2025/07/28 23:14:10
(qzNsPmGr)
「そうだな、冷やしすぎると今度は風邪ひいちゃうからね。じゃあ、俺が抱き上げてここから出すから、目黒はサポートして。勝ちゃん悪いけど更衣室にガーデンチェア用意してくれるかい。そこで落ち着くまで座らそう。」
立ち上がるとまだふらふらして足元がおぼつかない胡々希を、目黒と二人何とか水風呂から出して、更衣室に抱いていき菊池が用意したガーデンチェアに座らせる。
「目黒、バスタオル井ノ上さんにかけてあげて。」
目黒「はい。井ノ上さんこれ使って。何枚か貰ってきたから足らなかったら言ってね。(心の声:この子おっぱい大きいな。それにさっき水風呂から出す時腕にちょっと触れちゃったけど、柔らかい中にも少し硬さ残ってて、経験はあるのかな……そう言えば、こんなこと考えるのどれくらいぶりだろ。」
少し落ち着きが見えたところで胡々希に対して「どうして男性用のサウナ室にいたの?」と確信の質問を発する。
亮平そして目黒も胡々希の口が開くのを待っている
菊池の質問に対して、逡巡しながらも
・黒木から社長がサウナに忘れ物をしたみたいなので見てきてくれないかと頼まれたこと。
・サウナ室に見に行ったが何もなかったこと。
・サウナ室から出ようとしたら扉が開かずに出られなかったこと。
・気が付いたら社長たちに助けられていたこと。
をつっかえながらも、少しづつ答えていく胡々希。
「そうか黒木がサウナ室にね……俺たちが井ノ上さんを発見したときにはブラシの柄がつっかえ棒みたくなっていて、中からじゃ開かなかったんだろ。ブラシまで黒木のせいっていう証拠はないけど、面接時の言動や今日の行動見てると、そこまではと思いたくはないけどってところかな。目黒、悪いけど社長室にいる女性事務員一人にこっち来るように言ってくれる?で、お前はそのまま社長室で黒木の事見張ってて。」
社長室に戻る黒木、変わりに女性事務員が更衣室扉の外から声をかけてくる。
「ごめん入ってくれる。」
おずおずと入って来た女性事務員に
「俺と菊池さんで彼女支えて女性更衣室に連れて行くから、〇〇さんはガーデンチェアとバスタオルとか持って来てくれるかな。で、井ノ上さんが落ち着くまで、付き添ってあげててよ。井ノ上さん、落ち着いて服着替えたら、今日は寮に戻っちゃっていいからね。」
社長室
戻った目黒に対して黒木が
黒木「サウナ室に倒れてたんだって、小娘。何やってるんだかもう、みんなに迷惑かけて。」
目黒「心の声:黒木さんあんたじゃないのか?井ノ上さんをサウナに閉じ込めたの。」
黒木を睨むように見る目黒
黒木「何睨んでるのさ目黒…言いたいことがあるなら言いなよ。」
そんなところに亮平が戻ってきて
堂本・大西・女性事務員「「「社長、井ノ上さん大丈夫なんですか?」」」
異口同音に亮平に問いかける三人。黒木は言葉を発しない。
「ああ大丈夫だ、今〇〇さんに付き添って貰ってる。」