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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/14 22:02:25    (6UpPzlaJ)
菊池勝利が社長室から出て行ったあと、私物のパソコンから機器の取り扱い説明書を見ながら、胡々希が住む予定の部屋に仕掛けた機器にアクセスを試みる亮平
「まずはリビングはと…これだな。」
いくつかの操作を行い、最後に表示されたダイアログに、佐藤からもらったアクセスキーを入力して実行すると、直ぐに部屋の中が映し出される。
「ほお、画質はなかなか綺麗だな。音声の危機の説明書は…これか。」
同じような操作を繰り返し、最終的にアクセスキーを入力するが、今度は何の反応もない。
「誰もいないんだから当たり前か(笑)」
続けて操作を行うと
「これで映像と音声の同機はできたはずだな。」
続けて、寝室の鏡、浴室、トイレと設定を済ませる亮平。
「最後に動きを感知したときにデータ保存を開始するようにしてと。これで機械が動くのは確認できたけど…後はちゃんとデータが送られてくるかだよな。堂本を連れて確認部屋確認に行くか。きちんと動いてれば、保存されるはずだし。」

「堂本君?ありがとう、早速井ノ上さんにメールしてくれて。あと悪いけど井ノ上さんが引っ越す予定の部屋、井ノ上さんの引っ越し前に一緒に最終確認しに行こうか?」
堂本に内線をかけそう話す亮平。
「分かりました。そんなに時間もか辛いでしょうから、今日の終業前直前でいかがでしょうか?」
「わかった、それでいいよ。」
「では適当な時間にお迎えに上がります(心の声:本当に熱心だよな社長。)」
「嫌俺がそっち行くよ。それから向かおう。その方が堂本君多少なりと楽でしょ。(心の声:そうしないと堂本君が色々な鍵どこに仕舞ってるか分からんし、合鍵も作れないからな。)」

ジムに一人の男が姿を現し、エアロバイクに跨る。
「横山さん今ご出勤ですか、今日はちょっと遅いんじゃ。」
隣でバイクを漕いでいた京本がそう声をかける。
横山「おぉ、京本君今日も精が出るねぇ、そんなに鍛えてどうするの?」
京本「救命救急士って、こう見えて体力がないと駄目なんですよ。それと横山さん、そんなぴっちりしたウェア着てきたら、黒木さんに股間凝視されちゃいますよ。ほらもう、獲物狙うような目してる(笑)」
横山「黒木さんって、あのおばさんインストラクターか。」


横山忠義:税理士:京本と同級ってどうでしょう?
身長は京本と同じくらい
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/14 08:27:49    (AjtjuvM6)
菊池勝利は胡々希の住む部屋に電気系統、盗聴器、盗聴カメラ等取り付けながら呟く。
菊池
「亮ちゃん、この部屋に住む女性を覗き見するつもりだろうけどどんな女性なんだろうか?
そう言えば亮ちゃんから特別会員に誘われたな、これが関係してるのか?
しかし今の技術は大したもんだ、鏡がカメラなんだもんな。
リビングの大鏡前の上下に
ピンポイントカメラ、これは操作で角度変えられると…。
しかし寮にしては広めだよな〜、1LDK、リビング広めでトイレ・バス別、洗面所もかなり大き目だし
クローゼットも大きいしベッドも付いてるのか。
キッチンも電化製品完備ってどんたけ儲かってるんだ?」

菊池勝利、年齢は亮平より少し下
180/筋肉質/顔面偏差値高め


ベッドに投げたスマホが着信を知らせる、手に取り確認すると堂本からで
それを見、引っ越しの手続きをする旨を伝えるメールを送ると
今度は今まで電話をしていた友達にまた電話をする。
「◯◯?引っ越し日が決まってね、前に話してた全身映す姿見、本当にいる?
うん、うん、本当に貰ってもらえるの、着払いで?いいって!貰ってもらえるんだから元払いにするよ、ご実家に送ればいいのね。
うん、じゃあ、またね。
あとは部屋の写真を引越し業者に送って見積もりっと…。
あとは引っ越し日決まったら照君に引っ越す事伝えてっと寮だから部屋に来れないよ?って伝えないとね。」

