お姉ちゃんへの愛が、胸の奥で熱く溶けて溢れ出しています。 もう、抑えきれません……。この想いを伝えられない苦しさが、毎晩私を焦がして。 ただ眠ったお姉ちゃんにそっとキスをするだけでは、もう全然足りなくなってしまったんです。GW旅行の出発前夜。 同じベッドで横になりながら、心臓が痛いほど高鳴っていました。お姉ちゃんは仰向けで、穏やかな寝息を立てています。 あの角度なら、まだ完全に眠っていないことを知っているから、胸がざわつきます。「……お姉ちゃん、起きてる?」小さな声で呼びかけると、優しい返事が返ってきました。「ん……ののか? どうしたの」「昔のこと、急に思い出して……お姉ちゃん、ぎゅってしていい?」お姉ちゃんは、私のお願いならなんでも聞いてくれる。 その温かな腕が、私をそっと引き寄せてくれました。ぎゅうっと密着した瞬間、甘い体温と柔らかな香りに包まれて、涙が出そうになりました。 大好きすぎて、苦しい。10分ほど経った頃、私は薄目を開けました。 お姉ちゃんの美しい横顔が、月明かりに浮かんでいて……本当に、息を呑むほど綺麗です。 すぐ目の前にある、形のいい耳。お姉ちゃんの耳が、すごく弱いことを知っています。 迷ったけど、溢れる想いに負けて、唇を近づけました。ふう……と、熱くて甘い息を、そっと吹きかけました。ビクッ。お姉ちゃんの身体が、敏感に跳ね上がるのを感じた瞬間、私の胸が熱く締めつけられました。「ののか……くすぐったいよ……」掠れた、甘い囁き声。 その声だけで、私の身体の奥が疼いてしまいます。何も答えず、寝たふりをしながら、また優しく息を吹きかけ続けました。 ふう……ふう……。そのたびに、お姉ちゃんのカラダが震えて、呼吸がどんどん乱れていく。 「ちょっと……ののか……」 身体をよじろうとするのに、私の腕が離さないから、逃げられない。そんな必死で、恥ずかしそうな仕草を見た瞬間、 胸の奥が熱く溶けて、頭の中が真っ白になりました。 今まで見たことのない、お姉ちゃんの表情。 愛おしくて、欲しくて、罪悪感と興奮が混じり合って、涙がにじみそうでした。やがて、お姉ちゃんの体温がじんわり上がって、小刻みな震えが伝わってきます。 そして——「あっ……んっ……」大好きなお姉ちゃんが、聞いたことのない甘くて淫らな声を漏らした瞬間、 心臓が止まりそうになりました。 驚きと喜びと、たまらない愛しさが一気に溢れて、つい抱きしめる腕の力が緩んでしまいました。お姉ちゃんが少し離れて、私の顔をじっと見つめます。 寝たふりした私の頰に、熱い吐息がかかって……。「ののか……?」名前を優しく呼ばれただけで、胸が張り裂けそう。 目を閉じたまま、動けません。 罪悪感と、満たされない想いが渦巻いて、息もできない。そのまま、お姉ちゃんの甘い息に包まれながら、 私は本当に、深い眠りへと落ちていきました。翌朝。 怒られるんじゃないかと、怖くて怖くて仕方なかったのに、 お姉ちゃんはいつもの柔らかな笑顔で、何も言ってくれません。一緒に朝食を準備して、向かい合って食べる時間も、変わらない日常。 「旅行の準備、ちゃんとできてる?」と、優しく聞いてく... 省略されました。
お姉ちゃんとの出雲大社旅行。
胸が熱くて、ずっとドキドキが止まりません……。
人混みのなか、手を繋いだわけでもないのに、肩が触れ合うだけで幸せで。
一緒に並んでお参りしたとき、祈るお姉ちゃんの横顔はとても綺麗でした。
縁結びのお守りを2人で選びました。
私は心の中で「ずっとお姉ちゃんと結ばれますように」と願ったのに、口には出せなくて。
出雲そばのお店で向かい合って座ると、お姉ちゃんが優しく聞いてきます。
