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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
削除依頼
2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/12 15:52:21    (YtSrxS9x)
ストレッチと朝のルーティンをしてから堂本部長に連絡をし社長に確認次第、折り返しが来ると聞いていた。
「昨日の社長の言っていた、身長差、気にする気にしないは人によりけりと言ってたよな〜。
照君は気にする人…、気にしない人もいる。」

考えていると大学の友達から電話が入る。
「胡々希、決まった〜、中学の母校になるから地元に戻っちゃうけど隣の県だから休みの日に会おう〜。」
「おめでとう〜、よかったね、先生だね。笑
私も採用決まったよ。」
「いやだァ〜、先生だなんて、胡々希は前話してたスポーツジム?」
「そうそう、佐久間スポーツジム、昨日メールが届いてね。デート前、偶然社長に会って色々お話させてもらったんだ。」
一号店改装後、一号店でトレーナーとして勤務。
まだ数少ない従業員だから受付などもする、特別会員向けのプライベートレッスンだから寮に入る事。
それから渡辺照の話。

「あ〜、渡辺君、悪い人ではないと思うよ〜、でも胡々希に劣等感みたいなの持ってるでしょ、身長とか
あと正直、少し卑屈だし…、胡々希には言い難かったけど…、寮に入るって事は渡辺君と少し距離取るって事でしょ?」
「一度お互い冷静になった方がいいからね、社会人になれば少しは自信も付くんじゃないかな?とも期待してるんだけどね。」
「周りが大人ばかりで今まで自分は優秀だと思って生きてきた渡辺君が耐えられるかな?」
「ごめん、照君、優秀って自分で言ってたの?」
「あっ!もう良いか、隠しててもなんだからぶっちゃけるね、胡々希は渡辺君の大学と将来性で選んだって言ってたよ。
てか、胡々希、悪い事言わないから別れた方がいいよ。」
「大学、将来性ね、えっ?何で?」
「渡辺君の大学の私の男の幼馴染から聞いたんだけど…、「彼女、体エロいし俺が上手いのかヤル度に何度も」って言ってたって。
ほら、前に学校帰りジョギングしながら帰った時に会った幼馴染ね。」
「へぇ~、そんな下世話な事、言ってたんだ。
伝言、痴話喧嘩に使って申し訳ないけど機会があったら幼馴染の人に会う度に求められてそればっかりしか頭にないのかな?って
最近、私が呆れてた話ししてくれないかな?」
「えっ?会う度に?呆れた〜、彼女をなんだと思ってるのかね。」
「それにさ、偶然社長に会ったって言ったじゃん?その時にだって照君、失礼な事して……。」
と、一時間ほど長電話をし電話を切ると着信メールに気づく。

「わっ、社長からだ。(心の声(体の心配とハウスクリーニングの事だ。
入社前の入寮だけでも有り難いのにジムに通うのに社割まで使わせてもらえるんだ…、お礼しないと失礼かなぁ…))」

メール
【井ノ上胡々希です、ご連絡ありがとうございます。
体の方ですが堂本部長に連絡させて頂く前に入念にストレッチし全く痛みなどありませんでした。
また入寮日ですがハウスクリーニング終わり次第と言う事でよろしいでしょうか?
それから入社前に寮まで使わさせて頂くのにジムの方まで社員割引にして頂くのは些か心苦しく思いますが
お言葉に甘え利用させて頂こうと思います、その分、トレーナーとして働き始めたら存分に私の力では不足かと思いますが存分に発揮させて頂こうと思います。】
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/12 14:31:43    (cuekxovs)
入線してきた電車に乗って空いていた座席に座った亮平は、先程の胡々希との会話を思い出している。
(心の声:男と女の身長差かぁ…自分が身長大きい方だから実際のところはよくわからない、人によるんじゃないかなって答えたけど、井ノ上さん納得したかな…もしかして彼氏、渡辺照君だっけ…彼との身長差で悩んでる?彼女がヒール履いてたのもあるだろうけど、身長同じくらいだったもんな。彼から何か言われてるのかな?)

