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2017/03/19 12:59:13 (K9lrGsj0)

つい最近、一晩で豪華な夢の2本立てを見ました。

一つは亡くなった友人と再会した夢。
もう一つは、高2の時に出会った、レズビアンのユウコさんと十数年振りに再会できた夢でした。

そのレズビアンのユウコさんとは、美大受験のために通っていた美術の予備校で出会いました。

当時、冬季講習会の授業で初めてヌードモデルクロッキーを描くことになって、私はとても緊張していました。

というのも、私は男性の裸よりも、女性の裸を見るととても興奮してしまうのです。
同性愛者ではありませんが、子供の時から女性のヌードが大好きでした。
それは男性からいたずらや痴漢をされる事が多かったのも影響していたかもしれません。

間近で生のヌードを見たらどうなるのか、そう思っただけで、アソコがジンと感じてしまうのです。

クロッキーが始まると、ドキドキして手を動かすことも出来なくて、ついに鼻血を出して倒れてしまいました。

教室の外の長椅子に横になって、休んでいると、誰かが近づいてきました。

「どうした、具合でも悪いのか?」

「鼻血を出してしまって…」

「ヌードを見て興奮したのか?」

(何でわかったんだろう…)
「はい…あの…恥ずかしいです」

「素直だね。ちょっと待ってて」

…と自販機で冷たい缶ジュースを買ってきて、見ず知らずの私を介抱してくれたのです。

お礼をするために起き上がって、その人を改めて見た時、なんて綺麗な女性なんだろう…と思わず見惚れてしまいました。

その人は「またね」と言って、その場に清涼感を残して、去って行きました。

その人が誰だったのか、とても気掛かりでしたが、鼻血が治まったので、取り敢えず授業に戻りました。

次の授業もヌードモデルクロッキーで、新しいモデルさんが来ていました。

そのモデルを見て、あっ、と声を上げてしまいました。介抱してくれた彼女だったのです。

「ヌードモデルだったんだ…!」

ガウンを解いて、素っ裸になった彼女は、今まで見た事ないほど、匂い立つような美しい身体をしていました。

私は鼻血を出すどころか、あまりの美しさに、手がグングン滑らかに動いて、彼女の美しい輪郭を描き、創作意欲が大いに刺激されたのです。

それまで、絵を描くのがスランプ状態にありましたが、その日を境に嘘みたいに克服できたのでした。

それが、私とユウコさんの出会いでした。

 
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10
2017/04/01 18:12:49    (z29XuyPV)
はい。さくらさん。求める所がチト異なるのですね。いつも丁寧な対応を有難う御座います(⌒‐⌒)
9
投稿者:さくら ◆dxXqzZbxPY   beni390
2017/04/01 06:54:51    (hTll8Xdx)
おっつさん
好意を向けて下さっている事、大変嬉しく思います。ありがとうございます。今の私はどうしてもS男さんに出会いたいようです。あくまで理想なんですけどもね…
8
投稿者:さくら ◆dxXqzZbxPY   beni390
2017/04/01 06:50:24    (hTll8Xdx)

さんチャンさん
今回も続きを求めて下さってありがとうございました。こうやって思い出を書き記す事が出来るのは嬉しいです。濃い人生かどうかは分かりませんけどもね(苦笑)
7
投稿者:さくら ◆dxXqzZbxPY   beni390
2017/04/01 06:43:16    (hTll8Xdx)

ユウコさんと再会した夢の中で…
短いような長いような…そんな刹那的でしたけれど、濃密な時間を過ごすことができたのは、私にとってとても幸せな事でした。

あの頃住んでいたユウコさんのマンション…
今もそのままで、部屋の中は飾り気のない、生活に必要なものだけの、至ってシンプルな空間。
風に揺れてる白いカーテン、ダークグレーの肌触りの良い柔らかな羽毛布団のセミダブルのベッド。そして…ある画家によって描かれた、ユウコさんの裸婦油絵が寝室の壁際に存在感をもって飾られていました。