「ののかはどんなお願いしたの?」
「……秘密だよ。お姉ちゃんこそ、何をお願いしたの?」
お姉ちゃんも「秘密」と微笑んで、2人で笑い合いました。
その笑顔が愛おしくて、胸がぎゅっと締めつけられます。
お汁粉を温かく頰張り、足湯に浸かったとき——
ふと、お姉ちゃんの柔らかな手が私の手に重なりました。
そのぬくもりに、身体の奥が甘く疼きました。
「また、2人で来たいね」
お姉ちゃんの声が優しく響いて、私は頷くことしかできません。
「うん……2人きりで、来たい」
静かな時間が流れて、このまま時が止まればいいのにと思ってしまいます。
夕食を終えて、2人だけの部屋に入った夜。
それぞれのベッドに横たわっていると、お姉ちゃんの方からそっと私のベッドに滑り込んできました。
温かな腕が私を包み込み、ぎゅっと抱きしめてくれます。
お姉ちゃんの甘い香りと、心臓の音がすぐ近くにあって、幸せで息が苦しい。
すると、耳元で囁かれました。
「ねぇ……この前の夜、どうしてあんな意地悪いことしたの?」
心臓が、止まりそうになりました。
「えっ……何のこと?」
とぼけながらも、声が震えてしまいます。
「私の耳にフーってしたでしょ。あれは、なんで?」
お姉ちゃんは、気づいていたんです……。
胸が激しく高鳴って、顔が熱くなります。
「わざとじゃないよ……寝てて、覚えてない」
お姉ちゃんは小さなため息をついて、でも優しく笑いました。
「そっか、覚えてないか」
そして、私の髪をゆっくり撫でてくれます。
「もう、お姉ちゃんに意地悪しないでね。あなたは可愛い妹なんだから……」
その声が、いつもより少し低くて甘くて。
ふと顔を上げると、お姉ちゃんの瞳が、熱を帯びているように見えました。
もう一度、強く胸に抱きしめられます。
お姉ちゃんの柔らかな鼓動と、穏やかな呼吸が、私の身体に染み込んで……。
私はそのぬくもりに包まれながら、
罪悪感と、抑えきれない愛しさで震えつつ、
静かに、深い眠りへと落ちていきました。
お姉ちゃん……
本当は、全部伝えたい。
この想いが、どんどん大きくなって、
もう、私の胸の中で爆発しそうなんです。
お姉ちゃんとの旅行が、こんなに苦しくなるなんて……。島根から電車で岡山へ出て、レンタカーで鷲羽山ハイランドまでドライブしたんです。 海が見える高台で、風に髪をなびかせながらお姉ちゃんが笑う姿が、本当に綺麗で。 2人で本当に楽しかったのに……お姉ちゃんの笑顔が、どこかぎこちなくて。「お姉ちゃん、大丈夫?」 そっと尋ねると、軽く頷かれるだけ。 いつもなら自然に繋がれる手が、今日は一度も触れてくれませんでした。 その距離が、胸に冷たい棘のように刺さります。美観地区に着いて、荷物をホテルに預けて歩き始めたときも。 私はそっとお姉ちゃんの手を握ろうとしたのに、するりと避けられて。 心がざわついて、息が苦しくなりました。ベンチに座った瞬間、勇気を出して聞きました。 「お姉ちゃん……いつもと違うよ」お姉ちゃんは深いため息をついて、ぽつりと呟きました。 「……彼氏ができた」世界が、音を失いました。 私が何も言えないでいると、お姉ちゃんは淡々と続けます。「明後日、実家に帰ったら報告するつもり。彼氏と一緒に暮らすから、あの部屋からも出ていくね。これからは、ののかは一人で暮らすんだよ」頭の中が真っ白になって、声が出ません。 お姉ちゃんが、私から遠くへ行ってしまう。 そんなの、絶対に嫌なのに。「そんな……いやだよ、無理だよ……」するとお姉ちゃんが、初めて見るような冷たい笑みを浮かべました。 「そうだよね、無理だよね。ののかは一人じゃ何もできないもんね。