翌朝ジムに出社してきた亮平を見つけた堂本
「おはようございます、社長。朝一で井ノ上胡々希さんから電話がありまして、寮に入寮希望とのことです。
できればなるべく早く、入社前でも入寮可能でしょうかと聞いてきたので社長に聞いておきますと、答えておいたのですが、いかがしましょうか?」
「そう……じゃあ堂本君お手数かけるけど、部屋のハウスクリーニングとか特急でやって貰って、なるべく希望に添えるように、してあげてくれるかな。
(心の声:せっかく携帯番号教えたのに、やっぱり社長相手じゃかけにくいか……)
そうだあとインストラクターの部屋なんだから、全身鏡くらい必要でしょ。それも用意しといてよ。ハウスクリーニングとか終わったら、井ノ上さんに連絡する前に報告して。確認するから。」
「分かりました。
(心の声:社長、嫌に熱心だな。もしかして井ノ上君の事狙って…彼女可愛くて綺麗だもんな。俺だって妻がいなかったら……俺はなんてこと考えてるんだ……)」

社長室へ戻った亮平
デスクの上には求人時に提出して貰った、井ノ上胡々希の履歴書が載っておりそこには現住所・携帯番号・連絡先(メールアドレス)も記載されており、添付された写真は天使のような笑みを浮かべている。
「昨日携帯番号と共に、スマホのメールアドレスも伝えておいたから、未読で削除されることなんてないよな…」
そんなことを思いながらメーラーを立ち上げ井ノ上胡々希へのメールを書き始める亮平

メール
【井ノ上さん、佐久間スポーツジムの佐久間亮平です。
昨日は本当に失礼しました。痛みが出てるところなど無いですか?
今朝出社して堂本課長から入寮希望の件聞きました。
ハウスクリーニング等が完了しましたら、追って連絡があると思いますので、井ノ上さんの引っ越し期日が分かったら連絡ください
当社の売り上げにもなりますし、休みの日とかに当ジムに通っていただくことは大歓迎です
それと社員割引等もありますので活用してください】

「流石の昨日の今日で電話はいきすぎだよな。
こういうことは相手に警戒されたらそこで終了だからな。
慎重すぎるくらいの方が(笑)
俺がフリーになったことは、期せずして昨日彼女の目の前で証明できてるし、彼女もちょっと彼氏との距離に隙間開き始めてるみたいだし。
第一のターゲット日は引っ越し当日かな。。」

時間は少し遡り前日の女子シャワー室
他の女子トレーナーもウェアを脱ぎ、全裸になってシャワー室に入っていく。
一番奥のブースのカーテンが閉まって、そこからシャワーの音がい聞こえてくるので、黒木はそこでシャワーを浴びているのであろう。
「おばさん一番奥で浴びてるみたい。」
「じゃあ一つ空けて、ここで一緒に浴びましょうよ。」
「なんで貴女と一緒に浴びなきゃいけないのよ。男と一緒ならまだしも(笑)」
「やだ~エッチなんだからもう……やめてったら、おっぱい触らないで…(笑)」

シャワーの音に紛れて自慰の続きをしていた黒木だったが
「うるさいわねもう……やっぱり会社じゃ無理か」
そう呟くとシャワーを止め、身体を拭き、わざと足音を大きく立てながら、シャワー室を出ていく。

「ねぇ今の聞いた?かなり苛立ってたわねおばさん。」
「何してたのかしらね(笑)もしかして自分で慰めてたりして(笑)」
「やだぁ~まさか(笑)」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/12 08:03:06    (YtSrxS9x)
「そうなんですね、インストラクター長の役職があるので意見を取り入れると思ってました、失礼しました。
嫉妬深い方、どこにでも居ますよね。(苦笑)
失礼な言い方になってしまうと思いますが黒木インストラクター長、
私くらいの年齢の時、話題の中心にいらっしゃってそれを皆良しとしていたのではないでしょうか?
見罷ってしまった祖母が言っていましたが一番いい思いをした経験をした事は中々忘れることが出来ないから胡々希も気をつける様にね。と。
私、祖父母に育てられ、あっ、決して嫌な思いはしていませんが父母が居る友人が羨ましかったです。
堂本部長は総務、人事と色々忙しいんですね、そんな方に負担をかけるのは…、とも思いますが((心の声)照君を寮に入れられない口実も作れるし…、でもきちんとお別れしないとよね。)
ジムに通いたい勉強したと思っているので寮、お願いしたいと思います、あっ、勿論、会費はお支払いします。
あの寮って全身映す大きめの鏡ありますか?リズム体操の振り付けを考える時に有ると有り難いんですが…、無ければ今ある自宅の鏡を持っていきますが
何分、大きいので引っ越し代などが……。
マシンの使い方は少しは知っています、水泳はバリバリ泳げる訳ではありませんが一般の方より泳げます。
それと人命救助も習いましたが…、人形以外ではしたことありませんが落ち着いてすれば問題ないかと思います。
エアロビクスですが出来ない事はないのですがリズム体操と言ってゆっくり体を動かし振り付けを覚える。と言う物をしていました。
覚えた頃に他のリズム体操に変更すると頭の体操にもなるのでそちらを専攻していました。
祖父母の為に覚えたのですが役立ててることが出来なかったのでこの知識を活かしたいとの思ってるんです。」


