2019/06/25 03:18:02
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社会人になり主に食費や酒代に給料がさかれる時代でしたが、私の楽しみといえば居住してた町から少し離れたスクールショップでセーラー服やブルマーを探しあてることでした。女性と交際もしてましたが遠距離恋愛は続かず、やがてその寂しさを紛らすため、またぞろ女装癖がもたげ始めたのです。その地域では中学校だけでなく高校も女子の制服はセーラー服が主流でしたので、以前手放した中学校タイプより必然的に現実にある女子高生のものに興味がもちました。
スクールショップに入るには勇気がいります。とりわけ店作りが立派な所はその取り扱う制服の多さに圧倒されます。しかもそういう店は来客も多いので、なかなか店員に話を切り出すタイミングが難しいです。平日の昼過ぎあたりが狙い目でしたね。私の場合、セーラー服の購入は春の入学シーズン前、夏用なら衣替えの少し前。ブルマーなら時季を問わず、店をとっかえひっかえ買い漁ってました。
ところでセーラー服の購入理由も、大学時代なら「学園祭で……」とか「妹の御祝いに」でも良かったですが、社会人になると「娘のために……」くらいしかありません。希望するサイズが合わないとマズイからたいがい本人を連れて来るよう断られるのですが、そこは成長著しい女子高生。ちょっと大きめのものを、出来ればサイズをメモした紙を渡すと話が進展しやすいです。おかげで怪しまれずセーラー服を購入でき、当時主流だった濃紺のブルマーなども手に入れることができました。初めての店でしたが、冬用のセーラー服が買えれば夏用も買うことができます。
私が立ち寄った先の店主は、売上にこだわったのかすんなり応じてくれたし、幸い大きめサイズが揃えてあったので出直すこともありませんでした。ただ、欲張ってジュニア用のスポーツブラやショーツ、切替スリップなんかも追加して、かなりの金額になってしまいました。何事もないような感じで時間が過ぎていきましたが、購入時間が長引いたせいか、不意に母娘らしき客が1組現れてしまい、内心ドキドキしながらセーラー服の衣装箱を持って店をあとにしたのを覚えてます。
自分のアパートに戻って早速ジュニア用の下着を身につけ真新しいセーラー服を着てみましたが、その着心地の良さときたら正に筆舌し難い。めくるめく悦びを感じ、つい鏡に映る首下にうっとりしてしまいました。非常に初々、しかも以前着た中学校のセーラー服とは異なり、なんか「これで私も念願の女子高生になれたんだ」というような、一段と大人になった気分でした。