−−−□□製菓会社−−−
午後一でのプレゼン、時間前に会社前に到着し朝香と一緒に社内へ入ると会議室に案内される。
「失礼します。」
ノックをし頭を下げ、頭を上げると社名と氏名を名乗り名刺を渡す。
「◎◎デザイン会社、デザイン部の永瀬莉奈と申します、本日はご提案させて頂いたデザインに付いてのご説明を…。
(宙斗さんも居る。)」
担当者「では、早速コンセプトをお願いします。」
「早速ですが…、オトナ女子のご褒美チョコを気軽にコンビニでをコンセプトにパッケージもターゲット年代の女性が手に取りやすくまた柚子の爽やかな和をイメージしたデザインとなっています。
単なるオヤツだけでなく今日1日頑張ったご褒美にひと粒となればとの思いもあります。」
莉奈がデザインしたパッケージは深いディープネイビーをベースに柚子の輪郭をゴールドにしたモノで。
無事プレゼンも終わり頭を下げ社へ戻っていく莉奈に宙斗は?
−−−鮮魚市場事務所−−−
若い男衆が事務所を覗いている、噂が噂を呼び美人事務員が配置換えで配属されていた。
事務局長「三宅さん、馴れたかな?」
藍「はい、大分、皆さん、良くしてくださるので。」
パート事務員「そりゃー、藍ちゃんが美人さんだからよ。」
事務局長「それはあると思うよ、気さくで話しかけやすい、気立てがいいとなればね。」
パート事務員「それはそうと道場行った?
引っ越しはどうするの?この区に引っ越してくるの?」
藍「道場には今日行こうかと思ってます、引っ越しは知り合いがこの区に住んでるみたいで少し聞き込みしてからにします。
今の家からでも自転車で来れますから。」
−−−莉奈会社→ターミナル駅−−−
プレゼンの報告をしほかの仕事もし退社時間になる、更衣室に向かい身支度をしメイクも直し社を出ると宙斗にメッセージを送る。
生田が後をつけて来ているがそれに気づかない莉奈。
ターミナル駅で待ち合わせの場所に居ると生田が話しかけてくる。
生田「あれ?永瀬さん、偶然だね、お茶でもどう?
食事だとアレだからお茶くらいならいいでしょ?」
「もう直ぐ待ち合わせな時間です、すぐに来ますよ。」
生田「来たら解散でいいからさ、ねっ?お茶だけ、お茶だけでいいから!」
ーーーーー□□製菓ーーーーー午前中一社目のプレゼンを終え□□製菓担当者「岡田さん、お疲れ様です。社食ご案内しますよ。ご一緒しましょう。」「ありがとうございます。」社食食堂に入り、それぞれ頼んだ料理を食べながら□□製菓担当者「先程も言いましたが、岡田さんって真面目ですよね。パッケージのデザインプレゼンからお付き合いいただいて…」「いえ、それほどでも…私自身、食品会社様を担当させていただくのは、全く初めての経験で…何事も勉強、貴重な機会を提供いただいて、感謝しております。」□□製菓担当者「食品特に菓子業界って、味を確かめてもらう以前に、お店で手に取って貰わないとという面がありますから…パッケージのデザインは、売り上げに直結するので気合も入るわけですよ(笑)」「成程、勉強になります。」食事を食べ終え、□□製菓担当者「では、午後もお時間が許す限り宜しくお願いします。」「こちらこそ、宜しくお願いします。」挨拶を終え、担当者はオフィスに戻っていく。「天気もいいし、時間まで外ぶらぶらするか。」一度社外に出て時間をつぶした宙斗、午後のプレゼンが始まる前に、指定された席(午前中に座っていた席)に着席していると、□□製菓の担当者、役員等が続々と着席。やがて午後のプレゼン開始の時刻。開始時刻きっかりにドアがノックされ三人の人物が室内に入って来る。最初に莉奈、続いて莉奈より年上と思われる女性、最後に中年の男性課長。それぞれが□□製菓の担当者、役員に名刺を渡し挨拶、「(莉奈ちゃん頑張って…)」心の中で莉奈の健闘を祈りながら「(それにしてもあの女性、人のこと睨んで何だって言うんだ…漏れ聞こえてきた限りだと井ノ原って名乗ってたような…全く知らない人なんだが。)」朝香「(ちょっとなんであいつ(海斗)がここに…莉奈ちゃん大丈夫かしら?動揺してプレゼンできないなんてことに…)」莉奈の方を観察する朝香だったが、莉奈は動揺するどころか逆にいい意味で力が漲っているように見える。朝香「(え?広告会社にも出席して貰ってる?あいつ(海斗)は旦那と同期で、同じ会社勤めだから、広告会社とは何も関係ない筈だし…)」頭の中がぐるぐるしている朝香だったが、そんな朝香の思惑をよそに、莉奈のプレゼンが始まる。宙斗の方を睨みつけている朝香に気が付き、課長「(小声:ちょっと、井ノ原さん。プレゼンに集中して。)」