片手を上げ、立ち去る亮平を口を大きく開け見送る渡辺。
渡辺「えっ、あっ…。(あのおやじ俺が見てるの解ってるのに胡々希ちゃんとお茶してたのか!)
あっ、胡々希ちゃん、何であんなおやじとお茶してるんだよ!」

頭を振り悲しそうな目で渡辺照を見る。
「謝罪したら、デート邪魔したお詫びにお茶しただけそれに今後の就職した時のお話もしたの。」
渡辺「なら今か…」

言葉をかぶせるようにして
「今日は照君と話す気分になれないの解ってもらえないかな?」
渡辺「胡々希ちゃん、俺、胡々希ちゃんの事、大好きだから一緒に居たいんだよ!!何で解ってくれないんだよ!」
「照君は自分の気持ち…ううん、もっと言えば欲望を私に押し付けてるよね?
断っても断っても、好きならいいでしょ、私が居酒屋じゃないところがいいと言っても結局は居酒屋さん。」
渡辺「あのおやじだって胡々希ちゃんが嫌いなコーヒ…。」

また言葉をかぶせる。
「◯◯バなら誰に見られても誤解する様な場所じゃないから私が誘ったの!
私、チョコレートフラペチーノ好きなの!前から言ってたよ、照君、私の何を見てたの?
これ以上、話したくないから帰るよ。」
渡辺「待って…、なんだよ、俺の気持ちだって解っ…、そうか、あした、電話で謝らないとな。
おれ胡々希ちゃんの気持ち考えてなかったかも知れないな。」



更衣室で全裸になり身体を弄(まさぐ)っていると他の女性トレーナー達が入ってくる。
黒木「(心の声(不味いわ、このままシャワー室に……。))」
「あれ?下着とウェアが落ちてる。」
「あー、どうせまた黒木さんよ。」
「確かに前の時も黒木さんのだったもんね。」
「それにしてもだらしなく無い?」
「あーね、オバさん、ヤバいよね。」
「言えてる〜、社長の前で全裸事件だって「この身体見ても抱きたくないの?」って話し有名ってか申し送りでヤバいオバさんって周知されてるからね〜。」
「えっ?その話、私知らない!マジで社長に迫ったの?全裸で?あり得ない〜、よく社長も役職つけてるよね。」
「仕方ないんじゃないの?腕だけは一流だしそれに役職付けたの会長だよ。」
「会長なんだ、それはそうと事務職の娘に聞いたんだけど今年度男女一名ずつ入社前させるんだって
その男性の方が中々のイケメンらしいよ、それから他ジムでトレーナー経験者だって。」
「じゃあ、その男性がインストラクター長?」
「どうだろうね、そもそもさ、黒木さんがインストラクター長っての一応は納得出来るけど
諸々の事務作業、事務職の娘に押し付けてるんだよね。」

「女性の方は?」
「井ノ上胡々希、メッチャ可愛いみたいだしスタイルいいし有りよりの有りくらいメッチャ可愛いって履歴書見たって言ってたよ。」

「((心の声)何ですって!あの小娘め、全く見た目だけで判断して本当、今の娘達は騙されやすいわね。
それにしても社長に迫った事、何故知ってるのかしら?社長自ら言う訳でもないだろうし…。)」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/11 21:53:57    (Q2ovRtVW)
「黒木が反対?インストラクターの統括は任せてはいるけど、彼女に人事権はないよ。
入社後の異動等の最終的な人事権は堂本課長(人事部長兼務にしましょう)にあるからね。
それと寮の件だけど、今ちょうど空き室はあるはずだし、井ノ上さんもここから毎日通勤するんじゃ大変だろうから、井ノ上さんがよければ、入社前でも引っ越しして貰っていいから。」
再度コーヒーフラペチーノを吸ってから、
「黒木の件に戻るけど、入社面接では彼女の刺々しい態度、内心閉口してたんじゃない。
彼女仕事はできるんだけど、可愛い子や綺麗な子に嫉妬心?が強くてね(苦笑)
たまに他のインストラクターから苦情が入って、少し困って…あ、この話は絶対内緒だからね。」
そう言いながら中身が四分の一ほど残って、表面に水滴の付いたコーヒーフラペチーノのカップを掌の中で弄んでいる亮平。
「さっきの寮の話だけど、早く引っ越す気があるなら堂本課長に部屋のクリーニングを頼んでおくから連絡して。(確認の段階で盗聴機・盗撮機を仕込むのかなぁ)」
そう言って自分の名刺を一枚取り出し、裏面に自分の携帯番号を書いて渡す亮平。

