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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
削除依頼
2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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58
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/28 23:14:10    (qzNsPmGr)
「そうだな、冷やしすぎると今度は風邪ひいちゃうからね。じゃあ、俺が抱き上げてここから出すから、目黒はサポートして。勝ちゃん悪いけど更衣室にガーデンチェア用意してくれるかい。そこで落ち着くまで座らそう。」
立ち上がるとまだふらふらして足元がおぼつかない胡々希を、目黒と二人何とか水風呂から出して、更衣室に抱いていき菊池が用意したガーデンチェアに座らせる。
「目黒、バスタオル井ノ上さんにかけてあげて。」

目黒「はい。井ノ上さんこれ使って。何枚か貰ってきたから足らなかったら言ってね。(心の声:この子おっぱい大きいな。それにさっき水風呂から出す時腕にちょっと触れちゃったけど、柔らかい中にも少し硬さ残ってて、経験はあるのかな……そう言えば、こんなこと考えるのどれくらいぶりだろ。」

少し落ち着きが見えたところで胡々希に対して「どうして男性用のサウナ室にいたの?」と確信の質問を発する。
亮平そして目黒も胡々希の口が開くのを待っている
菊池の質問に対して、逡巡しながらも
・黒木から社長がサウナに忘れ物をしたみたいなので見てきてくれないかと頼まれたこと。
・サウナ室に見に行ったが何もなかったこと。
・サウナ室から出ようとしたら扉が開かずに出られなかったこと。
・気が付いたら社長たちに助けられていたこと。
をつっかえながらも、少しづつ答えていく胡々希。

「そうか黒木がサウナ室にね……俺たちが井ノ上さんを発見したときにはブラシの柄がつっかえ棒みたくなっていて、中からじゃ開かなかったんだろ。ブラシまで黒木のせいっていう証拠はないけど、面接時の言動や今日の行動見てると、そこまではと思いたくはないけどってところかな。目黒、悪いけど社長室にいる女性事務員一人にこっち来るように言ってくれる?で、お前はそのまま社長室で黒木の事見張ってて。」

社長室に戻る黒木、変わりに女性事務員が更衣室扉の外から声をかけてくる。
「ごめん入ってくれる。」
おずおずと入って来た女性事務員に
「俺と菊池さんで彼女支えて女性更衣室に連れて行くから、〇〇さんはガーデンチェアとバスタオルとか持って来てくれるかな。で、井ノ上さんが落ち着くまで、付き添ってあげててよ。井ノ上さん、落ち着いて服着替えたら、今日は寮に戻っちゃっていいからね。」


社長室
戻った目黒に対して黒木が
黒木「サウナ室に倒れてたんだって、小娘。何やってるんだかもう、みんなに迷惑かけて。」
目黒「心の声:黒木さんあんたじゃないのか?井ノ上さんをサウナに閉じ込めたの。」
黒木を睨むように見る目黒
黒木「何睨んでるのさ目黒…言いたいことがあるなら言いなよ。」
そんなところに亮平が戻ってきて
堂本・大西・女性事務員「「「社長、井ノ上さん大丈夫なんですか?」」」
異口同音に亮平に問いかける三人。黒木は言葉を発しない。
「ああ大丈夫だ、今〇〇さんに付き添って貰ってる。」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/27 19:04:22    (ChtAHZzQ)
口移しからの水分補給、コクっ、コクっと数口飲むと頬に冷たい物が触れる。
ペットボトルを口元に持ってこられコクっ、コクっ……と飲んでいく。
亮平の呼ぶ声に反応して。
「は…い…、いの……、ノ上です……。」
菊池「亮ちゃん、大丈夫そうだね。
(心の声(ヤバッ!この姉ちゃんのケツ、ウェアの上からなのにぱっつんとした張りがあるし
ケツの形も丸くて…、直見してぇよ。))」

