今度結婚が決まって、断捨離しながら部屋を片付けてた。
引き出しから、樹脂製の小さな輪っかが出てきた。
コックリング…大学時代の彼女と使ってたやつだった。
1年の夏休み直前、長らく離れるのが寂しくて、
「セックスしてから帰ろうよ。」
と言って、処女と童貞で初体験した。
一度快感を覚えたら、ヤリまくりになって、1日何度もしたから、起ちが悪いときには彼女にコックリング締められた。
コックリングがハマったチンポ、ちょっと恥ずかしかったっけ。
彼女は少し垢抜けない顔で、志田未来に似てた。
週末は部屋に閉じこもって、自分はブリーフだけ、彼女はノーブラでパンティ一枚で過ごして、ムクムク起つとセックスを繰り返してた。
仰向けにして思い切り股開かせて、オマンコにむしゃぶりつくと、恥ずかしがってるけど、やがてエッチな声を上げ、お返しにフェラしてくれたけど、あの清純そうな顔でおしゃぶりは最高だった。
金玉も揉んで口に含んで、キョロキョロされるイタキモ、あんなことしてくれたのは彼女だけ。
卒業で別れるとき、一度福島駅で降りて、街中にホテル取って泊まった。
郡山駅では雪が無かったのに、福島駅は雪景色、二人で西口にあるビルの12階のレストランで別れの乾杯をした。
最後の夜を過ごし、翌日、先に福島駅を出たのは彼女、山形行きのつばさを見送った。
「元気でな。さよなら。」
「さよなら。元気でね。」
彼女を見送ってから、6年が過ぎた。
コックリングを眺めて、
「君は、結婚したかな。俺ね結婚するんだ。これ、君との思い出だけど、断捨離させてもらうよ。さよなら…」
コックリングがごみ箱の中に落ちて、コトッと音をたてたあと、底でクルクル回って、クオンクオンと鳴った。
なんだか、彼女にさよならを言われてる気がして、スマホを眺めた。
彼女のアイコン、別れてから連絡はしてないけど、消せないアイコンを見つめた。
自分が初めて心から愛した人、彼女を思い出したら、彼女が幸せでいて欲しいと心から思えた。