残っていたコーヒーフラペチーノを、ズズッという音と共に飲み干した亮平は立ち上がり
「じゃ井ノ上さん。俺そろそろ帰るから。○月から宜しくね、期待してる。それと柱の影からさっきからこっち伺ってる、彼……渡辺照君だっけ…にもよろしく言っておいて(笑)」
飲み終わったカップを分別して店内のゴミ箱に捨て店を出た亮平は、
胡々希と、柱の陰に隠れている積りの渡辺照に、軽く手を挙げて改札の中へと入っていく。


ジムから帰って来て荷物を置いた黒木は、まず更衣室に行き鏡の前で着ていたものをすべて脱ぎ捨て、全裸になる。
「あ~疲れた。。今日の客はおじさんとおばさんばっかり…目の保養にもなりゃしない…早く大西君入社してこないかな…その前に〇〇日のウェアと水着の採寸及び撮影ね。井ノ上って小娘のこといびりたおしてやるんだから……あ~このおっぱい大西君に揉んで欲しいわ……」
そう独り言を言いながら、両方の乳房を添えた両手で持ち上げ、手に少し力を入れ揉む黒木。
少しの間続けている黒木の唇の隙間からは、小さな甘い声が漏れ始める。



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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/11 09:03:34    (zw028nVI)
船見愛子に対しても相手の男性に対しても、胡々希に対しても誤魔化す事なく焦るでもなく淡々と事実だけを話す亮平。
お互いに頼んだフラペチーノを持ち愛子達とは少し離れた場所、窓に面した二人用のソファ席しか空いてなかった。


レジ前に二人で並び、注文を終えると、しばらくして注文した品物が出来上がる。品物を持って窓際の席に二人で並んで座る。
社長の威厳も何もあったもんじゃないよね。と亮平が苦笑しながら彼女が誰だか教えてくれ、私が薦めたコーヒーフラペチーノを一口ストローで吸ってから質問がないかを聞いてくる。
私もチョコレートフラペチーノをストローで一口飲んでから。
「堂本人事部長が一号店のプライベート会員様担当になったら寮と仰ってましたが今の話だと私に任せて頂けるとの事ですのでいつぐらいに引っ越しとなるんでしょうか?
大変光栄なのですが新人の私にプライベート会員様担当と言うのは黒木インストラクター長が反対されるのではないのですか?」
思った事を有りの儘に話す、女性の嫉妬は怖い事は重々分かっているしそれも自分の地位を脅かされないか戦々恐々としている場合は酷い物となる事も知っている。

「(心の声(全く照君、外から様子を覗うくらいなら堂々と中に入ってくればいいのに…、お店の前をウロウロして…。
社長が気づかないといいのだけど…、仕事柄、人の顔覚えるの得意だろうしさっきの出来事で絶対、照君の顔覚えてるよね…。))
ハァ〜……、あっ、すみません、折角お話聞いて頂いてるのに溜息なんて吐いてしまって…。
……一般論としてお聞きしたいのですが男性は自分と同じくらいの身長の女性に劣等感みたいな物を覚える事ってありますか?」