目黒は受付でウェアとバスタオルを受け取り、事務室に寄り胡々希が見つかったと堂本部長、大西、黒木、もう一人の事務員が戻ったら伝え事務室で控えている様に伝え
スパ&サウナへと戻るとその頃には水風呂の中でガーデンチェアに座る胡々希が居る。
「ご心配お掛けしましてすみません…、何故だが解りませんがサウナ室のドアが開かなくて……。」

肌に張り付いたTシャツ、ウェアが臍上まで捲れ、スポーツブラもずり上がってる事に気付き手で直すが……。
(心の声(少し見えちゃったかなぁ?目黒さんも社長も…、とこの方はどなたかなぁ?
社長と親しげだし知り合い?会員さん?))

目黒「井ノ上さん、立てますか?」
フルフルと頭を振り
「まだ難しそうです。」
菊池「亮ちゃん、冷やし過ぎも良くないよな?」
「もう少しお水を飲めば…大丈夫かと思います。」
目黒「無理は駄目です、倒れられたら今度は頭を打ってしまうかも知れませんから
社長、更衣室まで井ノ上さんを……。」
菊池「それにしても井ノ上さん?は何で男性用のサウナ室に?」
「それは……。」

事務室に黒木と大西が戻り事務員の前で黒木が大西の腕をベタベタと触っている。
呆れ見る事務員、そこに堂本と事務員も戻ってくる。
事務員1「井ノ上さん、見つかったとの事でここで待機して下さい。」
黒木「入社前なのに人騒がせよね、本当にあの娘に務まるのかしらね?」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/27 16:43:45    (u9ZdgsWK)
目黒に促されて、ペットボトルの水を口に含み、口移しで胡々希の口中へ水を送り込もうと努力する亮平。
最初の内は、胡々希の口中の水は、唇の端から外へと流れ出ていたが、何度か試みているうちに<コクッ>っと胡々希の喉が上下して、水が少しだけ胡々希の体内へと取り入れられる。

その様子を見た亮平は少しだけ安心して、
「勝ちゃんスパッツ冷えてるか確認して!水飲める?井ノ上さん。」
ペットボトルの口を胡々希の唇に添える亮平。
スパッツを触って確認した菊池勝利、
「いやまだかなり熱持ってるよ、亮ちゃん。」
「そうか…脱がしてるよりは……」
そう言うと胡々希を横抱きにして立ち上がる亮平。
「社長、何を……」
「何って、このまま水風呂に入った方が、身体冷やすのに手っ取り早いだろ。
勝ちゃん悪いけど、ガーデンチェアがサウナ室の横にあるはずだから、持って来て水風呂に沈めてくれる?
目黒は椅子が来るまで横から井ノ上さんの身体支えてくれ。」

スラックスのまま、胡々希を横抱きにして、水風呂に入っていく亮平。
その胡々希の身体を横から支えている目黒。
その頃には目黒がガーデンチェアを持ってくる。
「亮ちゃん持ってきたぞ。」
そう言いながら、ガーデンチェアを水風呂に沈める菊池。
「でもさ亮ちゃん。座らせたら、呼吸できなくなっちゃわないか?」
その頃になると、胡々希の顔に生気が戻ってきている。
「それもそうか…井ノ上さんも大分生気が戻ってきてるみたいだから、もう少しこのままでいるか。」
「目黒、受付行って女性用のウェア一式持って来てくれる?それと乾いたバスタオルも何枚かね。」
亮平の言葉を聞くと小走りにかけて行く目黒
「井ノ上さん大丈夫?井ノ上さん。」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/26 06:27:33    (KzyW.bL3)
一部訂正。

亮平の手でずり上げられたスポーツブラ、体にフィットしている為、そうするしかなかった。

目黒が上半身と下半身、首元にはペットボトル。
「……ゥゥッ……、の、どが……。」

意識を取り戻しつつある胡々希の口からでた言葉。
目黒「井ノ上さん、お水が飲みたいんじゃ?」

首筋のペットボトルを胡々希の口に持っていくが自力で飲めない。
目黒「社長、緊急を要します!」

目黒は亮平にペットボトルを渡すと胡々希の上半身を支える水の飲める体勢にする。
所謂ところの口移し…、成功するかはどこまで胡々希の意識が戻っているのかによる。
場合に寄っては救急車を要請しなくてはならない、ジムに取っては損失になりかねない。

