夜中に急に会いたくなった。
すぐ会えるのは近所の強み。
「会いたい」そうメールすると「ちょっと待ってて」と私の欲しい言葉をくれる。
待たされるのも悪くはない。
会えないよりはずっといい。
いつもの小さなカフェに行く。
カウンターに並んで座ると膝をくっつける。
お互いニヤニヤしながら肘でつつきあう。
周りからはバカップルに見えてるんだろ~なとか思いながらイチャイチャを止められない。
祐二がトイレに立った。
…遅い
少し心配になった頃、やっと出てきた。
すぐ戻らずにドアの前から私を見ている。
?
席に戻ると祐二は言った。
「ゆうな…出よう」
「うん」
駐車場の車に戻ると抱き寄せられてキスをされた。
恥ずかしいけど舌を絡める。
唇を離さない祐二。
「ここじゃ恥ずかしいよ…」
囁くようにたしなめると祐二は車を出した。
車は建て売りが並ぶ空地に停まった。
「シート下げて」
祐二に言われるまま、シートを下げる。
「下着脱げる?」
「…うん」
ゴソゴソとなんとか下着を下ろすと祐二がギアを跨いで助手席に来た。
「え…なに?」
狭い足元に体を無理矢理押し込むと私のアソコに唇を近付ける。
「こんなとこで?」
いくら空地でも私は落ち着かない。
聞こえてないのか、ふりなのかお構い無しに舌でクリをもて遊ぶ。
「や…だ…」
急な刺激のせいで開いていた足がブルブル震えた。
ニットをたくしあげブラから胸を掴み出す。
「いっちゃ…う」
乳首を転がされながら執拗にクンニを受けて私は軽くイッた。
「次は俺ね…」
興奮した祐二がそう言ったけど、私は視線を感じた。
「祐二、誰か見てる」
「えっ?」
暗闇に目を凝らすと犬を連れてる人がこちらをうかがってる。
「逃げよう?」
「大丈夫だよ」
「やだよ」
恐怖と恥ずかしさで私は泣き声になると、祐二の腕を軽く叩いた。
「わかったよ」
少し車を走らせ路駐した。
「どうする?帰る?」
「俺は帰りたくない。ホテル行こ?」
「…うん」
祐二はファスナーを下ろすと硬くなったオチンチンを出した。
「着くまで触ってて」
我慢汁を亀頭に広げ、柔らかくしごく。
信号待ちで停まるとノーパンの私のアソコをまさぐった。
私は、祐二に体を委ねながら窓越しの綺麗なネオンを、ただじっと眺めていた。
土曜の朝、知らないアドレスから一通のメール。
「元気か?」
アドレスは変わっていたけど、見覚えのあるそっけない書き方。
「誰ですか?」
暫くして着信。
「誰だと思う?」
そんな回りくどいのも相変わらず。
「たぶん…た、から始まる名前の人ですか?」
「正解、新しい人出来た?」
なんでそんな事聞くの。
忘れかけていた痛みが甦る。
「うん」
「そっか。ところで、遊びにおいでよ。温泉もあるし、片道なら旅費も出すから」
「…行けないと思う」
「どうして?彼氏がいるから?」
「うん」
「会いたいだけだよ。じゃ、俺から行くわ」
「本当に?」
「うん、行ったら会ってくれるよね?」
一瞬走る動揺。
「彼女は?」
「いないよ」
「恋しなよ」
「いいよ、めんどー」
「相変わらず淡白ね」
「(笑)」
少し頬が緩む。
祐二と上手くいってなかったらもしかして…
人生は全てタイミング。
「私の事はいいから仕事頑張んなよー」
少しだけ、あの人を思い出した朝でした。
「泊まり料金になります」
ホテルのフロントでそう言われて私は躊躇した。
「どうする?やめる?」
聞いたけど、祐二は前金を払った。
手首を掴まれ、黙ったままエレベータに乗ると扉が閉まりかける瞬間引き寄せて抱き締められた。
「チン」
手を繋いで降りてランプを頼りに部屋を探した。
部屋のドアを開けて前屈みでブーツを脱いでる間、お尻を撫で回す。
「もう…」
スリッパを履き中に入ると綺麗な部屋にテンションがあがる。
祐二もホッとしたのか穏やかな顔をしている。
「どうせ泊まりだからゆっくりしよ」
祐二がそう言うので私はお風呂の準備をした。
入浴剤が二種類…
「あなた~今日はどっちにする?」
「そうだな~」
私の新婚ごっこに付き合ってくれる祐二。
「じゃあ、こっち」
祐二が指差したのはラベンダーの入浴剤。
「安眠できるね」
「そうなのか?」
「ラベンダーは安眠効果があるんだよ」
「へーでも、安眠されたら困る」
本気が冗談かわからない祐二の顔を見て私は吹き出した。
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