大西にも◯日に採用通知メールが届き◯◯日にウェアと水着の採寸及び撮影があると書かれている。
大西「多分、井ノ上さんも採用されてるだろうな〜、新卒採用か、俺は同業他社からの中途採用だから解るが
あのオバさん(黒木)に虐められるだろうな、そして俺は狙われてる。笑
オバさん、エロい目で俺の事見てたしな、欲求不満か!っの、面接会場で股間見てるってあり得ねぇー。
身体は良さそうだけど性格に難有り、どうせやるなら井ノ上さんだよなー、でも多分社長が狙ってる気するしお溢れ頂くぐらいにしとくか。
兎に角、オバさんはなしなし、まぁ、貢がせるってのは良いかもな。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/10 23:38:43    (l8Of5HoX)
「ここら辺そんなに詳しくないから、井ノ上さんに任せるよ。
亮平心の声:彼女お酒と珈琲は苦手と。好みは覚えておいて損はないからな。」
胡々希に連れられて〇〇バに行くと、そこには船見愛子が男とおり、お互い新しい恋人ができたみたいだしと、別れを切り出してくる。亮平がいい女には見境なく手出しするような言葉を添えて。
「酷いな、人を野獣みたいに言って……そうだ船見さん(わざと姓呼び)、お互いもう冷え切ってたことだし、良い機会だから別れようか。
貴女には素敵な新しい彼氏もできたみたいだし後腐れ無くね。
それと彼女は今度働いてもらう新入社員だよ。
そこでばったりと会って、せっかくだからお茶でもって、ここに来ただけで君が勘ぐっているような仲じゃないよ(他には聞こえないような小声で、今はね)船見さん、じゃあ失礼。」

レジ前に二人で並び、注文を終えると、しばらくして注文した品物が出来上がる。品物を持って窓際の席に二人で並んで座る。
「ごめんね、さっきは見苦しいところ見せちゃって……恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいだよ。あんなじゃ社長の威厳も何もあったもんじゃないよね(苦笑)」
「さっきの彼女船見愛子さんは、言っていたように当ジムの従業員で二号店の受付業務をしてもらってる。井ノ上さんには一号店の会員特別メニューの対応して貰おうと思ってるから、直接顔合わせることは少ないと思うけど……インストラクターが欠員してて会員対応が無い場合には、井ノ上さんにも二号店に出向いてもらうことがあるかも知れないからね。」
胡々希に勧められた、コーヒーフラペチーノを一口ストローで吸ってから
「失礼、俺だけ話しちゃって……聞きたいことがあればってことで、誘ったんだったね。井ノ上さん、何か聞きたいことある?」


「胡々希ちゃん、あんなに怒らなくてもいいじゃんか。俺も確かに少し軽率なところあったかもだけど…今日は久しぶりにやれると思って期待して来たのに……」
胡々希が走り去った後暫く呆然としていた照だったが、力なく駅の方角に歩いていく。
途中ビル影で熱いキスを交わす男女カップルを見つけた時は
「くそっ、こんなところで…見せつけやがって……いいなぁ、俺もキスしたかったよ。」
と心の中で毒付いていた。
駅ビルの中の〇〇バの前を通りかけると、店内に胡々希と佐久間と名乗ったおやじが並んで話しているのを見つける。
「胡々希ちゃん……まさかあのおやじと……あのおやじもおやじだよ、俺の誘いは断ったくせに…店入って問い詰めてやろうか…」
そう思う照だったが、そんな勇気は持ち合わせていない。


ウェア会社の営業担当者は黒木との電話を終えて考え込む。
「黒木さん、新素材のサンプルが欲しいとか何考えてるんだろう。
スポーツジムじゃ使うところ無さそうだけど……まぁいいか、商売に繋がれば売り上げ上がって、俺の営業成績も上がるんだから。」

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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/10 20:03:01    (rbBpI2Oe)
ハンドタオルを渡され頭を下げ汗を拭く。
「洗濯してからお返しします、ありがとうございます。」

カバンにフェイスタオルが入っていたがなぜかハンドタオルを借りてしまった。
「…デートだったんです、うん、デート…。
私、お酒って好きじゃないんですよ、ビールって苦いしサワーはジュースみたいなんですけど翌日、気持ち悪くなっちゃって……。
それなのに照君は居酒屋に行きたがるし………、その後も………、すみません、こんな話するつもりなかったんですけど何だか安心してしまって……。
◯◯バでいいですか?私、珈琲飲めないんですよ。
◯◯バならフラペチーノのがありますし誤解されない場所と思いますので…、依怙贔屓とか言われないと思いますが勿論、内緒にします。笑」
少し頬が綻び笑顔を見せる。