濡れ肌に張り付いたTシャツは透け下乳の膨らみと捲れた裾からは括れたウエスト。

そして……「ゴクリっ。」
目黒の生唾を飲む音、女性不信になってから目黒が女性を性的な目で見たのが始めてだった。

目黒「井ノ上さ〜ん、Tシャツの裾もう少し上げますよ〜?」
目は開かないが頷く胡々希を見て。

目黒「意識はあるようですが長時間、サウナに居たため脱水のです。」
そこへ空調設備点検をしていた菊池勝利が入ってくる。

菊池「亮平さん、目黒さん、どうした……!!大変じゃないですか!」
一目見て何が起こったか理解する菊池。

菊池「もっと冷水ですよね、俺、水汲んできます!」
水風呂から水を汲み、胡々希にバシャバシャと掛けていく。

水の勢いなのかTシャツの下のスポーツブラが上がり……、張り付き…。
乳輪の色まで……。

亮平から口移しで水を貰い薄っすら目を開ける胡々希。
「コホッ……、コホッ、すみません…。」

意識は回復したもののまだ朦朧としている。
亮平に水はもっと要るかと問われると頷く、ペットボトルで…。
口から溢れる…、亮平は胡々希を膝に横抱きにし…。

目黒と菊池はその光景を黙ってみている。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/25 23:03:35    (muaq3cpk)
トレーニング室で、マシンを操作している胡々希の内腿に親指を添えている大西を見ながら、
目黒心の声「こんなの見たら社長は??」
そう思いながら、横にいる亮平を見る目黒だったが、亮平は堂本と何事か話し込んでおりその場面は目撃していない。
その後一通り館内の説明を終え、
「これで説明は一通り終わりかな?」
そう言って堂本を見ると堂本は軽く頷く。
「では着替えて社長室に集合してください。一時解散。」

その後いくら経っても、なかなか社長室に姿を現さない胡々希。
「いくら何でも遅すぎるな…全員で手分けして探そう。女子更衣室は黒木君、女子スパ及びサウナは〇□さんと□△さんで手分けして、トレーニング室は大西君、男子更衣室は堂本課長、男子スパとサウナは私と目黒で探してくるから、みんな宜しくね。」
そう亮平が言うと、それぞれ割り振られた持ち場に散っていく各自。

黒木は初めだけ走りあとはゆっくりと歩いて女子更衣室へ向かう。
黒木「いい具合に男子スパとサウナは社長と目黒。
ふふ、小娘今度は汗だくで下着が透けた姿か。
社長にゆっくりと見て貰いなさいな(笑)
女子更衣室にはいないの分かってるから、私も大西君がいるトレーニング室に行こうっと」

そのころ男子スパとサウナへ着いた亮平と目黒
目黒「ざっと見渡した限りいないようですね。」
「そうだね…一応浴槽も見てきてくれるかな。
俺はサウナ室の方見に行くから。
異常があったら大声で知らせてくれ。」
そう言うと小走りでサウナ室へ向かう亮平。
サウナ室の前に来ると、ドアレバーに引っかかったブラシの柄。

ブラシをどかしサウナ室のドアを開けながら、
「誰だよ、こんなところにブラシ置いて、もし誰か中に…って、井ノ上さん、大丈夫?」
倒れた胡々希の両腕の下に腕を差し入れて、その体を引っ張りながら
「目黒!!いた!井ノ上さんいたよ。冷たい水とベンチ用意して。」
胡々希の乳房の膨らみが、腕に当たるがそのようなことに気を取られている場合ではなかった。
目黒「社長そこにベンチと冷水用意しました。」
「ありがとう。じゃあ、そこに一度寝かそう。」