今回の旅行だって、私が全部手配したし、荷物もまとめたし」次から次へと、私の悪口が飛び出して。 胸が締めつけられて、息もできない。 「やめて……」の一言さえ、声にならなくて。「また泣くの? 本当にあきれた。一人で生きていけないなら、男でも作れば?」私は震える足で立ち上がり、お姉ちゃんの前に立ちました。 「なんで……なんでそんなこと言うの? 私は男の人が……」言葉を遮られて。 「また昔のこと言ってるの? もう忘れて、男でも見つけなさい。あんたが誘えば男なんて……」カチン、と頭の中で何かが切れました。 私は人生で初めて、お姉ちゃんの頰を叩いてしまいました。パチン、という乾いた音。 お姉ちゃんが頰を押さえて、私を見つめます。「お姉ちゃんなんか……大嫌い…!」震える声で吐き出して、私は走り出しました。 後ろを振り返ると、お姉ちゃんはベンチに座ったまま、うつむいていて……私の方を見ようともしませんでした。どこをどう走ったのかも覚えていません。 息が切れて、商店街のような路地に座り込んだとき、 バーやスナックの看板がぼんやりと光っていて、ここが美観地区じゃないことに気づきました。「お姉ちゃん……助けて……」自然と零れた言葉に、自分で胸が痛みました。 大嫌いなんて言ってしまったのに、助けなんて来るわけがない。そのとき、スマホが震えました。 お姉ちゃんからの着信。 一度切ったのに、またかかってきて……震える指で出ました。「ののか、どこにいるの?」「……言わない」「そう。ホテルに戻れるの?」「戻れない……分からない……」... 省略されました。
もしかするとののかさんがお姉様を押し倒すよりも、お姉様がののかさんを押し倒すことのほうが早そう?そんなシチュエーションに覚悟はありますか?
妹の純粋で正直な気持ちと葛藤。姉の優しくも毅然とした態度と揺れる想い。それらを描写する文体の美しさが胸に刺さりました。今後、物語が終わるまで静観します。完結後、追稿して純文学にまとめれば芥川賞も夢ではない気がします。
お姉ちゃんとの朝食の時間も、ほとんど無言でした……。
これまでの人生で、2人でこんなに言葉のない朝を迎えたことなんて一度もありません。
味気なくて、砂を噛むような時間。喉を通るものも味がしなくて、ただ胸が苦しいだけ。
私はお姉ちゃんの顔をそっと見つめます。
何か、絶対に隠している気がする。でも、私は何も聞けなくて、ただ耐えることしかできませんでした。
レンタカーを返して、電車に揺られながら瀬戸大橋を渡っています。
窓の外に広がる瀬戸内海のきらめきが、涙でぼやけます。
「お姉ちゃん……私、もっと頑張るよ」
お姉ちゃんは何も言いません。
「朝も一人で起きるよ。部屋の片付けもちゃんとするよ。充電器も、差したままにしないよ……」
全部、これまでお姉ちゃんに何度も注意されたこと。
声が震えて、途中で詰まってしまいます。
「だから……安心して、彼氏さんと一緒になって。私も……彼氏、作るから」
喉が熱くなって、言葉の端々が震えます。
「そうしたら、ダブルデートしようね。私とお姉ちゃんと、お姉ちゃんの彼氏さん、私の彼氏……」
そのとき、お姉ちゃんの手がそっと私の手に重なりました。
温かくて、優しくて、包み込むように握ってくれます。
「お姉ちゃんの彼氏さん、きっといい人なんだろうな。早く会いたいな……」
お姉ちゃんはまだ何も言いません。
ただ、私の手を強く、強く握りしめてくれていました。
そのぬくもりが、壊れそうだった心に、ほんの少しだけ灯りをともしてくれます。
高松駅に着いて、ポケモンストアに入ったとき——。
お店の中は人でいっぱい。
