2019/12/04 01:17:11
(CnkcB2KT)
続きです。
これで最後にいたします。
夜の高速を走らせる私はただただ事故を起こさないように気をつけていました。かけていたエアコンはあったかくなりすぎないようにヒーターに切り替えてありましたが流石に興奮しているのでしょうか、室内が曇る曇る。慌ててエアコンに戻したのを覚えています。
車は目的地の近くの出口に到着、ゆっくりと出口に向かい高速を出て掲示板のところへ向かいました。
その辺りに差し掛かかり車を徐行しながらゆっくりと近づきそして停車させました。すぐさまヘッドライトを消してエンジンも止めました。
スマホを取り出して掲示板を見ようとすると後ろから車が。
私は固まってしまいました。
車は通り過ぎていきます。
"あ、、、違うんだ、、、"
ホッとしたのもつかの間、遥か向こうで引き返してきました。
"え~、まさか、そんな、誰も来ないと思っていたのに、、、心の準備なんてできてないよ~(・_・; "
固まっている私の横を徐行もせずに通り過ぎて行きました。( ̄◇ ̄;)
"ほ~槌(槌槌槌)槌"
やはり多くのことはしないにかぎります。
安心した私はそのまま車を出し一路家路を。
掲示板には帰宅する旨書き込みをしました。
その後15分ほどで自宅近くのPAに到着、車内でレギンスとタイツを脱ぎお着替えです。私が入ったPAは奥側に乗用車数台と手前側に大型車が一台停まれる小さなものでそこにお手洗いが付属されています。
私が入ると奥の乗用車列に唯一居た乗用車が出て行き、手前の大型車枠には高速バスらしきものが停まっています。乗用車のところには私だけ停まる形です。
私は車を停めました。
お手洗いに行って着替えようかと思いましたが車内は意外なほど広さがありますのでそのまま変身したものを脱ぎ、それを手に取って折りたたんでカバンにしまい、履いてきた男性用の下着と靴下を取り出して履き替え、ズボンを履いて今日の冒険は終了です。
ホッとしました。さぁ、帰ろうそんな気分です。
今回思いましたのは無茶をしないことです。
今回私は地元での変身、変身したままの車運転、掲示板の書き込み。
欲張りすぎました。
これからは無理のないように行動しようと思いました。
私はそのまま帰宅、興奮冷めやらぬまま就寝しました。
何もなかった、いえ、なかったからこそ良かったのかもしれません。今後も何もないことを祈るだけです。女装の趣味を続けて行くために。
ただ最後に、、、PAで。
下着を履き替えて靴下を履いている時、後ろに停まっているであろう高速バスの運転手さんらしき人がトイレに入って行きました。
"ふぅん、トイレかぁ、大変だもんね、運転手さんも"と思うだけでした。
そしてズボンを履きベルトを直している時に運転手さんが出てきました。こちらをチラチラ見ている感じです。そしてゆっくり通り過ぎて行きました。
あれはなんだったのでしょう。私が男だとわかったはずですが、、、もしかして、、、