元婿の幹一さんと別れ 家に戻ってきた私。
幹一さんににぎられた手の感触。
たった今別れたのに 教えられた幹一さんのスマホに
掛けました。
幹一さんは驚いたように
「何かありましたか お義母さん」
「・・・・・・・」
「お義母さん」
「あっ ごめんなさい なんとなく 幹一さんの
声が聴きたくなって」
「そうですか・・・・・」
「明日 逢えない?」
「そうですねぇ ちょっと予定をみないと」
と言って 幹一さんは保留。
「明日の夜8時以降なら 大丈夫です」
「それじゃあ さっきの所で 8時に」
「はい わかりました」
そしてその日 幹一さんに逢いました。
近くの居酒屋さんの 半個室の部屋で。
この人が 娘の旦那かぁと まじまじと顔を
見てしまいました。
「お義母さん 何か顔に 付いています?」
「ああ いやいや」と手を振りました。
「こうしてお義母さんと一緒に 居るのは初めて
ですね」
「そうね」
「なんか 落ち着きますね お義母さんと居ると」
「本当に」
「はい」
私の心の中に 幹一さんがすうっと入ってきました。
私は テーブルの上の幹一さんの手を また握って
しまいました。
「お義母さん」
「・・・・・・・」
「お義母さん」と幹一さんは言いながら 私の手を
自分の方へ引き寄せます。
私は一旦手を放し 幹一さんの傍に身体を動かし
ました。
半個室の外の廊下を 時々人が通ります。
その合間をぬって 私は幹一さんの頬に口をつけ
ました。
「お義母さん」幹一さんは 驚きの声を上げました。
しかし私は 更に幹一さんの口に自分の口を付け
更に更に 幹一さんの手を私の胸に導きました。
幹一さんは 小刻みに体が震えています。
「幹一さん 触っていいのよ」
その声に 幹一さんの私の胸に置かれた手が 私の
胸を揉み始めました。
しかし 娘と結婚していただろうに この揉み方の
下手なこと。
これでは 娘も浮気ぐらいするだろうと 考えた。
「幹一さん」と耳元で囁いても 自分の方からは
全然手出ししない。
あっ これではだめだ 娘の事がわかりました。
中途半端な気で帰ってきた 居酒屋の晩。
私はいたたまれなく ベットの中で 手を下へ
降ろしてしまいました。
中途半端だったからか あそこはぐっしょりと
濡れていました。
いつの間にか寝てしまい 目が覚めたのは日が
替わったばかりの時。
いつものようにスマホを 見ると幹一さんからの
メール。
「今晩は お義母さんにすみませんでした
次に逢ったときは お義母さんに
喜んでもらうようにします」と。
どういう風に 喜ばせてくれるのか?
元婿の気が利かなさ 空気が読めない元婿。
頭の中で そんな思いが駆け巡り しかし何時の
間にか寝てしまった。
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