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2001/12/30 22:35:45
(7LMgu95A)
「うん」俺はまたしても誘いに乗ってしまった。ケイイチの家はそこから少し歩い
たマンションの2階だった。エレベーターがないので二人で階段を上る。突当りのド
アの前に来るとケイイチがポケットから鍵を取り出した。「入って」ケイイチが俺
の肩を押した。後から入ったケイイチが鍵とチェーンを掛けるのを見て、当たり前
のことなのに少しドキっとした。部屋は2DKで俺は寝室らしいほうの部屋に通され
た。存在感のあるセミダブルベッドが目に飛び込んできた。鮮やかな紫のベッドカ
バーにこれから起こる事が分かりすぎている俺の心臓は、普段の数倍速く鼓動して
いる。バタンと、俺の背後でドアが閉まった。