胡々希を寝かし終えると、
「バスタオル何枚か冷水で濡らして持って来て、水風呂につければすぐに水すうはず。」
亮平は胡々希の上半身を少し浮かせて、汗に濡れたTシャツの裾から手を差し入れてブラジャーのホックを外す。
その頃には水が滴っているバスタオル数枚と乾いたバスタオル数枚を持った目黒が傍に。
「ありがとう。一枚は脚の上に。もう一枚は上半身だよな。」
そして首筋に冷えた水のペットボトルを押し当てていると、胡々希のうめき声が。
「井ノ上さん、井ノ上さん…大丈夫?井ノ上さん」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/25 08:37:34    (jtDJPDIa)
事務員さんに更衣室に案内され「今日はとりあえず会員さん用のウェアを。」と言われ手早く着替えると
「Tシャツと膝上のスパッツぽい物なんですね。」
事務員1「そうなんですよ、体の線を意識すると言った意味でもそう言う仕様になってるんですが
体験の方くらいしか着る事、ほぼありません。
インストラクターは全店舗共通のウェアですからね。」
トレーニング室へと移動すると大西丈一郎も会員さん用のウェアに着替えている。

大西に寄り添う様に黒木が着いて歩いている。
(心の声(あんなに密着して大西さん、嫌に感じてないかなぁ?))
大西「(心の声(このオバさん、どんだけ欲求不満なんだよ!うわぁっ!腕触りだしてるよ……。))黒木さん、流石に近すぎますよー。苦笑」
黒木「(心の声(大西君のアソコ、いい感じー、若い娘にはない魅力に戸惑ってるのかしら?))
いやぁね、スキンシップ、スキンシップ♪笑」

一通り、器械の説明を受けると試してみたいと言い大西と二人、試していると。
黒木「大西君、ここはもっと開いた方が良いわよ。」

太腿を触り撫でる黒木と
大西「黒木さん、有り難いですがこのマシン、前ジムと同じなので使い方は知ってますし
脚を開きすぎると怪我の元になります、トレーナーならご存知ないのですか?」
「負荷が掛かればいいと思ってました。」
大西「負荷だけではいけないんだよ、例えば…。」

マシンを降り胡々希の元へ、太ももに手を置き、親指で内ももに触れ
大西「ここに力を入れるといいんだよ。」
そう言い手を離す。
「ありがとうございます。」

亮平はどう思った?目黒は?

黒木「大西君、私にも…。」
被せ気味に。
大西「基礎中の基礎をなぜ自分よりインストラクター歴の長い黒木さんに指導を?
それとも黒木さん、今まで指導らしい指導されてないんですか?」
黒木「そ、そんな事ないわよ!失礼ね、会員さん達の評判もいいんだからね!」
大西「それは失礼しました。(心の声(オバさんが評判いい?ウソだろ?))」

堂本が亮平に耳打ち、黒木がシニア部門のメダル受賞者会員に失礼を働いたと報告。
堂本「(小声)なぜだか会長のお気に入りの黒木の事、今まで報告していなく申し訳ありませんでした。」

目黒「この後、スパとサウナの説明に移りたいのですが男女違う仕様になっておりますので交互に見て回りましょう。」

スパには普通の浴槽にアロマ湯とジャグジー、サウナもある。
堂本の案内でサウナのボイラー室も見学、停止ボタンを押せば完全停止すると教えられる。
堂本「それからこちらのボタンは決して触らないで下さい。」

一通り説明を受けた後、着替えのため更衣室へ。
「黒木さん、何かご用ですか?」
黒木「何か社長がサウナに忘れ物したみたいなのよ、見てきてくれない?」
「サウナにですか?えぇ、構わないですが…。(心の声(なぜ私なんだろう?黒木さんが見に行けばいいのに。))」

