ーーーーー隣家息子の部屋ーーーーー
机を調べていた鑑識作業員、引き出しの中に山ほどの盗撮写真を発見する
鑑識作業員「見てください、この写真の量。凄い執着さですよこれは。
この写真なんかフィアンセさんの顔マジックで黒く塗りつぶして…」
隣家母から事情聴取をしていた警官
警官「そこのボードにもたくさんの写真がピン留めされてますし……
このタイムテーブルみたいな表は何でしょうか?」
鑑識作業員「詳しくは被害者お嬢さんの事情聴取を待ってですが、時間は午前と
午後というか夕方ですし、お嬢さんの出勤及び帰宅時間ではないでしょうか。
パソコンがありますので、これも押収して調べますよ。」
ーーーーー永瀬家玄関ーーーーー
宙斗マンションへ向かう莉奈に向けて
莉奈母「莉奈ちゃん、明日お母さんが何着か新しいお洋服買って、宙斗さんの
お家に持って行きますからね。」
ただ頷くことしかできない莉奈に変わり
「分かりました。明日は警察の方が家に事情聴取に出向いてくれるみたいですし
私も会社休み貰ってその対応に当たりますので、お待ちしております。
それで…私の家とはいえ、まだ一人にしたくないと思いますので、迎えには…」
莉奈父「大丈夫だよ宙斗君。場所は覚えてるし、私も一緒に行くから。」
「そうですか、ではお待ちしております。」
そういうと、車に乗り込みマンションに向かう莉奈と宙斗
ーーーーー車中⇒コンビニーーーーー
マンションへの中間ほどまで来て、コンビニに寄りたいという莉奈
「分かった、確かこの先にあったはずだから寄るね。」
偶に嗚咽を漏らす莉奈の手に、莉奈の腿の上で自らの手を合わせて
「僕がいるから大丈夫だよ莉奈。さあコンビに着いた。一緒に行こう。」
車を降りコンビニ店内でも、莉奈に寄り添い歩く宙斗。
莉奈が選んだものを受け取り買い物かごに入れていく。
ーーーーー車中⇒宙斗マンションーーーーー
コンビニでの買い物を終え、マンションに向かう車。
助手席ではまた莉奈の体が震えだし、嗚咽も漏れてくる
車を操りながら宙斗
「もうすぐマンションだから、着いたら熱いシャワー浴びて、買った甘酒
飲んで寝んで…下着は無いけど、嫌じゃなければ、とりあえずの着替えは
僕のスウェットとかTシャツ使ってくれていいから。」
莉奈の腿に置かれた莉奈の手を、優しく叩いている宙斗の手。
そうこうしているうちにマンションに着き、エレベーターに乗り8階へ
エレベーターホールで准一に会い、不思議がる准一に
「悪いけど、話は莉奈が落ち着いてから…(囁くような小声)それと絶対に
今日は覗くなよ、いいな。」
莉奈の只ならぬ様子に頷く准一。その間に莉奈と宙斗は部屋に入ってしまう
准一「何があったって言うんだ?莉奈ちゃんのあの様子ただ事じゃないし
かといって一緒にいるってことは、宙と喧嘩したわけでもなさそうだし…」
部屋に入る准一
一方宙斗の部屋
「さあ着いたよ、一回ソファに座って…」
莉奈をソファに座らせ横に腰掛けると軽く肩を抱き
「もう大丈夫、僕がいるから。隣にいるからね。」
−−−宙斗マンション、ソファ−−−
「下着はコンビニで買いました……、スエットとTシャツお借りしてもいいですか?准一さんにご挨拶出来なくて失礼でしたよね……。」
シャワーお借りしますとバスルーム行くがすぐに戻てくる莉奈。
「落ち着かなくて…、出来ればバスルームに入ったら洗面所に居てほしいんです…、ダメですか?」
宙斗の答えを聞きバスルームへ、メイクを落とし買ってきたシャンプーなどで身体を洗うと「出ます。」と宙斗に声を掛けると洗面所から出る宙斗。
着替え終わると…コンビニ下着姿(キャミソールカップ付き、飾り気のないパンティ)で洗面所から出てくる莉奈。
「宙斗さん……。」涙目で宙斗に近寄り「あの人…私の身体想像して…寝言で…私を…してて…だから!だから!」
宙斗には想像じゃなく見てほしい…との思いからで…、落ち着いているように見えた莉奈だったがしかしまだ冷静ではなかった…。
−−−准一、思惑−−−
准一(莉奈ちゃんの顔、本当に暗かったしあの莉奈ちゃんが挨拶もほとんどしないで宙の家入ったからな、深刻なことがあったんだろうな。)
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