(ここで脱ぐの? この人の前で広げて見せる?)
頭の中で拒否の言葉が渦巻くのに、身体はすでに熱を持ち、秘部が疼いて蜜を溢れさせていた。
ショーツは確かに、はっきりと濡れている。
太ももを擦り合わせても、その感触がますます私を追い詰めます。
夫・浩司は興奮のあまり、喉を鳴らして息を飲んだ。
瑠璃子は目を伏せ、指をワンピースの裾にかけ……ゆっくりと立ち上がった。
膝が震え、立っているのもやっとだった。
「わかりました……」
声はほとんど消え入りそうだった。
膝がガクガクと震え、立っているだけで精一杯だった。
まず、黒いストッキングに手をかける。
ワンピースの裾を少しだけ捲り、腰をくねらせながらストッキングをゆっくりと下ろしていく。
滑らかな太ももが露わになり、ふくらはぎ、足首……最後につま先から抜き取る。
素足になった足の裏が、カーペットに触れる感触さえも敏感に感じてしまう。
次に——。
深く息を吸い込み、ワンピースの裾を軽く持ち上げながら、淡いピンクのレースショーツに指をかけた。
クロッチ部分はすでに大きく染み、透明な蜜が糸を引いているのが自分でもはっきりわかった。
(見られたくない……でも……見せて……しまわなきゃ……)
羞恥で頭がぼうっとする。
夫・浩司は目を大きく見開き、息を荒げてその様子を凝視している。
調教師の視線は冷たく、しかし熱を帯びて下半身に注がれていた。
私は、唇を強く噛み、ショーツをゆっくりと膝まで下ろした。
濡れたクロッチが太ももに張り付き、糸を引いて離れる。
その感触に、小さく「あ……」と声を漏らしてしまった。
完全に脱ぎ下ろしたショーツを、足首から抜き取る。
手の中に握られた湿った布地は、興奮の証拠をはっきりと物語っていた。
「これで……いいですか?」
声はほとんど聞こえないほど小さかった。
ワンピースの裾を片手で必死に押さえながら、もう片方の手で濡れたショーツを握りしめ、顔を真っ赤にしたまま立っている
躊躇いは隠しきれない、隠す必要もない。
それを自覚しながら、自らの意思で行動することに意味がある。
ただ言われるがままに従うだけでは意味をなさない。
情けないと恥ずべきは瑠璃子ではない。
最愛の女を別の男に差し出し、欲情する夫の方。
それも1年という長い月日。
男の経験上3か月から半年を境に、夫あるいは彼氏の下へ気持ちが戻る可能性はぐっと下がった。
もちろん契約は契約、男がその期間を過ぎても預けられていた女に固執することは100%ない。
しかし、女は別。
一時的に戻っても、契約以前のような関係が蘇る可能性は5割を切る。
そのリスクを男は理解しているのか、自分の為にここまで身を粉にできる女だということを理解しているのか…。
「…。
下着を確認するまでも内容ですね…。
糸を引くほどに厭らしい汁が滴っている…。」
握りしめたままの下着を広げろとまでは言わなかった。
それ以上に内腿から伝い滴る愛液の存在がはっきりと目に留まったからだ。
「かまいませんね…?」
男は夫に確認の言葉を投げかける。
頷いたのか、興奮に打ち震えているのかはっきりとはしなかったが、男はそれを同意、と捉え言葉を続ける。
「では瑠璃子さん…。
いや、瑠璃子はこの瞬間から私の所有物だ。
さっきも言ったが、下着はこの下衆にくれてやるといい。
ブラも外せ…。
お前のモノは私が用意する…。」
冷たく言い放つようで、力強い。
女の身体の具合を見て暗に、契約は正式締結されたというような振る舞い。
「契約金は数日中にこちらの口座にお振込みを…。
入金の確認から1年という月日を正式な契約期間とさせていただきます。
それでは私は先に失礼いたします。
最後に交わす言葉もあるでしょう。
地下駐車場、B-33番に私の車が止まっている。
話が済んだら降りてきなさい。
地下駐車場までの直通エレベータがある。
たどり着くまでに誰かと顔を合わせることはないだろう。
余計なものを脱ぎ捨てて、出来る限り早く降りてきなさい。」
ゆっくり立ち上がり、すれ違いざまにすっと瑠璃子の肩に手を置くと耳元に顔を近づけ。
「楽しみにしているよ、淫乱、な雌の飼育を…。」
夫には聞こえない程度の声でそう囁く、男は先に部屋を後にした。
