「さえかちゃん、お兄ちゃん、さえちゃんの下着姿後ろから観てる内に、またオメコしたくなっちゃった。悪いけどもう一回ベッドで横になってくれない？ 痛くないようにするからさあ。」　「まったく、ケン兄ちゃんたら！　これで今日三回目よ。 男の人って、一日何回もオチンチン大きくなるの？」　「ワルイ悪い！ それだけさえちゃんが魅力的だからだよ。 東京や関東には絶対いないタイプがさえちゃんだからさぁ。 その代わり終わったら、バイト代入ったケン兄ちゃんのおごりで、スシローかくら寿司連れて行って上げるね！」　「わーい、やったー！」　「それにしてもさえかちゃんのお家って、室町時代から営々と続いてる京料理のお店なんだって？」　「ケン兄ちゃんも、うちの18代目のお父さんに、ミシュランの味とか教えてもらえば？、」　「そうだね。 せっかくこうしてさえちゃんと知り合えたんだから今度の金曜辺り、18代も受け継がれて来た本物の京料理ご馳走して貰おうかな？」　「一応、わたしからも紹介ついでに言っとくから、たぶん大丈夫と思うけど。」　「それは有り難い。なにしろ世界の京料理だもんね！ 東京なんかの板前や料理人が、絶対追いつけない雲の上の存在が京料理って、口を揃えて云うぐらいだからねッ！ 」　「素直に認めてくれてありがとう！ お父さん言ってたけど、はるばる東京や関東辺りから同業者が食べにやってきては、写真とかビデオに撮って、自分の店で、ちゃっかりオリジナルを装って真似するそうよ。 卑怯だと思わない？」　「京料理と云えば、今や世界のセレブの憧れだもんな！」　「じゃケン兄ちゃん、時間も時間だし、そろそろ始めよ。 その代わり、今度も痛いこと絶対なしよ！」　「ああ、判ってるよ。」