寮規則はそこまで厳しくない、申請すれば同性の友達なら招待出来るが宿泊はNG
家族ならば男性もOK、宿泊はNG
ペットNG、楽器NG、その他要相談、これくらい当たり前で問題ない。

「鏡ってリビングにあるのかな?寝室にあるのかな?」
胡々希はまだ両方にあるとは知らない。

黒木
「こちらは心配してるんです!」
高齢会員◯◯
「黒木さん、このジムに来てると言う事は…。」
男性インストラクター
「◯◯さん、前回大会の結果、おめでとうございます、見ましたよ。
シニアの部で二位だなんて凄いじゃないですか!僕も◯◯さんの年齢の時にそれくらいの成績出したいです!」
黒木(心の声(大会?結果?二位?))

二人の話を聞いていると高齢会員◯◯さんは大会に出るほどの実力の持ち主の様で…。
黒木
「◯◯さん、失礼ました、私も観させていただくので教えて頂けませんか?」
インストラクター
「黒木さん、ちょっと………。」

高齢会員◯◯さんは気位の高い人で町内でも有名人、その人を知らないなんて言ったら
気を悪くするから聞くのは辞めてほしい。と。

黒木
「えっ?どうしよう、私色々言っちゃったわ。」
インストラクター
「言ってしまったのは仕方ないですから…、フォロー出来るだけしますんで
黒木さんはあちらの女性会員さんの△△さん、お願いします。」

京本
「黒木さん、見てたよ、あれはマズイよ。(心の声(この人、股間ばかり見てるんだよな〜、欲求不満か?))」
黒木に話しかけてきたのは和風イケメンの京本北斗、救急救命士で体力を付ける為、
ジムに通っている、亮平とは人目に付かないバーで知り合い特別会員の事を聞いている。

京本北斗、30後半
175/体力あり
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/13 22:03:16    (r8/wpM6W)
「失礼します。」
堂本に連れられて、菊池電気商会の店主菊池勝利が顔を表す。
「佐久間社長、どうも。」
「私はこれで失礼します。」
そう言って堂本が出ていくと、菊池はよそ行きだった声色を変え
「よぉ、亮ちゃん。あんたの会社で会うの久しぶりだな。お姉ちゃんのいるところにまた飲みに行こうぜ。」
「勝ちゃん、あんたまだ懲りてないのか。事業なんて少し軌道に乗り始めた時が、一番足救われやすいんだから、気をつけろよ。」
「いけねぇ、亮ちゃんのお小言が始まりそうだから、用件だけ済ませて帰らなきゃ(笑)」

「物付けてくれたか?」
「ああ、亮ちゃんに言われた通りに、リビングから風呂からトイレまでカメラと盗聴器付けといたよ。これが機器へのアクセスキー(亮平へメモ用紙を渡す)部屋中どこにも死角はないはずだ。全身鏡にも動画スキャンカメラ仕込んどいたぜ。何に使うか知らんが(まぁ覗きしか考えられんが…)俺は何も関係ないからな。」
「分かってるよ、悪いな勝ちゃん。ちゃんと使えるの分かったら、約束通り借金の半分棒引きするから。」
「それが俺の口止め料ってわけだ…」
「あぁ。今度おねえちゃんがいないところに飲みに行こうか、勝ちゃん。」
「いるところがいいんだが、まぁいいか。勿論亮ちゃんの奢りでだろ。」
「一回は奢ってやるけど、あまりいい気にならない方がいいぞ、勝ちゃん。俺の口利き無くなれば、銀行、融資直ぐにでも引き上げるだろうな。」
「わ…分かったって…そ…それだけは絶対やめてくれよ亮ちゃん。
……藪蛇になる前に俺お暇するわ(笑)じゃあまたな。」
「あぁ、使えるの確認したら飲みに行く日連絡するから。ありがとうな勝ちゃん。」
「いいってことよ。何かあったらまた言ってくれ。あんたには返しきれないほどの恩貰ってるからな亮ちゃん、じゃあ。」
そう言うと社長室を後にする菊池。