着替えを中断し、ウェアのままサウナへ。
中へ入ると敷いているバスタオルを持ち探すが見つからない。
「あれ〜?社長の勘違い?」

サウナ室のドアを開こうとしたが開かない。
「まさか黒木さん?……流石に違うよね。
内線の通話ボタン、押したら…、えっ?鳴らない……。」

サウナ室のレバーに塞ぐように倒れているブラシ……。
そのブラシの存在は胡々希からは見えない。

黒木「井ノ上さん、まだ着替えの途中です。」
社長室に戻った黒木。

「戻らなければすぐ気づいてくれるよね…。
暑〜い〜、水、更衣室に置きっぱなしだよ。」
汗で透けるTシャツ、遠のく意識……。

「……さん!!」
誰か呼んでる?目が開かない……。
水分?でも飲めない…、首筋、冷たい……。
52
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/24 18:45:50    (c0jteuHV)
採寸を終えたのか、途中で切り上げたのかは分からないが、社長室に姿を現す井ノ上胡々希と△△。
「井ノ上さん、△△さん……採寸は済みましたか?」
△△「ええ、一通り滞りなく終わりました。」
滞りなくという部分を一際語気を強め、黒木を少し睨むようにして△△が答える。
黒木「あら、△△さん私の事怖い目で睨んでますけど、何かございましたか?
(心の声:ふふ…目黒や大西君、〇〇さんの前で小娘の裸を、社長と堂本部長に見られたなんて、恥ずかしくて自分からは言えないはずよね。)」

△△「いいえ、睨むなんてそのようなことは…(まあ惚けちゃって、なんて白々しい。井ノ上さん悔しいでしょうね。)」
「(亮平心の声:大西君や〇〇さんがいるここで黒木を問い詰めても、井ノ上さんにまた恥ずかしい思いさせるだけだからな…ひとまずここは。早いとこ親父(会長)に納得させて、黒木に引導渡さないと。ジム内の空気が一気に悪くなるぞ…)
そうですか、ご苦労様です、ありがとうございました。では素材廃油もと同じで取り敢えず二着ずつ作ってください。」
〇〇「分かりました、特急で仕上げさせていただきます。それで、黒木さんから話を貰ってた角度によって透ける素材は??」
「黒木、そんなお願いまでしていたのですか?それは申し訳ありませんけど無しということで。すいません。」
〇〇「いえいえ。私どももあれでウェアは……と思っていたところでして…それでは私どもはこれで失礼いたします。」
そう言うと、社長室を出ていく〇〇と△△

「さて予定ではこの後、実際のトレーニング室で器械の操作説明だったね。」
堂本「ええ、そうです。」
「じゃあ、お願いするよ。堂本課長と目黒君も付いていって。」
目黒に小声で、「黒木が、井ノ上さんに思うところがあるみたいだから見張っててくれないか?」
目黒「はい、わかりました。」

51
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/24 05:48:49    (D4R/W6Lt)
黒木「嵌めただなんて人聞き悪いです、余計な事は本当ですよ、ねっ?△△さん。」

△△「何の事でしょう?」
黒木「井ノ上さん、ジムのシステムも知らないのに△△さんの事、勧誘していたじゃないですか、違います?」

△△「勧誘と言えば勧誘ですが雑談ですよね?それに間違いがあるならば
黒木さんが先輩として注意されれば良かったじゃないですか!」
黒木「雑談?私にはそうは聞こえなかったわ。
あら、失礼、新人が目の前で信じられない事をして気が動転してしまいました。
ごめんなさい、井ノ上さん。」
黒木の謝罪に女しか気づかない笑いを漏らす。

三人が応接室から出ると。
△△「井ノ上さん、大丈夫ですか?」
「続けてください、絶対に黒木さん、態と社長と堂本部長を連れてきたに違いないです。
面接時から私の事、妬ましく思ってたと思います。
負けないんだから、負けないんだから……。」
裸を見られた悔しさと恥ずかしさで涙目になっている。

