−−−サカモト、小上がり−−−
莉奈父「宙斗くん、頼んだよ、何度か帰国すると思うんだ、その時細かい打ち合わせはしようと思うが不動産屋との連絡は宙斗くんが窓口お願いするよ。
時差の関係で中々、電話出来ないと思うが連絡はメールでだな、そうなんだよ、佐野くん、生産部の若いのも2名ほど長期出張となるんだ。」
准一「出来ることなら俺もご一緒したかったです。」
莉奈父「夏季休みにでも佐野くん、見学に来るかい?」
准一「いいんですか?何なら宙と莉奈さ…、莉奈ちゃんも旅行で…とはなりませんね、観光するところあまりありませんからね。」
藍「私は賃貸でお願いします、そうか〜、莉奈は恋人から莉奈って呼ばれたかったんだぁ。笑」
「だってぇ〜…(照)男性の友だち居たことないけどその人に呼びつけされると想像したらいい気分ではなかったのよ、特別なんだよね?こ、恋人は。(照)だから宙斗さんにお願いしたの(赤面)」
そう話しながら莉奈父と莉奈母を見ると莉奈母が「じゃあ、莉奈ちゃんのこと莉奈と呼ぶ人はお父さんとお母さんと藍ちゃんと宙斗さんで4人目ね。」と両親の前でも【莉奈】と呼んでもいいとOKが出た。
莉奈父「お母さんが両祖父母にも〝ちゃん〟を付けで呼んでください!と言って聞かなくてね、身内も皆、【莉奈ちゃん】なんだよ。」
「お友だちでも学校が学校だったから【莉奈さん】が多くて【莉奈ちゃん】は少なかったよ。」
藍「同じグループの人ぐらいだよね、莉奈ちゃん呼びは。」藍の言葉に頷く莉奈に被せるように莉奈父が宙斗宅に泊まる前の買い物を提案し間に合わなければ同じベットでと言われ。
「お父さん、 揶揄わないでよ……。(照)」
莉奈母「パジャマも用意しないとね、この際、お揃いにしたら?笑」
「もう!お母さんまで……。」
莉奈を揶揄う両親に坂本、准一、藍が笑い出す。宙斗は?
准一(明日、宙に鍵借りて浴室のカメラの設置と取り付けているカメラの微調整をさせて貰えないか頼んでみよう。)
ーーーーーサカモトーーーーー
両親に揶揄われ、真っ赤になっている莉奈を横目で見ながら
「(婚約式が終わるまでは、タイミングが無いと思っていたが…
両親のOKが出たみたいだから、遠慮なくいただくことにしようか
莉奈のこの感じからすると、想像以上に初心みたいだから楽しみだよ。(笑))」
准一「おいこら宙、お前なににやけてやがる…」
藍「本当だぁ…(笑)」
「バ…馬鹿……にやけてなんかいないよ失礼だろうが。
(やばいやばい、顔に出ちまってたか。お父様にしたらいくら自分から
一緒のベットでと言ったとはいえ、実際には内心穏やかじゃないよな。)」
莉奈父莉奈母の方を見ると、坂本と話し込んでいてこちらを終始している様子はない。
莉奈は?
「莉奈を迎えるために一部屋空けなきゃいかんから、准家に置いてあるお前の荷物
どかさなきゃなと思ってたんだよ。明日莉奈と一緒にベット見に行くから、その間に
どかしとけよいいな。」
莉奈の方を向いて
「ってことで、ベットとか明日見に行こう。〇時くらいに車で家に迎えに行くよ。」
いつの間にか、坂本との話を終えていた莉奈父
莉奈父「皆、すっかり遅くなってしまった。そろそろお開きにしよう。
坂本さん、本当にこの度はお世話になりました。ごちそうさまでした美味しかった。
何時になるか分からないけど、また今度寄らせていただきます。」
莉奈母「本当にお世話になりありがとうございました、坂本さん。」
坂本「いいえ、こちらこそ今日はありがとうございます。
長期出張前に是非とも再度の来店をお待ちしております(笑)」
ーーーーー帰路⇒マンションーーーーー
散会し三々五々散っていく一同
准一と連れ立って歩く宙斗。
「おい准。さっき本当ににやけてたか俺?」
准一「ああ…でも少しだから安心しろ。莉奈ちゃんをやれるってことで、そればかり
考えてたんだろ宙。」
「そればかりってことはないが、多少近い事考えてたのは事実だ。」
准一「いいよなあ、お前は。あんな可愛い事できて。それどころか婚約だろ。」
「ああ、話の流れでそういうことに…お前や伯母さん達にも迷惑かけるが
宜しく頼む。」
准一「水臭いこと言うなって、任せとけ。お袋には明日早速電話しとくよ。
(小声で囁くように)その代わり分かってるよな、しっかり覗かせろよ(笑)」
「全くお前って奴は…まだほかに仕掛けたいなら明日が最終チャンスかもだぞ」
マンションエントランスからエレベーターに乗り、8階に降り
准一「どうだ宙。もう少し呑むか?」
「いやさっきもサカモトで言ったように、明日莉奈と買い物に出掛けなきゃ
いけないからまた今度な。じゃあ、お休み。」
ーーーーー用朝ーーーーー
起きると髭を当たり、さっぱりしたポロシャツとデニムを身に着け、
車に乗り込む宙斗
十数分車を走らせると目的地に。
敷地に車を乗り入れ駐車させると、降りて玄関のインターホンボタンを押し
マイクに向かって話しかける。
「おはようございます、岡田宙斗です。昨日はお世話になりました。莉奈さん
いらっしゃいますか。」
その様子を隣家息子がベランダから苦々しく見ている。
隣家息子「岡田海斗の奴…色男ぶりやがって…今日は車かよ。」
−−−居酒屋サカモト→自宅−−−
宙斗の顔が准一と藍に顔がニヤけてると言われ宙斗が「馬鹿…」と二人に言う。
(私との生活を楽しみにしてくれてるのかなぁ?私も楽しみだけど…、お泊りってことは〝ある〟ってことだよね?