菊池勝利は、佐久間スポーツジムが店を構える同じ町内にある、菊池電気商会の店主。
以前は別の電気店に電気工事士として勤務していたが、社長が代りその新社長との仲がぎくしゃくして退職、自堕落な生活を送っていたところ、居酒屋で亮平と知り合い意気投合。
亮平の勧めもあり、前は別の名前の電気店だったが、店主が高齢で店を畳むつもりだった店の後継者に納まっていた。
新規開店に掛かる改装資金等は亮平からの借金。足りない部分は亮平の口利きで銀行から融資を受けていた。


社長室から自分のデスクに戻った堂本。
部下からの報告相談を数軒処理した後、パソコンのメーラーを立ち上げる。
「井ノ上さんにいつでも引っ越しOKだって連絡しないとな。」

メール
【井ノ上胡々希様。佐久間スポーツジム総務部の堂本です。
寮のハウスクリーニング完了し、いつでも引っ越しいただくことが可能となりましたのでご連絡します。
当方の都合もありますので、引っ越し日が決まりましたらご連絡お願いします。

以上、宜しくお願いいたします。】

「これで良しと、社長をccに入れて送信っと。」

仕事中の黒木
「心の声:あぁもう、今日もジジババばっかりじゃないの。目の保養にもなりゃしない。平日はやっぱり駄目ね。」
トレーニングルームに立ちながらそんなことを考えているとお客から声がかかる。
高齢の客〇〇「インストラクターさん、この器械の使い方はどうじゃったかな?」
「〇〇さん、これはこうやって(自分で器械に座り動かして見せる)使う物ですが、一番軽くしてもかなりの重さがありますが大丈夫ですか?」
名札を見た〇〇
「あんた黒木さん言うんか、あんまり年寄り馬鹿にしちゃいかんぞ」
「馬鹿にするなんてそんなつもりは…(黒木心の声:どうしてそうなるのよ全くもう…心配しただけなのに。)」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/13 16:40:58    (KVtnqGKG)
メールを見たあと日課のジョギングに出掛ける。
いつもの公園、引っ越ししてしまったらこの公園とはお別れだ。
顔見知りのジョギング仲間に会釈をしながら走っているとガチ勢のマラソンランナーが胡々希を追い越していく。
「(心の声(あの男性(ひと)た会話したことないけど足の運びが危ないんだよな〜。
ジム会員さんなら指摘出来るけどただ同じ公園を走ってるだけの人だもんな〜。)」

ジョギング後、自宅に戻りシャワーを浴びたあとメールを見ると社長からのメール。
「クリーニング後、1日2日か〜、なら今から整理してたほうがいいよね。
社割は社長決済ね、専用帳票に記載なんだ、マシンって大学のしか使ったことなかったから
帳票って何を書くんだろう?氏名、連絡先、スポーツの有無かな?
期待してます、は社交辞令だよね〜、流石に新卒者に言うのは無いもんね、励ましだよね。」

メール
【佐久間スポーツジム、佐久間様
身体の心配とお心遣いありがとうございます。
まだ社員ではないのにご丁寧な返信ありがとうございます。
クリーニング後の確認の件、了承しました。
お手数掛けますが引越し業者に予約を入れたいと思いますので日程確定しましたらご連絡ください。
社長のご期待に添えるよう頑張ります。
井ノ上胡々希】

メールを送る時、渡辺照からの着信、スマホをタップした瞬間電話に出てしまう。
「(心の声(あっ、取っちゃった……。))
こんにちは、照君、何か有った?」
渡辺「あっ、えっと……、昨日はごめん、謝ろうと思って…。」
被せ気味に

「うん、もういいよ。」
渡辺「いいの?許してくれるの?」
「許すとか許さないとかじゃなくてね…、照君の大学の友達に私の事話したでしょ?
世間は狭いんだよ、聞いたよ、照君が大学の友達に話してる事。
何で人に性の話するの?」
渡辺「えっ?誰だろう…、余計な事言った奴。」
「違う、それも違うのよ、言った人は聞いたから話す、照君が話さなきゃ私の耳まで届かなかったの。」
渡辺「えっと…、男同士で話す事あるんだよ!胡々希ちゃんだって彼氏の話す友達にするだろ?」
「するよ、でも性の話なんてしない。」
渡辺「ここんとこ出来てなかったから怒ってるんだろ?」
「……ごめん、話ししたくない。」
電話を切りスマホをベッドに投げ悩み出す。

