中学のテニス部は軟式だったせいか女子がほとんど。
仮入部に男子が来てもまず本入部にはならなかった。
ある種独特の百合体質が伝統になってる部でした。
私は三年生が引退すると部長になりました。
誰もがそう思っていたでしょう。
私はそういうキャラでした。
女の子同士のあれこれは省きますが、私は本当に部では叶わない事がないほどの立場を築いてました。
三年生になると、何年振りの快挙か、男子部員が1人入って部内はにわかにざわついた。
顧問のお局が半ばなし崩し的に引っ張ってきたのは、入学そうそう病欠が続きクラブを決める期間を過ぎてしまったからだ。
とりあえず暫定的に自ら顧問の部に在籍させることにしたようだ。
ただ、テニスには興味がなく最初は返事を濁していたらしい。
それならとマネージャー的な役職を与えた。
そんな経緯らしかった。
私は身長も170はある大女で、後輩女子には色んな面でモテたとは思う。
でも異性からは全くだめ。何しろ成長過程において私より背の低い男子ばかりなのだ。
でも、後輩ならある意味低くて当たり前というのがあるし、私はその中性的な華奢な男子がだんだん美味しそうに見えてきた。
つきあうとかいうよりペットを愛玩したくなる感覚に近かったかもしれない。
何しろ異性には縁遠かったから興味はふつふつと沸騰していたのもあった。
右も左もわからない男子を手懐けて自らの欲望の捌け口にしてやりたい…
私はそんな不埒な野望を抱くようになっていった。
それは彼にもそう抱かせる何かがあったんだと思う。
痴漢体質の女みたいなものか…
私は部長という立場を利用して彼に接近した。
いざ接してみるとなかなか素直でかわいい。
同級生の女子からモテるタイプではなく、上級生からかわいがられるタイプだろう。
でも、他の女子の手前、内心とは裏腹に毅然と接した。
それでも私を鬱陶しく避けるような態度は取らず、先輩として敬意を持って対応してくるから一層かわいく思えた。
なんとなくお局顧問が彼を部に入れたのがわかった気がした。
私は練習で疲れてる時でもオナニーだけは欠かさない性欲の強い女だった。
寝る前は必ずした。
その時に彼がいつも脳裏に過るようになった。
昼間は毅然と接してるくせに、彼の性器を欲しがる自分に恥ずかしくなる。
でもやめられない。
そんな葛藤を抱えていつ続けるほど私は辛抱強くはなかった。
半ば強引にでも言いなりになるようにしてやる…
そんな野望を実現させるために毎日あれこれ思案するようになっていた。