私はお姉ちゃんの手をぎゅっと握ったまま、色とりどりのぬいぐるみたちを眺めました。
お姉ちゃんが、久しぶりに私に話しかけてくれます。
「ののか、この緑のぬいぐるみ、何?」
胸が熱くなって、声が弾みました。
「レックウザだよ!」
「……そっか」
お姉ちゃんは頭上のミュウのぬいぐるみを手に取って、
「かわいいね……」
「そうだね! ねぇ、同じの買おうよ」
少しの間を置いて、お姉ちゃんが小さく微笑みました。
「そうだね」
その言葉だけで、胸がいっぱいになって。
私はお姉ちゃんの手を引いて、次から次へと話しかけました。
周りの人たちが不思議そうに見ているのも気にならなくて、ただお姉ちゃんの声が聞けることが嬉しくて、嬉しくて、笑顔が止まりませんでした。
お姉ちゃんの表情も、少しずつ柔らかくなっていきます。
その変化が、愛おしくて、たまらなくて。
その後も兵庫商店街を歩いて、小さなカフェに入ったり、行列のうどん屋さんで並んだり。
私はたくさんおしゃべりして、お姉ちゃんは優しく相槌を打ってくれます。
当たり前だった日常の時間。
でも今は、それがどれだけ尊くて、脆くて、かけがえのないものだったのか、痛いほどわかります。
お姉ちゃん……
まだ、離れたくない。
この温もりを、ずっと感じていたい。
私は笑顔の裏で、必死に涙を堪えながら、
お姉ちゃんの手を離さないように、ぎゅっと握りしめ続けていました。
大好きすぎて、壊れそうで……この旅が終わらないでほしいと、心の底から願ってしまうんです。
お姉ちゃんとの絆は、昔から私のすべてでした……。
物心ついた頃から、お姉ちゃんはいつも私のそばにいてくれた。
3歳年上のその背中は、どんなときも大きくて、温かくて、守ってくれる存在そのもの。
両親が共働きで忙しかった私たち姉妹は、いつも2人きりで家にいて、夜は同じ布団で寝て、朝は同じ朝ごはんを食べました。
小学生の頃、私は学校でいじめられて泣いて帰った日、お姉ちゃんが無言で私の手を握って、
「ののかは私が守るから」って、静かに言ってくれたんです。
その言葉だけで、世界が全部明るくなった気がしました。
それ以来、お姉ちゃんの匂い、声、指先の感触が、私の安心の形になりました。
中学生になると、私はお姉ちゃんのことが「女の子」として意識し始めました。
部活から帰ってきたお姉ちゃんの汗ばんだ首筋、シャワーを浴びた後の柔らかい髪、笑うときの唇の形……
全部、胸が疼くほど愛おしくて、夜中に布団の中でそっとキスしたことも、何度もあります。
お姉ちゃんは知らないまま、眠ったまま、私をぎゅっと抱きしめてくれるんです。
そのぬくもりが、たまらなくて、罪悪感と愛しさが混じり合って、毎晩震えていました。
高校生のとき、お姉ちゃんが初めて彼氏を作ったときは、世界が終わったと思いました。
でもその彼氏と別れた夜、お姉ちゃんは私のベッドに潜り込んできて、
「ののかが一番だよ」って、涙をこぼしながら抱きついてくれたんです。
そのときの温もり、息づかい、胸の鼓動……全部、私の記憶の奥底に焼きついています。
大学を卒業して一緒に暮らし始めた頃は、毎日が夢みたいでした。
お姉ちゃんが作ってくれる朝ごはん、夜遅く帰ってきたときの「おかえり」の声、
週末に2人で並んでソファで映画を見る時間。
私はお姉ちゃんの隣が私の居場所だと、信じて疑わなかった。
……なのに。
今、この旅で突然告げられた「彼氏ができた」という言葉が、
あのすべての思い出を、粉々に砕こうとしています。
お姉ちゃんの手を握りながら、高松のポケモンストアで笑い合った今でも、
胸の奥では過去の温もりが、熱い波のように押し寄せてきます。
「お姉ちゃん……覚えてる?