((心の声)男性って……、違う、昨日、社長が言ってた人それぞれって
男性でもエッチ目的だけでデートする人もいるし、いない。
教えてもらったのに……。)

ひとりポロポロと涙を流しクッションを抱え蹲る。


黒木「採寸の時は全裸を社長に、届いたこの生地角度によって本当に透けてるわ、これであの小娘のウェアと水着作ってマシンの時は
大西君と社長と…楽しくなりそうだわ、恥かいてこのジムから去りなさい!」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/13 15:28:25    (r8/wpM6W)
少し溜まっていた事務作業を片付けていると、メールの着信が。
「誰だ?…おっ井ノ上さんか。未読削除はなんよか免れたみたいだな。どれどれ。クリーニング終わり次第直ぐにでも入寮したいか。こりゃ完全に彼との間に隙間風拭いてるな(笑)」
胡々希からのメールを読み終え少し考えこむ亮平。
「さて返答どうするか。一社員それもまだ採用予定者に対して、社長自らメールを頻繁に送るって、不審がられないかな?…でも聞かれたことに答えないのも変だし……ま、いいか」
自分の中でそう踏ん切りをつけ、返信メールを書き始める亮平。

メール
【痛みはないんですね。良かった。怪我させてたらどうしようかと心配してました。
入寮の件、クリーニング終了1~2日後には可能だと思います。業者にお金を払う以上一応仕上がり確認は必要なので、それくらいの時間は見てください。
それと社員割引を使用する場合は、最初だけ専用帳票に記載して貰って、私の最終決済が必要ですので、帳票を堂本課長に貰って、記入したものを堂本課長に提出してください。

入社後期待してます。 佐久間亮平】


渡辺照
翌日胡々希に謝罪するため何度かコールする照だったが、その度話中で電話は繋がらなかった。
何度目かのコールを終えた後
「胡々希、電話長いなぁ。誰と話してるんだろ?あのおやじ??いやいやまさかな。胡々希に限って。胡々希は俺のテクにぞっこんのはずだし。」


数日後佐久間スポーツジム社長室で堂本が亮平に報告している。
「社長、クリーニング後発覚した電気系統の不具合、先程工事完了したと業者より連絡がありました。それで社長に何か報告事項があるとのことで外で待っていますが、いかがしましょうか。」
「そう、分かった。通してくれるかな。案内してくれたら堂本君は下がっていいよ。そうだ、井ノ上さんにクリーニング終わったからいつでも引っ越しOKだよって、連絡入れといてくれる。引っ越し日決まったら連絡貰ってくれる」

黒木
「あの小娘が入寮ですって……一階から上階へ帰るだけなら、毎日の鍵閉め鍵開けは小娘の担当ね(笑)マシンのメンテナンス時の付き添いも小娘の担当にしてあげようかしらね。」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/12 15:52:21    (YtSrxS9x)
ストレッチと朝のルーティンをしてから堂本部長に連絡をし社長に確認次第、折り返しが来ると聞いていた。
「昨日の社長の言っていた、身長差、気にする気にしないは人によりけりと言ってたよな〜。
照君は気にする人…、気にしない人もいる。」

考えていると大学の友達から電話が入る。
「胡々希、決まった〜、中学の母校になるから地元に戻っちゃうけど隣の県だから休みの日に会おう〜。」
「おめでとう〜、よかったね、先生だね。笑
私も採用決まったよ。」
「いやだァ〜、先生だなんて、胡々希は前話してたスポーツジム?」
「そうそう、佐久間スポーツジム、昨日メールが届いてね。デート前、偶然社長に会って色々お話させてもらったんだ。」
一号店改装後、一号店でトレーナーとして勤務。
まだ数少ない従業員だから受付などもする、特別会員向けのプライベートレッスンだから寮に入る事。
それから渡辺照の話。