ジャケットの裾を引っ張り注意すると朝香「(小声:あっ、すいません。)」我に返る朝香だったが、意識の半分はまだ宙斗の方に朝香「(あいつ(海斗)じゃないってことはあれが双子の兄……ね。)」やがてプレゼンが終わり、室内に拍手が響く。朝香が宙斗の方を見ると、宙斗も拍手をしている。莉奈と課長がお辞儀、一拍遅れて朝香もお辞儀を□□製菓担当者「ご提案ありがとうございました。社内で検討しまして結果は折り返し営業様の方へご連絡差し上げます。今日はありがとうございました。」担当者のその言葉を合図に会場を後にする三人。駅に向かいながら課長「永瀬さん、プレゼンご苦労様。いい出来だったと思うよ。それに引き換え井ノ原さん、なんか上の空だったけど?」朝香「すいません。」全社のプレゼンを見終え、担当者に挨拶をすると□□製菓を後にする宙斗会社に連絡を入れた後、莉奈に【莉奈ちゃんプレゼンお疲れさまでした。僕は結果に関与できる立場じゃないけど、素人目には一番光って見えた。今全部終わってこれから待ち合わせ場所に向かうね。】とメールを入れる。ーーーーーターミナル駅 待ち合わせ場所ーーーーー待ち合わせ場所に行くと、男と話している莉奈「(誰だ?まあいいか。)莉奈ちゃん。待たせちゃってごめん。」吃驚して振り向く男(生田)に、「あの私の彼女に何かご用でしょうか?」生田は宙斗のその言葉を無視して生田「莉奈ちゃん、俺諦めないから…また明日会社で。」最後の「また明日会社で。」という言葉は、まるで宙斗に向けて発しているように宙戸を軽く睨み、踵を返す生田。... 省略されました。
−−−待ち合わせ場所→◯◯屋−−−
生田が去り際に残した言葉に。
「会社の先輩なんです、きちんとお断りしたんですが…今まで莉奈ちゃんなんて呼ばれたことないのにどうしたんだろう?
朝香さんに睨まれたんですか?
井ノ原朝香さん、海斗さんを…のご主人の奥さんです。
怒らないであげてください、紹介したことで少しだけご夫婦で言い合いがあったそうです。
それに井ノ原さんが居なければ宙斗さんに出逢えなかったんですから……。[顔が朱くなる]
あっ、海斗さんと言えば会社で噂になってるらしいです。
一緒のとき一度だけ同僚さんと会ったことがありまして…。
その同僚さんがどうも海斗さんが私でない人とその…、施設から出て来て…、それが1人だけではないみたいなんです、朝香さんがご主人から聞いて教えてくれてまた謝られてしまいました。
生田さん、あっ、先ほど方、会社の先輩ですが朝香さんとの話を漏れ聞いて〝諦めないから!〟と…。
ですがきちんと私、お付き合いしてる男性(ひと)が居るんです。とお断りしたんですよ?
困りました…、週明け朝香さんと課長にご相談しようかと後手後手になると大変なんです。」
社長が莉奈父と旧友で莉奈母のことも知っており、そして娘のように可愛がってくれていることを話す。
「心配してくださるのは有り難いんですよ?でも…、阿部のオジさまも少し過保護気味なんですよ。
オジさまの耳に入る前に誘うの止めてもらわないと何を理由にしてするか判りませんが部署異動になってしまうと思うんです。
ただ会社のみなさん、知ってるはずなんですよ、社長が私のこと〝莉奈ちゃん〟と呼ぶので聞かれたので父の旧友です。と答えたんですけどね。」
そのままターミナル駅の◯◯屋へ向かい◯◯◯◯ ベイカフェ ◯◯◯◯の季節限定の抹茶のシフォンケーキを買う。
「この時間から家へとなると…、また母のエジキになるかと…。
連絡入れないと怒られてしまいます。」
−−−永瀬家、莉奈母−−−
夕食の準備をし莉奈と莉奈父の帰宅を待っている。
−−−海斗マンションと准一マンション−−−
准一「よくあの女も煌々と灯りつけてやってられるな、羞恥心ってものないのかよ?」
そう言いながらも趣味の覗きは止めない准一。
准一「海のヤツ、女の頭押さえてないか?あー、フェラさせてイマラチオ」
紗栄「ん゛ヴグッ!!ンーンー!!(勘違い野郎がイマラしだしたよ、まっ、この大きさじゃ苦しくもないんだけどねー。
ヨシッ!涙目になっておくか!)」
頭を振り涙目になり苦しそうな紗栄に満足気に頭を押さえ続ける海斗。
紗栄(普通にノーマルな娘はイマラなんて好きじゃないしヤラれたらこいつ、私のこと好きじゃないんだ?って思うんだけどねー。
フェラは好きなら頑張ってするけどさー、私はこのマンション目当てだからー、コイツが満足しそうなことするけどねー。笑)
−−−サカモト−−−
鮮魚常連客「大将、ウチの店の魚、いいだろ?」
坂本「ああ、鮮度よし、種類もある文句なしだ!」
鮮魚常連客「じゃあー。」
食い気味に。
