は・・・好き」
「私はずっと京介のこと嫌いだったかな・・・でもずっと好きだったのかも」
「なんだよそれ」
「分んないw」
「意味わかんね」
「だから・・・男子が好きな子をイジメるのと同じw」
「男子じゃねーし、同じじゃねーし」
「周りに流されてたかなぁ・・・京介のこと嫌いじゃなかった・・・ていういか好きだったと思う」
しばらく沈黙が続いてからレナが語りだす
「周りの皆が京介のことイジメ始めたから・・・私も仲間外れにされたくなくて、イジメたんだよね」
涙目になりながらレナは胸の内を明かしてくれた
「私、中学の時ハブられてたじゃん。あの時、京介がどんだけ苦しんだか分ったんだよね」
「・・・・」
「だから、京介に謝らなきゃって思ったんだ」
また泣かれる。話題を変えるべきだと本能が決断した。
「そうしたら『ヤラせろ』と言ってきたとw」
「そう!童貞が調子に乗って『ヤラせろ』ってw」
決まった!王手飛車角取り!
「それで許してくれるならいいかなって思ったら、めっちゃ下手糞だしw」
「恥ずかしいわw」

それ以来この話題はお互い触れずにいる。
普通は無い。こんな始まりで関係が続くなんて女からしたら無い。
恋愛には発展しないし、下手したら刺される。
俺が見捨てられずにいたのは、レナに徐々に心を開いていき、
俺の人間性がたまたまレナの好みに合致し、過去を清算できるギリギリのラインだったからだと。
あのままの方向性を貫いてレナに接していたら・・・

奇跡に近いレナとの関係構築は幸運だ。
だが、人間の幸運は一定量決まっているという説が正しいなら、
大学受験失敗は幸運のバランスを取った結果だろう。
レナを得て大学進学を失ったといっていいのか。
心の安寧と性的快楽を享受する度に学業成績は悪化を辿り、高校卒業をギリギリ保つのが精一杯だった。

浪人時代は荒れたものだった。
部屋代節約のため家にレナを呼んではセックスに明け暮れる日々。
母も祖母も叔母も妹も俺が部屋で何をしているか知っている。
働きもせずにセックスに明け暮れる俺に軽蔑はしても、
レナに対する風当たりは悪くなかった。
礼節はしっかりと気配りが効くレナは我が家の人間とも難なく打ち解けていった。
打ち解けなかったのは俺だけだ。
中学高校でいくら成績が良かったとしても受験に失敗すれば高卒と同義。
大学受験を諦めキャバ嬢になったレナと、いくら東京大学を目指していたといっても落ちた俺は同じ高卒。
それでもちゃんと働いて稼いできてるレナの方が上。
世間を知っているレナも徐々に俺のダメさ加減が分ってきたようで、二浪突入とともに別れを選んだ。
レナの喪失はさすがにショックを受けた。
家族からの冷たい視線は避けられなかった。
一念発起し猛勉強するも半年後には怠惰に支配された。
このままではダメだと分っていても怠惰で堕落した生活から脱却できなく自己嫌悪に陥るだけの日々。
ネットでエロ動画を検索する過程でFXのバナーに目が留る。
東京大学に進学し将来は一流のバンカー・・・そんな将来を夢見ていた。
そんな夢の残像とFXの存在が重なった気がした。いや重ねたのかも知れない。
受験勉強もそっちのけでFXの勉強にのめりこんだ。
MT4をインストールしてからは過去チャートを24時間検証して12時間睡眠の36時間サイクルの生活になった。
20歳になるまでは期間限定の中期バイトで種銭を稼いだ。
20歳になった瞬間、口座開設に必要な市役所に行き住民票を取り寄せた。
改めて住民票を見ると、やっぱり変わった家族構成だと苦笑した。
口座の開設が無事完了してリアルトレードに入った。最初は慎重に1lot(10000通貨)から。
堅実にクロス円(ポン円etc)などには手を出さず、ドル円で。
損益が一進一退を繰り返し、検証とバックテスト、またリアルトレードで一進一退。
8ヶ月目、当月の利益がプラスになった。
11か月目、3か月連続プラス収益になった。
20万で始めて3.3倍の66万になった。
2019年1月初頭のフラッシュクラッシュが大当たりで爆益
一度、トレードスタイル(手法)が固まれば、後は淡々と流れ作業のようにトレードするだけ。
感情は排除し、一喜一憂せず、ただひたすら機械のように。
18か月目、6か月連続プラス収益になった。
50万が7カ月で4.9倍の245万に
2019年の8月いっぴの円高にきれいに乗れたのが良かった
現在24ヶ月目、日経、ゴールド、クロス円にも手をだした。
日経とゴールドで若干焦げ付いたけどポン円とドル円が上手に波に乗れた。
245万が15.6倍の3825万
口座が300万を超えた当たりから家族の目が畏怖に変わる。
大学受験失敗で失った自信と傲慢さが蘇ってきた。
4000万近く稼いだが、800万ほど祖母に融通した。
小さな店を開いて働きたいということで800万貸して欲しいと言われたので、800万を投げつけてやった。気分が良かった。
母親の借金も肩代わりして350万ほど出してやった。

