里子さんからは悠君をあんまりいじめないでと釘を刺されていた。
帰り際、悠君にシフトが合う時はゴハン行こうねなんて誘っていた。
物凄く意味深な顔で、聞きたいこともあるしねなんて言って笑いを取って帰ったけど、私は本気で聞きたがってると思った。
車から家に入るまでにびしょ濡れになった。
もう少しあとに二陣が来ることになっていた。
最終的に、私、彩佳さん、サヨちゃん、春さん、悠君というメンツが揃った。
春さんはそろそろ五十代といった女性だが、見かけも若いし気が若いので、この手の集まりにも違和感なく溶け込む明るい人だ。
「悠ちゃ~ん、里ちゃん来れなくて残念だったねぇ~。でも、今夜は私がかわいがってあげるからねっ!」
この発言に、外の天候とはうらはらに一気に場が明るくなった。
外の雨風がひどくなるのに比例するかのように宴も盛り上がっていった。
春さんも最初は遅くなっても帰ると言っていたが、結局悪天候を理由に泊まると家に連絡を入れていた。
材料持ってきたから台所貸してと春さん。
彩佳さんも手伝い山盛りの焼きそばを作ってくれた。
なんか自宅キャンプしてるみたいで滅茶苦茶美味しく感じる。やっぱり出来合いの惣菜なんかとは一味違うものがある。
そんな時に里子さんから楽しんでる~って彩佳さんに電話が来た。
ご主人は明日本社に行くため朝早くもう寝てしまったから、私も行くんだったと嘆いていた。
さすかに今から来るには天候も悪すぎた。
基本山間にあるから道のどこに大木が倒れ塞がれているかもわからなかった。
「私に描けないで悠君に掛けて安心させてあげればいいのに!」
焼きそばを啜っていた悠君が噎せた。
「あ!結局それを言いたかったのか!」
彩佳さんが悠君にことの顛末を伝える。
「今変わってあげるから…」
彩佳さんがスピーカーにして悠君に携帯を渡した。
「もしもし…」
「あっ、悠く~ん!無事?!?!」
皆が笑った。
「楽しんでるぅ?」
「はい、なんとか」
「エエエッッ!私がいないのに楽しんでるの?」
里子さんがわざと作った甘い口調で言う。
「あっ、いや、違います、私がいないんで楽しくないです」
今度は皆がブーイングした!
「ホントに?」
電話越しながら里子さん、色っぽい声を出すなあと思った。
悠君に明日バイト終わったら夕飯行こうって誘って里子さんは電話を切った。
ご主人は久しぶりの帰還で飲み会らしい。
電話を切ってからは悠君は見事に皆から標的にされた。
「里子さんとなるようになりたい?」
彩佳さんはアルコールの力もあり容赦ない。
ちょうどこの頃から希望者は順にシャワー使っちゃおうって話になった。
誰が潰れてもいいように布団も隣に三組敷いてある。
あとこちらのソファーに一人寝れる。
私は寝袋でいいと思っていた。
やっぱり皆どこかハイテンションになっていたから、ロウソクを使って怪談までした。
雨と風の効果音のせいで凄く怖かったけど楽しかった。
そんな即席パーティーがどんな風に幕を閉じたのかうろ覚えだが、いつの間にか自然と3対2別れて眠ってしまったようだ。
サヨちゃんだけ学校なので朝が早かったから私も早起きにつきあうつもりだった。
それもあり目覚ましがなる前に目が覚めた。
時計を見て二度寝は避けるためトイレに起きた。
ソファーにはサヨちゃんが丸まって猫みたいに寝ていた。
私はてっきり悠君が寝てると思ってた。
私は隣の部屋の襖を開けた…
眠気が一気にふっ飛んだ!
悠くんを挟んで彩佳さんと春さんが寝ていたのだ。
しかも、全員丸裸だった。
タオルケットははだけていたから、悠君の性器をもろに見てしまった。
しかも凄い朝立ち…
恥ずかしながらちょっと見いっちゃいました。
悠君のキャラからするともっと小さいかと思ってました。(失礼!)
しかも包茎で。
かなり大きいんでビックリしたのが正直なとこ。
部屋には精液の残り香までしっかりあった。
私は咄嗟に襖を閉めて、サヨちゃんには見せないようにしなきゃと思った。
まさかあの二人がベロベロに酔ってたとはいえ…
これはヤバすぎた。
とにかく三人から話は聞かなきゃならない。
まさか二人で悠君をレイプしたとかはないだろうけど。
二人は酔ってはいたけど悠君がシャワー浴びてるところに押し込み、なし崩し的に関係を迫ったと認めた。
なんだかんだ悠君も喜んでたから同罪ねと春さんが笑った。
悠君はしょげかえっていた。
「大丈夫!里子さんには言わない!でもさ、たまには私達もかまってほしいかな」
彩佳さんがとんでもないことを言い出した。
「だから、この件はこの四人の秘密!」
えっ、私も込みなの?!?!
春さんは私も悠君としたらなんて平然とすすめてくる。
見掛けによらずなかなか素敵なのよなんて。
里子さんから本気でうばっちゃいたい!
春さんが悠君の股間をにぎった。
でも何が幸いするかわからない。
悠君は正式に里子さんのものではないけど、やっぱり浮気したような気になったのか、約束通り夕食を食べにいった時、里子さんに想いを告げたらしい。
変な勢いというか、春さんらとも寝ちゃったから焦ったのかも。
さすがにいきなり外泊できない里子さんは次の日かれを休ませ家に呼んだ。
しかも、何も知らない里子さんは彩佳さんに話してしまったものだから、すぐに私達にまで筒抜けになった。
「せめて誰か一人でもいいから話さずにいられなかったのね。それくらい悠君が素敵だったって涙目になってた。めちゃめちゃ情熱的に抱かれたみたい。今まで抑圧してた分完全にリミッターが外れちゃったのね。もう離れられないとかメロメロだった。」
なんか私に羨ましがらせて仲間に引き込もうとしてるようだが、確かにそそられはする。
「今度二人で旅行行くんだって。結ばれた記念に。妊娠に気をつけてねって言ったら、逆に産まなくてもいいからしたいだって。
悠君からも何度も妊娠させたいって言われたみたい。私と春さんは言われてないけど。次は言わせてやる!」
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