△△「(心の声(強いわ、この娘、それだけインストラクターになりたかったのね。))
終了しました、社長室へ、行きましょう。」
「はい…。」
下着、洋服を全て身につけ鞄からタオルを出し瞳を押さえ、△△に少しメイクを直すと話してから素早くないてしまったと思わせない様に目元のメイクを直し
△△と一緒に社長室へ、ドアをノックし返事があってから入ると「失礼します、井ノ上と業者の△△さんです。」

社長、目黒、堂本、黒木と業者の◯◯に採寸を終えた大西が待っていた。
(心の声(恥ずかしかったけど恥ずかしい真似はしてない!
黒木さんなんかに負けないんだから!!))
50
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/23 16:52:14    (6mFEwdGh)
黒木「あら御免なさいね。私としたことが、ホワイトボードのキャスターのストッパーかけ忘れてしまったみたいね。」
しゃがみ込む胡々希の姿を見下ろしほくそ笑む黒木
「黒木心の声:ふふ…いい気味だわ。」
△△が手早くホワイトボードを元の位置に戻し、堂本と亮平に採寸中と知りながら何故来たのかと文句を言ってくる。
堂本「い、いや…黒木君から、井ノ上さんが△△さんに余計な事を言ってるから来てくださいと言われて……ですよね社長。」
「ああ……黒木君、君は私と堂本課長の二人を嵌めたのか?
君のことは色々と聞いている、後程弁明を聞く機会を与えてやるから出席しなさい。分かったね。
井ノ上さん、△△さん申し訳ない。いくら呼ばれたからとはいえ、軽率に付いてきた私達にも大いに非がある。本当に申し訳ない。
(心の声:覗きで見ていたとはいえ、目の当たりにするとやはりいい女だな。経験はあるんだよな。あの体組み敷きたい。あの渡辺って小僧が開発しきれていないところを開発したい。)」
胡々希の全裸を目の当たりにし完全に劣情に火が点いてしまった亮平。

「井ノ上さん、△△さん本当に申し訳なかった。良ければ続けてください。堂本君行こう。。
それと黒木君君も一緒に来なさい。君はやはり井ノ上さんに思うところがあるようだ。
井ノ上さん、△△さん後で女性事務員を一人こちらによこすから。」
そう言うと応接室から出ていく三人。
「黒木心の声:本当にいい気味(笑)これで就職諦めるかしら、小娘。
社長は何か強そうなこと言ってたけど、会長のお気に入りである私の事、切れるはずがないわ。」
応接室に残された胡々希と△△
「井ノ上さん大丈夫ですか?採寸続けられますか?」
身体を固くして蹲っている胡々希に優しく声をかける△△。

某県渡辺照の実家
母「お父さん書留ですって。差出人は佐久間スポーツジム社長の佐久間亮平って人と、あらこの井ノ上胡々希さんっていつだったか照がビデオ通話で紹介してくれた女性(ひと)かしら?」
父「書留?そりゃ仰々しい……なに送って来たんだ一体?」
封を開ける照父
「念書??」
紙を広げて読み進めていく照父の顔色がみるみる変わっていく。
「大変だ母さん。あの馬鹿(照の事)井ノ上胡々希さんって女性(ひと)を襲ったらしい。最後まではいかなかったみたいだが…二度と近づくなって書いてある。見かけたら今度こそ警察に届けるとも…」
用紙を母に渡す父。
用紙に目を通した母は、
「照ったらなんてこと……お嬢さんになんて謝れば(泣)」
「それは後で考えるとして、直ぐにでも、照の奴をこっちに連れ帰るぞ。この家から警察にご厄介になる奴を出しちゃいかんからな。」
49
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/23 08:57:34    (uzMdU1aQ)
社長室にはジム側の人間として目黒が立ち会い大西丈一郎の採寸をパンツ一枚の姿でしている。
目黒「申し訳ない、何さ社長室なので秘書の私が立会人として参加しています。」
◯◯「いえいえ、問題ありません、採寸すぐ終わりますから…、
大西さん、申し訳ないのですが水着も採寸したいのでパンツも脱いでもらえませんか?」
堂々と脱ぐ大西、採寸を素早く終わらせる◯◯。

