里子さんからは悠君をあんまりいじめないでと釘を刺されていた。
帰り際、悠君にシフトが合う時はゴハン行こうねなんて誘っていた。
物凄く意味深な顔で、聞きたいこともあるしねなんて言って笑いを取って帰ったけど、私は本気で聞きたがってると思った。
車から家に入るまでにびしょ濡れになった。
もう少しあとに二陣が来ることになっていた。
最終的に、私、彩佳さん、サヨちゃん、春さん、悠君というメンツが揃った。
春さんはそろそろ五十代といった女性だが、見かけも若いし気が若いので、この手の集まりにも違和感なく溶け込む明るい人だ。
「悠ちゃ~ん、里ちゃん来れなくて残念だったねぇ~。でも、今夜は私がかわいがってあげるからねっ!」
この発言に、外の天候とはうらはらに一気に場が明るくなった。
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