その油絵に…恍惚と魅入っている私の背後から、ユウコさんの細い指がスウッと伸びてきて、小さな私の身体をギュッと抱き締めてくれたのです。
今までも何度か抱き締められた時に、「もしこの人が男の人だったら、私はどうしたんだろう…」と複雑な思いに耽ることがありました。

でも今は、ただユウコさんの温もりが嬉しくて、愛おしくて。彼女の甘い良い香りに包まれて、柔らかな唇が互いに重なり合うと、身も心も蕩けて、余計な雑念はいつの間にか消えていました。

ベッドの中で身体を重ねて…
ユウコさんに私の身体を見下ろされて、恥ずかしくて身を捩る私に、舌を絡めて何度も優しいキスをしてくれて…。耳元で「可愛いね…」と囁かれる度に、胸がキュンとして、身体が跳ねてしまうのです。

下から見るユウコさんの身体がとても綺麗で、いやらしくて…そのシルクみたいな柔らかな肌が、手に吸い付く様に馴染んで、気持ち良くて…私の手は彼女の身体中を弄っていました。

ユウコさんの形の綺麗な胸…クロッキーで描いたあの胸に私の手が触れる…色素の薄いピンク色の乳首に指先が触れ、彼女の喘ぎ声を初めて聞きました。

もう欲情して淫らな…ただの女になって、彼女の身体を貪っていました。ユウコさんに導かれるまま、アソコを擦り合わせただけで、今まで感じた事のない快感に深く落ちていく…。息を荒らげて、全身を紅潮させている…そんな私の髪を撫でながら、「大好きよ…」と私の名前を呼ぶユウコさんの声が、いつまでも私の耳にコダマして離れませんでした。

そして、夢から覚めた後の今も…その生々しい感触がいつまでも身体に残っているようで、ユウコさんが恋しくて度々思い出しています。
私の密かな願望を叶えてくれて…いまとても幸福です。

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2017/03/28 01:14:57    (2rdAaTx5)
さくらさんは未成年の時から、凄い濃い人生経験をしてるんですね。俺なんてこの歳になっても人に語れるほどの経験無いですよ。因みにユウコさんとの夢はどんなムフフな夢だったんですか?
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2017/03/26 08:34:01    (jTSaH61t)
でも、私なんかじゃ

いけないんじゃないか。

そうも思ったりしちゃいます。だってさ、もう58の独り者のおっさんだよ。孫がいたって普通の年齢だよ。
 それに、Sとかでも無いし…心の中にはサディスティックな面も持ってるかもしれないけれど。いい歳をしてこれじゃダメ駄目だもんなあ。逆行性射精にもなっちゃったしなあ。
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2017/03/20 18:01:25    (OXvNAP87)
さくらさん、素敵な想い出を素敵な言の葉で綴って下さって有り難う御座います。
 その後の、消し去りたい想い出も綴ってくれて

どうしよう、貴女にどんどんひかれていく私がいます。
3
投稿者:さくら ◆dxXqzZbxPY   beni390
2017/03/19 13:33:51    (K9lrGsj0)

ユウコさんから、女に興味あるか聞かれた私は、
「うん。女の人の裸が好き」
と赤面しながら正直に答えました。

「私はどう?私の裸…好き?」

「うん。すごく綺麗で好き」
そう言って、なにか起こる事に期待している自分がいました。

「ありがとう。…私は君の彼と同じよ。女の子が好き。私と付き合わない?」

手を握られて、その柔らかい感触にドキドキして、はしたない事にアソコが濡れているような感覚がありました。

彼女の告白を聞いて、ああやっぱりレズビアンだった、と納得しました。
ゲイの彼と同じ雰囲気を感じていたからです。

出会った日に、ゲイの彼がいると話して、ユウコさんは安心したんだと思いました。同性愛者が自らの性癖を告白するのは、とても勇気がいる事で、相手がノンケなら尚更でした。

ストレートに告白されて、彼女の妖艶な瞳から目が逸らせない…そのいやらしい雰囲気に、身体が蕩ける様で、有り余る魅力に惹き込まれそうになっていました。

その時、不意にゲイの彼の事が頭を過ぎって我に返りました。
女性の裸が好きだし、興味もある。
でも、それは肉欲で、愛とは別物。彼女を肉体ごと愛せるのかは分からない。
それに不意に思い出すほど、ゲイの彼との絆が強かったのを改めて気付かされました。