「あ〜、渡辺君、悪い人ではないと思うよ〜、でも胡々希に劣等感みたいなの持ってるでしょ、身長とか
あと正直、少し卑屈だし…、胡々希には言い難かったけど…、寮に入るって事は渡辺君と少し距離取るって事でしょ?」
「一度お互い冷静になった方がいいからね、社会人になれば少しは自信も付くんじゃないかな?とも期待してるんだけどね。」
「周りが大人ばかりで今まで自分は優秀だと思って生きてきた渡辺君が耐えられるかな?」
「ごめん、照君、優秀って自分で言ってたの?」
「あっ!もう良いか、隠しててもなんだからぶっちゃけるね、胡々希は渡辺君の大学と将来性で選んだって言ってたよ。
てか、胡々希、悪い事言わないから別れた方がいいよ。」
「大学、将来性ね、えっ?何で?」
「渡辺君の大学の私の男の幼馴染から聞いたんだけど…、「彼女、体エロいし俺が上手いのかヤル度に何度も」って言ってたって。
ほら、前に学校帰りジョギングしながら帰った時に会った幼馴染ね。」
「へぇ~、そんな下世話な事、言ってたんだ。
伝言、痴話喧嘩に使って申し訳ないけど機会があったら幼馴染の人に会う度に求められてそればっかりしか頭にないのかな?って
最近、私が呆れてた話ししてくれないかな?」
「えっ?会う度に?呆れた〜、彼女をなんだと思ってるのかね。」
「それにさ、偶然社長に会ったって言ったじゃん?その時にだって照君、失礼な事して……。」
と、一時間ほど長電話をし電話を切ると着信メールに気づく。

「わっ、社長からだ。(心の声(体の心配とハウスクリーニングの事だ。
入社前の入寮だけでも有り難いのにジムに通うのに社割まで使わせてもらえるんだ…、お礼しないと失礼かなぁ…))」

メール
【井ノ上胡々希です、ご連絡ありがとうございます。
体の方ですが堂本部長に連絡させて頂く前に入念にストレッチし全く痛みなどありませんでした。
また入寮日ですがハウスクリーニング終わり次第と言う事でよろしいでしょうか?
それから入社前に寮まで使わさせて頂くのにジムの方まで社員割引にして頂くのは些か心苦しく思いますが
お言葉に甘え利用させて頂こうと思います、その分、トレーナーとして働き始めたら存分に私の力では不足かと思いますが存分に発揮させて頂こうと思います。】
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/12 14:31:43    (cuekxovs)
入線してきた電車に乗って空いていた座席に座った亮平は、先程の胡々希との会話を思い出している。
(心の声:男と女の身長差かぁ…自分が身長大きい方だから実際のところはよくわからない、人によるんじゃないかなって答えたけど、井ノ上さん納得したかな…もしかして彼氏、渡辺照君だっけ…彼との身長差で悩んでる?彼女がヒール履いてたのもあるだろうけど、身長同じくらいだったもんな。彼から何か言われてるのかな?)

翌朝ジムに出社してきた亮平を見つけた堂本
「おはようございます、社長。朝一で井ノ上胡々希さんから電話がありまして、寮に入寮希望とのことです。
できればなるべく早く、入社前でも入寮可能でしょうかと聞いてきたので社長に聞いておきますと、答えておいたのですが、いかがしましょうか?」
「そう……じゃあ堂本君お手数かけるけど、部屋のハウスクリーニングとか特急でやって貰って、なるべく希望に添えるように、してあげてくれるかな。
(心の声:せっかく携帯番号教えたのに、やっぱり社長相手じゃかけにくいか……)
そうだあとインストラクターの部屋なんだから、全身鏡くらい必要でしょ。それも用意しといてよ。ハウスクリーニングとか終わったら、井ノ上さんに連絡する前に報告して。確認するから。」
「分かりました。
(心の声:社長、嫌に熱心だな。もしかして井ノ上君の事狙って…彼女可愛くて綺麗だもんな。俺だって妻がいなかったら……俺はなんてこと考えてるんだ……)」

