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アノ手の本屋で・・

投稿者:アキ22 ◆FjOpeTE2Ts
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2018/03/21 00:22:37 (rDDmfKnF)
今からする話は、実際に今でも街中に存在する、とある店舗で4年前に僕が体験した話題となります。

また作中に登場する店舗の運営方法はあくまで「真実に基づいたフィクション」としています。ただし、その中での人間関係については、フィクションではなく、真実のまま描いていきたいと思っています。

前半、後半と分けて書いていく予定ですが、前半は僕自身が、その店舗で働くきっかけと、入社してからの戸惑いの中での体験談となります。エロシーンは少ないと思います。

後半はこの店舗でしか語れないであろう、特殊な体験をする事になるので、その体験談をお楽しみいただければと思います。

まずは書きます。

その「店舗」は、西日本のどこかにあります。ただし、西日本の主要都市では、ほぼ必ずある店舗です。そしてその店舗で販売しているものは、「本」と雑貨です。そして雑貨とは・・・・・。

電マ、バイブ、ローター、アナルグッズ、ローション、オナホール、コスチューム、下着、エロDVD・・・・。

です。この時点で、、、(あ・・w あの手の店かwww)とひらめいた読者の方もいらしゃるかもしれませんが、、いろんな名前の店もあるし、そこはあえて触れないでください^^

僕がその店で働こうと思ったのは、やっぱり「好奇心」というのがあった事。そして一人暮らしをして間もない場所だったので、「地元」ではなかった事。そして、本屋にしては時給がいい。その3点でした。

どういった媒体をもってその店舗に応募したのかは触れないでおきますが、面接の当日、僕は履歴書をもってその店舗に行きました。面接をしてくれたのは30代くらいの、Aさんという先輩。

僕はこの社員であるAさんの面接で採用が決まり、翌週のきりのいい月曜日の深夜帯(17時くらいから23時くらいまで)のから勤務が始まることになりました。

面接の段階で、「楽な恰好で来てくれたらいいよ」と言われていたので、初出勤の日、僕は当たり障りのない普通のユニ●ロでかっスエットとシャツで出社したら、エプロンを渡され、「更衣室はココにあるから、ロッカーも用意しといたから着替えて出てきて」と言われ、僕はその通りにしたのです。

この本屋は、まともな本を売っているのは店全体の10%以下であり、ほとんどがアダルトグッズがそろっている店でした。

右を見ても、左を見ても、置いてあるのはエログッズ。とにかくとにかくエログッズ。

客も99%は男で、年齢層は様々。女が入ってくるとすれば、金曜や、土曜の夜に、酔っ払った彼氏や、仲間と入ってきて、ワイワイガヤガヤとやって、結局なにも買わずに帰っていくくらいのものでした。

しかし、こういった店に客としてくれば、いろいろと店内を物色するのも楽しいのかもしれませんが、仕事となるとそういうわけにはいきません。覚えることも細かいのが多く、グッズの数も数多くあるので、在庫管理や発注等、覚えることは多くあります。

基本的な動きとしては、お客さんがレジに商品を持ってきて、それをバーコードリーダーで読み取って、お金を受け取り、レジに入れ、「ありがとうございました」と見送るだけ。

発注や在庫の補充などは、基本、空いた時間にやっていくような感じなのである意味、これはこれでゆっくりできて面白いです。(へーww こんな商品もあるのかww)みたいな感じで。

するとこんな事がありました。

最初の頃は、仕事を覚えようとなんでもメモを取って、Aさんに聞いていましたが、仕事に慣れてきた3週間目くらい、僕はAさんにレジにマニアックな商品を持ってきたお客さんの事を、Aさんに「あの客って、、すごいですよねww」と話しかけたときがあるのです。

するとAさんは「あのな、客が何を買おうとお前には関係ないだろ。いちいちそんな事言ってくんな」と、意外と冷たい反応だったのです。それに対し、僕は「はい。すみません」としか答えれませんでした。

ただAさんが言いたいのは、「ただでさえ、誤解を受けかねない仕事なんだから、無駄口叩かず黙々と業務をこなせ。」と言いたいのでした。

入社して3週間目、(みんなしゃべらないし、、、なんだか独特の雰囲気があるなぁ・・)とは思っていましたが、業界が独特なだけに「楽しくワイワイ」というアルバイトではなかったのです。あくまで僕が採用された店は。

そして仕事を始めて2カ月くらいになってくると、社員さんのやる経理とか他の店舗との交渉とかそういうのは出来ませんし、そもそもそれらはバイトがする仕事ではありませんが、店内の仕事ならだいたいの事ができるようになりました。

入店して間もない頃はなにもかも珍しく、商品から客からなにまで物珍しく目で物色していたのも、自然と慣れてきて落ち着き、それこそAさんのいう、「もくもくと仕事をするだけのバイト」になっていってる自分がいたのです。

ただ、仕事をしにきているだけ。仕事上の会話をしても、一切プライベートの会話とかなし。

飲み会もなし、忘年会も新年会もなし。バイト仲間で連絡先を交換しあって、仕事の話しを酒の肴に飲みに行く事もなし。

それが僕の店舗でした。

しかし、そんな店舗に、女の子のアルバイトが入ってきたのです。

今では僕もその店舗というか、そのバイトをやめ、、、ただの男客として、この系の店にグッズを買いに行く事もありますが、不思議と僕が働いていた時代とは違って、女の子の店員が多い気がします。

共通するのは、どの子もジーンズ、トレーナーという地味な恰好に、目以外を覆いつくすような大きなマスクを着けているのは、僕の時と同じで変わっていませんが。(なんだかんだ、恥ずかしいのだと思います。)

