私は調教師の熱い息が耳にかかった瞬間、背筋がぞくりと震えるのを感じた。
「楽しみにしているよ、淫乱、な雌の飼育を……。」
その低く甘く、しかし底冷えのする言葉が、頭の中に深く刻み込まれる。
男はそれだけ言い残すと、静かに部屋のドアを閉めて出て行った。
部屋に残された瑠璃子は、数秒間その場に立ち尽くした。
心臓の音が耳の中で鳴り響いている。
「今から…本当に…」
掠れた声で呟き、震える指を背中に回した。
ワンピースのファスナーを完全に下ろし、肩からストラップをずらす。
淡いピンクのブラが、ゆっくりと胸から滑り落ちる。
重みのあるFカップの乳房が、ぷるんと弾むように露わになった。
空気に触れた瞬間、敏感な乳首が硬く尖り、ぴんと立ってしまう。
無意識に両腕で胸を隠そうとしたが、すぐに諦めた。
(隠してももう意味がない…)
夫・浩司はソファに座ったまま、目を釘付けにして妻の裸体を見つめている。
手に握った瑠璃子の濡れたショーツを、時折鼻に近づけては興奮を深めていた。
ブラを夫の方へ差し出した。
声は震え、目は潤んでいる。
「これも、浩司が持ってて。」
夫にそれを渡すと、彼女は急いた様子で部屋の中を見回した。
ワンピースだけで、ほとんど裸の状態。
ストッキングはすでに脱ぎ、靴も履いていない。
足元は素足のまま。
「急がないと……」
小さな声で自分に言い聞かせるように呟く。
調教師に「出来る限り早く降りてきなさい」と言われた言葉が、頭の中で繰り返される。
誰かに見られるかもしれない恐怖と、遅れたらどうなるかという不安が、瑠璃子を急かしていた。
夫の顔をもう一度見つめ、複雑な表情を浮かべた。
「……浩司。1年、本当に大丈夫なの?
私、あの人の言う通りに、淫乱な雌にされちゃうかもよ?」
夫は興奮で言葉も出ない様子で、ただ激しく頷いた。
瑠璃子は深く息を吸い込み、ワンピースの前を軽く押さえながら部屋のドアに向かった。
エレベーターまでの短い距離が、果てしなく長く感じられた。
心の中で繰り返す。
(地下駐車場……B-33……急がないと……)
ブラの支えがない胸が激しく上下し
太ももの内側はまだ蜜で濡れ、歩くたびに淫らな感触が湧きあがる。
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