時系列が遡るが本題の近親相姦は3カ月前から始まる。
口座に500万あった頃だ。母美鈴が金の無心をしてきた。
どの面下げてモノ言ってんのか・・・とも思ったが5万ほど渡した。
タイミングが合えば3分で稼げる額だ。
3日ほどでまた金の無心があった。
これが始まりだった。
『なぜそんなに金がいるのか?』から始まって、気付けば幼少期の虐待に近い扱いにまで遡った。
幼少期の話になるのにそう時間は要しなかった。

「そんなに金が欲しけりゃ!土下座しろ!土下座!」

相当生活が苦しいのか泣きながら土下座して頼みこんできた。
借金で首が回らかったらしく、翌月にも無心があった。
社会的敗北者らしい理屈を展開する。

「それだけ、お金があるんだから、貸してお願い」

どんだけ金があっても、貸してやる義理はない。
金のあるなしで貸借が決定するのではない。
ホントにクズだ。

「なんでもします。京介さん、お金を貸してください。」

土下座する美鈴の頭に組んだ足の片方を乗せた。

「なんでもすんの?その程度の端金のために?」
「なんでもします・・・」

足に体重を少し乗せ、額を床に押し付ける。

「どうしようかぁ?金返せんの?」
「働いて返します」
「時給いくら」
「1050円ぐらいです」
「計算した?どんだけ働いたら完済すんの?」
「・・・お願いします」
「タダでお金借りられると思ってる?舐めてんの?」
「・・・お願いします」
「なんでもするって言うならしゃぶれや、チンポ」
「・・・それだけは」
「なんでもすんだろ?女が金稼ぐなら身体売るしかねーだろがよ!利子分ぐらい身体で返せや!」
「口でしたら貸してもらえますか?」
「トータルいくらなんだよ?借金は!?」
「・・・」
「いくらなんだよ!」
「・・・300万です」
「チッ!」

美鈴の頭に乗せた足を下ろし、タクシーを呼んだ。
350万ほど下ろし、家で待っていた美鈴の顔面に叩きつけた。

「50万色付けてやったから、ありがたく受け取れや」
「ありがとうございます!」
「おい!今日分の利子払えや!」
「・・・どうすればいいですか?」
「抜けよ!口で!しゃぶんだろ!チンポ!」
「・・・はい」

態度デカくソファに座って足を広げる。

「ほれ、ズボンとパンツ脱がせろや」
「・・・はい」

ぎこちなくベルトを外し、ズボンとパンツをいっぺんに脱がせようとするが、手こずる。

「とっとと脱がせよ」
「・・・ごめんなさい」

股ぐらに座り込んでチンポを握るところまでは出来ても、口に咥えることができない。

「借金やめます?」
「・・・」
「やめようか?」
「・・・ホントにするんですか?」
「だから、イヤならやめていいよ?」
「・・・」

ゆっくりと舌先で亀頭を舐め始める。
目を閉じてゆっくりと舌をあて裏筋に沿って首を上下に動かす。

「もっと激しくしゃぶれよ!」
「・・・」

若干の間を置いて覚悟を決めた。
レナの時と一緒だ。覚悟を決めたら目標に向かって全力疾走だ。
一気にチンポを咥えて我武者羅にしゃぶりつくす。
どんなに臭くても、不味くても、ザーメンを出すまで舐め回して頭を振る。
どんなオーダーにもちゃんと応えて利子分の射精を受け止める。

「同じことばっかしてねーで、玉吸ったり、裏筋舐めたり、ちゃんとやれよ」
「ふぁい」
「そうそう・・・もっと奥まで咥えて」
「があああああああああああががががあががが・・・」

ウミガメの産卵のように涙をたらしイマラチオをがんばる。

「あああぁ・・・出そう出そう、ちゃんと飲め、イクぞ、ほら!」
「んんんんんんぅ」

レナ以来のフェラだったので、たっぷり濃いのが出た。

「溢すな、ちゃんと全部飲め!」
「・・・ゲホっゲホっゲホっ」

量が多くて飲み込めなかったようで半分近く垂らした。

「明日から毎日返済するまでだからな!」
「・・・はぁあい」

泣くのを我慢して精一杯の返事をした。
一週間もしたら美鈴も平気になった。義父に無理矢理された時に慣れたのか。平静だった。
それどころか、元本の返済を本番で清算できないか提案してきた。

