落ちていく……最初は本当にそんな感じでした。
最初の1週間は本当にイヤでイヤで仕方ありませんでした。
ホモじゃないのに毎日毎日気持ち悪い男達に舐めまわされて、臭いチンポしゃぶらされて、犯されて中に出されて……。
しかも、終わったら事務所に戻ってド変態店長(僕を最初に犯したボーイさん、こっちが本業でした)に何回射精したか、何回中出しされたか報告とチェックがあるんです。
アナルに残った精子を吸い出されて、口移しで飲まされて、メスチンポの調教と言って最後に店長に犯されてから家に帰る日々でした。
でも、落ちていくというより、染まっていく出来事があったんです。
初めて犯されてから1週間後、常連客を集めた忘年会と言う名目の乱交パーティがあったんです。
もちろんですがお客はみんな男性で３０人位いました。
女性(全員男ですが)は僕を入れて８人……８人で３０人の男性の相手をさせられました。
最初はそれぞれ好きな女装娘を相手にセックスをしていたんですけど、だんだん僕の周りだけ男性が増えてきて……と言うより、全員で僕を犯し始めたんです。
全員です……そうです、女装娘達もみんなチンポ付いてますから、女装娘達にも犯されました。
中でも、僕が女装娘に挿入しながら、僕もアナルを犯される感触は言葉にできないほど感じてしまいまいました。
次々と僕の中に射精して、口の中にも顔にもどんどん精子が降り注いで……たぶん５０発以上の精子を浴びせられました。
もちろん、僕自身も１０発以上射精させられて、それ以上に潮吹きもさせられて……お開きになった後、全身精子まみれで全身に力が入らず、動けませんでした。

苦痛でしかなかった、僕の気持ちが変化していったのはこの後でした。
ド変態店長が、精子まみれの僕の身体を愛おしそうに舐めまわしてきたんです。
「綺麗だよ、この姿が見たかった、俺の目に狂いは無かった」
そう言って、いつも以上に興奮した顔で、僕の全身を舐め回し、いつも以上に硬く勃起したチンポをしゃぶらされ、犯されました。
クタクタなのに、全身性感帯になったように快感しか襲ってこないんです。
あんなに逝かされたのに、精子はほとんど出ませんでしたけどまだ潮吹いちゃうし、ドライで何度も逝っちゃうんです。
「いいか、お前はもう俺のモノだからな」
実はボッタクリにあったのは偶然じゃなかったんです。
最初から僕を淫乱肉便器女装にするために仕組まれてたんです。
飲み会の居酒屋で僕に興味を持ち、トイレで僕のデカチンポを見て決めたそうです、こいつを自分の肉便器女装ペットにしようと。
すぐに系列のボッタクリバーに連絡し、女の子を手配し僕をハメたんだそうです。
今まで誰かからそんなに必要とされた事無かったから(例え性欲処理の肉便器でも)、ド変態店長に俺のモノだと言って貰えて、何かが変化しました。
優しく抱きしめられ、初めて愛情を感じるセックスをした気がしました。
目が覚めると、普通にベッドの中で、僕は店長の腕の中で眠っていたようです。

その日から、イヤイヤだった仕事が楽しくなりました。
お客さんの喜んでくれる顔が素直に見られるようになったんです。
“気持ち良かったよ”“最高だったよ”“また指名するからね”
こんな言葉が嬉しくなりました。

もうひとつ、女装するようになって変ったことがあります。
今冬休みで、レポートまとめるのに大学の図書館使ってるんですけど、女の子のまま行ってるんです(いつ呼び出されてもいいように)。
そうしたら、今まで苦手だった女の子と普通に会話できるようになったんです。
食べ物とか、メイクとか、思い切り女子トークで盛り上がったりしてます
初めは抵抗あったんですけど、当然ですけど見た事無いけどどこの学部？って聞かれたりして、今はみんな僕が優希だって知ってます。
それでも、女の子達は普通に友達になってくれたんです。
これは僕の中で嬉しい大きな出来事でした。
だから、肉便器女装にされてしまった事、今は良かったって思ってます。