スポーツジムで体操を指導していた。
正規の職員ではない、実績を買われた上での臨時職だ。
キッズの部から力を入れているから、本格的に続ける子は中学生になっても続ける。
やっぱり体操は女子が花形だ。
こっちも男子の指導なら引き受けないだろう。
本格的に励んでる子ほど依存する。
自分に褒められることが全てと思わせる。
飴と鞭を上手に使いこなし手懐けるのなんて簡単だった。
中三になった亜香里は最年長になってますます磨きがかかってきた。
技量ではなく体だ。
体操選手にしてはやや太めだが、一般的にはグラマラスなナイスバディだ。
中学生とは思えない巨乳を窮屈なレオタードに収め、少しでも小さく見せようとしている。
大きすぎず小さすぎない突き上がったヒップライン。
メリハリのある体は完全に大人の極上ボディだった。
ただ、体操女子には多少コンプレックスな体かもしれない。
それが亜香里の自信なげな態度に表れていた。
練習が終わると、三十分間自主練が許されていた。
亜香里はいつも残る。
年長になってからは一番最後までいるようになった。
人それぞれにあった指導方法があり、亜香里は褒めて伸ばすタイプだ。
だけど不器用だからすぐには習得できない。
それまでは厳しく教える。
亜香里にはちょっとサディスティックに振る舞いたくなる雰囲気があった。
だけど、練習が終わったあとは必ず褒める。
その時に習得できてなくても、彼女の努力をちゃんと優しく褒めてあげるのだ。
亜香里は若干涙目になりながらも素直に耳を傾けてくる。
涙目になるのは自分のことを理解してくれているとわかって感激するからだ。
亜香里が年長になるまでに亜香里が自分に依存する下準備は小まめにしてきた。
亜香里よりひとつ上でこの春辞めた綾花の代わりは立派に勤まるだろう。
自分は在籍する生徒はひとりしか手をつけない。
綾花とは切れてはいないが、高校生になると世界が広がりだんだんと疎遠になっていくものだ。
亜香里は自分から更衣室に来た。
理由はともかく、人知れずこっそり訪れて何かしらアクションを起こす子の気持ちはかたまっているものだ。
亜香里は本能的な勘で、綾花がいる以上はでしゃばってはいけないと自戒していたはずだ。
年長になりやっとその呪縛から解かれたのだ。
これからは自分が積極的になっても許されるとばかりに。
亜香里はすぐに自分のものになった。
亜香里の体は本当に文句のつけようがなかった。
元々抑圧された世界にいるから、まるでそれらをセックスで解消するかのように、抱くごとに女になっていった。