「フェラだけじゃ満足できないでしょ?どう?」
「お前、調子乗ってんの?」
「レナちゃんと別れてからしてないんでしょ?溜まってない?」
「働きゃいいじゃん」
「・・・・とても返せそうにないから、ね?」
「『ね?』ってw」
「お母さん頑張るから、ね?お願いします。」
「母親ヅラしてんじゃねーよ、お前なんか母親でもなんでもねーだろーが!」

号泣された。
フェラを強要されようが、借金返済で身体を売ろうが、大抵のことは我慢できても、
この一言は相当効いたらしい。
どんなに邪険に扱っていても、息子に言われると悲しくなるらしい。

「テメェどのツラさげて、どの口がいってんだ?母親らしいこと今までしてきたかよ!?」
「ごめんなさいぁいいい」

被害者ヅラして泣き崩れる美鈴に限界を超えた怒りを覚えた。
そのまま美鈴の服を剥ぎ何度も犯し続けた。
抵抗なく受け入れて蹂躙されるがまま泣き続ける。
中出しする度に呪文のように怨み言を投げつける。

「散々、俺のことを邪魔もの扱いしやがって」
「ゴメンネぇぇぇ京ぉ、許して」
「出すぞオラ!中に出すからな!」
「いいよぉ」

3時間以上犯し続けた。
祖母が帰ってくるとリビングで娘の美鈴が俺に犯されている。
義父に犯される美鈴をフラッシュバックしたのか、正常位で美鈴に上乗りになってる俺を蹴っ飛ばした。

「何やってんだよ!お前!・・・美鈴大丈夫?」

泣き崩れた美鈴を抱きかかえ、殺意を俺に向ける。
美鈴は俺を庇うように祖母美咲に応える。

「ママぁ、ちぃがうのぉ・・・私が京介に頼んだのぉ・・・だから京介ぇは・・・わぁるくないぃのぉ」
「もういいよ、大丈夫だからね、美鈴」

美鈴を抱きしめて肩を擦ってあげる。

「京介!お前コロしてやる!」
「ママぁ、やめてぇ」

とりあえず、家を出て近くの駅近のホテルに泊まった。
3日後に泊まっていたホテルに美鈴と美咲が向かうと連絡があった。
事情を美鈴から聞いても納得がいかない美咲は殺意が湧いてたが、美鈴が美咲を制止し続けた。
借金の肩代わりもあるし、幼少期の贖罪もある。
だから美鈴は言われた通りに身体を差し出すことに異論はないと覚悟を決めた。
美咲は美鈴に貸し付けた金は自分が返済するから、縁を切って欲しいと言ってきた。
俺はどっちでもいいのだが、両者の意見が合わない。
そもそも、おかしいだろ。
意見を統一してからここに来いよって話で。
どうするかを決めるのは、俺じゃなくて、お前らだろ。
話が纏まらないから、個別に話すことにした。

美鈴は、今からでも母親らしいことをしてあげたいから、俺の言うことはなんでもする。
勿論、借金はキチンと返す。今までのことを許してくれるまでなんでもする。の1点張り。

そうですか・・・。わかりました。っていうのが俺の返答。

美咲は、美鈴の過去のことを汲みとれと。俺に辛く当ったのは謝罪する。怨むなら私を怨め。
美鈴には手を出すな。これ以上美鈴を苦しませないでくれと。

まっ、言ってることは正しいわな。でもお前に言われるのが癪障る。と。

整理しよう。俺はどっちでもいいです。
あなた方はどうしたいの?
両者の話し合いが始まる。家でやれ。

で、結局、美咲が折れる。美鈴の決意は固かったようだ。
ただ、せめて美樹と琴音には配慮しろと。
お前ら親子がヤルなら勝手にヤレでも美樹と琴音は関係ないから。
となり、美鈴とのセックスは黙認された。

美咲が先に部屋を出た。
幼少期に見た悪意と嫌悪感は無く、優しい、そう幼稚園の先生のような優しさを帯びた美鈴がいた。

「京介、今からでも『お母さん』になってもいい?今までしてあげられなかったことをしてあげたい」
「好きにすればいいじゃないか」

優しい香りが近づいてきた。ゆっくりと抱きしめられた。

「する?」
「・・・」
「溜まってるでしょ?『お母さん』頑張るから。いっぱい気持よくしてあげるから」
「ホントは嫌なんだろ?糞親父の血をひく俺とは関わりたくないだろ!」
「そんなことない!・・・小さかった頃は京介を憎んでた・・・でも今は悪いことしたなって思ってる」
「うそくせー」
「京介が小さかった頃、お母さんの絵描いてくれたのね。うれしかったんだぁ」