勇気いる告白をしてくれた、ユウコさんの気持ちを思いながら、今の気持ちを素直に伝えました。

「すごく嬉しい。私ユウコさんが好き。でも…彼はもっと好きなの」

ユウコさんは、私の頭を撫でながら
「きみはいい子だね。彼が羨ましい」
そう言って優しく微笑んでいました。

高3の初夏、ユウコさんはモデルを辞めて、会社を興しました。
そして私も受験に向けて大切な時期を迎えて、それまでの土日の通学を止めて、夏季講習に力を入れる事になりました。

お互いに多忙になって、時間も取れなくなって、ユウコさんと離れる時が来たのです。

その日、ユウコさんと待ち合わせして、夜の新宿で最後のデートをしました。

新宿の超高層ビルの屋上に上がって、東京中の夜景が見渡せる、そこは知る人ぞ知る場所でした。
この場所が東京で一番好き、というユウコさん。
この宝石箱のような夜景よりも、ユウコさんの方が何倍も綺麗だと、心の中で呟いていました。

「夜景を君に見せたかった」
と言って、私をギュッと抱きしめてくれました。
ユウコさんの手が私の背中からお尻へと動いて、腰をグッと引き寄せられ、キスされるんだ…と目を瞑りました。彼女の唇がそっと触れ、頬にキスをしてくれたのです。

ユウコさんは、私が未成年だったから、肉体的な欲求を堪えていたのだと思います。こんなに大切にされたのは初めてで、彼女の優しさが心に沁みました。
彼女の美しさに心底惹かれましたが、それ以上に大人の女性の優しさに触れて、ユウコさんの様な大人になりたいと強く憧れました。

そしていつか、モデル料を払えるくらいになって、ユウコさんをモデルに、絵を描いてみたいと思いました。

あの当時ドキドキしながらも、彼女の肌に触れることができなかった、その欲求を再会した夢の中で果たす事が出来たのでした。

これが…
私の宝物となった、ユウコさんとの素敵な思い出です。

2
投稿者:さくら ◆dxXqzZbxPY   beni390
2017/03/19 13:10:02    (K9lrGsj0)

授業が終わって、ユウコさんに改めてお礼をすると、礼なんていいよと、その意外な気作さが嬉しくて、胸がいっぱいになっていました。

ユウコさんは、美術専門のモデルとしてお仕事をしていて、その日は急遽代役を頼まれて、予備校に派遣されたそうです。

その帰り道、私の他愛もない話を聞いてくれて、初対面なのに気付いたら何でも話していました。

私の…当時付き合っていた彼はゲイでした。
最初から分かっていたのではなく、好きになってから、男性しか愛せないと告白され、それでも彼の側に居たかった私は、彼を受け入れて、肉体関係を持たない、プラトニックで精神的な支えとして付き合っていました。

初対面のユウコさんに、そんな事まで話していて、でもこの人なら大丈夫だと思える、不思議な安心感がありました。

それから連絡先を交換して、時々会うようになりました。大学受験のため、平日は地元で過ごして、週末は東京の親戚の家で厄介になりながら予備校に通う日々が続いていました。

授業の後、ユウコさんはバイクで迎えにやってきて、東京の街中を案内してくれたり、素敵なお店や美味しいレストラン、美術館や劇場、色々な場所に連れて行ってくれました。
華やかな都会を満喫しながら、少しだけ大人の世界に足を踏み入れて、新しい感性が芽生える新鮮な日々でした。

ユウコさんは、とても優しくて、私を妹の様に可愛いがってくれました。17歳の私、27歳の彼女と、歳が離れていても、お互いに感性が合っていました。
もうこの頃には、ゲイの彼と会うよりも、ユウコさんと一緒にいる時間が多くなっていたように思います。

ある時、ユウコさんから
「女に興味ある?」
と聞かれて、心を見透かされたようで、ドキドキしてしまいました。

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