「うーん、そういうお願いをするということは、美樹は私の性奴隷になることを承知した、ということかな?」
答えを待たず、棚から取り出した細いタコ糸を手に取る。すでに硬く尖りきった彼女の乳首に、容赦なく巻きつけていく。
左右両方の乳首の根元を締め付けるように数回巻き、軽く結ぶ。
糸が乳首に食い込み、淡い桜色の突起がさらに充血して強調された。
次に、右の乳首に巻いた糸だけを、ゆっくりと引いた。
彼女の身体が、縄で固定されたまま、引かれた方向へ小さくよじれる。胸縄と高手後手、そしてM字に開かれた両足の拘束のせいで、逃げることも、身を守ることもできない。
右の乳首だけを強く引っ張る。
フックにベアリングがついており、抵抗なく周り始めるが柔らかい乳房全体が歪むように変形する。
そして美樹の身体がゆっくりと回転を始める。が美樹には乳首がちぎれそうな恐怖心に囚われることだろう。
私は糸を引いたまま、冷たく続けた。
「美樹の乳房は柔らかいし、乳首もよく伸びるなぁ」
引く力を弱くして、回転が止まると、今度は左の乳首を引くと反対に身体が回り始めた。
(見た目よりずっと簡単に回る仕掛けです。もちろんイメプレなのでそういう設定にしてください。快楽、恐怖、痛み、羞恥、色々と混ぜて調教していきます)
性奴隷…その言葉を口にする男。
だが、性奴隷がどういう事なのかあまりピンと来ない私は答えに困っていた。
(性奴隷って何をするんだろ…)
当然、言葉として聞いたことはあるが実際に何をすればいいのかは理解出来なかった。
ただ、この男が主人よりも女の扱いに慣れていて快楽を与えてくれる存在である事は認識していた。
返事をしない私に新たに何かを持ってきた。
タコ糸…
何をするんだろう…と、見ていると乳首を根元から巻き付けられる。
キュッと結ばれ乳首がさらに飛び出した格好になる。
まずは右…「うっ…痛い…」
引っ張られ痛みが走る。
千切れるのではないかと思う程だった。
引っ張られるとゆっくりと身体が回転していく。
今度は左の乳首を引っ張られ反対に回転していく。
「ンッ…アンッ…」
痛みに慣れ始めた身体は乳首を引っ張られる度に快感が増していく。
男は左右を交互に引っ張り楽しんでいる。
やがて乳首は肥大していく。
「アンッ…アンッ…」
最初は痛かった乳首だが徐々に気持ちよくなり、M字に開いた股間からは新たな愛液がポタッ…ポタッ…と垂れ始めていた。
性奴隷——その言葉の意味を理解できていないのだろう。目が泳ぎ、戸惑いが表情に浮かんでいる。だが、体は快楽を教え込まれている。主人より遥かに上手く、女を扱える存在だと、少なくともそこだけは認識しているはずだ。
私は左右のタコ糸を両手に持ち、まるで楽器を奏でるように操った。
右を引けば美樹の身体がゆっくりと右へ傾き、左を引けば反対へ傾く。高手後手と胸縄、そしてM字に開脚された拘束のせいで、美樹の体は糸の動きに素直に従うしかない。乳首を支点にして、わずかに回転するたびに、豊かな乳房が揺れて形を変える。
「んぁ……あっ……ンッ……」
最初は痛みに顔を歪めていたのが、回数を重ねるごとに表情が変わっていくのが面白かった。糸を短く、鋭く引くと高い声が漏れ、ゆっくりと長く引っ張ると甘い吐息が混じる。私は意図的にリズムを変え、予測させないように左右を入れ替えた。
右を強く、左を弱く。
左を長く、右を短く。
糸を通じて伝わる感触が、徐々に変わっていく。最初はただの抵抗だったものが、次第に乳首が硬く肥大し、糸に食い込む感触が増してくる。引っ張るたびに、美樹の腰が小さくくねり、M字に開かれた股間から愛液がポタポタと落ちる量が増えていった。
私は糸を引いたまま、美樹の顔を覗き込んだ。
股間から愛液を垂らし、唇は半開きで甘い吐息を漏らしている。痛みと快楽が混じり合い、どちらが勝っているのか自分でも分からなくなっているのだろう。
「ふっ……痛みにもいい反応する牝ですね。」
低く笑い、今度は両側の糸を同時に、短く強く引いた。
美樹の身体が前のめりに跳ね、拘束されたまま小さく痙攣する。乳首が限界まで引っ張られ、乳房が変形する。その直後に糸を緩め、血が戻る感触を与えてから、再び左右を交互に引き始めた。
まるで人形を操るように。
糸一本で、この女の身体と声を好きにコントロールできる。
佐山がソファから、妻のその姿を食い入るように見つめているのが分かった。私は彼の視線を意識しながら、さらに糸を巧みに操り、美樹の声を高く上げさせていった。
私は左右のタコ糸をいったん緩め、美樹のM字に開かれた両足へ手を伸ばした。
足首を内側へ大きく曲げさせ、親指をしっかりと掴む。すでに乳首に巻いてある糸の端を、そのまま彼女の足の親指に結びつけていった。左右それぞれ、乳首と親指が一本の糸で繋がれる形だ。