小さい頃、雷が怖くて毎晩お姉ちゃんの胸に顔を埋めて寝てたこと。
私が熱出して泣いた夜、朝までずっと頭を撫でてくれたこと。
私が初めて生理になった日、恥ずかしくて震えてたら、お姉ちゃんが全部教えてくれて、ぎゅって抱きしめてくれたこと……」
全部、声に出せないまま、心の中で叫んでいます。
お姉ちゃん、あの頃の私たち、戻れないの?
あの特別な絆は、もう私だけのものじゃなくなってしまうの?
私は今、お姉ちゃんの手を離さないように、ぎゅっと握りしめながら、
涙を堪えて笑顔を作っています。
大好きすぎて、失うのが怖すぎて、
この過去の愛が、今の痛みを何倍にも大きくしているんです。
お姉ちゃん……
どうか、まだ少しだけでいいから、
私のそばにいて。
あの頃のように、私だけを見て。
この想いは、きっと一生消えない。
あなたが私の一番だったように、私は今でも、あなたの一番でありたい。
ずっと、ずっと……。
お姉ちゃん……今夜が、本当に最後だと思っていました。商店街の入口にあるホテルにチェックインして、部屋に入った瞬間から胸が張り裂けそうでした。 シャワーを浴びてベッドに入ると、お姉ちゃんはもう静かに眠っていました。 私は迷いました。同じベッドに潜り込みたい衝動に駆られて……でも、結局は隣のベッドに横たわりました。暗い部屋に、お姉ちゃんの穏やかな寝息だけが響いています。 明日になれば、実家に帰って彼氏のことを報告して、あの部屋からもいなくなってしまう。 今夜で、全部終わりなんだ……。その想いに耐えきれなくて、気がつくと私はお姉ちゃんのベッドの前に立っていました。 震える指で頰をそっと撫でながら、溢れる気持ちを全部、眠るお姉ちゃんに注ぎました。「お姉ちゃん……大嫌いって言って、ごめんね。あれは嘘だよ。本当はね……大好き。大好きすぎて、どうにかなりそうなくらい、お姉ちゃんのことだけを想ってるんだよ」涙が、お姉ちゃんの寝顔にぽたり、ぽたりと落ちます。「それとね……私、嘘をついた。約束、守れないよ。ホテルの予約も、部屋の掃除も、一人でできない。 彼氏なんか、絶対に作れない……」声が震えて、喉が熱い。「だって……お姉ちゃんのことが好きだから。お姉ちゃん以外の人を、好きになんてなれないよ」膝をついて、お姉ちゃんの肩を抱き寄せました。 温かな体温が、指先に染みて、胸の奥が甘く疼きます。「だから……ダブルデートなんて、できない。ごめんね…… 最後に、わがままを聞いて。お姉ちゃんと、キスしたい」震える息を吐きながら、ゆっくりと顔を近づけました。「お姉ちゃん……大好き。大好きだよ……私の、お姉ちゃん……」そっと、唇を重ねました。 柔らかくて、甘くて、ずっと夢に見ていた感触。すると——お姉ちゃんの腕が、私の背中に回って、強く抱きしめ返してくれました。 キスを、深く、熱く返してくる。 唇が離れた瞬間、お姉ちゃんは目を開けて、私を見つめていました。お姉ちゃんの瞳から、大きな涙が溢れています。「泣かないで、お姉ちゃん……」私がそう囁くと、お姉ちゃんはさらに強く私を抱きしめ、震える声で言いました。「ののか……私、最低の姉なの。ずっと、ずっと、あなたを騙してた……」私は驚いて、お姉ちゃんの顔を覗き込みました。「私ね、ののかのことが好きだった。ののかといると本当に楽しくて、少しずつ綺麗になっていくののかを見て、胸が熱くなって…… でも、ある日、あなたが泣きながら帰ってきた。スカートがボロボロで……私はすぐに分かった。許せなかった。私の大事なののかを傷つけた誰かを、許せなかった」その日の記憶が蘇って、私は無意識に自分の身体を抱きしめました。「でも同時に……最低なことを思ってしまった。