手入れ(脱毛など)は大学時代に藍ちゃんに誘われて行ってるから…って私、何想像してるんだろう…、恥ずかしい…。)
藍「莉奈、顔が赤いけどどうしたの?笑」
准一「本当だ、顔赤いよ?宙との生活想像した?笑」
「ふたりとも揶揄わないでよ…、宙斗さん…。」
准一「宙、莉奈ちゃんが助け求めてるぞ。笑」
藍「甘えてる莉奈、可愛いなぁー。笑」
莉奈父の声で解散となり藍と両親の四人で南町まで電車で帰り南町からはタクシーで藍を送り届けた後、帰宅すと隣の息子が莉奈たちの帰りを盗み見している。
隣の息子(こんなに遅くまで莉奈両親も何考えてるんだ!海斗との付き合い認めてるなんて有り得ない!莉奈も莉奈だ、俺という男が居ながらほかの男と付き合いやがって!莉奈は俺のモノ、俺の…。)
部屋に戻り、中学時代の莉奈の下着のサイズを見、匂いを嗅ぎながら自慰に耽け「莉奈…、ハァハァ、今のサイズは幾つなんだい?恥ずかしがらずに教えておくれ…。」
妄想の中で莉奈の下着姿を想像し今のサイズを知りたい、手に入れたい、否、莉奈自身を手に入れて…。
−−−電車内、藍との会話−−−
藍「今度は莉奈とご近所さんになるわ、宙斗さんと佐野さんのマンションの近くにいい賃貸物件ないかなぁ〜。」
「藍ちゃんとご近所さんだったら私も心強いよ、それより大将の息子さん、望さんだっけ?藍に恋愛感情あるよね?」
藍「そうみたいだけどまだ高校生だからねー、大学生になったら考えてあげるって言ってあるけど年下はどうかなー?」
「藍ちゃんの前の彼氏さんは少し上の年上さんだったもんね、年下さんは考えられないの?」
藍「望くんのことまだあまり知らないからね、それもある、私、甘えたいタイプなんだのね、莉奈だって宙斗さんに甘えてるじゃん。笑」
「甘えてるかなぁ?そんなつもりないんだけどなぁ。」
藍「自覚してないねー笑、莉奈は甘えられる人にしか甘えないからかな?」
−−−翌朝、宙斗到着−−−
「はぁ〜い、おはようございます、宙斗さん、今開けます。」
インターホンから弾む声で莉奈が返事、玄関が開くと莉奈母と莉奈が出てくる、昨日より少し気合の入ったメイク、莉奈の雰囲気に合ったパステルカラーのブラウスにふんわりと柔らかい感じのロングスカートで現れる。
莉奈母「宙斗さん、朝からすみませんね、莉奈ちゃんったら朝食中もソワソワしててね…。笑」
「お母さん、バラさないでよぉ…。(照)」
お隣息子「いつもよりメイクも洋服もお洒落しやがって!莉奈のヤツ、俺と言う男が居ながら!!思い知らせてやる!」
何かを企んでいるお隣息子。
−−−宙斗マンション、准一−−−
准一「お邪魔しますよ。」
(莉奈ちゃん、きちんと覗いてあげますからね。笑、まずは玄関のスポットライトにカメラをっと…、メゾネットタイプのマンションだ、時間が掛かるから浴室は後だな。)
洗面台の上に角度を変えられるカメラ、宙斗の部屋の照明をファン付き照明、ベッドの上、足元、莉奈の部屋になる部屋にファン付き照明。
リビング、ダイニング、キッチンのカメラは角度を変えられるカメラに変更。
上階のフリースペースにも…そして浴室にも。
准一「これが一番苦労したんだよな、湯気で曇らないようになってるんだから宙、よろしく頼むぞ、莉奈ちゃんの喘ぎ声も聞かせてくれよ。」
宙斗と莉奈が愛を確かめると思われる場所全てに角度変更カメラと盗聴器を付け動作確認する准一。
動作確認が終わると部屋に戻り母親に電話をすると宙斗が婚約すること結納をすることを報告する。
伯母「宙斗が結婚!大ニュースじゃないの!勿論、お父さんと一緒に行かせてもらうわよ、その永瀬莉奈さんのお父さまは准一の上司さんなのね。
仲人さんは宙斗の上司でしかも永瀬さんのお父さまとお知り合いなのね。」
その後、どうやって知り合ったのかなど聞き出そうとする伯母(准一母)を諌めつつ電話を終わらせる。
准一「やぶ蛇だよ、俺の結婚の話までしなくても…、まっ、日取りも伝えたし話すこと話したから当日、本人にでも聞いてくれ。笑」
−−−家具屋へ−−−
助手席に座り宙斗運転で家具屋までドライブ。
「本当、本当に少しだけ頑張っただけですよ?」
車が出る前、莉奈母からの「夜と朝もパックしたのよ。笑」と宙斗に話され慌てる莉奈。
「そうだ、佐野さんもお隣だから同じ間取りですよね?なのに宙斗さんのお部屋にも荷物を?もしかして趣味やお仕事関係の荷物を預かってるんですか?」
荷物を片付けるは准一の仕掛けをさせるための口実、宙斗は?