社長室へ戻った亮平
デスクの上には求人時に提出して貰った、井ノ上胡々希の履歴書が載っておりそこには現住所・携帯番号・連絡先(メールアドレス)も記載されており、添付された写真は天使のような笑みを浮かべている。
「昨日携帯番号と共に、スマホのメールアドレスも伝えておいたから、未読で削除されることなんてないよな…」
そんなことを思いながらメーラーを立ち上げ井ノ上胡々希へのメールを書き始める亮平

メール
【井ノ上さん、佐久間スポーツジムの佐久間亮平です。
昨日は本当に失礼しました。痛みが出てるところなど無いですか?
今朝出社して堂本課長から入寮希望の件聞きました。
ハウスクリーニング等が完了しましたら、追って連絡があると思いますので、井ノ上さんの引っ越し期日が分かったら連絡ください
当社の売り上げにもなりますし、休みの日とかに当ジムに通っていただくことは大歓迎です
それと社員割引等もありますので活用してください】

「流石の昨日の今日で電話はいきすぎだよな。
こういうことは相手に警戒されたらそこで終了だからな。
慎重すぎるくらいの方が(笑)
俺がフリーになったことは、期せずして昨日彼女の目の前で証明できてるし、彼女もちょっと彼氏との距離に隙間開き始めてるみたいだし。
第一のターゲット日は引っ越し当日かな。。」

時間は少し遡り前日の女子シャワー室
他の女子トレーナーもウェアを脱ぎ、全裸になってシャワー室に入っていく。
一番奥のブースのカーテンが閉まって、そこからシャワーの音がい聞こえてくるので、黒木はそこでシャワーを浴びているのであろう。
「おばさん一番奥で浴びてるみたい。」
「じゃあ一つ空けて、ここで一緒に浴びましょうよ。」
「なんで貴女と一緒に浴びなきゃいけないのよ。男と一緒ならまだしも(笑)」
「やだ~エッチなんだからもう……やめてったら、おっぱい触らないで…(笑)」

シャワーの音に紛れて自慰の続きをしていた黒木だったが
「うるさいわねもう……やっぱり会社じゃ無理か」
そう呟くとシャワーを止め、身体を拭き、わざと足音を大きく立てながら、シャワー室を出ていく。

「ねぇ今の聞いた?かなり苛立ってたわねおばさん。」
「何してたのかしらね(笑)もしかして自分で慰めてたりして(笑)」
「やだぁ~まさか(笑)」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/12 08:03:06    (YtSrxS9x)
「そうなんですね、インストラクター長の役職があるので意見を取り入れると思ってました、失礼しました。
嫉妬深い方、どこにでも居ますよね。(苦笑)
失礼な言い方になってしまうと思いますが黒木インストラクター長、
私くらいの年齢の時、話題の中心にいらっしゃってそれを皆良しとしていたのではないでしょうか?
見罷ってしまった祖母が言っていましたが一番いい思いをした経験をした事は中々忘れることが出来ないから胡々希も気をつける様にね。と。
私、祖父母に育てられ、あっ、決して嫌な思いはしていませんが父母が居る友人が羨ましかったです。
堂本部長は総務、人事と色々忙しいんですね、そんな方に負担をかけるのは…、とも思いますが((心の声)照君を寮に入れられない口実も作れるし…、でもきちんとお別れしないとよね。)
ジムに通いたい勉強したと思っているので寮、お願いしたいと思います、あっ、勿論、会費はお支払いします。
あの寮って全身映す大きめの鏡ありますか?リズム体操の振り付けを考える時に有ると有り難いんですが…、無ければ今ある自宅の鏡を持っていきますが
何分、大きいので引っ越し代などが……。
マシンの使い方は少しは知っています、水泳はバリバリ泳げる訳ではありませんが一般の方より泳げます。
それと人命救助も習いましたが…、人形以外ではしたことありませんが落ち着いてすれば問題ないかと思います。
エアロビクスですが出来ない事はないのですがリズム体操と言ってゆっくり体を動かし振り付けを覚える。と言う物をしていました。
覚えた頃に他のリズム体操に変更すると頭の体操にもなるのでそちらを専攻していました。
祖父母の為に覚えたのですが役立ててることが出来なかったのでこの知識を活かしたいとの思ってるんです。」