◯◯「これで終了となります、大西さん、均整の取れたいい身体してますね。
他ジムで働いてたと聞きましたが会員様からボディタッチなどお困りの事ありませんでしたか?」
大西「まぁ、それなりにですよ。苦笑
それよりこのジムの黒木さんの…、すみません、目黒さん。」
目黒「続けてください、あの人、面接時もそうですが会う度に
私の股間をチラ見、時にはガン見してくるんですよ…、あそこまで露骨に見てると言う事は会員さん達の事も見てるんじゃないかと思いまして…。」
目黒「何かの時、証言お願いできないだろうか?」
大西「それは構いませんが……。」
業者◯◯の不安げな顔。

目黒「◯◯さん、黒木からウェアの件で連絡が入ったと思いますが…
後ほど社長の前でその話を聞かせていただきたいと思ってます。
ご心配要りません、ウェアの決定権、黒木にはありません。」
◯◯「そうなんですか!?私わてっきり黒木さんから連絡が入ったので担当者だと思ってました。(心の声(新素材の角度によっては透ける素材の話も佐久間社長にするべきだな。))」

女性の採寸は黒木が会社側として立ち会った、まだ何をした訳でない“インストラクター長の黒木”を外す訳にはいかなかった。
黒木「応接室と言ってもドアを開ければ丸見えになっちゃうから衝立用意しておきました。
とは言ってもホワイトボードが衝立の代わりですが……。」
「お心遣いありがとうございます。」
△△「早速ですが採寸してしまいましょう。」
「お願いします。」
ブラウス、スカート、ストッキングを脱ぎスカートの下へ、ストッキングを入れ
ホワイトボードの後ろに置かれた背の低い書類が入ったチェストに置く。
△△「インストラクターしてるだけあってメリハリボディですね…。
女の私でも惚れ惚れしてしまいます、バストも形良いですし…、ウエストも程よく括れて、ヒップなんて丸みもあり上に上がってますね……、羨ましい限りです。」
「トレーニングすれば△△さんも半年かければ引き締まりますよ。」
△△「もう勧誘ですか?お上手ですね。」
二人笑って居るとドアが開き閉まる音。

「黒木さん、どうされたんですかね?」
黒木(心の声(何よ!あの小娘、新人のくせして勧誘まで!
恥ずかしい思いさせてやる!))
△△「お手洗いでも?(心の声(普通は声をかけていくけどあの人は読めないわ。))」

足早に黒木は事務室へ。
黒木「社長、堂本部長!井ノ上さんが△△さんに余計な事を言ってしまってます!
すぐ応接室へ来てください!」

また応接室のドア開き閉まる。
(心の声(黒木さんだけの足音じゃないわよね?))

水着採寸に入っていた胡々希は下着も脱いでおり…。
ホワイトボードに黒木の手が掛かるとストッパーをしていなかったホワイトボードが動き
両手を横に広げヒップのサイズを測られている(業者さんの頭で下半身は見えない。)姿の胡々希の姿が丸見えになる。

………応接室の時間が一瞬止まった?
小さく悲鳴を上げ腕で胸を隠し後ろを向きしゃがみ込む胡々希と慌ててホワイトボードを戻す△△だったが
今度はしゃがみ込む胡々希のヒップが……。

堂本(心の声(ヤバっ!俺、結婚以来、生の女性の裸見たの初めてだ。
お椀型の重力に逆らって下に下がらない胸に張りのあるお尻と…。))
そんな事を考えながら後ろを向く堂本。

(心の声(恥ずかしい、恥ずかしい…、黒木さん、何してるのよ!
何でここに社長と堂本部長が居るの?))
△△「佐久間社長、堂本部長、採寸と知りながら入られた理由をお聞かせ下さい!」
△△の怒りにも似た声、そう言いながらスーツのジャケットを脱ぎ、胡々希に掛ける。
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