結び終えると、私は一歩下がってその体勢を眺めた。
美樹が足首を大きく曲げていれば糸の張りは緩む。だが、少しでも力が抜けて足首が伸びれば、自分の足の動きで乳首を強く引っ張ることになる。手足を自由に動かせない高手後手とM字開脚の拘束の中で、彼女は常に足首に力を入れ続けなければ、自分で自分の乳首を責める羽目になるのだ。
「どうだ? 自分で調整できるぞ」
低く笑いながら言うと、美樹の表情が一瞬で強張った。試しに足首の力をわずかに抜いてみると、糸がぴんと張り、乳首が下方向へ強く引っ張られる。
「んぁあっ……! や、やめて……これ……っ」
慌てて足首を曲げ直し、糸の張りを緩めようとするが、長くその姿勢を維持するのは簡単ではない。太ももやふくらはぎに徐々に疲労が溜まっていくのが、彼女の表情から見て取れた。
私は腕を組み、その様子を楽しむように見つめた。
少し力が抜けた瞬間に糸が引き絞られ、乳首が変形する。美樹が慌てて足首を曲げ直すたびに、甘い声と痛苦の声が混じって漏れる。自分の意志で緩めたり締めたりできるのに、結局は自分で自分を責め続けなければならない状況。
「疲れたら力を抜けばいい。ただし、そのたびに乳首が引っ張られるがな」
最初はただの苦痛でしかなかったが徐々に快感が混ざり始めた。
(痛いはずなのに…)
男に左右の乳首を引っ張られる度に「ヒィッ…アンッ…ヒィッ…アンッ」と悲鳴と喘ぎが交互に出てくる。
右…左…右…左…と交互に引っ張られる度にどんどん痛みは薄くなり快感が増してくる。
「ンッ…アンッ…ンッ…アンッ」
そんな私の反応を冷静に楽しむ男。
いきなり左右同時に強く引っ張られた。
「ひゃぁぁ…アンッ…」
私の顔を覗き込むと言葉で侮辱してくる。
逃げる事も抵抗する事も主人に助けを求める事も出来ない。
そんな私をさらに追い込んでくる。
足の親指にタコ糸を結び、私の力次第で乳首への刺激が変わっていく。
力を入れて踏ん張ると乳首への刺激はなくなるが、少しでも力を抜くと乳首が引っ張られ刺激が強くなる。
「イヤァ…アンッ…」
再び力を入れるがしばらくすると力が弱まりまた刺激が。
やがて力が弱くなり常に引っ張られる状態になる。
「うぅっ…アンッ…アンッ…アンッ…うぅっ…」
それを一歩引いて男は見ている。
痛みより快感が勝るようになってはいたが、絶頂までには至らない。
ずっと焦らされてるような状態だった。
(もう無理…解放されたい…)
「はぁはぁ…もう…許して下さい…そ、その…性奴隷になりますから…この糸を…外して下さい…」
私は主人の前で遂に奴隷宣言をしてしまった。
私は美樹の乳首に繋がった糸を軽く引きながら、ソファの佐山を見た。
「佐山さん。奥さん、性奴隷になるそうですよ」
低く、愉悦を滲ませて続ける。
「この通り、あんなに上品で、セックスなんて知らなそうな可愛い顔をしておきながら……男に縛られて弄ばれることしか頭にない雌になるそうです。私の調教を、受けてセックスのことだけを考え、いつイカされるか、いつ犯されるか、それだけを考えて生きる性奴隷になると…」
美樹の体が小さく震えた。足首に力を入れ続けていなければ、自分で乳首を引っ張ってしまう体勢のまま、彼女は私の言葉を聞かされている。
私は糸を引いたまま、美樹の髪を掴み顔を覗き込んだ。
「お前も、ちゃんと答えろ」
冷たく命じる。
「『私は井上の性奴隷です』と、はっきり言え。お前の夫の前でだ」
美樹の唇が震える。羞恥と恐怖、そしてすでに体に刷り込まれた快楽が混じり合い、すぐには言葉が出てこない。私は待つことなく、右の糸を短く強く引いた。
乳首が強く引っ張られ、美樹の身体がよじれる。愛液がまた一滴、床に落ちた。
「言えないのか? それとも、まだ自分が何になったのか分かっていないのか?」
再び糸を緩め、今度は左をゆっくりと長く引く。痛みと快感が同時に走るのが、彼女の表情ではっきりと分かった。
「性奴隷だ。気持ちよくなることだけを考えていればいいんだぞ。」
美樹の目に涙が浮かぶ。それでも、足首の力がわずかに緩み、自分で乳首を引っ張ってしまう。甘い声が喉から漏れた。
私は棚から細い鞭を手に取った。
「美樹……イケっ」
短く命じた直後、美樹の尻に一発打ちつける。
バシッ。
小気味良い鞭音が部屋に響き、美樹の身体が反射的に跳ねた。足首の力が伸び、乳首に繋がった糸が一気に引き絞られる。
「んぁあっ……!! あ゛っ……!」
大きな声で呻き、拘束されたまま体をよじる。鞭の痛みと、自分で強く引っ張ってしまった乳首の刺激が同時に走り、股間からビュッと潮が飛ぶ。
私は鞭を構えたまま、冷たく続けた。
「いい声だ。もっと気持ちよくなれ。」
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