片手を上げ、立ち去る亮平を口を大きく開け見送る渡辺。
渡辺「えっ、あっ…。(あのおやじ俺が見てるの解ってるのに胡々希ちゃんとお茶してたのか!)
あっ、胡々希ちゃん、何であんなおやじとお茶してるんだよ!」

頭を振り悲しそうな目で渡辺照を見る。
「謝罪したら、デート邪魔したお詫びにお茶しただけそれに今後の就職した時のお話もしたの。」
渡辺「なら今か…」

言葉をかぶせるようにして
「今日は照君と話す気分になれないの解ってもらえないかな?」
渡辺「胡々希ちゃん、俺、胡々希ちゃんの事、大好きだから一緒に居たいんだよ!!何で解ってくれないんだよ!」
「照君は自分の気持ち…ううん、もっと言えば欲望を私に押し付けてるよね?
断っても断っても、好きならいいでしょ、私が居酒屋じゃないところがいいと言っても結局は居酒屋さん。」
渡辺「あのおやじだって胡々希ちゃんが嫌いなコーヒ…。」

また言葉をかぶせる。
「◯◯バなら誰に見られても誤解する様な場所じゃないから私が誘ったの!
私、チョコレートフラペチーノ好きなの!前から言ってたよ、照君、私の何を見てたの?
これ以上、話したくないから帰るよ。」
渡辺「待って…、なんだよ、俺の気持ちだって解っ…、そうか、あした、電話で謝らないとな。
おれ胡々希ちゃんの気持ち考えてなかったかも知れないな。」



更衣室で全裸になり身体を弄(まさぐ)っていると他の女性トレーナー達が入ってくる。
黒木「(心の声(不味いわ、このままシャワー室に……。))」
「あれ?下着とウェアが落ちてる。」
「あー、どうせまた黒木さんよ。」
「確かに前の時も黒木さんのだったもんね。」
「それにしてもだらしなく無い?」
「あーね、オバさん、ヤバいよね。」
「言えてる〜、社長の前で全裸事件だって「この身体見ても抱きたくないの?」って話し有名ってか申し送りでヤバいオバさんって周知されてるからね〜。」
「えっ?その話、私知らない!マジで社長に迫ったの?全裸で?あり得ない〜、よく社長も役職つけてるよね。」
「仕方ないんじゃないの?腕だけは一流だしそれに役職付けたの会長だよ。」
「会長なんだ、それはそうと事務職の娘に聞いたんだけど今年度男女一名ずつ入社前させるんだって
その男性の方が中々のイケメンらしいよ、それから他ジムでトレーナー経験者だって。」
「じゃあ、その男性がインストラクター長?」
「どうだろうね、そもそもさ、黒木さんがインストラクター長っての一応は納得出来るけど
諸々の事務作業、事務職の娘に押し付けてるんだよね。」

「女性の方は?」
「井ノ上胡々希、メッチャ可愛いみたいだしスタイルいいし有りよりの有りくらいメッチャ可愛いって履歴書見たって言ってたよ。」

「((心の声)何ですって!あの小娘め、全く見た目だけで判断して本当、今の娘達は騙されやすいわね。
それにしても社長に迫った事、何故知ってるのかしら?社長自ら言う訳でもないだろうし…。)」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/11 21:53:57    (Q2ovRtVW)
「黒木が反対?インストラクターの統括は任せてはいるけど、彼女に人事権はないよ。
入社後の異動等の最終的な人事権は堂本課長(人事部長兼務にしましょう)にあるからね。
それと寮の件だけど、今ちょうど空き室はあるはずだし、井ノ上さんもここから毎日通勤するんじゃ大変だろうから、井ノ上さんがよければ、入社前でも引っ越しして貰っていいから。」
再度コーヒーフラペチーノを吸ってから、
「黒木の件に戻るけど、入社面接では彼女の刺々しい態度、内心閉口してたんじゃない。
彼女仕事はできるんだけど、可愛い子や綺麗な子に嫉妬心?が強くてね(苦笑)
たまに他のインストラクターから苦情が入って、少し困って…あ、この話は絶対内緒だからね。」
そう言いながら中身が四分の一ほど残って、表面に水滴の付いたコーヒーフラペチーノのカップを掌の中で弄んでいる亮平。
「さっきの寮の話だけど、早く引っ越す気があるなら堂本課長に部屋のクリーニングを頼んでおくから連絡して。(確認の段階で盗聴機・盗撮機を仕込むのかなぁ)」
そう言って自分の名刺を一枚取り出し、裏面に自分の携帯番号を書いて渡す亮平。