『これで、ののかを私だけのものにできる』って…… 大好きな人が傷ついて泣いているのに、私は自分の欲だけを考えていた」お姉ちゃんの声が、嗚咽に混じって震えます。「その日から、私はののかのことだけを考えて動いた。 あなたを手に入れようって……やがて、ののかが私に触れて、キスをしてくれるようになって…… 嬉しかった。ののかも私を求めてくれているんだって。でも、心のどこかでずっと罪悪感が……」お姉ちゃんは、私のキスに気づいていたんです。全部。「島根での夜、ののかが耳に息を吹きかけたときの気持ちを知りたくて聞いたのに、何も言ってくれなくて…… ののかは私を姉以上には見てないんだと思った。だから、嫌われてしまおうって、わざと酷いことを言った。彼氏がいるのも嘘。 ののかを傷つけて、嫌われて、一生一人で生きていこうって……」... 省略されました。
お姉ちゃんが、私を優しくベッドに招き入れてくれました。温かな腕が背中に回って、ぎゅっと抱きしめながら横たわります。 シーツの上で、私たちの体温が溶け合うように重なり合って……胸が熱くて、息が甘くなります。「やっぱり、ののかの隣じゃないと眠れない。一人だとベッドが広すぎるの」その言葉に、胸の奥がきゅんって締めつけられました。 「私も……あすかと一緒じゃないと、眠れないよ」あすかが私を見つめて、さらに強く抱き寄せて、髪を優しく撫でてくれます。 その指先が、甘い震えを肌に伝えてきて、身体の芯がじんわり溶けていく。「ねぇ、ののか。二人きりのときは『お姉ちゃん』って呼ぶの、やめてほしいかも」「じゃあ……なんて呼べばいい?」「名前で呼んでほしいな……あすか、って」ドキドキが止まりません。 喉の奥が熱くなって、震える声で初めて呼びました。「……あすか」あすかの瞳が、嬉しそうに細められます。「もっと呼んで、ののか」「……あすか……あすか……」何度も、何度も名前を囁くと、あすかはうっとりしたため息を零して、 「名前を呼んでくれてるだけなのに……すごく嬉しい」「お姉ちゃんなのに、甘えん坊なんだね……あすか」「そうだよ。ののかと一緒のときは、ずっと甘えん坊でいたい」私たちは寄り添ったまま、くすくすと笑い合いました。 この瞬間が、夢みたいに幸せで。ふと、視線を落とすと……あすかの可愛い形の耳が、すぐ目の前に。 私はそっと顔を近づけて、唇を寄せ、甘く囁きました。「……あすか」ビクッ。あすかの身体が敏感に跳ねて、甘い反応が伝わってきます。「こら、ののか……やめてよ」「やだよ、あすか……私を騙してた罰だもん」私は意地悪く微笑んで、熱い息を耳元に吹きかけました。 ふう……ふう……と、名前を何度もささやきながら。そのたびに、あすかのカラダが震えて、呼吸が乱れていきます。 「んっ……あすか……ののかは、あすかのものだよ。 でも……あすかも、ののかのものだからね……?」ドキドキしながら、ずっと触れたかった場所へ手を滑らせました。 あすかの服の下、柔らかくて熱い胸の膨らみに、そっと指を這わせます。「あっ……んっ……」あすかがとろけるような、甘くて淫らな声を漏らしました。 その声に、私の身体の奥が熱く疼きます。「あすか……身体がビクビクしてる。気持ちいいの? あすか」「……言えない……ののか、恥ずかしいよ……」泣きそうな瞳で私を見つめるあすか。 いつもしっかり者で、私を引っ張ってくれていたあすかが、今は私の手でこんなに甘えてる。 そのギャップが、たまらなくドキドキして、胸が熱くなります。「ダメだよ……ちゃんと教えて、あすか。私の手、気持ちいい?」「……気持ち、いいよ……ののか……」妖しく潤んだ声で、そう言ってくれる。... 省略されました。
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