坂本「安くしないよ。笑、八百屋も精肉屋もな。笑」
賑やかな店内。
精肉店「そう言えば、宙斗、忙しいのかな?」
八百屋「そう言えばそうだな、最近店にも買い物来ないな。」
鮮魚店「ウチにも来ないな。」
精肉店「大将、ここにも?」
坂本「そうだな、姿見ないけどほら、海ちゃんがケバい姉ちゃん連れてきた日、本当は寄る予定だったらしいけど海ちゃんが居るならって来なかったんだよな。」
精肉店、鮮魚店、八百屋「「「何かあったの?」」」
坂本「宙ちゃんに直接聞きなよ。…まぁ、海ちゃんのこと観察してりゃーその内解るかもな。」
−−−生田−−−
生田「あれが永瀬さんの彼氏か…、今のところ会社が同じってことくらいしか勝ち目なしか…。」
何とか莉奈との接点を持ちたく、同僚や先輩に莉奈のプレゼンのお疲れ様会をしようと持ち掛ける。
同僚たちや先輩たちも賛成してくれ莉奈の日程に合わせて開こうとなった。
−−−前田みなみ−−−
みなみ「岡田さんのタイプって清楚系なんだね、んー、明日から髪巻くの止めるか。
飲み会とか誰か開いてくれないかな?そしたら今度は酔ったフリしてもっと積極的に行くんだけどなー。」
数日後、奇しくもお疲れ様会と課の飲み会が同じ日程同じ店となった。
ーーーーー〇〇屋ーーーーー
購入した抹茶シフォンケーキを包んでもらっている間、
「井ノ原朝香さんか…確かに井ノ原さんが、莉奈ちゃんに海斗を紹介してなかったら、
僕と莉奈ちゃんが知り合う可能性は限りなくゼロに近かったんだから、
そういう意味では恩人になるのか…睨まれるくらい我慢しなきゃだね(笑)
で男性の方は、生田さんという会社の先輩と。
僕が莉奈ちゃんって呼んだから、変に対抗意識出ちゃったのかも(笑)」
亮平が会計をしている間に、家(莉奈母)へメールで連絡を入れる莉奈
ーーーーー長瀬家、莉奈母-----
莉奈母「あら、莉奈ちゃんまた岡田さんとご一緒してるのね。
夕飯もう一人分追加しないとだわ。
(この前の容器返しに来るのよね。洗ってあるかしら?手土産はあるのかしら?
あの人(莉奈父)は岡田さんの事認めてるし、莉奈ちゃん本人も岡田さんの事、大好きみたいだけど、私はこれをクリアしない限り絶対に認めませんからね。)」
ーーーーー海斗マンションーーーーー
沙栄「ウグッ、ウグッ……」
涙を浮かべ、涎を垂らしながら、口から外そうともがく沙栄。
沙栄の頭から手を外す海斗
沙栄「ゴフッ、ゲフッ…ゲフッ…ハァハァハァ……」
苦しかったのを示すように演技をする沙栄
海斗「ご、ごめん、沙栄ちゃん。き、気持ちよくて、つい……」
沙栄「だ…大丈夫…ハァハァハァ…ハァハァ…ごめんね上手くできなくて…」
海斗「そんなことない…凄く気持ちよかった。あの今度さ…口に出したの一回手に出してから、再度口に入れて飲み下してよ?」
沙栄「海斗さんのを?(こいつ馬鹿か?。AVの見過ぎだってぇの。でもまあこれでここに居座れるなら(笑)?)」
海斗「う、うん……」
沙栄「それは別にいいけど…ここにいていい?いさせてくれる?」
海斗「う、うん……あっ、でも彼女来るときには外に出ててよね。」
沙栄「もちろん、嬉しい…(一丁上がりと、念願の都会住み、それも家賃ただでゲット(笑))」
ーーーーー准一マンションーーーー
准一「おっ、頭から手を離した…ってことは果てたか海の奴(笑)
女はティッシュ取って口に当てて…口拭ってるな、口内発射か、よくやるよ(呆)
なんか抱き合って、こっち向いてる女は薄笑い浮かべてるみたいだけど、
何か悪い女に引っかかってないか海の奴……まあ、あいつがどうなろうと構いやしないんだが。まあもう少し覗き出来そうで……楽しませてもらうか(笑)
宙の奴覗きは興味ないと来たもんだ……折角こんな楽しいのに…前に誘ったんだけどけんもほろろだった。あいつら双子にしては違い過ぎるだろ。」
ーーーーーサカモトーーーーー
精肉店主「話は変わるけど、鮮魚市場事務所に若くてかわいい娘(こ)新しく入ったんだって?」
鮮魚店主「あぁ入ったな。市場のアイドルと化してるよ。でもなんで、肉屋のお前がそんなこと知ってるんだ?」
精肉店主「精肉市場でも噂になってるんだよ。」
青果店主「あっ、それ俺も聞いたことあるよ。青果市場でも噂してたな。お前(精肉店主)見たことあるの?」
鮮魚店主「ああ、見た見た、すんごい可愛い子だぞ。ボーイッシュで。」
坂本「ふ~ん、市場の事務所に可愛い娘ねぇ…(いくら可愛いって言っても、莉奈ちゃんや三宅さんの比じゃないだろ。)」
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