「あなた…」
「お前…」
17年前に別れた元妻と再会したのは、めったに行くことがない駅裏の居酒屋だった。
改装して新装開店のサワー無料券をもらったので、初めて入ったら、元妻がいたのだ。
元妻と結婚したのは20年前、俺25歳、元妻は22歳と、若い夫婦だった。
17年前、結婚して3年でそろそろ子供をと考えた頃、短大卒の一般職だった元妻に東京の関連会社への出向の打診があり、普通はありえない大抜擢に話し合い、単身赴任するより、別れて心機一転頑張る方がいいとなって離婚した。
「お前、この街に戻って来てたのか?」
「ううん、古い友人が亡くなって、明日、告別式なの。今日は、お通夜に行ってきたの。」
「そうか…明日、帰るのか?」
「ええ。その後、少し懐かしい街をブラついて、夕方の新幹線で帰るつもり。」
「明日、会えないか?」
「いいけど…」
という会話の中、お互い、17年前とは違う指輪をしていることをさりげなく確認していた。
告別式が終わった元妻と、14時半に会って、口説いたわけでもなかったが、駅裏のラブホに入った。
元妻の裸は42歳とは思えぬ若々しさで、若奥様といった感じだった。
股を開くと、少々使い込んだ感の小振りの色付いたビラビラ、でも、42歳にしては純情そうだった。
クンニで白濁液がべっとり、懐かしい舌使いのフェラから、開脚騎乗位で挿入開始、その後、対面座位、正常位とキスしながら交わった。
フィニッシュはお腹に射精した。
「私、そろそろ帰るわ。」
「ああ、そうだな。夕方の新幹線だったな。」
身支度を整えて、ホテルを出た。
「送るよ…」
「いいわよ。誰かに見られたらどうするのよ。ここでお別れ。じゃあね。さよなら。」
「そうか…元気でな。」
駅に向かって歩いていく元妻の背中を見送った。
帰宅して、妻の顔を見るのが辛かった。
元妻とは言え今は赤の他人、しかも他人妻とのW不倫、妻を裏切ったことには変わりがなかった。
妻は元妻よりも3歳若い39歳だが、毎日のように俺に抱かれたから、マンコは使い込まれ、ビラビラも伸びてドドメ色だ。
それに比べて元妻のビラビラは使い込まれ感が少なかったから、元妻は俺より後に再婚したんだろうと思った。
玄関に駆け寄る妻は、ヒラヒラのエプロンをかけて、ちょっと比嘉愛未に似た可愛い顔して抱きついてきた。
再婚して14年、毎日見ても可愛いなと思うから、さっき元妻を抱いたチンポがムクムクしてきた。
あれから、駅裏の風景を見ると元妻を思い出すようになった。
連絡先を訊かず教えず別れたから、この先、元妻と再び会うこともないだろうが、忘れることもないだろう。
夫婦として暮らしたのはたった3年だけど、心と身体を通わせた日々は忘れ得ぬ思い出だ。
再会して、元妻が活躍していることを知って、嬉しかったし、素直に応援してる俺は、今でも元妻が好きなんだろう。
可愛い妻への愛情とは違って、元妻への気持ちは、遠く離れた親友に似た感じだ。
そして、夕日に向かって去り行く元妻の後姿がなぜか寂し気だったことと、長く伸びた影がいつまでも頭から離れない。