私は調教師の熱い息が耳にかかった瞬間、背筋がぞくりと震えるのを感じた。
「楽しみにしているよ、淫乱、な雌の飼育を……。」
その低く甘く、しかし底冷えのする言葉が、頭の中に深く刻み込まれる。
男はそれだけ言い残すと、静かに部屋のドアを閉めて出て行った。
部屋に残された瑠璃子は、数秒間その場に立ち尽くした。
心臓の音が耳の中で鳴り響いている。
「今から…本当に…」
掠れた声で呟き、震える指を背中に回した。
ワンピースのファスナーを完全に下ろし、肩からストラップをずらす。
淡いピンクのブラが、ゆっくりと胸から滑り落ちる。
重みのあるFカップの乳房が、ぷるんと弾むように露わになった。
空気に触れた瞬間、敏感な乳首が硬く尖り、ぴんと立ってしまう。
無意識に両腕で胸を隠そうとしたが、すぐに諦めた。
(隠してももう意味がない…)
夫・浩司はソファに座ったまま、目を釘付けにして妻の裸体を見つめている。
手に握った瑠璃子の濡れたショーツを、時折鼻に近づけては興奮を深めていた。
ブラを夫の方へ差し出した。
声は震え、目は潤んでいる。
「これも、浩司が持ってて。」
夫にそれを渡すと、彼女は急いた様子で部屋の中を見回した。
ワンピースだけで、ほとんど裸の状態。
ストッキングはすでに脱ぎ、靴も履いていない。
足元は素足のまま。
「急がないと……」
小さな声で自分に言い聞かせるように呟く。
調教師に「出来る限り早く降りてきなさい」と言われた言葉が、頭の中で繰り返される。
誰かに見られるかもしれない恐怖と、遅れたらどうなるかという不安が、瑠璃子を急かしていた。
夫の顔をもう一度見つめ、複雑な表情を浮かべた。
「……浩司。1年、本当に大丈夫なの?
私、あの人の言う通りに、淫乱な雌にされちゃうかもよ?」
夫は興奮で言葉も出ない様子で、ただ激しく頷いた。
瑠璃子は深く息を吸い込み、ワンピースの前を軽く押さえながら部屋のドアに向かった。
エレベーターまでの短い距離が、果てしなく長く感じられた。
心の中で繰り返す。
(地下駐車場……B-33……急がないと……)
ブラの支えがない胸が激しく上下し
太ももの内側はまだ蜜で濡れ、歩くたびに淫らな感触が湧きあがる。
「…。」
車に乗り込み腕時計を確認する。
部屋を出る瞬間から車に乗り込むまでたったの五分。
自ら口にした通り、地下駐車場行きの直通のエレベーターに乗れば迷うわけもない。
ある程度プライバシー配慮のされたホテルのエレベーターは上昇のみと下降のみに分かれている。
上昇のみのエレベーターは下降時に乗ることは出来ず、下降のみのエレベーターは上昇の際に乗り込むことはできない。
部屋を出れば一方通行で各階で迷うこともない。
瑠璃子も同じ時間で降りてくる。
つまり、男が車に乗り込んでから瑠璃子が現れるまでの時間が、しばし部屋に残っていた時間と言える。
(五分…。)
別段急かす気はない。
が、どの程度でやってくるのかは楽しみのひとつだった。
誰にも会わないとはいえ、夫の目の前で下着を全て取り払い、素肌にワンピースという言わば布切れ一枚だけで知らぬ男の下へやってくる。
思い切るまでにどの程度の時間を要するのか。
(あの様子じゃ、下着を取ってこいと言われただけだから、などと言ってストッキングは履き直して来るとは考えにくい。
そもそも、そんな煩わしい女ならここへは来ていないだろう。)
さらに待つこと数分。
エレベーターの扉が開く。
万一にも迷わぬよう、エレベーターが見える位置に停車していた。
パッ、パッ、と数回ライトで合図。
余計な方向に歩いて、他人と出くわしても面白くない。
その数回、瞬く車のライトに照らされた女は一瞬、裸にも見えた。
それだけ心もとない服装であることは言うまでもない。
ゆっくり女の脇まで車を移動させ、助手席の窓を開ける。
「思ったより早かったね。行こうか…。」
カタンッ、と音がすれば助手席の扉が僅かに開く。
淫らな雌への片道切符、その入口が開いたかのように。
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【プロフ動画】元カレとの…
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