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2022/02/15 18:40:33 (Lzxqm7Ut)
これは私が30代半ば、とある地方で営業所長をしていたときに本当にあったエロ体験だ。
営業所と言っても、私の他に営業が二人いるだけの小さな所帯。赴任して約3年が経ち、そろそろまたどこかへ異動したいなと思っていたころのことだ。
私は月に一度、会議出席のため都内にある本社へ行くのだが、その移動に使っていたのが「夜行バス」。経費削減という単純な理由だ。
季節は7月。外はすでにうだるような暑さで、私はYシャツのボタンをだらしなく2つ開け、汗を拭きながらバスを待っていた。
田舎の、しかも平日の利用客などほとんどいるわけもなく、その日も私の他には若いカップルが一組と、スーツを着た高齢の男性だけのようだった。
バスが停留所に入ってきた。「さぁて」とカバンとコンビニ袋を持つ手に力を入れたそのとき、大きな旅行バッグを引きずって一人の女性が現れた。
一瞬、視線をやりすぐにそらしたが、私は自然に『二度見』をしていた。
年齢はぱっと見、40代前半だろうか。眼鏡をかけていたが、美人だとわかる。身体のラインにフィットしたキャミソールワンピース姿で、決して細身ではないが程良い肉感が際立っている。膝上10センチ程から伸びる生足と、露出した肩から二の腕、そしてざっくりと大きく開いた胸元…。
男の性というやつだ。その場にいた男性陣すべての視線が女性に釘付けになったのがわかった。
私は心の中で、『うわぁエロいなぁ…』とつぶやいていた。
当時、私には付き合って2年近くになる年下の彼女がいたが、元々飽き性なのか、すでに彼女への好意は薄れており、会う回数も、もちろんセックスの頻度もかなり減っていた。
代わりにこっそりと観ていたのが、いわゆる「熟女もの」「人妻もの」だった。30代に突入したあたりから、急に年上女性への憧れ、興味が出始めた。取引先や営業先でも、年上女性がいるとつい性的な目で見てしまう自分がいた。彼女への好意がすぐに薄れたのは、性的嗜好の変化が一番の理由だったかもしれない。
バス停に現れたその女性は、性的嗜好の、まさに理想そのものに写った。なんとかお近づきになりたい…。
「乗車のお時間になりますので順番にお並びください」
アナウンスが流れた。私は咄嗟に最後尾についた。女性がどの座席に座るかを確かめたかったのだ。私は毎度、一番奥の座席を陣取る。そこでこっそり一杯やって寝るのが定番になっていた。
視線だけで女性を追う。どうやら最奥に座るようだった。
           ~ 続く ~
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7
投稿者:カリ部の貝賊
2022/02/16 15:15:47    (0x8A9lQ2)
~ 続き ~
ゆっくりと奥へ歩を進める。しかし、こんなに空いているのに女性のそばに座るのはどう見ても不自然だ。私は一瞬考え、思い切って女性に声を掛けた。
「あのぉ、すいません。いつもここなので…いいですか?」
通路を挟んで隣の座席を指差す。
「え?あ、ああ、はい」
女性は作り笑いと、どうぞというジェスチャーをした。
すいません、と言いながらよそよそと席に着いた。なんとか言い訳をしたかった。
「空いてるのにごめんなさい。毎月利用してるんですけど、いつの間にかこの席じゃないと落ち着かなくなって」
「仕事ですか?」
「あ、はい。旅行ですか?」
「はい、帰るとこですけど笑」
気さくな性格なのか、自然に話してくれる。私は強く思った。この機会は絶対に逃しちゃいけないと。。
バスが動き出し、車内アナウンスが流れる。チラッと視線を送る。女性は履いていたヒールを脱ぎ、丁寧に座席下に並べていた。前屈みになり、谷間がこぼれる。かなりの巨乳だ。
『まじでエロいな‥何カップなんだろ…。』
ついボーッと見とれてしまい、女性が顔を上げると目が合ってしまった。
女性は私の視線の意図を感じたのか、軽く照れた様子で胸元を手で隠した。