話しを戻すと、僕たちは余計な横のつながりが一切ない職場なので、新しいバイトの事でも「いついつから誰がくる」なんていうのは知らされません。

その日、僕が普通に仕事に行ったら、僕が初出勤した日と同じような感じで、とびぬけて可愛くもないけど、ブスでもない、真面目そうな普通の(つまり悪くはない)女の子が、キョトンとしながら、「ハイ・・・ ハイ・・・!」と、Aさんがする説明を聞きながら、この店舗がもつ、特殊な雰囲気に圧倒されている光景を見たのです。

この女の子の名前を、「ゆまさん」としておきましょうか。

僕とゆまさんは、この後同じバイト仲間という事で仲良くなっていくのですが、仲良くなっていった秘訣というのは、、お互い心の中で感じていた、、

「なんでこの店の人って、しゃべらないっていうか、、、、もくもくとしてるの?」と二人とも思っていたからです。

他にも僕とゆまさんは、入店した時期もただの2カ月違いということであり、年齢も(ここで初めて紹介しますが)僕は当時24、ゆまさんは21という、他の社員が30過ぎや、40歳なのに対し、僕たちは比較的年齢が近いもの同士だった。という事があります。

社員のAさんや、他の社員の人や、先輩のアルバイトの人は、今まで何度か女の子のバイトをやとった事でもあるのか知りませんが、別にこんな職場に女の子がいることに対し、興味すらもないような感じでした。

しかし、僕はいくら慣れてきているとはいっても、ゆまさんが仕事中にAさんに「あの、、」 A「なに?」 「・・・・私が筆おろししてあげる。っていう名前の商品(オナホールの事を言ってる)ですが、リスト上には在庫があるのですけど、陳列棚には見当たらないのです・・」

等と、聞いている光景を見て、、(うわーwww)と、心の中でニタニタしていたのを覚えています。しかしAさんは「別に商品名言わなくていいからさ。C1276って言ったらこっちで検索するんで」と、冷たい反応をされていました。

そんな感じでゆまさんがきて10日くらい経ったある日、僕とゆまさんは同じシフトだったので帰りが同じになり、店を出るときは別々で出たのですが、帰りの電車が同じ電車で同じ方向だったらしく、駅のホームでばったりあってしまったのです。

そして「おつかれさまw」と声をかけたことがきっかけで、、、

「なんかあの店、、めっちゃ変な雰囲気ですよねーー><;;;」

「うんうんwww 俺も最初はそう思ったwwwwww」

みたいな感じで、同期だけが持つつながりっていうのでしょうか、そんな感じで僕とゆまさんは仲良くなっていったのです。

そしてこのゆまさん、もちろんその帰り道に電車でばったり会った時にはわからなかったのですが、ゆまさんは、こんなバイトに応募してきた時点で変わりものなのは言うまでもありませんが、それだけでなく、実はドMで内気な、隠れエロガールだったのです。男でいうムッツリスケベっていうのでしょうかね。。

数日後、2人で飲みに行って、仕事の事をネタに飲んでいた時、僕が冗談半分で、「仕事中、ぶっちゃけ俺いつも勃起してるわwww」と言ったその返事が、、、「私もです>< 入店した初日からなのですけど、、いつも真面目に仕事、仕事、って思っているのですが、商品とか見てたらすぐ濡れてくるんです><」と、一切冗談なしで真面目に言われたのでした。。。

その飲みにいった日は何もなかったのですが、その日以降・・・・仕事で一緒に商品整理をしている時に、、

僕「ねぇねw もしかして今も濡れてきてるの?ww」と聞いたら両手のひらで鼻と口を抑えて恥ずかしそうに下をうつ向いている(つまり、、 うん・・w と答えている)ゆまさんがいたのでした。
彼女は天然なところがあり、嘘をつけない性質の持ち主なのかもしれません。

そして社員Aさんがいう、「仕事中に無駄口叩くな。」という意味が分かったような気がしました。

それは、男であろうと、女であろうと、こういう仕事をしにくるのは、「どこか変わったやつ」であるのは間違いないわけであり、それは、ゲイかホモか、何がいるかわからないのです。

何がいるかわからないこの業界。必要以上のつながりをもつ必要はない。という風土が定着している理由、、、あながち間違っていませんでした。

後で知るところによると、社員Aさんは不明ですが、社員Bと、バイト最年長のCは、オホモダチだったそうなのです。だから、女の子のゆまさんが入ってきても、これといって社員BもCも興味を示さず、淡々とした対応をしていたのかもしれません。

だからこそ、逆に言い換えれば、何も知らない僕なんて、BやCの餌食になるかもしれない。という可能性があるという事だったのです。

店舗の責任者である社員Aさんの言っていた事をすべてを理解するのに少し時間がかかりました。Aさんは、責任のある店舗でトラブル等を起こしたくない(ただでさえ誤解を受けやすい業種なのに)という、責任感からだったのです。

ただし、僕の場合はラッキーでした。この仕事をした事によって、合法的に、天然ボケの持ち主のゆまさんを、仕事中、合法的セクハラをする事ができるようになったのですから。

僕はどんどんエスカレートしていき。。。仕事中、ゆまさんに・・・

「ちょっとパンツ見せてw」 や 「濡れてるかどうか、チェックしていい?w」等というのは時間の問題でした。


後編に続く。
 
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投稿者:トト   t.f0828 Mail
2018/03/21 08:10:55    (O/toWP3z)
続きが楽しみ
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