うちは女系の家系だったから息子というものに憧れたけどついに叶わずじまい…
だから娘のお婿さんには期待もかなりありました。
次女のお婿さんは長男だから婿入りという訳にはいかないけど、二世帯住宅を建ててあげるというと気持ちよく同居を了承してくれた。
あちらさんは土地の高い都会で暮らしているから、寂れた地方とはいえ家賃なしの一軒家で暮らせるなんてありがたいと感謝されたくらいだ。
夫婦共稼ぎだし貯えはいくらあってもいい。
表向きはかなり円満な縁組みだった…
彼は最初から私に優しかった。
実の子供達のようにうざったがりもしないし、私には理想的な息子だった。
私の趣味は温泉巡りで、一人で車でぶらりと出掛けて行き当たりばったり温泉を楽しむのだが、一度車が故障しレッカーを呼んで修理に出して、足がなくなった時があった。
その時、今日は一泊して帰ると連絡すると、彼が明日休みだから迎えに来てくれるという。
その日は娘が出張で留守なのは知っていたから、それなら今から来たらと誘った。
娘には留守中の彼の世話を頼まれてもいたけど、これじゃあ夕飯の支度もできないからと。
温泉宿までは車で二時間もかからない距離だ。
彼はそれもいいですねとあっさり賛同した。
私は仲居さんに夕飯は二人前でといそいそ連絡をし、ついでに家族風呂付きの部屋に変えてもらった。
夕方に予定通り彼が着いた。
私達は近隣を散歩したりしてなかなか有意義な時間を過ごした。
長女の別れた旦那とはこんな風にしたことは一度もなかった。
彼は買い物の荷物持ちも率先して引き受けてくれるし、おばさんの話し相手もいやがらないから本当にかわいい。
次女にもあなたは見る目があるといつも褒めた。
娘も旦那と母親の関係が良好なので彼に感謝してるようだ。
豪勢な夕飯を済ませてから、腹ごなし程度に河原に散歩に出掛け、たまにはいっぱい飲もうかということになった。
彼も私も大浴場での入浴はしていたが、部屋に戻ると家族風呂に入ろうということになった。
今日のお礼に背中を流してあげるから先に入るようすすめた。
彼はこっちも豪勢な旅行が思わずできてラッキーだったから、そんな気を使わないでなんて軽く答えてました。
でも、私はもう一段階上で仲良しになりたかった。
義理の息子と入浴できるなんてちょっと自慢できる。
まあ、実際は話せませんけどね。
半露天みたいな家族風呂はなかなか風情があるがやはり狭い。
一緒に湯に浸かるとなるとけっこう恥ずかしいものがあった。
前だけ隠すように当てていたタオルも湯船に浸かると外した。
彼はやはり気になるのか私の体をチラ見しているのがわかった。
「ごめんねぇ…おばさんの裸じゃ一緒に入ってもつまらないわよねぇ…」
「い、いえ…肌も白いし凄くキレイです…お母さん、今いくつなんですか?…」
彼は娘からも年齢は聞いてなかったようだ。
「もう、四十九よ…」
私は結婚も出産も早かったから、まだ四十代なのに驚いていた。
「実年齢より若く見えるし、まだ再婚してもう一花咲かせられそうですね…」
私は真剣に言ってるようなので笑ってしまった。
「あなたたちこそどうなの?孫は…」
娘が子供を欲しがっていないのは知っていたから、彼がどうなのか気になった。
彼もそこには執着していないようだ。
むしろ私に申し訳なさそうにしている。
私はいればいるでかわいがるけど、いなければいないで問題なかった。
夫婦仲が良ければなんでも良し。
そんな感じだった。
じゃあ背中流してあげるわよ…
そう話の継ぎ目に言うと彼が立ち上がった。
見事なくらいあそこも立っていた。
私は湯の中でボケて揺らめいているのはかすかにチラ見していたけど、湯の中だから上向いているのかと思っていた。
だからもろにそれを見た時は正直絶句した。
彼は唐突な流れで油断して反射的に立ってしまったようで、勃起してるのを隠しそびれたようだ。
慌てて湯に腰を沈めた。
私も心臓バクバクにもかかわらず、さすがにフォローしてあげないとと思い、
「なあに、娘は抱かせてくれないのぉ?」
と、ちゃかした。
「あっ、いや、w…ただ、単にお母さんの裸が悩ましかっただけです!」
予期せぬ切り返しに今度はこっちが面食らった。
「なにぃ、娘に内緒でおねだりしたいものでもあるの?」
完全に照れ隠しだ。
彼は笑って否定した。
私はなんだかスゴい展開になってきていると心臓のバクバクが治まらなかった。