残っていたコーヒーフラペチーノを、ズズッという音と共に飲み干した亮平は立ち上がり
「じゃ井ノ上さん。俺そろそろ帰るから。○月から宜しくね、期待してる。それと柱の影からさっきからこっち伺ってる、彼……渡辺照君だっけ…にもよろしく言っておいて(笑)」
飲み終わったカップを分別して店内のゴミ箱に捨て店を出た亮平は、
胡々希と、柱の陰に隠れている積りの渡辺照に、軽く手を挙げて改札の中へと入っていく。


ジムから帰って来て荷物を置いた黒木は、まず更衣室に行き鏡の前で着ていたものをすべて脱ぎ捨て、全裸になる。
「あ~疲れた。。今日の客はおじさんとおばさんばっかり…目の保養にもなりゃしない…早く大西君入社してこないかな…その前に〇〇日のウェアと水着の採寸及び撮影ね。井ノ上って小娘のこといびりたおしてやるんだから……あ~このおっぱい大西君に揉んで欲しいわ……」
そう独り言を言いながら、両方の乳房を添えた両手で持ち上げ、手に少し力を入れ揉む黒木。
少しの間続けている黒木の唇の隙間からは、小さな甘い声が漏れ始める。



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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/11 09:03:34    (zw028nVI)
船見愛子に対しても相手の男性に対しても、胡々希に対しても誤魔化す事なく焦るでもなく淡々と事実だけを話す亮平。
お互いに頼んだフラペチーノを持ち愛子達とは少し離れた場所、窓に面した二人用のソファ席しか空いてなかった。


レジ前に二人で並び、注文を終えると、しばらくして注文した品物が出来上がる。品物を持って窓際の席に二人で並んで座る。
社長の威厳も何もあったもんじゃないよね。と亮平が苦笑しながら彼女が誰だか教えてくれ、私が薦めたコーヒーフラペチーノを一口ストローで吸ってから質問がないかを聞いてくる。
私もチョコレートフラペチーノをストローで一口飲んでから。
「堂本人事部長が一号店のプライベート会員様担当になったら寮と仰ってましたが今の話だと私に任せて頂けるとの事ですのでいつぐらいに引っ越しとなるんでしょうか?
大変光栄なのですが新人の私にプライベート会員様担当と言うのは黒木インストラクター長が反対されるのではないのですか?」
思った事を有りの儘に話す、女性の嫉妬は怖い事は重々分かっているしそれも自分の地位を脅かされないか戦々恐々としている場合は酷い物となる事も知っている。

「(心の声(全く照君、外から様子を覗うくらいなら堂々と中に入ってくればいいのに…、お店の前をウロウロして…。
社長が気づかないといいのだけど…、仕事柄、人の顔覚えるの得意だろうしさっきの出来事で絶対、照君の顔覚えてるよね…。))
ハァ〜……、あっ、すみません、折角お話聞いて頂いてるのに溜息なんて吐いてしまって…。
……一般論としてお聞きしたいのですが男性は自分と同じくらいの身長の女性に劣等感みたいな物を覚える事ってありますか?」


大西にも◯日に採用通知メールが届き◯◯日にウェアと水着の採寸及び撮影があると書かれている。
大西「多分、井ノ上さんも採用されてるだろうな〜、新卒採用か、俺は同業他社からの中途採用だから解るが
あのオバさん(黒木)に虐められるだろうな、そして俺は狙われてる。笑
オバさん、エロい目で俺の事見てたしな、欲求不満か!っの、面接会場で股間見てるってあり得ねぇー。
身体は良さそうだけど性格に難有り、どうせやるなら井ノ上さんだよなー、でも多分社長が狙ってる気するしお溢れ頂くぐらいにしとくか。
兎に角、オバさんはなしなし、まぁ、貢がせるってのは良いかもな。」
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