俺も覚えてない昔話が続いた。
それなりに美鈴にとっては思い出だったみたいだ。

「それでも、俺はお前を母親として認めたくない!お前がどんなに辛かったか分らないけど、母親とは思えない」
「ごめんね」
「少しでも優しくしてくれてたら・・・」

涙が止まらなくなってきた。

「・・・ごめんね」
「憎まれたり、怒られたり、そんな記憶しかねーから!」
「ごぉめんなぁさぁいぃい」

20年の闇をぶちまけた。
一人の人間として、友達、セフレ、女、なんでもいいけど、母親としてだけは見れない。
過去は変えられないから、どうしても母親としては見れない。
結局、セックスしては、言えなかったことを言って、またセックスした。
朝までエンドレスに。
昼ごろ目を覚ますと、美鈴が別れたレナのように思えた。
レナと接するように、美鈴に接すると心が穏やかになった。
レナと美鈴がリンクした。
最初は憎しみ合ってたけど、お互いの心を通わせると、自然と仲良くなれた。
ホテルをチェックアウトして、配車したハイヤーに乗り込む。
生まれて初めて美鈴をデートに誘った。
歌舞伎町の叙々苑に向かった。
金周りが良くなったので美鈴に美味い肉を食わせてやりたかった。
新宿のデパートかどっか行ってブランド物のバックを買ってやった。
40手前になると涙もろくなるのか、すぐに泣きやがった。
愛人、セフレ、そう思うと美鈴に優しくできた。

「京介が彼氏だったらなぁーいいカップルになれなのにw」
「下らんことを」
「だって、ほらさっき、お店の店員さんが『お似合いですよ』ってw」
「リップサービスじゃ、ボケっ」
「もうぉ~ヒドイ、美鈴さん悲しいぞぉ」
「やかましい」

その日から自宅で過ごすようになった。
家賃も光熱費も俺の名義にして引き落としするようにした。
美鈴や美咲の負担を減らしてやりたかった。
専業トレーダーなので、時間はどうにでもなる。
こう見えても、自分でも優秀なトレーダーだと思っている。
トレーダーとして成功出来たのも、小学校時代に佐々木先生に鍛えてもらったと思っている。
トレードには一切関係ないけど、思考や勉強の仕方は大きな功績として、FXに影響している。
確実な利益を出しつつ、時間を自由にできるのはいい。
美咲以
 
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6
投稿者:(無名)
2020/03/10 14:55:01    (N8IL.otg)
最高です!
まだまだ続きを期待してます。
5
投稿者:(無名)
2020/03/09 06:51:39    (p/taV0tg)
続き期待~
4
投稿者:(無名)
2020/03/08 21:55:44    (yzf/Ia1q)
久々の長編良作、続き楽しみにしてます
3
投稿者:DICK
2020/03/07 16:27:23    (zL9i3ap1)
まだ書くんかい!w

早くコロナが治まると良いですねねぇ・・・・・
2
投稿者:FXトレーダー ◆eT9VybM9dM
2020/03/06 20:50:36    (y8OqRQ/7)
あれ?途中で切れてる・・・以下続きです。


美咲以外が家から出てしまえば、美鈴とセックスだ。
美咲は見て見ぬ振り、気にすることはない。


「京介、きもちぃ?」
「カリんとこいい」
「こう?」
「そうそう」

美鈴のクリを撫でていく。

「ぅん、展開早いよぉ」
「てか、濡れてんじゃん」
「ぅん、濡れやすいんだよねぇ、あんぃや」
「これいいの?ここ」
「ぅん、あんぃやダメダメっ」

腹周りの肉が若干パンツに乗っかているのが気になって摘まんでみた。

「ちょっっとぉ、もうぉw」
「最近弛んでませんか?」
「うるっうるさいなーもうぉー男子はガリガリより好きでしょw」
「度合いによるぜ」
「そんなに太ってないでしょぉw」


イチャついている俺たちに、美咲が吐き捨てるように言う。

「仲いいわね、ホント・・・」

軽蔑した目で見降ろしたと思うと、視線を前に戻す。

「仲いいよねぇ~、私たち恋人同士なのぉ~」

美鈴が俺に抱きついてくる。
美咲は何も言わずに立ち去る。
それを見届けた美鈴は美味しそうにフェラを始める。






ヤバい、誰か帰ってきた。
続きはまた今度。
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