−−−お隣息子、部屋−−−
お隣息子「莉奈、莉奈、りなーー!」
宙斗と出掛けた莉奈を見、歪んだ思いと嫉妬から朝から自慰に耽けている。
お隣息子(莉奈の両親が出掛けてるとき忍び込んで莉奈をいただくか、出来なくても下着だけでも手にはいらないか。)
ーーーーー家具屋への車中ーーーーー
莉奈と共に車に乗り込み出発させると、先程の莉奈母からの言葉に付け足すように
言葉を発する莉奈。それを聞き、
「そう…僕のために頑張ってくれたんだねありがとう。その甲斐あってか、
今日も綺麗だよ、莉奈。
それと昨日は准がデリカシーの無いこと言ってごめん。
昨日別れてからも改めて注意しておいたから…
あいつも俺と同じでいいオッサンなんだからそろそろ身を固めればとは思うんだけど、
本人にその気があるんだかどうなんだか。藍ちゃんなんか准に合わないかな?
それか莉奈の知りあいで誰かいない?(准の奴覗きが趣味なんだから、女には
興味ありなんだろうけど、そんな男じゃばれた時に流石にやばいか…)」
信号で止まると、一瞬莉奈の方を向き無言で莉奈の手を握る宙斗。
「荷物?あぁ…准の部屋前に一度、何かの点検するってんで、その部屋の荷物
家で預かってたんだ。事あるごとに言ってたんだけど、良い機会だよ
流石に今度は持って行くだろ、片してなきゃ捨てるまでだし。(笑)」
ーーーーー家具屋ーーーーー
「さあ着いた着いた…降りようか。」
大型家具店の駐車場に車を乗り入れると、車を降り手を繋ぎながら、
店内に入っていく二人。
「買う物は、ベットとドレッサーだっけ?莉奈を迎えるなら玄関マットとか
新しい物にしようかな。そうだ、莉奈のスリッパも必要だよね。
ここにあるかなぁ…他こまごまとしたものも必要だろうから、このあとDIY
ストアも行こうか」
店内をひやかしながら歩き先ずはベット売り場に。
「これなんかどう?っていうかベットなんて流石に持ち帰りできないから、
配送して貰わなきゃだけど、日数どれくらいかかるんだろ?
店員さん見つけて聞いてくるから、どれがいいかちょっと選んでて。」
そう言うと莉奈の傍を離れ、店員を探しに行く宙斗
その二人の様子を物陰から伺っていた男が莉奈に声をかける。
??「彼女、一人?これから遊びに行かない?天国に連れて行ってあげるからさ。」
ーーーーー永瀬家ーーーーー
莉奈が出かけたのを見送り、家に入る莉奈母、
リビングで新聞を広げている莉奈父に
莉奈母「莉奈ちゃん、嬉しそうに出かけましたわ。
それにしてもお隣の息子さん、またこちらを窺ってて…
なにかやらかしはしないかと心配ですわ。」
莉奈父「なにかやらかすってなにをやると言うんだね。
仮に襲おうとか思っていたとしても、家には私や君がいるし
私達の出張時には、莉奈は宙斗君の家だし…
不埒な事を起こす、そんな時間はないだろ。」
莉奈母「それはそうなんですけど、お隣の息子さんの目何か思い詰めてるみたいで
怖くて怖くて…」
莉奈父「君がそこまで言うなら、莉奈が一人になる時間極力少なくなるように
しよう。宙斗君の家に引っ越すまで、朝の通勤時は私が莉奈にあわせて
家を出るようにするよ。帰りは流石に無理だから、宙斗君に頼めないかな。
若しくはタクシーに乗せるかだな。」
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