二人並び◯◯バへ、行くと愛子が友人と来ていた、と言うかデート?
愛子「亮平さん、偶然ですね、デートですか?
私もです、ご覧の通りなので今後は社長と従業員としてお願いします。」
「えっ?えっと…、社長?……デートではありませんよ?(愛子に。)
今年度採用された井ノ上胡々希と申します、ジムに勤めてる方なのですね。
以後お見知り置きを…。」
愛子「私、船見愛子と言います、ジムで受付業務をしていますが社長の恋人でした。
お互いマンネリ化してましたし丁度いいので別れられたらと思ったんだけど…、デートじゃないのね。」
「はい、デートではありませんよ、…別れる前にデート、恋人候補を作るのは不誠実ですね。
社長はよろしいのですか?」
愛子「亮平さん、本当にデートじゃないの?貴男が嘘を付くとは思えないしただこの娘の事は私は知らないし…。
こんなスタイルいい娘に貴男が手を出さないとかあり得ないのよね〜。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/10 17:27:22    (l8Of5HoX)
駅構内への階段を昇ろうとしかけたとこで、佐久間社長!と呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り向くと少し離れた所から小走りに走って来る、井ノ上胡々希の姿。
歩みを止め待っているとすぐに追いつき謝罪してくる胡々希。
「井ノ上さん、さっきのことなら気にしないでいいのに…それより彼の事置いてきちゃって大丈夫なの?これから飲みに行くんでしょ(若いんだからその後はお決まりのコースだよな勿論(笑))。」
胡々希の答えを聞きながら、下げていたビジネスバックから一枚のハンドタオルを取り出し胡々希に渡す亮平。
「そうか…誘い断って悪かったかな?でも先ずはこれで汗拭きなさい。」

胡々希が一息つくのを待ってから、
「コンビニ前でぶつかったばかりに、折角のデートの予定が無くなっちゃって悪かったね。……そうだ、一時間くらいならそんな遅くならないだろうから、お詫びってわけじゃじゃないけど、お茶でも飲みに行く?折角今度うちの会社に入ってくれるんだし、聞きたいことがあれば答えられる範囲で答えるよ。あっ、えこひいきだとか言われちゃうから、入社しても社内の他の皆には内緒にね。」


電話を終えて部屋を出た黒木はそこに堂本がいるのに気が付く。
「あら、堂本課長。いいところで会いましたわ。新入社員の〇〇日の研修の件なんですけど、より体にフィット出来て動きやすい方がいいかと思いまして、誠に勝手ながら、ウェア会社に採寸に来ていただけるよう、今連絡しました。
事後報告になってしまって申し訳ありません。
黒木心の声:これでウェア会社との会話全部聞かれていたとしても胡麻化せるわよね。角度によって透ける新素材については、サンプル下さいとだけしか言ってないし。」
「わかりました。ご連絡ありがとうございます。じゃあ、採寸の時間も考慮して、応接室も押さえておきましょうか。二か所でやった方が早いですからね。」
「そうですね。応接室の追加予約は、グループウェアで私の方でしておきます。
黒木心の声:これで予約名称を適当に書いておけば、全裸採寸中に社長を呼び出すことも可能っと(笑)」
「そうですか、それじゃ宜しくお願いしますね。
堂本心の声:黒木さんが自分でやっとくって言うなんて珍しいな…いつもはトレーニングの事以外は、ほんの些細なことでも頼んでくるのに。何か企んでる?まさかそんなことは……考えすぎ考えすぎ(笑)」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/10 06:33:07    (rbBpI2Oe)
渡辺「何も抱き合う事ないだろ!」
「照君!さっきも言ったけど倒れそうになったから支えて助けてくれただけだよ!
大体、こんな大通りで人と抱き合う趣味、私にはないわ!」
渡辺「疚しい事があるから俺の誘い断ったんだろ、あの社長は!それに胡々希ちゃん、またヒール履いてるの?俺、嫌だって言ったよね?」
「あのさ、社会人相手にこの時間から飲みに誘うなんて何を考えてるのよの!私達はまだ学生だから大丈夫だけど
日を跨がせるなんてとても失礼なことよ、…後日、社長に謝罪しないといけないわ。
ヒールだって履きたい日もあるよ、ずっと照君に合わせなきゃならないの?」
渡辺「大丈夫だろ、怒ってる様に見えなかったしそこまで胡々希ちゃんも怒る事ないんじゃない?
俺と一緒じゃない時に履けばいいじゃん!」
「何で私が履きたいと思った時に好きな物を履けないの?ずっと合わせてきたよね?
今日は採用通知が来たから嬉しくて照君にも知らせたくてお洒落して来たんだよ!
これからお世話になる会社なんだよ?これで印象が悪くなったらどうするのよ…。
照君だって入社前の会社の社長に飲みに行きましょう〜、なんて誘えるの?
照君、悪いけど今日話す気になれない、このまま帰るわ。」
渡辺「確かに社長、誘えないな…、ごめん。
えっ?胡々希ちゃん、今日飲んだ後、(ホテル)行くんだったよね?」
「……照君、どこまで私の事、逆撫でさせれば気が済むの?呆れた……。」
渡辺「胡々希ちゃん、待ってよ!」手首を掴む。