思わず、「す、すいません、つい見とれて…!」と小声で言ってしまった。
私はここで畳み込まなければと瞬時に悟り、「あの、どうですか?」とコンビニの袋から焼酎瓶を出して見せた。
「え?」という顔をする。
「これも僕の定番なんですけど、せっかくなんでご一緒に‥」
女性は戸惑いを隠せない様子だったが、私は構わず「どうぞ」と紙コップを差し出した。
「じゃ、じゃあ‥」
と紙コップを受け取ったので私は静かに蓋を開け、彼女と自分の分を注いだ。
通路越しにお互い口元だけの乾杯をし、私は半分ほど一気に流し込んだ。彼女は軽く一口飲むと、ふふっと微笑み、二口、三口と続ける。
私は自分の大胆さに驚いていた。偶然居合わせただけの女性と、一緒に酒を飲んでいる。しかもかつて出会ったことのないほど魅力的な女性とだ。酒の力でも借りないとこれ以上は無理だと思った私は、残りの半分も一気に飲み干した。
それから互いにいろんな話をした。一番驚いたのは彼女の年齢だ。なんと今年で50だという。バツイチで、成人になる息子はすでに独立したそうだ。都内で小さなスナックを営み、普段は「ママ」をしているとのこと。
1時間は経っただろうか、かなり酔いがまわってきた。彼女も相当酔っているのがわかる。
「隣、いいです?」
私は思い切った。彼女は身体を窓側にずらし、どうぞという素振りを返した。心拍数が一気に上がるのがわかる。
「おじゃまします」と小声で言いながら彼女の隣に座った。フワッと香水の香りが鼻腔を包み、視界がぼんやりする。
「聞いてもいいです?」
「なあに?」
「ほんと綺麗ですよね。年齢聞いてビビりました笑」
「やだぁ笑 それ質問?」
仕事柄言われ慣れてるのだろうが、素直に嬉しそうだ。
「それに…もう、めちゃめちゃエロい…です笑」
「え~?笑 エロくないし笑」
「いやいや、これがエロくなかったら何がエロいんですか笑」
私は無防備すぎる彼女の胸元を覗き込むふりをする。
「やだぁ笑」
「何カップですか?すごい大きい」
「んーFかなぁ」
「すご!エロおっぱいじゃないですか笑」
「なにそれ笑」
私は完全に攻めの姿勢になっていた。この雰囲気を壊さず攻めれば、もっとイケると確信したのだ。
私は彼女の顔にぐっと近付いた。一瞬、彼女の身体が固まる。
「まじで綺麗でたまんないです…。眼鏡外してもいい…?」
そう言いながら私は手を伸ばし彼女の眼鏡をそっと外した。
「こら、ちょっと…」
私は彼女の顔をまじまじと見つめた。暗がりでハッキリとは見えないが、少し荒くなった吐息が伝わる。心臓がドクドク脈打つ。
「なんか‥やばいです」
私はそう呟くと、彼女の唇に自身の唇を重ねた。『ん』と小さく聞こえたが彼女はそのまま動かない。
ついに、彼女とキスをしてしまった。イケる、これはイケる…!
           ~ 続く ~
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投稿者:カリ部の貝賊
2022/02/16 14:50:26    (uyOlqAJP)
コメントもらえると思っていなかったので嬉しいです。
書き始めたらかなり長くなりそうなので自分のペースであげていきます、すみません。
ちなみに座席指定ではありませんでしたよ?

5
投稿者:(無名)
2022/02/16 13:15:52    (l9j2rPX0)
楽しみにしてます!
4
投稿者:**** 2022/02/16 11:17:22(****)
投稿削除済み
3
投稿者:爺さん
2022/02/16 09:32:05    (AFkGq0GI)
俺ぁ~のイナカの県庁所在地に住んでいるせいか

県内高速バスは座席指定はないが

県外行きの高速バス(深夜バス含む)は座席指定制なんだよ 。。。

カリ部の貝賊さん辺りは 大都会だから座席指定無しなんだね。


2
投稿者:(無名)
2022/02/16 09:12:34    (UmW81z00)
続きお願いします
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