「離してくれないかな?私、本気で怒ってるんだよ?私、彼女だよね?それがホテルに行きたいからって…、手離してよ。」
「胡々希ちゃん…。」
渡辺照とその場で別れ、亮平の向かった方向に小走りすると亮平の後ろ姿を発見。

「社長、佐久間社長!」追いつくと謝罪する。
「恋人が失礼な言動をし申し訳ありませんでした。」
最敬礼の角度で頭を下げ、頭を上げ顔を見上げ。

「これからお世話になると言うのに大変失礼な事をしてしまいました。」
もう一度頭を下げる。


堂本「黒木さん、遅いな…?」
応接室に向かうと会話が漏れ聞こえてくる、どうやら勝手にウェア会社に連絡をしている様で新素材の角度によっては透けてしまう素材の事も話している。

堂本「全く黒木さんは…(心の声(井ノ上さんに恥をかかされたと思って嫌がらせをしようとしてるな…、ウェア作らせてもそのまま回収して社長に渡すしかないな。
作りさえすれば社長に没収されても満足するだろうし、その前に試着させてしまうだろうがその辺りは井ノ上さんには悪いが
我慢してもらうしかない、どうせ女性だけでの試着になるだろうからな。))」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/09 23:13:17    (UE7XVDfn)
「井ノ上さん……本当に申し訳なかった、怪我はなかったかい。」
そう言った時に男の声が聞こえてきて、それに対して胡々希が答えている。
胡々希をしっかりと立たせ終えてから、支えていた腕を離す亮平。
声の男が胡々希を守るかのように、少し前に立ってこれから飲みに行くけど一緒にどうかと…
誰?という感情をこめて、胡々希を見るとその視線の疑問を感じ取ったかのように
「俺は渡辺照、彼女の井ノ上胡々希の男っす。」
精一杯粋がった様子で話す渡辺という男。
男という言葉を持って、俺達は肉体関係があるんだぞと言いたいのであろう。

「亮平心の声:彼女男もちか……彼氏から女奪うって考えただけで燃えるな。流石に社員に手を出すのは…でも見れば見るほどいい女だよな。あいつ(船見愛子)とはもうご無沙汰だし……」
そんなことを思いながら口から出た言葉は、
「そうですか。申し遅れましたが私〇〇県でスポーツジムを経営している佐久間亮平といいます。井ノ上さんには今度当ジムで働いてもらうことにいたしました。折角のお誘いですが、この時間からここで吞むと帰りつくころには日を跨いでしまいます、なによりお二人の邪魔をしては悪いですから、今日のところはお暇します。」
井ノ上胡々希の方を見て
「井ノ上さん、今度から宜しくお願いしますね。期待してます。今日はお二人で楽しんでください。じゃあ、渡辺さんもここで失礼します。」
そう言い二人に軽く会釈すると駅に向かい歩みを進める亮平。
後から胡々希を問い詰める渡辺照の声が聞こえてくる。

「彼女ああいう男が趣味なのか?あっちは満足してるのか?身長はヒールを履いた彼女と同じくらいだから、男の平均身長よりは小さいし、何分にもヒョロかったな。本当は従業員に手を出すのはご法度なんだが、それを破って手を出してみるか。逞しい男を知ったら彼女どうなるかな(笑)」
今亮平が自分でも気が付いていない寝取り癖に、小さい火が点いた。

黒木電話の続き
「採寸の件はどうぞよろしくお願いします。後このまえ教えていただいた新素材、切れ端でいいのでサンプルとかございましたらいただけますでしょうか。」
電話を終え黒木
「体育でスポーツ健康科学科とやら専攻してきてるんだから、レオタード着るときはVIOのムダ毛処理が必要ってことくらいは、わざわざ言わなくても知ってるわよね。ぼうぼうのまま来てくれればそれはそれで楽しいんだけど、流石にそれは期待できないわよね(笑)」


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